よしもとニュースセンター

4月19日（火）、なんばグランド花月にて「よしもとゴールデンアワー」が開催されました。たむらけんじ発案により今年3月からスタートした同イベントでは、毎回、バラエティ番組や舞台で大活躍中の人気芸人をMC＆ナビゲーターに迎え、東西の若手芸人たちが大集結。吉本芸人の"見本市"ともいえる内容で、早くも大きな話題を呼んでいます。

4回目となるこの日は、今田耕司がMCを担当。大歓声に迎えられ登場した今田は「出演メンバーを見て不安な一面もあるんですが...」と笑わせつつ、「何とかして皆さんに楽しんでいただきたいと思います！」と挨拶。



続いてナビゲーターの中川家を呼び込むと、できたばかりだという新作モノマネをリクエスト！　ふたりが「『オッサン病院行かなアカンで』と言いたくなる咳」を披露すると、観客も今田も大爆笑です。その後、3人は改めてイベントの趣旨を説明し、「吉本の偉い人も見ている。（若手芸人の）人生を左右するライブですよ！」と呼びかけました。



まずは5組の芸人たちが4分ネタを披露。トップバッターはトットです。



さらに、天狗、



セルライトスパ、



若井おさむ、



天津と続きます。



5組のネタを見終わった今田は、気になるコンビとしてセルライトスパを指名。さっそく肥後が得意の一発芸を見せましたが、残念ながら今田＆中川家を笑わせることはできず、礼二からは「中津駅の駅員さんですか？」とツッコまれてしまいます。それなら、と歌ネタで起死回生を狙うも、これまた不発。見かねた大須賀が「僕の特技を見てください！　それで全部チャラにしてください！」と名乗りを挙げ、「メジャーを一切つかわず距離を測る」ことに挑戦。全身をフル活用して測った距離は、なんと誤差2cmという正確さで、これには3人とも驚きを隠せません。そして、相方のおかげで失態を「チャラ」にしてもらった肥後は、メガネを外した顔を「しょーもない」と評されるなど、最後までいじられまくっていました。



続いてはエッジのきいた2分ネタ。親指ぎゅー太郎、



ちびシャトル、



山本あきこ、



みるきぃしげお、



ムーディ勝山が登場します。



このブロックからピックアップされたのは、「ぜひ村上ショージさんに会わせてあげたい」「狂気に満ちた顔つきをしている」（今田）みるきぃしげお。1年ほど前、ダウンタウン・松本と食事をした際に「みるきぃしげおが売れたと聞いても不思議に思わん」と言われたというみるきぃは、「意地でも売れないと...というプレッシャーを感じている」と告白。ここでは生まれ育った大阪・西成での仰天エピソードを次々と語り、見事、爆笑をさらっていました。



最後のブロックは、ふたたび4分ネタを。シンクロック、



尼神インター、



守谷日和、



2700、



そしてトリを飾ったのは野性爆弾でした。



トークコーナーでは守谷日和にスポットが。守谷が2年前に今田主宰のイベントに出演したことを告げると、今田は「2年で成長したなあ！」としみじみ。その後、「ショートコントをやりたい」と申し出て、「事故」と題したアクロバティックなネタを披露した守谷。何度もアンコールを要求されるほどウケましたが、頑張りすぎたせいで名誉の負傷も...？



最後は、出演者のなかから5、6組を選んでのゲームコーナー。選ばれたのは、野性爆弾、天津、守谷日和、尼神インター、セルライトスパです。ところが先ほどの負傷で、守谷の腕がみるみる腫れてきたからさあ大変！　心配する今田はいったん退場して冷やすよう指示しますが、このチャンスを逃してなるものかと踏みとどまる守谷。何とか説得し、代打としてちびシャトルが加わりましたが、患部に氷をぐるぐる巻きにした守谷が果敢にも復帰、どちらが引っ込むかで揉めまくります。さらに、尼神インター・渚と今田の謎の絡みや、ちびシャトルのマスクが奪われるハプニングなどなど、盛り上がりすぎてなかなか本編に入ることができません。



ようやく剛チームと礼二チームに分かれ、「英語で伝えましょう」と題したゲームがスタート。スケッチブックに書かれたお題を"英語のみ"でメンバーに伝えるというもので、もちろんジェスチャーも使えないため、始まるや否や舞台上は大混乱に陥ります。先陣を切ったちびシャトルが「梅干し」で大苦戦したうえ、尼神インター・誠子はついジェスチャーを加えてしまうなど、先攻の礼二チームはいまひとつの結果に...。



一方の剛チームは勘のいい（？）メンバーが揃い、英単語が出てこなくても何故か正解を連発。しかし、ロッシーだけは「歌舞伎」を「歌舞伎座」と勘違いするなど、おなじみの天然ぶりを発揮していました。



終了後、敗れた礼二チームは巨大ハリセンの罰ゲームを受けることに。代表してハリセンの洗礼を受けることになったのは、ちびシャトル！　お尻を叩かれるのは実はあまり痛くないため、リアクションで笑わせることが求められましたが、あえなく撃沈。続いて指名された天津・木村は「よう見とけよ！」と力強く宣言、シンプルなリアクションで大きな笑いを取り、先輩の貫録をしかと見せつけていました。



エンディングでは、全出演者が再び舞台に勢揃い。次回公演告知を行うなど、賑やかな雰囲気のなか幕となりました。第5回「よしもとゴールデンアワー」は、4月28日（木）、MCにチュートリアル、ナビゲーターにライセンスを迎えて上演します。どうぞお楽しみに！

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