濱田雅功 44歳新人検事役に挑む
ドラマ「検事・鬼島平八郎」(10/22金曜夜9時よりテレビ朝日系で放送スタート)の制作発表記者会見が行われ、主演の濱田雅功をはじめ、内田有紀、濱田岳、西山茉希、濱田龍臣、松重豊、西村雅彦、石橋凌、松方弘樹ら主要キャスト陣が出席した。
9年ぶりに連続ドラマの主演を務める濱田が演じるのは、44歳にして一年目の新人検事という、異色の経歴を持つ男。常識的な“法律”よりも“感覚”を信じ、圧力に屈することなく突き進む鬼島が、真実を追求しながら事件を解決していくヒューマンドラマだ。
今回の役柄について濱田は「一年目の新人検事役なので、年下の先輩役のみなさんに呼び捨てにされたり“くん付け”されたりして、腹の中ではイラッとしてます。が、役なので仕方ありません(笑)」と抱えていた不満(?)を告白。これに対し、鬼島の先輩でもあるエリート検事・森本真紀役の内田有紀は「濱田さんを“くん付け”で呼べるなんて快感です」と切り返した。
10歳の頃に濱田と共演し、本作で12年ぶりの再共演を果たした濱田岳は「濱田さんには12年前の“やたら怖い関西弁のおじさん”っていう印象がいまだにあるので、あの時のおじさんにまた会えるなと思いました」と茶目っ気たっぷりのコメントを。すかさず隣の席の濱田から、愛あるツッコミを二発こうむっていた。
撮影に入ってから一か月経っていることもあり、キャスト陣は終始わきあいあいムード。出演者一人ひとりの言葉に、うなづいたりツッコミを入れたりする濱田の様子から、ドラマ現場の雰囲気の良さが伝わってきた。最後に、ドラマの見どころを聞かれた濱田は、4話からの登場のためまだ現場に入っていない松方弘樹に「松方さんから見どころをお願いします!」と無茶ブリ。会場が爆笑に包まれる中、松方は「実社会においてもニュースになっている“検事”のドラマは、タイムリー。最低でも15%、うまくいけば20%の視聴率をとりたい」と気合十分の宣言で会見を締めた。
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