最新ニュースインタビューライブレポート

インタビュー

2019年1月19日 (土)

iPhoneの最新機種&最新iOSの役立つ機能を紹介した著書『もっとスゴいiPhone 超絶便利テクニック125』を発刊したかじがや卓哉へインタビュー!

iPhone芸人として知られる芸人・かじがや卓弥の最新著書『iPhone芸人 かじがや卓哉の もっとスゴいiPhone 超絶便利テクニック125 XS/XS Max/XR対応』(インプレス刊)が、現在絶賛発売中です!

本著ではiPhone XS/XS Max/XRと新iOSの役立つ機能が網羅された1冊。毎年1000件を超える相談を受けているかじがやが、評判のよかった125テクニックを厳選し、わかりやすく解説しています。
今回は、著者のかじがや卓哉にインタビューを刊行。iPhoneに詳しくなったいきさつ、本著について、さらにピン芸人としての活動についてなど、余すところなく訊きました。

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(かじがや卓哉)

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――まず、かじがやさんがiPhoneに詳しくなったいきさつを教えていただけますか。

「最初、日本に上陸したのがiPhone 3Gという機種だったんですけど、まだ流行ってなかったその初期からiPhoneを使っていたんです。上陸して3年目くらいから人気が出てきたんですけど、あらかじめ使っていた僕はその頃、すでに使っていてわからないことがなかったというか、こういうことができますよって教えられることが多かった。で、みなさんに教えているうちに"iPhoneに詳しいヤツがいる"と質問が集まるようになって、わからないことを調べながら教えていくうちにどんどん詳しくなっていきました」

――独学で詳しくなっていったんですね。今回発売された著書は、そういう中でどういったものなんですか。

「一昨年、発売した『iPhone芸人 かじがや卓哉の スゴいiPhone 超絶便利なテクニック123 iPhone X/8/8 Plus対応』は昨年、日本でいちばん売れたiPhone解説本だったんです。今回はそのアップデート版となりまして、内容でいうとiPhonXS、XS Max、XRという最新の3機種に対応したものであるということ、また――表紙にちっちゃく書いてあるんですけど――最新iOSにアップデートした人も対象となっているので、iPhone5S以降の機種を使っている人ならば旧機種であったとしてもすべて当てはまる内容となっています」

――OSってなんとなくアップデートしてる人が多いと思うんですけど、やはり機能は著しく変わっていくものなんですか?

「確かにアップデートしただけで新機能が追加されたことに気づかない人って多いですね。けど、iPhoneって実は毎年、かなりの機能追加があるんです。例えば、2年前にiPhoneを買ったとして2回アップデートしたとしますよね? そうすると、実はめちゃくちゃ使えたのに知らなかったからスルーしてる機能ってみなさん、たくさんあると思います。例えば、いつアップデートされた機能だったのかは忘れてしまったですけど......(と、自身のiPhoneを取り出して)、カギカッコって"かっこ"って入力して変換している人が多いんですけど、フリック入力の"やゆよ"を左右に振れば"( "と" )"って出てくるんですよ。これ、Androidもそうなんですけど」

――うわっ、知らなかったです! では、せっかくなので1つ質問してもいいですか。文字を入力する時、連続で同じ文字を打ちたい場合、通常だと一度文字を打って少し待ってから同じ文字を打たないといけないじゃないですか。これって連続ではできないんですか?

「もしフリック入力しかしてないんだったら、長押ししてキーボード設定を出してフリックのみっていうところをオフにすると、連続で打てるようになりますよ」

――本当だ。すごく便利ですね!

「こういう知ってたらすぐ使ったのにっていう機能が、この本の中にたくさん入っています。僕は年間1000件くらいiPhoneに関する相談を受けるんですけど、その中で相談者に『こんな機能があるんですけど』って教えて反応がよかったものを選んで紹介しています。疑問を持っていても本の中のどこを読めば解決するのかわからないという方は、後ろの索引で探していただければ見つけやすいと思いますよ。設定の写真などは1枚ずつ載せられないんですけどわかりやすい画像は載せていますし、新しいiOSに変わったので画面の全ページ撮り直しました。みなさんが使っている表示画面と同じなので、理解してもらいやすいかなとも思います」

――昨年末に放送された『アメトーーク!』のスペシャルでもiPhoneの知識を披露されてましたけれど、放送後の反響は今回もすごかったんじゃないですか。

「毎回、すごく反響は大きいですね。昨年末より前に出させてもらったときは、放送から2日後にTwitterのフォロワーが1万人増えました。日本人の半分がiPhoneを使っていますし、オンエア中に紹介できることって限られてるんですけど反応を見るとみなさん、知らなかったことが多いみたいですね。年末のオンエアのは、収録中に説明した内容の30%くらいなんです。だから、この本を読んでさらに詳しくなっていただければ。知っていたら、役立つことはほかにもたくさんあると思いますよ」

――iPhoneに詳しいかじがやさんですが、そもそもなぜ芸人になろうと思ったんですか?

「僕ですか?(笑)高校を卒業して、税理士資格を取る勉強をしていまして。7年かかって合格できたんですけど、合格率が1.8%とかなり大変なので試験勉強ばかりしていたら、友達がいなくなってしまったんです。そりゃ、そうですよね。遊んでる時間がないと誘いを断り続けたので。で、友達を作るためにNSCに入りました」

――NSC東京14期生。同期は相席スタート・山添さん、スパイクさん、EXIT・りんたろーさんとかですよね。

「そうです。最初はコンビを組んでたんですけど、解散してからはなかなか相方が見つからず、1人で活動することになりました」

――コンビを組んでいたということは、今のようなビジョンを描いていたわけではなかったということですよね?

「こんなビジョンは描いてなかったですね(笑)。漫才で『M-1グランプリ』に出るために頑張る......みたいなことを目指してました。ピン芸人になることを想定してNSCにも入ってないので、ピンのやり方がわからないなぁと思っていて......。『R-1ぐらんぷり』も何回か出て、3回戦くらいまでは行けてたんですけど、今のところはお休みしています。若手のランキングシステムにも参加していなくて、今は独立したかたちで活動してるんですよね」

――かじがやさんの世代くらいから、特殊な知識や技能、資格などを活かして専門的な活動をする芸人さんたちって増えましたよね。

「そうですね。ただ、需要がある方向に進んでいたら、今のかたちになっただけで......。こういう活動しているほかの芸人さんたちもみんな、お笑いで1番になることを目指してこの世界に入ってきたんじゃないですかね。だから本来、思い描いていたかたちじゃないんだろうなと思います。僕もそうですから」

――未だに『M-1グランプリ』への憧れはありますか?

「あぁ......。実現できる可能性が低いものに関しては、自分のこととして見なくはなりました(笑)。ネタで頑張ってる芸人がいちばんかっこいいと今も思っているんですけど、自分が人の需要や期待に応えるためには特殊な技能や知識を活かしたほうがいいかなと思っています。だから、これからも芸人としての目線を持って面白くて楽しい且つ役に立つ情報を、みなさんに伝えていけるような活動を続けていきたいですね」

――では、最後によしもとニュースセンターを読んでくださっている方々へ、改めて本著の告知をお願いします!

「前作からさらにパワーアップした今作は、悩みに悩んで厳選した125のテクニックが載っています。使いこなせていないという自信のない方にもオススメですが、使いこなせていると思っている方にもオススメの機能がたくさん載っていますので、iPhone5s以降の機種をお持ちの方はぜひ読んでいただければと思います!」

2月21日(木)13時から東京・丸善 日本橋店にてトークショーを開催。iPhoneの使いこなし術を教えてもらえるチャンスをどうぞお見逃しなく。なお、参加したい方は、インプレスブックスのウェブ(https://book.impress.co.jp/readers_entry/event190221.html)にてお申し込みください。

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『iPhone芸人 かじがや卓哉の もっとスゴいiPhone 超絶便利テクニック125 XS/XS Max/XR対応』
著書:かじがや卓哉
価格:1380円(税抜)
インプレス刊

【かじがや卓哉】

2019年1月13日 (日)

入江との不思議な関係性を描いた矢部の新作漫画も発表! 17年ぶりの単独ライブ『元友達』開催のカラテカインタビュー

コンサルタント会社を起業し、社長業の傍ら年間150本講演会を行う入江慎也と、エッセイ漫画『大家さんと僕』で手塚治虫文化賞短編賞を昨年受賞した矢部太郎のコンビ"カラテカ"が、2月9日(土)、10日(日)の2日間、東京・CBGKシブゲキ!!にて、単独ライブ『カラテカ メモリアルフェア「元友達」』を開催します。


カラテカとしての単独ライブは、実に17年ぶり。
高校の同級生として出会って25年、コンビ結成22年――それぞれ独自の道を歩みながらコンビ活動を続けてきた2人に、矢部の新作漫画も発表するというライブの構想、これまでの足跡、そして不思議な関係性などについて伺いました。

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カラテカ(向かって左から、入江慎也、矢部太郎)


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――カラテカとしての単独ライブは、17年ぶりだそうですね。どうしてこのタイミングでの開催になったのでしょうか?


入江 2年くらい前から、カラテカの単独ライブをやりたいなっていうのがあったんです。結成20周年だったので。それを矢部に言ったら、「タイミングをみようよ」みたいに言われて。今、矢部の本が売れて、世の中に出た感じだから、「もう一回やろうよ」って声をかけたら、「それだけ言うなら」って承諾してくれた感じですかね(笑)。
矢部 そうですね。「今なら出来ることがありそうだな」って、やろうと思いました。


――15年くらいの間、単独ライブをやろうとはしなかったんですか?


入江 普通のネタライブはやっていたんです。2ヶ月に1回くらい、他の後輩を7組とか呼ぶライブは。単独は僕らだけしか出ないんですけど、確かに考えなかったですね。


――『元友達』というタイトルについては?


矢部 僕ら高校の同級生で、入江くんが誘ってくれてお笑いを始めたんですけど、その前は普通に友達で、お笑い始めたら、関係性が少し変わって来ますよね。今回、ただネタだけをやるだけじゃなくて、出会った時から、こういう風に関係性が変わって、今があるっていうようなものをお見せしたいなと思ったんです。そんな意味を込めたタイトルになりました。


――コンビ結成直後から『元友達』の関係になったんですか?


入江 どうでしたかね。
矢部 今も友達ではあると思うんですけど、純粋な友達ではなくて、そこはエンタテインメント性があるテーマかなって思います。それをテーマにした漫画を普通発表してもいいけど、せっかくコンビなので、二人で舞台上で出来たら、立体的に発表出来るんじゃないかなと思っています。


――全体的にノンフィクションということでしょうかね。


矢部 そうかもしれないですね。コンセプトとしては、ノンフィクション性があって、ネタもひとつのその要素としてやる感じかもしれないです。


――そういったコンセプトを聞いて、入江さんはどう思われたんですか?


入江 「ああ、いいんじゃない」って。


――あっさり快諾と(笑)。今から思うと、高校時代、お2人が友達だったことの方が意外です。


入江 そうですよね。僕の友達が矢部を連れてきて、それから誘うようになりました。クラスは一回も一緒になったことがなかったんですけど、不思議ですよね。
矢部 「どこで出会ったの?」とか「本当に友達だったの?」って質問されたりもするので、今回の単独ライブは、そういった疑問への答えにもなるんじゃないかと思っています。

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――漫才とコント、そして漫画を使ったパートがあるわけですね。ネタはどうやって作られるのでしょうか?


矢部 オコチャという芸名だった元芸人の冨田雄大くんが、今作家をしていて、2年くらい前から僕らについてくれているんですね。先程言ってたネタライブとかは、3人で作ったり、僕と冨田くんでネタを考えていて、今回もその流れでいい感じのネタが作れるんじゃないかなと思います。でも、冨田くんが言うのを僕が書記みたいに書いている感じですね(笑)。
入江 もともと入江軍団の一人で、ずっと可愛がっていたんですよ。「芸人やめます」って言うから「じゃあ、俺ら手伝ってよ」って誘って。死ぬほど飯は奢っているので、文句は言わせません(笑)。


――(笑)。協賛するスポンサーさんは、入江さんが集めたそうで。


入江 はい、38社集めました。「今回、相方と17年ぶりに単独ライブをやるので、お力をひとつお貸しいただけますでしょうか」と、全部LINEでお願いしました。


――LINEだったんですか。スポンサーさんのメリットは?


入江 メリットになるかわかりませんが、僕のミニ講演会か、社長さんの似顔絵を矢部が描くか、どちらか選んでいただけます。
矢部 本当はその会社の宣伝になるような漫画を1ページ描かせてもらおうかと提案させてもらったんですけど、競合とかの問題があるから、似顔絵になりました。でも、協賛についてくれたおかげで、チケット料金を安く抑えられたんです(前売り2000円、当日2500円)。そのことでお客様に還元が出来たし、会社的にも赤字にならないので、感謝しています。


――前回、17年前の単独ライブって覚えてらっしゃいますか?


入江 覚えてます。新宿のスペース107っていう、今はなくなっちゃったところでやったんですけど、お客さんを呼びすぎちゃったんですよね。
矢部 立ち見もギュウギュウで。雨の中、タレントさんとか関係者とか外で待たせちゃったので、今回はそうならないようにしなきゃね。
入江 当日は雪が降らないといいね。


――矢部さんが漫画の才能を一気に開花させた訳ですが、これまでもコンビ間で、矢部さんのイラストは使われていますよね?


矢部 そうですね。入江くんに限らず、他の芸人さんからもお願いされて描かせていただいたり。
入江 僕がカルタを出した時も(2012年発売『合コンモテモテカードゲーム』)、矢部にイラストをお願いしました。


――入江さんのフリップネタのイラストも描かれたとか。


矢部 描かせていただきましたね。LINEのアイコンで、『この女子いけるいけない』みたいな...。僕としては不本意な画業で、筆が荒れちゃいました。
入江 なんでだよ!(笑)

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――当初の入江さんは、矢部さんと大家さんとのエピソードをおもしろおかしくエピソードトークにしていましたけど、連載が始まった時の心境は?


入江 「作品にしたら」とは、ずっと言っていたんですよね。
矢部 いや、言っていないです。
入江 言ってるよ。Twitterを始めさせたのも僕ですからね。「天気予報を毎日つぶやけ」って。しばらくしたら、「板尾さんと乗馬です」って、Twitterにハマってるんじゃねえか!(笑)
矢部 Twitterはそうですけど、漫画は全くないです。
入江 僕は覚えてます。わびさび室(よしもと社内にある和室の会議室)で話しましたから。
矢部 うわー、わびさび室のディテールは、今日初めて聞きました(笑)。倉科遼先生(漫画原作者)に勧められて漫画を描き始めたんですが、そこそこ売れ始めたら、入江くんがこういうことを言い始めたんですよ。
入江 いいや、違います。


――真相はともかく(笑)、入江さんは著書を7冊も出されていて、著述業という意味では先輩ですし、『大家さんと僕』と同じ、新潮社さんからの出版もありますよね。


入江 そうなんですよ。今、8冊目を書いてます。
矢部 賞はいくつ受賞してるの?
入江 うるせえな(笑)。7冊累計でも、矢部の一冊に全然追いつかないですけど(苦笑)。でも、『夢をかなえる営業力』っていう本の担当者が出版社を辞めた時、優秀だったからよしもとに紹介したんですよ。それが今の矢部の担当ですからね。僕が『夢をかなえる営業力』を出さなかったら、『大家さんと僕』が生まれてなかったかもしれないです。つながるもんですねえ。
矢部 いやいや、無理やりこじつけすぎでしょ!(笑) 漫画を描くことになったから、担当がついただけです。恐ろしい...。
入江 矢部の夢をかなえました(笑)。

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――(笑)。矢部さんも、入江さんのことをトークのネタにしたり、漫画に登場させたりしていますよね。


矢部 はい。キャラクターというか、人間性が他にまったくいないタイプなので、ネタにしやすいのはありますね。「入江くんが...」って言うと、みんな笑ってくれる部分があって、助かりますね。


――これまでの22年間、解散の危機はなかったんですか?


入江 ありましたね。4年くらい前かな? 解散じゃなくて、「活動休止しよう」って言ったんですよ。Yahoo!ニュースに載りたくて、活動休止したら載せてもらえるんじゃないかと思って。
矢部 活動休止に失礼ですよね?
入江 そう言われて、「それじゃ、俺、会社作るわ」って言ったの覚えてますね。
矢部 行き詰まると、入江くんから定期的に新しいアイディアが生まれてくるんですけど、EXILE TRIBEさんがメンバー増員した時には、「カラテカも増員しよう」と言われました。
入江 「3人組になろう」って。ソフトバンクのCMに出る前のダンテ・カーヴァーさんをカラテカに入れようとしたんですよ。そしたら、矢部に「見えない」って断られました。
矢部 その段階で、ダンテさんの人生を背負えないでしょ(笑)。


――見たかった気もします(笑)。泥の97年デビュー組などとくくられることもカラテカさんですが、最近だとガリットチュウの福島さんも売れっ子になりましたね。


入江 すごいなと思いますけど、努力してましたからね。実は福島家には、食べ物とかクリスマスプレゼントとか送っていたので、今でも感謝されます。「お金ない」っていうアピールする家族4人の写真が届いたら、送るしかないじゃないですか。
矢部 僕にも、息子さんの「焼き肉食べたい」っていう動画が送られて来て、奢ったことがありました(笑)。


――97年組からは、あべこうじさん、佐久間一行さんという『R-1ぐらんぷり』王者も輩出していますが、焦りやジェラシーはなかったですか?


入江 ぶっちゃけ、同期にジェラシーはないですね。後輩にはありますけど、一番は相方にあります。
矢部 みんながんばっていて、すごいですね。


――反対に、Bコースさんの解散にショックを受けたりは?


入江 ずっと一緒にいたし、ユニットコントライブもやっていたから、止めましたけど意思が固かったです。そんなBコースのナベを今、会社で雇っていますから、へんな縁だなって思いますよ。


――言葉悪いですけど、ナベさんには一番ポンコツなイメージが...。


入江 言葉悪いですね(笑)。今、がんばってますよ。

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――失礼しました! では、最後に読者へのメッセージをお願いします。


入江 カラテカの22年間の歴史が詰まったライブなので、みなさん、ぜひ足を運んでいただきたいです。
矢部 出版する予定のない漫画を発表する場でもありますので、ぜひいらしてください。



【カラテカ】

2019年1月11日 (金)

チョコレートプラネットが7都市を巡る全国ツアーを開催! 長田「初めての人も今まで来てくれた人も楽しむライブにします」と意気込む!!

3月15日(金)、大阪・YES THEATERでの公演を皮切りに、チョコレートプラネットが全国ツアー『CHOCOLATE PLANET HOUSE vol.1 LIVE TOUR 2019』を開催することになりました。
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今年は大阪、岡山、愛知、福岡、北海道、宮城、東京と全国7都市を巡る彼ら。昨年初めて全国ツアーを開催しましたが、「前からツアーはやりたかったんですけど、集客に自信がなかったんでする勇気がなかったんです。けど、東京で何回かライブをやっていく中でお客さんが来てくれるようになったので、全国でもやっていることになりました」と話す長田。「昨年は地方でもお客さんが来てくれましたし、(反応も)あたたかくて楽しかった。打ち上げもおいしいところばかりでしたし」と続けると、松尾も「打ち上げがゴキゲンだったので、今年もツアーをやることになりました」と同調。もちろん、各都市での公演に手応えも感じたようで「しっかりとウケたので、今年も楽しみですね」と意欲をのぞかせます。

賞レースで結果を出すために全国各地を巡る芸人も多いですが、長田曰く「そこはあまり意識していなかった」とのこと。「自分たちが面白いネタ、やりたいネタをやるというだけでした。もちろん、例えば(観に来てくださった方々への)ボーナスとしてモノマネを入れたネタもやりましたけど、それはみなさんに喜んでもらえたらと思ってやっていただけ。賞レースのことは考えてなかったですね」と話します。
DVD購入者とはライブ終了後、写真撮影も行なったそうですが、「僕はIKKOさんの格好だったんですけど、全都市違う洋服で出るっていう」と話す松尾。「それだけIKKOさんから服をいただいているんです。そういうところじゃないと着られないような服もありますし、いただいた洋服も増えているので今年もそういうのがあればやりたいなと思います」と、サービス精神も旺盛です。

ネタ作りはこれからだそうですが、松尾に「全編IKKOさん?」と振られた長田は「いやいや!」と否定。それでも、「IKKOさんの冒険活劇? IKKOさんのハウスにゾンビが入ってくる話とか?」と期待する松尾に、「いや、1ミリも入れません。それはピンネタでやってください!」と言い切ります。
チョコレートプラネットのコントといえば、長田が作る精密な小道具も特徴のひとつ。昨年のツアーでは事前に郵送したり、車で運んだりして現地へ持ち込んでいたそうですが、「大阪の時に積み忘れがあって。前日のリハーサルで気づいて急遽作りました」と回想する松尾。不備を直すために工具箱は常に持ち歩いているという長田ですが、その時は「東急ハンズで必要なものを買って、その場で作りました」とのこと。松尾が「大体、単独ライブの前日は、長田さん仕切りで、これに色を塗ってとか、これを切ってとか、みんなで何か作ってます」と話すように、今回のツアーでも力作の小道具が楽しめそうです。
ツアーは毎年、恒例にしていきたいと話す2人。も、長田が「シソンヌまでは回りたくない」と笑えば、松尾も「あの2人は気が狂ってます(笑)」と同調しました。

昨年、松尾がIKKOさんの、長田が和泉元彌さんのモノマネで人気を博したチョコレートプラネット。
「今まででいちばん忙しかった。先に相方がIKKOさんでバーっといっていて、街中でどんだけどんだけって呼ばれてたんですけど、僕も街中でそろりそろりと呼ばれるようになりました」と話す長田。「今日、これを見つけたんですよ」と「どれだけ女装セット」と「そろりそろりセット」というパロディ衣装の写真を見せながら、「これは売れたなと思いました」(長田)「衣装を忘れても、このお店に行けばあるんだなと安心しましたね」(松尾)と笑う2人です。

ほかにも「TT兄弟」や「U.S.Aゲーム」など、さまざまな話題を提供してきましたが、今年もいろいろと考えている様子。「TT兄弟は東映さんやディズニーさんとのコラボもありましたし、もうなんでもありです。今年はカーリングのようなダーツのような新しい競技をつくりたい。今はまだ粗い状態なので精度を高めて、ゆくゆくはオリンピック競技になることを目指したい」(長田)と展望します。
昨年開催した小道具を使うコント師たちが渾身のネタを披露する主催イベント『キングオブコドウグ』の2回目の開催も画策しているとのこと。「スポンサーになっていただける企業さんを見つけて、ぜひ開催したいですね」と意気込みました。

「テレビで観るのはモノマネばかりだと思いますが、ツアーではしっかりとしたコントが観られます。モノマネもちょいちょい入れていきますし、初めての人も今まで来てくれた人も楽しむライブにします。ぜひ観に来てください!」(長田)「どこかで絶対に『どんだけ~!』って言うと思うので、どこで出るかを楽しみに観に来て欲しいです」(松尾)と話す全国ツアー『CHOCOLATE PLANET HOUSE vol.1 LIVE TOUR 2019』は、明日12日よりチケットの先行発売がスタート。一般発売は、1月19日(土)からとなります。
ぜひともお近くの会場で、チョコレートプラネットのコントを堪能ください!
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【チョコレートプラネット】『CHOCOLATE PLANET HOUSE vol.1 LIVE TOUR 2019』

2019年1月 6日 (日)

元Jリーガーの新たなる挑戦! 近藤岳登、『R-1ぐらんぷり2019』に登場!!

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Jリーガーとして、いくつものチームで活躍。引退後はよしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属し、タレントとして活動している近藤岳登。そのトーク力には定評があるところですが、今回『R-1ぐらんぷり2019』に参戦することが決定。1月5日(土)、大阪・なんばパークスホールで行われた1回戦に登場しました。


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近藤はスマイル・ウーイェイよしたかほか、現役芸人たちのひしめくDグループに登場し、フリップを使ったネタを披露。「コンパでJリーガーに声をかけられたら...」という元Jリーガーならではの内容と、持ち味の軽妙なトークが炸裂。2分の制限時間をギリギリまで使い、しっかり笑いをゲットしていました。


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囲み取材では「あれじゃまだまだ」と、まず反省の弁。本人によるとネタ自体は以前から持っていたもので、昨年行われたポストよしもとのこけら落としで披露したもののショートバージョンとのこと。「死ぬほど練習した」と言いつつ、本来ならもっとウケると苦笑い。「90分で戦っていただけに2分は短い」と振り返りました。さらに、サッカーで有名になれなかったことがモチベーションの原動力になっていると明かし、「俳優、モデルもやりたい」と言ったあと「でもオファーがない」としっかりオチをつけるひと幕も。「この顔を全国にアピールしたい」と、さらなる活躍を誓っていました。


囲み会見の数時間あとには審査結果も発表、見事に1回戦を突破しました。1月19日(土)、20日(日)に行われる2回戦、さらに3回戦、その上を目指して、近藤岳登のチャレンジをまだまだ続きます!



【近藤岳登】


2019年1月 3日 (木)

『とあそぶ。ツアー~内田彩編~』開幕直前! 天津向が語る地方でのイベントは"青春の忘れ物"?

2018年9月、オタク芸人の向清太朗(天津)と人気声優・内田彩さんによるイベント『とあそぶ。~内田彩編~』が、よしもと幕張イオンモール劇場にて開催。
その好評を受け、『とあそぶ。ツアー~内田彩編~』として、1月5日(土)に大阪・YES THEATER、1月19日(土)に仙台・イズミティ21 小ホール、2月23日(土)に群馬・ながめ余興場という全国3会場、各2公演の全6公演でのツアーを敢行します。


唯一無二のアニソンフェス『アニ×ワラ』を軸に、アニメ関連イベントを次々と打ち出す天津・向に、今回ツアーでタッグを組む内田彩さんの魅力やイベントにかける思いの程を伺いました。

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――今回のツアーの発端となった、昨年9月の『とあそぶ。~内田彩編~』は、どんなイベントだったのでしょうか?


あんまり内田彩さんのファンが、見たことないであろうイベントにしようと思って考えましたら結果おもちゃ箱を ひっくり返したようなイベントになりました。1日2回公演で2回とも違った内容だったんですけど、1本はネタをやったり、もう1本はエチュード(即興劇)、他にもトークコーナーや、逆に喋らなくていい休憩コーナーみたいなのがあったり(笑)。お客さんも喜んでくれて、「エンディングで地方でも出来たらいいですね」って言ったんですが、その足でいろんな会場を探して、異例の早さで今回のツアーが決まりました(笑)。


――ネタというのは?


2人で僕が書いたコントをやりましたね。1回やって、ボケとツッコミを入れ替えてもう1回やってみて、そこで内田さんがアドリブを入れてくれて。


――同じネタを2回続けてやるというのは、お笑いライブでもなかなかないですね(笑)。


そうですね(笑)。全く同じようにやらないであろうとは思っていたんですけど、最初のネタがいい振りになって、どんどんアドリブが入って楽しかったですね。


――お二人の出会いは、向さんが声優として参加した2013年1月放送スタートのTVアニメ『あいまいみー』でしょうか?


はい。そのアニメで、月1回『生あいまいみー』というニコ生の番組があり、僕が声優さんと一緒にやるほぼほぼ初めての番組だったんです。今もそうですけど、当時、お笑い芸人がアニメ業界に関わろうとすると、視聴者から拒否反応があって、僕も最初はそういうのがあったんですけど、「あれ、向、結構いいな」って感じになっていったんですね。僕がニコ生とかSHOWROOMに出演すると「指折るぞ」っていうコメントが来るんですけど(笑)、当時、内田さんが出演しているスマホゲームをさせないために、ファン側から生まれたフレーズがそれです。


――「指折るぞ」は、向さんが出演されるとよく出てくるフレーズですね(笑)。


そうなんですよ。内田さんとのニコ生の番組で、僕のキーワード的なフレーズが生まれたので、すごく感謝しています。内田さんと一緒に番組が出来たから、今のアニメの仕事量があるんだと思っていますね。

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――内田さんは、どんなお人柄なんですか?


これは僕が思っているだけなんですけど、普段のしゃべっている感じはほんわかしていて、天然タイプに見られがちなんですが、すごく芯があって、自分の中でいろんなジャッジが出来る方ですね。あと、まわりによく気を遣う、慈愛のある方です。


――そんな内田さんがジャッジして、出演していただくわけですから、向さんには好感を持っているわけですね。


好感を持って出演してくれているだったら、ありがたいですね。前回のエチュードで、僕は楽しい方向に出来たなと思ったんですが、内田さんは「全然ダメだった。もっとこうしてれば...」というような反省を口にしていて、このイベントに真剣に取り組んでくれているんだなって思いました。


――そして、今回のツアーでは、大阪(1/5)、仙台(1/19)、群馬(2/23)と巡りますが、この3ヶ所を選んだ理由は?


広島県の福山っていうところに生まれ育って、その当時からアニメ好きだったんですけど、アニメのイベントなんて広島に来ることもないんですね。大阪、東京がうらやましいけど、貧乏だし行くのが難しいっていう当時の僕があり、それを踏まえたうえで、ようやく自分でイベントが出来る年齢になって、「あの時の僕みたいな人が日本中にいるんじゃないかな」って思ったんです。正直な話、東京の方がお客さんはたくさん集まりますが、20年前に思っていたことをやらないとと思い、『地方×アニメ』いうイメージで始めたんです。大阪は、僕が12年ほど住んでいたので、その恩返しみたい感じで、群馬は内田彩さんの地元ですよね。あともう一ヶ所、広島だとしたら、内田さんの故郷と僕の故郷で、気持ち悪いかなってちょっと思ったんですよ。


――気持ち悪いですか?(笑)


「こいつ、ツアーで内田さんの地元を見に行き、自分の地元を見せている」って(笑)。そんなことを考えているうち、以前、東北から来てくれた方や、仙台の友達から、あんまり東北でもイベントがないっていう声を聞いたので、いろんな条件が重なって仙台でやらせていただくことになりました


――群馬は、内田さんにとって凱旋ライブの意味合いもあるんですか?


そうですね。翌日(2/24)には、『第6回 GUNMA マンガ・アニメフェスタ』(2/23、24開催)での『声優×芸人バラエティナイト』というイベントに、僕も内田さんも出演しますので、2月23日、24日の2日間で凱旋感があればいいですね。


――2日間とも参加する内田さんのファンもいらっしゃるわけですね。


だといいですね。こういうのが思い出になればいいかなあと。このイベントに来て、泊まって、内田さんファン同士で、ワイワイ呑んだりしながら、自宅に帰って仕事に備えて...っていうことが、一年を通してのいい思い出のひとつになれたらなあって。こんなことを考えるなんて、僕に死亡フラグが立っているような気もするんですけど(笑)。


――いやいや(笑)。向さん自身には、そうした思い出がないわけですね。


全然ないんですよ。だから僕が得られなかった青春の忘れ物を届けたいというか。青春の忘れ物でいいのか分からないけど(笑)、そんなことが出来たらいいかなと思っています。

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――各地のゲストも発表されています。大阪は堀川絵美さん、仙台がバクコメ、群馬がアンカンミンカン(2回目公演のみ)と、それぞれよしもとの芸人さんですね。


堀川さんは、(『新世紀エヴァンゲリオン』の)綾波レイのコスプレをしたりもしていますが、特別アニメキャラを押し出している子ではなくて、器用で面白い子です。内田さんと堀川さんで、ごった煮になっていくのが見たいですね。バクコメとアンカンミンカンは、どちらも"よしもと住みます芸人"で、『地方×アニメ』で考えると、やはり地元で活動している芸人を大事にしようっていう意味合いが強いです。


――こうしたイベントの先に、向さんプロデュースのアニソンフェス『アニ×ワラ』のさらなるスケールアップがあるのでしょうか?


というより、僕の活動がすべて全て『アニ×ワラ』へ向かっているようなイメージですね。自分で年間30本くらいイベントをやっていて、もうイベンターですよ(笑)。アニメ関連の仕事だと、こないだ数えたら僕年間300本やっているんです。ありがたいことですよね。けど、自分の中の今のライフワークは『アニ×ワラ』なんです。ただ、いかんせん今までの『アニ×ワラ』は、アーティストのパワーのみでやっている部分が大きくて。それよりも「向のイベントなら面白い」「出演者が発表されていないけど、向がやる『アニ×ワラ』ならチケット買うよ」という方がどんどん増えてもらえたらうれしいですね。2019年は、特にそのへんを意識しながら動きたいと思っています。


――2020年に日本武道館で『アニ×ワラ』開催という目標もございますが、道筋は見えてきましたか?


やればやるほど、この声優業界のことを知れば知るほど、それが無謀なことだってわかるんです(笑)。でもその無理と思っていることをどうやってやるか、考えているのが楽しいですね。武道館公演が達成できたら、"おもろい"って思うんですよ。ルミネtheよしもとの楽屋で「向が武道館を埋めたらしいで」って先輩が言ってくれてたら、おもろいじゃないですか(笑)。芸人らしい考え方ではありますが、おもしろがって欲しいという思いもあります。

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――そこは芸人の矜持ですね。最後に、読者へ向けてメッセージをお聞かせください。


「内田さんを呼んで何をやるんだ?」と思う人が多数だと思うんです。内容も想像しづらいところもあるし、何やるかわから ないイベントにお金を出しづらいのも分かりますが、自信を持って言えるのは、『このイベント、絶対に面白い!』ということ。終わったら「来てよかった」って言わせる自信はあります。6公演が全部違 う内容ですので、全通する方にも損させない、楽しめる内容になっております。ぜひ、皆さんいらしてください!



【天津】【向清太朗】

2018年12月30日 (日)

乱歩の名作にかたつむり・林&ヒラノ&安達が挑む! 神保町花月本公演『贋作 黒蜥蜴』インタビュー

2019年1月5日(土)から1月7日(月)まで、東京・神保町花月にて、『贋作 黒蜥蜴』が上演されます。

本作は、江戸川乱歩の名作を大胆に脚色した白坂英晃さん(はらぺこペンギン!)作・演出の"贋作"シリーズ第2弾。前作に引き続き、かたつむり・林大介が明智小五郎、ヒラノショウダイが小林少年を演じ、新たに加わった安達健太郎が物語の鍵を握る重要な役どころに扮します。
今回は稽古も大詰めを迎える白坂さん、林、ヒラノ、安達を直撃し、本作の見どころについて大いに語っていただきました。

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(向かって左から:白坂英晃さん/ヒラノショウダイ/かたつむり・林大介/安達健太郎)

 *  *  *  *  *  *

――『贋作 D坂の殺人事件』に引き続き、今回は『贋作 黒蜥蜴』ということですが、なぜ数ある乱歩作品の中から『黒蜥蜴』を選んだのですか?

白坂:『〜D坂』って元々すごく短い話で、小説だと何十ページくらいなんです。それを1時間半に膨らませたので、今回はちゃんと長編の原作の中でトリックがしっかりあって、浮き沈みがあってというような作品を選んで味付けしたいなと思いました。さらに、前回怪人二十面相と戦ったので、今回は違う敵がいいなと思って『黒蜥蜴』を選んだんです。

――明智小五郎のキャラクター付けなどは、前回通りなのでしょうか?

白坂:そうですね。女好きだとかそういう設定は原作にはないものですけど、それはそのまんまやらせてもらっていますが、"贋作"シリーズならではのキャラクターですね。

――キャストの皆さん、ご自身の役どころについて教えてください。

林:今、白坂さんがおっしゃったようにキャラクターとしては、前作そのままの明智小五郎になっています。ただ、今回は『〜D坂』の時より話が難しくて、登場人物がどういう立ち位置にいるか、ちゃんと読み込まないと入ってこない。それだけ深いお話になっているんですけど、みんなで表現できれば前回よりさらに面白くなると思うので、白坂さんと連携してしっかり作り込んでいきたいですね。

――明智小五郎らしさ、スマートさというのは意識されているんですか?

林:僕、恥ずかしながら原作を読んだことはなくて。逆に言えば、先入観なしに台本や白坂さんが思う通りの明智にしていければなと思っています。
白坂:原作で、明智さんってけっこうカタい人なんですよね。やるんだったら崩したいなと思った時に、林さんなら一番イメージを覆せるかなって。もし明智がこんな性格だったらというラインに、林さんがいちばんハマったんです。
ヒラノ:僕も前回に引き続き、小林少年を演じています。白坂さんの脚本・演出の公演だと毎回、最初に長ゼリフをしゃべるのが恒例化してきていて、もはやイジリかなって思ってるんですけど。何ですか、あれは?
白坂:最初の頃はもっと一生懸命覚えてたんですけど、最近サボりだしたみたいで(笑)。
林:確かにそこは見え隠れしてますね。「あ、サボってきているな」って。
ヒラノ:いやいや! だって、どれだけ最初に読み込んで覚えていっても1回、チェックしたら二度と稽古しないじゃないですか。
白坂:あの緊張感がいいんだよ。最近は笑ってごまかそうとしてるでしょ?
林:ショウダイがやってくれることによって、こっちも「ちゃんとやらなきゃな」って思えてたのに。
白坂:上の代をキリッとさせるために、いちばん後輩の君が完璧に仕上げてくるっていう振りが必要だったんだよ。
ヒラノ:そこまで読みとれてなかったですね......。なので、本番で僕ができることは何もない、と。
白坂:そんなことはない(笑)。
ヒラノ:以前やった作品と同じ設定の人物を、違う作品で演じるっていう経験は初めてなんです。なので、前回を思い出しつつも新しい部分を出していければなと思っています。
白坂:彼は、上の代の人たちにも刺激を与えられるマジメさがあるかなと思うんです。小林少年って明智さんにくっついて一生懸命いろんなことやるっていう印象があると思うので、林さんとは逆に原作に近いイメージになっていますね。

――おふたりのコンビネーションはいかがですか?

林:ショウダイとは、これ以外でもよく一緒になっているのでやりやすいですね。
ヒラノ:僕としてもやりにくさはないです。何が飛び出してくるかわからないので怖いですけど。
林:長ゼリフのところで、僕がちょこちょこ入るんですよ。それでショウダイが崩れていくっていうのはありますね。
ヒラノ:ははは!
林:それが僕は楽しいです。

――では、今回から加わる安達さんは?

安達:はい。まさかこんな大役......ナウシカでしたっけ?
白坂:いやいやいや!
林:さっきまで稽古してただろ!
安達:ふふふ......、あのアニメ作品をどこまで舞台でやれるのかなって。
林:文章になった時、スベるやつだぞ。
安達:大丈夫っす。一生懸命、風の谷の平和を守ります!
白坂:(笑)。安達さんの役は、原作には出てこないんですよね。違う小説に出てくるキャラクターなんですけど、あえてごちゃまぜにして組み込んでみたら、こういう役に仕上がりました。
安達:ナウシカじゃなかったんですね......?

――(笑)。大正らしさであるとか、そういった独特な雰囲気は、あとから加わった安達さんからご覧になっても感じられますか?

安達:そうですね。台本が全部、旧かなづかいなので......。
白坂:ウソをおっしゃい!
安達:ふふっ、すげぇ読みにくくい。その辺からも大正時代の感じが出ていますね。
林:まだ衣装を着て稽古していないので、今日の稽古でも「そういえば大正時代は腕時計なかったね」とか、そういう改めて感じる時代感みたいなものはありました。
白坂:たぶん、本番近くなって衣装着て稽古し出した時、一気にそういった雰囲気が出るのかなと思います。
ヒラノ:前回は客席の上に提灯が飾られたりしていたので、今回、そういうところからも大正らしさは感じていただけるんじゃないかと思いますね。

――神保町花月の作品をたくさん手がけられている白坂さんが思う"神保町花月らしさ"というのは、どういうところですか?

白坂:僕が思っているのは、"芸人らしさ"を一瞬でも出してほしいっていうことですね。役を離れるわけではないけど、予期できない面白さが出せたら。カチカチに決めていく役者の芝居では、見られないものだと思うんです。今回カッチリと決まった世界ではあるんですけど、それでも遊ぶところはある。そういうところは、神保町花月でしか見せられないものだと思います。

――稽古でもそういう感じはもう出ていますか?

林:ボケたりするっていうことですか? 僕はもう台本通り......。
白坂:いやいや、ボケる筆頭だよ。
林:まぁ、僕は白坂さんとは何度もやらせていただいていますし、その辺のさじ加減はわかっているかなと勝手に解釈しています。ふざけてみて「ここまではやらせてくれるかな」「これ以上は伸ばしてもキリがないな」というのは、なんとなく判断できますね。
白坂:うん、大丈夫だと思います。

――では、物語の見どころを教えてください。

林:トリックが難しいので1回観ただけではわかりづらいですけど、2回観ると「こことここが繋がる」ってスッキリすると思うんですよ。そういうところは、今までにない作品にできあがっているのかなと思います。
ヒラノ:神保町ではなかなか見られない、エロいシーンがあるのは見どころですね。あとは、あしな(しゅうすけ)さんが1人でいろんな役割を背負っているので、そこも注目してほしいです。
安達:雨のシーンは実際に雨が降ったり、客席のイスがひっくり返ったりするしね。
林:だから、着替えを持ってきたほうがいいですよ。
安達:受付でカッパ配るみたいなので。
白坂:ないない、問題になります! けど、そのまま書いてください。

――わかりました(笑)。

林:神保町花月の年明け一発目なので、気合いが入りますね。僕らにかかっていますからね、神保町花月の全てが。だから、とにかくやりきるだけです。
安達:僕も全てをぶつけます。年明けなので、着物を着てきてくれたお客さんには台本をプレゼントします!
白坂:勝手に決めないで!

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『贋作 黒蜥蜴』
1月5日(土)19:00開演
1月6日(日)14:00開演/19:00開演
1月7日(月)19:00開演

原案:江戸川乱歩 
脚本・演出:白坂英晃(はらぺこペンギン!)
出演:林大介(かたつむり)、ヒラノショウダイ、樽見ありがてぇ(ホープマンズ)、御茶ノ水男子、おだいらつかさ(えりんぎ)、スカイサーキット、あしなしゅうすけ(さざんかポニーズ)、大谷麻乃、山田裕磨(いまさらジャンプ)、ジョー(トーキョー少女)、夏瀬ゆの(Showtitle)/安達健太郎
会場:神保町花月
チケット:前売2800円/当日3300円

神保町花月HP詳細:http://www.yoshimoto.co.jp/jimbocho/kouen_schedule/pc/2019/01/post-87.php

チケットは、チケットよしもと(http://yoshimoto.funity.jp)にて発売中!


【かたつむり】【林大介】【ヒラノショウダイ】【安達健太郎】

2018年12月29日 (土)

『KIMODORI』を発刊したレイザーラモン・RGへインタビュー!「オシャレと認識されていない芸人がスタイルブックを出すまでのサクセスストーリーが詰め込まれた1冊です」

12月14日にレイザーラモン・RGによる自身初のスタイルブック『KIMODORI』(リットーミュージック刊)が発売されました。

本著はRGが発明したスニーカー越しの自撮り"キモ撮り"の魅力を余すことなく詰め込んだスタイルブック。これまで自身のインスタグラムに投稿してきた"キモ撮り"の収録ほか、レクチャーやお気に入りのアイテムの紹介、ぁぃぁぃさんとOKAMOTO'S・オカモトレイジさんそれぞれとの対談なども掲載されている、スニーカー&ストリートファッション好きもちろん、流行に敏感な方、インスタグラムの魅力を知りたい方などに必読の1冊となっています。
よしもとニュースセンターでは、著者であるRGにインタビューを敢行。こだわり抜いた本について、のめり込んだスニーカーについてはもちろんのこと、趣味を究めることの素晴らしさなど、大いに語ってもらいました。

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(レイザーラモン・RG)

 *  *  *  *  *  *

――まず、できあがった本についての感想を聞かせてください。

「誰かに手に取ったときの紙質がオシャレって言われて、たしかに!と思いました(笑)。この手に取らないとわからないこのオシャレさを、まず実感してもらいたいですね。しかも、おっきめのウィンドブレーカーだとポケットに入っちゃうんですよ。ほら!」
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――身軽な人でも持ち運べる軽さと大きさ、いいですね!

「かさばらないっていうのはいいですよね。スタイルブックなので、いつでもどこでも気軽にパラパラとめくれるのも、いいところだなと思います」

――キモ撮りを始めたのは、どういう経緯からだったんですか。

「インスタグラムで、ひっそりとキモ撮りをやってたんですよ。そもそも僕はスティーブ・ジョブズのネタをやってるくせにAndroidのスマートフォンを使っているんですけど(笑)、3~4年前に使っていたISAIっていう機種が下にカメラが付いているタイプだったんです。その頃、又吉(ピース)がオシャレやとか言われて、なんとなくお笑い界にあった"芸人が服装を気にしてるのはイタい"っていう雰囲気が変わりつつあった時期で。後輩たちがWEARに私服をばんばん上げていて、僕もやりたかったんですけど当時Androidではできなかった。カメラは下に付いてるわ、WEARはできないわということで、自分のスマホでできる自撮りを開発していたら、いつの間には靴中心の撮り方になってキモ撮りができちゃったんですよね」

――偶然の産物だったんですね。

「そうですね。元々、世界で流行ってほしいなと思って始めた撮り方だったんですけど、オリエンタルラジオの(藤森)慎吾が真似してくれてちょっとだけバズっただけで流行ることはなかったんです。やから、その後はスニーカーを撮るときの1つのポーズとして時々、提案しているくらいでした。そうしたら、リットーミュージックさんが本を出しませんかと声をかけてくださって。え?と驚いていたら、指原(莉乃)さんが真似してくれて。さらに、『アメトーーク! 』の「スニーカー芸人」が放送で撮り方をレクチャーしたら盛り上がってきたんですよね。ほかにもドレッサー賞をいただいたり、スニーカー関連のお仕事もちょこちょこいただけるようになってきたのも大きかったかもしれないですね」

――スニーカーには元々、興味はあったんですか。

「好きでしたけど、集め始めたのは4年くらい前からです。当時、バイクの大型免許を取っていたとき、教官に『足首を守るために、できればブーツかハイカットのスニーカーを履いてください』って言われたんです。ブーツは重たいから嫌やったんで、ハイカットのスニーカーをいろいろと探してみたらエアジョーダンの復刻版を見つけて。あぁ、そんなに高くないんや。買えるんやなと思ったことをきっかけに集め始めました。バイクの免許を取りに行ったのも、RGツーリングクラブの活動でチュートリアルとかとツーリングしてたとき、僕が250ccのバイクに乗ってて、みんなのバイクを羨ましがってたらチュートリアルとかが『大型免許、取ったほうがいいよ』って背中を押してくれたから。で、教習所に行ったら教官からハイカットのスニーカーを勧められて、興味を持って。ちょうど僕についてたチャラいマネージャーがスニーカー好きでいろいろと教えてくれただけじゃなく、チョコレートプラネットの松尾、シソンヌ・長谷川とか詳しい後輩たちも周りにいたのでスニーカー同好会を作ってライブを始めたら、どんどん広がっていったんです。グループLINEが広まりだした頃やったんで、情報交換が頻繁にできるようになったのも大きかったですね。テクノロジーと人脈に恵まれて、スタイルブックを出すまでにたどり着きました!」

――わらしべ長者感、半端ないですね(笑)。

「まさに、わらしべ長者ですね。この本は、オシャレと認識されていない芸人がスタイルブックを出すまでのサクセスストーリーが詰め込まれた1冊です。もちろん毎日、インスタグラムに写真を上げて、それなりのお金を使ったからできたことでもありますけど、スタイルブックを出すまでのノウハウについては......今流行りのオンラインサロンでも始めて教えましょうかね(笑)。まぁ、元々興味があったんですけど、オシャレやと思われるにはスタイルの良さが必要やったり、全身買い揃えるとすごくお金がかかったりするじゃないですか。髪型にも気をつけないといけないですし。けど、スニーカーにこだわってるだけで、オシャレをしているように見えるんですよ。僕は坊主で美容院代0円、洋服もハイブランドはまったく着ていません。なんやったら3本のズボンを履き回してますが、スタイルブックが作れるくらいのバラエティ豊かな写真が撮れる。それは全て、スニーカーのおかげなんです」

――オシャレは足元からってよく言いますしね。

「そうなんです。しかも、足元が強調される撮り方をしているので、オシャレに気を配っている人だと思われがちなのも大きなポイントです」
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――では、今回の本でRGさんが特にこだわった点を教えていただけますか?

「写真を撮影する時点でめちゃくちゃこだわって撮っているのはもちろんなんですけど、スタイルブックを出すと決まった時にいろんなスタイルブックを集めて研究しました。だから、全てにこだわりましたし、スタイルブックあるあるが詰め込まれた1冊でもあります」

――ぁぃぁぃさん、OKAMOTO'S・オカモトレイジさんそれぞれとの対談も読み応えがありました。

「ぁぃぁぃは以前ラジオを一緒にやってたんですけど、すごくノリが合う子ですし、インスタグラムにすごく力を入れていると聞いたのでいろいろと聞いてみたかったんです。で、実際じっくりと話してみたら、インスタグラムに載せる写真1枚1枚に熱いものを持っている女の子だということがわかったので、今では先生と呼んでいます。レイジくんもインスタグラムに狂ってるくらい、バンバンと写真を上げていくという意味では、先生ですね。2人とも20歳くらい年下なんですけど、刺激をもらいたくて登場いただいたんですけど、インスタグラマーどころか、今後、表現者になりたい人は必ず読んでもらいたい対談になっています。僕、44歳ですけど、今回の対談中に何度も頭をぶん殴られるようなカルチャーショックを受けましたから」

――例えば、どういったところが衝撃的だったんですか。

「ぁぃぁぃだと、いつも街中の壁を探しているという言葉ですね。自分がどう映るかじゃなく、トータルでどう映るかを大事にしているからこそ、いい壁を探しているっていうのは衝撃的でした。彼女はインスタをパッと開いた時の、ホーム画面の統一感も大事にしているらしいです。レイジくんに関しては、"フレックス"っていう言葉。僕の細川たかしさん的な髪型を見て『すげぇフレックスっすね』って言い出して。最初どういう意味なのかわからなかったんですけど、"こいつ決まってるぜ"っていうような意味で使う言葉らしいです。レイジくんの"イケてるとかセンセーショナルじゃなくて、フレックスがハマることをしたい"っていうのは名言でした。あと、"かっこいいと思った時点で過去"っていう発言もすごくいい。常になんだろう、これって思われていたいっていう彼の考え方に、その通りだなと思いました。......さっき、取材をしてくれたライターさんが編集部にこの本を持っていったら、本当にかっこいいと思っているのかボケなのかわからないと言われたと話していて。レイジくんの言葉に準ずるなら、『KIMODORI』はすげぇフレックスな本なんだなと実感しました」

――なるほど。では、数多あるスニーカーから、RGさんが大事にしている購入ポイントは?

「かっこいいと思ったから買っているだけですね。店頭からなくなってしまって何度も悔しい思いをしたことがあるので、欲しいと思ったら買います。実は最近、スニーカーコンサルタントもやっていまして。なんかいいのない?って抽象的な言葉を投げかけられたとしたとき、3つくらいの提案した中から好きなタイプを教えてもらって、このタイプが好きなら今、店で売っているのはこのスニーカーですって伝えるというもので、次長課長・河本さんとか野性爆弾・くっきーさんには何度かリピートしてもらいました。スニーカーっていろんなカスタム方法があるんですよ。例えば、デザイン的に難しいものがあったとしたら、この子がいちばん映える履き方は一体なんなんだろうと考えて、洋服を変えたり、紐を変えたりしてバランスを見るんです。なんならサイズを大きくしたり、小さくしたりすることもあるんですよ」

――劇場の福袋とかで「RGさんにスニーカーを選んでもらう権利」とかあれば、興味を持ってくれるお客さまもいそうですね。

「あぁ、そういうことを何かしらのかたちでやれたらいいですね。その場合、この時期にこのお店ではこのスニーカーが必ず置いてありますっていう情報もお伝えできると思います。漁師が毎日、海を見て潮の流れを読んでいるように、僕も靴場を漁場として何が今あるか、常にチェックしてますから。新宿は劇場(ルミネtheよしもと)の近くに有力ショップがいくつかありますし、よしもと本社に来るまでにもいろいろとお店があるので遠目から"あぁ、あれあるな"とか常にチェックしてます」
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――RGさんって多趣味ですけど、好きになるとかなり深くのめり込むタイプですよね。

「これが好きって言うといろんな人がいいものを教えてくれるから、そうなっていくんやと思います。SNS、そしていろんな人にすぐ出会える東京にいる恩恵が大いにありますよね。......東京好きやわぁ!」

――(笑)。

「ははは! 人の気持ちに応えたいと強く思っているから、スニーカー業界やスニーカー好きな人が勧めてくれたものは取り入れたくなるというか。この業界に片足を突っ込んだからには、何か為になりたいっていう気持ちになっちゃうんですよね。......あと、芸人としての目標――例えば、『THE MANZAI』の決勝に行くとか『R-1ぐらんぷり』の決勝に行くとか――がひと段落したから、スニーカーとかの趣味により興味を持てるようになったのかもしれないです。やっぱり本業はちゃんとしたいというのがありますから、賞レースの決勝に出ることができたからこそ次の段階に進めたのかもしれないです。......かまいたち・山内もめちゃくちゃスニーカーが好きで、レアものをバンバン買ってるんですよ。普通なら本業をちゃんとしろってツッコまれそうなところですけど、かまいたちはどの賞レースでも勝ち残っているし、テレビに出たら爆笑を取っている。で、そういう趣味も充実させているからかっこいいんですよね。あとね、何か1つのハマるって大事なことなんじゃないかなって思うんですよ」

――趣味は、生活に潤いをもたらしますから。

「楽しいことが生活の中にあると、幸せ細胞が増えますからね。例えば、デスク作業の多い仕事をしているなら、ペンや椅子にこだわってもいい。眼鏡をかけているなら、いろんな眼鏡を買って毎日変えてもいいと思うんです。僕も続かなかった趣味は、いくつかありました。けど、スニーカーは毎日楽しめるし、毎日テンションを上げられるアイテムだから残ったんです。やから、みなさんも自分のテンションを上げられる何かを生活に取り込んでほしいですね」

――スニーカーに興味を持ってみたいなという人には、ぜひこの本を読んでもらいたいですよね。

「私、レアものは持ってないから恥ずかしくて好きだと言えないって思ってる人もいるかもしれないですけど、この本にはレアもの以外も載ってます。だから、自分がかっこいいなと思ったら買ってみてください。で、ピースサインをするくらいの気持ちでキモ撮りに挑戦してもらえると嬉しいです。自分でカッコつけて撮ると恥ずかしいですけど、『RGがやってるから今、みんなの中で流行ってるんですよ』って言えば挑戦できるじゃないですか。これから寒くなりますけど、パーカーとかウィンドブレーカーのポケットに入れて、持ち歩きながらスニーカーと一緒に楽しんでもらえたらいいなと思います」

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『KIMODORI』
著書:レイザーラモン RG
価格:1100円(税別)
リットーミュージック刊【レイザーラモン】【RG】

2018年12月26日 (水)

平成最後の年越しは2会場同時開催! 『もっともっとも~~~っとマンゲキカウントダウン2018→2019』チームリーダー6組インタビュー

よしもと漫才劇場メンバーが総出演するカウントダウンライブが『もっともっとも~~~っとマンゲキカウントダウン2018→2019』。
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よしもと漫才劇場とエディオンアリーナ大阪の2会場で同時開催されるこのイベント。漫才劇場では歌ウマ芸人が自慢の歌声を披露する『マンゲキ歌合戦』、エディオンアリーナ大阪では、アインシュタイン&見取り図の黒チーム、トット&プリマ旦那の白チーム、祇園&吉田たちの赤チームの3チームが、様々な競技で競い合う『マンゲキ大運動会inエディオンアリーナ』が行われます。運命のカウントダウンまで、残り時間はあとわずか。各チームのリーダーを務める6組に意気込みを聞いてみました。

--------チームのメンバーを見たときの印象を教えてください
アインシュタイン・稲田(以下稲田)「僕たちは黒チームは黒に合う、男臭い人が多いなって」
見取り図・盛山(以下盛山)「チームカラーに合ったね」
稲田「熱い戦いを見せられるんじゃないかなって思います」
盛山「運動能力だけで言ったら、黒チームは結構いいですよ」
アインシュタイン・河井(以下河井)「泥臭いメンバーやね」
盛山「パワー型ばっかり」
河井「ヒューマン(中村)さんもおるし」
盛山「ヒューマンさん、どこがよ!」
全員 笑
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--------白チームはいかがですか?
プリマ旦那・河野(以下河野)「白チームは女性が多いですね」
トット・桑原(以下桑原)「華やかな感じ、白い印象です」
トット・多田(以下多田)「男芸人もラニー(ラニーノーズ)とかヘンダーソンとか、爽やかな芸人が多いという印象ですね」
河井「タナからイケダとか」
盛山「いぶし銀もエエとこや!」
河野「真べぇ(ダブルアート)とかこじまラテ(なにわスワンキーズ)とかもいるので、バランスは取れてるかなと思いますね」
多田「運動会向きのいいバランスちゃうかな? のむちゃんは?」
プリマ旦那・野村(以下野村)「人生は夢っていう新しいトリオの圖子(ずし)って女の子と星霰(ほしあられ)が、ごっつヤバいです」
桑原「黒チームにミルクボーイ内海っていう角刈り先生がいるんですけど、ウチの白チームの丸亀じゃんごっていうのも角刈りなんです。この角刈りを確保できたっていうのが大きい」
盛山「...それなんかしらこない?」
全員 笑
桑原「もうな、最近緊張すんねん!」
全員 笑
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--------赤チームは?
吉田たち・ゆうへい(以下ゆうへい)「バランスは(他のチームの)間くらいなんじゃないですか?」
祇園・木﨑(以下木﨑)「これと言ってまとまりがない...」
吉田たち・こうへい(以下こうへい)「あまりしゃべったことない方が多いので、これを機に仲良くなりたいですね」
全員 笑
祇園・櫻井(以下櫻井)「そうですね、2019年はこのメンバーと仲良くなることを目標にいきたいですね」盛山「若手多いよね?」
河井「確かに」
ゆうへい「でも若手を補うくらい...ベテランも多い」
全員 笑
河井「青空さん、span!さんがグッと上げてはる」
櫻井「子育てでいつも帰りはるのに、この時間大丈夫かな〜」
ゆうへい「門野さん(パーフェクト・ダブル・シュレッダー)もいますし」
櫻井「門野さんが無茶苦茶実は...っていうね」
盛山「十手リンジンもおるし、アスリート多いな」
河井「それで言うたら黒チームはおらんなぁ...」
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--------それぞれどのチームが強そうですか?
河井「競技にもよるけど...平均していいのは白のような気がする」
こうへい「カウントダウンっていうので総合格闘技的なものがあれば、多分黒はめちゃくちゃ強い」
河井「赤は競技によって出すメンバーのセンス次第かな」
木﨑「田中ショータイム(フースーヤ)とか皆川(ネイビーズアフロ)とか、クセがすごい、曲者が多いんで」
桑原「黒は多分ふざけすぎて優勝はないと思います」
櫻井「黒、ちゃんとやらなさそう」
見取り図・リリー(以下リリー)「黒はちゃんとやりますよ」
桑原「変な動きしすぎて、エディオンアリーナでスベる...」
河井「前半ウケるけど中盤くらいから怪しい」
桑原「そう、濃すぎてヤバそうな」
野村「白はマルセイユ・別府とか美たんさん・光美とか武者武者・杉岡とか、ダンス経験でけっこう体力もある...」
全員 「あ〜(納得の様子)...杉岡!?(笑)」
櫻井「あ〜って言うてもうたから返して」

--------各チーム、期待している人は?
河井「黒は濱田がどこで出るかですよね、濱田祐太郎が光る競技があるのか」
リリー「僕はマジでポップマン・加藤ですね。アイツのこと、何も知らないんで、未知数なんでどんだけ伸びしろがあるか」
盛山「なんで急に立ち上がったん!?」
リリー「どうしても伝えたかった」
全員 笑

--------白チームは?
盛山「おらんでしょ!」
桑原「そうですね、やっぱ僕は...そうですね...」
全員 笑
桑原「ボケへんから! (Dr.)ハインリッヒの運動してるとこがみたいっていう」
全員 「あ〜」
盛山「運動してるとこ、見たことない」
河井「確かにな、楽屋か喫煙所でしか見ぃひん」
盛山「どんな女や!」
多田「僕、自転車立ちこぎしてるん見たことあるんですけど、わろてまいました」
河井「イメージなさすぎて」
野村「ウチはダブルアート・真べぇとなにわスワンキーズ・こじまラテと武者武者・杉岡っていう、けっこうガッチリ系が...」
全員 笑
櫻井「全部に当てはまらんよ!」
河井「どういう位置づけやねん、おまえのなかで!」
野村「パワー勝負になったら負けないと思います」

--------赤チームはどうですか?
こうへい「はっきり言って、誰が注目かというのは愚問ですね」
全員 「オーッ!」
こうへい「...熱いお茶のまつさかです」
全員 笑
櫻井「あいつが運動できへんって誰もみたことない、実はめちゃくちゃできるとか」
多田「チームメイト木﨑が、違うやろ!って言うてる」
木﨑「僕が代表して言いますわ」
全員「誰?」
木﨑「パーティーパーティー・平川」
全員 笑
ゆうへい「まあウチのツートップですね」
こうへい「あと木﨑さんです」
全員 笑
木﨑「やめてやめて!」
野村「木﨑さんは現役リトルリーグなんで」
木﨑「違うわ!」

--------チームで活躍できそうな競技、ジャンルは?
盛山「黒は完全に綱引きです。僕ら、とある番組で綱引きで対戦したことあるんですけど、大人数での綱引きのコツというのを掴んでるので」
河井「大人になってからみんなやってないもんな」
多田「白はリレーかな」
河井「白、リレー速そうやなぁ」
桑原「自衛隊子安とか」
こうへい「赤は、もし二人三脚とかあるんやったらまつさか(熱いお茶)と平川(パーティーパーティー)のペアで...」
全員 笑
河野「吉田たちでやって!」
多田「ハインリッヒ出すし、双子対決とか見たいでしょ」
河井「俺らもおらんかな、双子」
ゆうへい「確かにミキもおるし、チームワーク的には良さそうですね」

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--------では最後にひとりずつメッセージ、意気込みをお願いします
河井「漫才劇場所属の全組が集まるというのは、ほぼ初めてに近い、カウントダウンで良い年越しをみんなでできたらと思います」
稲田「ふざけそうだと言われてますが、笑い声の点数も一等賞取りたいなって思います」
全員 「ふざけてるな〜」(笑)
盛山「大きいとこで、大晦日に芸人たちと過ごすこと、なかなかないと思うんで、会場一体となって2019年迎えられたらなって」
リリー「漫才劇場で培ってきたすべてを、この運動会にぶつけようと思います。運動も笑いも一等賞取ります」
多田「白チームは、メンバーのバランスがいいと思います。運動系もしっかり取りに行くし、笑いもみんなでやるし。個人的には爆ノ介のおもしろ応援グッズとかあったら、楽しさが増すんじゃないかなと思ったりします」
桑原「そうですね、やっぱこのチーム...ここでこのチーム...(笑)」
全員 「めっちゃしらこい! くわこい!」(笑)
桑原「多田が吉本坂46なんで、この子がアイドルになれるんじゃないかっていうのが出てくるかもしれないなっていうのは見てると思います」
河野「こんだけたくさん芸人さんいるんですけど、野村は多分一番運動神経ないほうなんでケガが危ないっていうのと、僕も今年ターザンの占いで運勢最下位なので、最終日に...」
全員「いつまで言うてんねん、もうエエねん(ブーイング)」
河井「おまえ、SNSやめてくれ! 全芸人で一番おもんない!! 今日の幸せと不幸と嫁かるた、三本柱」
全員 笑
河野「不幸なことが起こらないようにしたいと思います!」
稲田「...俺、おまえのこと好きやから言うけどな...あれホンマにおもんない」
全員 爆笑
盛山「今日の不幸せ、値打ちコイて週一やからね」
こうへい「昨日、ボヘミアンラプソディ観に行ったんですけど、感動して映画館出たときに、でっかいポスターの前でめっちゃおもんない写真撮ってるなって思ったら河野が撮ってた」
全員 爆笑
河野「たまたま撮ってたんや、めちゃくちゃ恥ずかったわ!」
河井「だから河野はこれを機にSNSをやめます」
野村「2018年の漢字は"わざわい"と決まりましたが、ネガティブな言葉は本年に置いていき、白チーム息の合ったプレイで"わざあり"といったところを見せたいですね...」
全員「なんやそれ!」(爆笑)
河井「今の短い間にようショート落語作ったな!」
盛山「若手の意気込みちゃうやろ!」
櫻井「僕は個人的に今年大きなケガをしてしまって...。どこかが痛いとかあれば、僕調べたんで何々が切れてるな、とかわかるんで」
河井「もう一本切るかもしれん」
櫻井「櫻井のもう一本にも期待してください」
木﨑「僕はみんなのなかで断トツにちっちゃいので、エディオンアリーナを一番大きく使いたいなって」
全員 笑
盛山「そんなウマないっすよ」
稲田「がんばったな」
木﨑「はい、いやがんばったなってやめてえや!」
全員 笑
ゆうへい「祇園さんと同じチームということで、いっしょに引っ張っていこうと思ってるんですけど、どこかで絶対みんなライバルなので。僕は櫻井さんのアキレス腱を切ろうと思ってます」
櫻井「なんでやねん!もう1アキレスいかんて!」
こうへい「僕らチームリーダーなので、言うてみたら赤チームのエンペラーですから、熱いライブにして、パーティーパーティーな...」
全員「チーム全部入れていくんかい!」
こうへい「斜に噛んでいきたいです!」

--------ありがとうございました!
カウントダウンイベントでは様々な限定グッズやフードもご用意しております!
皆さま、年越しは是非マンゲキメンバーと過ごしましょう!

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大阪チャンネルpresentsもっともっとも~~~っとマンゲキカウントダウン2018⇒2019
~平成最後に漫才劇場史上最大規模の年越しイベント!マンゲキメンバー半端ないって!!!そだね~!~マンゲキ大運動会inエディオンアリーナ大阪
《日時》2018年12月31日(月) 19:00開場 20:00開演 24:30終了(予定)
《場所》エディオンアリーナ大阪
《チケット》前売り4500円・当日5000円
《出演者》トット、アインシュタイン、祇園、見取り図、吉田たち、プリマ旦那、他 よしもと漫才劇場メンバー総出演

2018年12月23日 (日)

『マシンガン大みそかマウス』を開催する天竺鼠・川原へインタビュー!!「やばいライブになりそうです!」

1231日(月)、大阪・サンケイホールブリーゼにて、天竺鼠・川原克己によるライブ『マシンガン大みそかマウス』が開催されます。

本ライブは、川原が大阪時代にスタートさせたトークライブ。"変な人を呼ぶ"をコンセプトにゲスト1人を招いて行われる本ライブは現在、『マシンガンマウスプラス』とタイトルを新たにして東京・ヨシモト∞ホールにて不定期開催中となっています。
そんな『マシンガンマウス』が、大みそかに大阪へ再上陸。スーパーマラドーナ・田中一彦、藤崎マーケット・田崎佑一、アキナ・山名文和をゲストに迎えて行われる今回のライブでは一体どんなことが起こるのでしょうか。

よしもとニュースセンターでは、主催者である川原にインタビューを敢行! 今年12月29日から東京・有楽町マルイにて開催される個展『天竺鼠 川原克己 Maenomeri展~みなさんの前のめりを卵とじにします~』、来年1月に発売される絵本『ららら』についても伺いました。

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(天竺鼠・川原克己)

 *  *  *  *  *  *


――早速、お話を伺えればと思いますが。

「あの、えーっと......なんのライブやろ?」

――大みそかに行う『マシンガン大みそかマウス』です。キャパが900強の会場でやるみたいですね。

「あぁ......すごくいっぱい......。えぇ......騙されたぁ......!」

――えっ!?

「その日、僕めっちゃ出るでしょ?(レイザーラモン)RGさんのあるあるカウントダウンライブの前に、僕のライブがあって、そのもう1つ前はアキナと藤崎マーケットと僕ら3組のライブなんです。で、『マシンガン~』が終わったら、たぶん僕は祇園花月のカウントダウンライブに出ることになってるはずなんですよね。..................騙されたぁ~! 会社が一生懸命、大阪までの新幹線のもとを取ろうとしてるー!」

――(笑)。

「ネタだけとかだったらいいんですけど、3組のライブっていうことはずっと出ずっぱりでしょ? そのあとやから、ファンの方には申し訳ないですけど『マシンガン~』の頃には疲れ切ってると思います」

――まだ2公演目なので、体力があると信じています。『マシンガンマウス』は大阪にいた頃からずっとやっていたライブで、東京に来られてからも定期的に開催されてるんですよね。

「そうですね。最初はゲストを1人だけ呼んで2人でトークしてたんですけど、そこからタイトルが『マシンガンマウスプラス』になって。東京での2回目からずーーーっと出てもらっているジャルジャル の後藤さんがほぼレギュラーみたいになってます。最初は2回連続、3回連続っていう悪ノリから始まって。後藤さんも『もうええって!』みたいな感じやったんですけど、そこからやめられなくなりまして、後藤さんのスケジュールがいける日にライブを入れてますね。だから、後藤さんなしでの『マシンガン~』は久しぶりです」

――大阪での開催自体、久しぶりなんですよね。

「ロフトプラスワン WESTで『ほろ酔いマシンガンマウスプラス』っていうのをやってましたけど、確かに久しぶりですね。山名とセルライトスパ・大須賀と、ゲストとしてヒガシ逢ウサカ・今井が来て、坊主4人で飲みながら喋って。で、僕の坊主がみんなより伸びてたんで、公開坊主にしようってなってバリカンを持ってきてもらって、お客さんの中からくじを引いて当たった1人に刈ってもらおうとしたら、ちょうど美容師の人に当たって」

――すごい偶然(笑)。

「川原さんの髪切りたかったんですって言われて、お互いが願ったり叶ったりで手際よく、きれいな坊主にしてもらいました。もっと恐る恐るみたいな感じになって、ぐちゃぐちゃになることも考えてたんですけど、きれいに......。ハートつくってって言うたら、きれいなハートにもしてくれましたね。そのライブ、夕方くらいからやってて22時くらいには終わる予定だったんです。けど、もうちょっとやろう、もうちょっとやろうって伸ばして結局、夜中の1~2時くらいまでやりました。今回ももしかしたら、長引いてカウントダウンをしちゃうかも。RGさんを待たせてしまうことになるかもしれないですね」
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――変な人をゲストに招くっていうのが、このライブのコンセプトなんですよね?

「基本、変な人と絡んで変な空気になって変な感じで終わるっていうのが、そもそものスタートで。普通にツッコミができはる人が来てくれたら、いっぱいツッコんでもらって、僕もいっぱいボケちゃって上手に終わるライブになるんでしょうけど、変な人を呼ぶと僕も自由にできないですからね」

――川原さんはそういう状況を楽しんでいるわけですね。今回のゲストは田中さん、田崎さん、山名さんですが。

「田崎はツッコミですけど、ボケもできる人なんで。田崎と山名は同期で、田崎はNSC大阪26期生の中でいちばんまともだと言われてたんですけど、実はいちばん頭がおかしいんですよ。前からロボット説があったくらいで、あいつはお客さんの前では上手に笑ってるから気づいてない人が多いと思うんですけど、腹の底から笑ってるのを見たことがない。目の奥が笑ってないところがあるなと、同期みんなでは話してたんです。そうしたら案の定、突然、結婚してましたって言い出して......。いや、彼女もいないって言ってたんですよ? 発表する前日にロケバスかなんかで、同期のかまいたち・濱家と話してたらしくて。田崎と濱家ってめちゃめちゃ仲よくて、プライベートのことでもなんでも今まで話し合ってきてたんですって。で、濱家が『どうなん、彼女は』って聞いたら『うん......おらんねんなぁ』みたいなことを言うてたのに、次の日、何年も付き合ってた彼女がいて結婚しましたって発表したんです。濱家は怖すぎて、2人で喋ってたときのあの嘘なんなん?って震え上がったらしいです。これ、しかもボケでやってるわけじゃないんですよ。濱家が『なんで言わんかったん?』って聞いたら、相手のことを考えてたからみたいな言い方をされたらしくて。奥さん、タレントさんなんかなっていう噂もあったんですけど、めちゃくちゃ一般の方やったんです」

――えぇ......かなり怖いですね。

「めちゃめちゃ怖いでしょ。未だになんで隠してたんかわかってないんで、サイコパスということで選ばせてもらいました。田中さんは本気でおかしい人ですからね。やばいライブになりそうです!」

――山名さんも変なんですか? 穏やかな方のように見えますが。

「あいつも上手にやってますけど本当は変なヤツなので、世には出てない変なところをバラしていきたいと思います。あいつが大阪に住んでるとき、寝てたらこれくらい(そら豆くらいの大きさ)の塊が1~2個、布団の中に落ちてて怖いって相談されて。ネズミが入り込んでんのかなって言うてたんですけど、いろいろと調べたら『俺の×××やってん』って。部屋まで行って、それを見せられました」

――(笑)。今回のライブでは、ゲスト3人それぞれとトークするんですか。

「まだ決めてないんですけど、今までの流れだと1人ずつ呼び込んで話して最後にみんなで喋ることになりそうです。あとは毎回、僕も含めてそれぞれがやりたいことをやるっていうコーナーをやってるんですけど、それはやろうかなと思ってます。やりたいことっていうのは僕と2人ででもいいですし、お客さんとでも1人ででもなんでもいいんです。普通の企画コーナーは散々やってきたし、お客さんも観てきたから、成功するかしないかはさておき、してみたいことをやってもらおうと思っていて。この前でいったら、後藤さんは自分が書いてきた歌詞のAメロをダイアン・西澤さん、Bメロを僕、サビの最初を西澤さん、最後を僕って別々にそれぞれメロディをつけて歌わせて、本番にそれを流してました。山名も田崎もそういうことはやったことがないと思うから楽しみですし、田中さんが何をするのかも楽しみです」

――お客さんが900人強入る、かなり大きな会場でやることについてはどうですか?

「おっきいっすね。......でもまぁ、無視感は出ますよね。900人がシーンってなる空気は結構、見どころではあるかもしれない。そう思うと、お客さんがたくさん来てくれるのが楽しみになりました」
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――あと、大みそかに行われるライブということで、今年を振り返ってもらいたいなと思います。どんな1年でしたか?

「そうかぁ、もう年末ですね。僕はまだ七夕気分が抜けてない状態だから、1年経つって言われてもピンとこないですね。まだ七夕が昨日のことのように思えて、織姫さんと彦星さんは会えたのかなぁとかまだそういう気持ちなんですよね」

――七夕......(絶句)。川原さんにとって重要な行事なんですね。

「まぁ、そうですね。七夕がどうしても忘れられない。みんな、よく頭からすぐ抜けられるなって思います」

――意外とロマンチストですよね?

「あははは! そうっすねぇ。みんな、願いごとは叶ったかなぁとかずっと考えてます。だから、(このライブを行う)31日までに七夕気分が抜けていたらいいですね。ファンの人は心配してくれてると思うんですよ、七夕気分が抜けてないなって。だから、なんとか31日に七夕気分を忘れて、年始を迎えたいと思います」

――川原さん、12月29日(土)から東京・有楽町マルイでの個展、さらに来年の1月に初めての絵本『ららら』の発売も控えてるんですよね。

「そうです、そうです。東京の人は『マシンガンおおみそかマウス』に来るより、ぜひ個展に来てください。そこでは今、新しく描いている絵を何点かと、広い空間を僕がプロデュースしていろいろとやらせてもらいます。あと、コントの被り物みたいなものが多いので、1日1つどれかを被って写真を撮れるようにしたり、豪華なゲストを招いてイベントもやる予定です」

――絵本は?

「いつか絵本を出したいなと思っていて、昔、ブログに書き溜めてたんです。それを基本としたもので、10何個の物語がある短編絵本になっています。これは物語がメインで、絵は物語に合わせた描いてますね。絵本っていうと子供が楽しむものになるかもしれないですけど、大人が楽しめる話もあるんで手に取ってもらえたら嬉しいですね」

――絵や文章を創作することが表現として楽しいと。

「はい、楽しいですね。今、個展に向けて油絵を描き始めたんですけど、面白いですよ。ムンク展とかフェルメール展とかゴッホ展とか日本に来ている(画家の展覧会)が全部行きましたけど、しっかりとした絵でボケてる人はいないじゃないですか。(野性爆弾の)くっきーさんとか上手ですし、(キングコングの)西野さんとかもきれいな絵を描かれますけど、しっかりとした色使いの絵でボケたいなと思ってるので、そういうものを今いっぱい考えています。絵は絵で興味があるんで、個展ではしっかりとした絵で笑えるものを出すつもりです」

――いろんな活動ができるのが、芸人さんのいいところでもありますもんね。

「そうですね。昔、絵本を出したいってなったとき、出版社の人に誰向けのものですかって聞かれて。子供向けなら子供向け、大人向けなら大人向けにしてもらいたいって言われて、じゃあいいですって話自体がなくなったんです。それとは違うかもしれないですけど、ジャンルのよくわからないものを今後いろいろと作っていきたいですね」
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【川原克己】【天竺鼠】

2018年12月22日 (土)

神保町花月今年最後の公演『愛ない逢いたい大晦日2018』に出演する冨田雄大、犬の心、コロウカン・川端、ぬるぬるオータカインタビュー!

12月28日(金)~12月31日(月)まで、東京・神保町花月今年最後の作品『愛ない逢いたい大晦日2018』が上演されます(※31日はカウントダウン特別公演)。

本作は脚本・冨田雄大(オコチャ)によるオリジナルストーリー。そば屋を営む夫妻の夫婦愛を中心に、店員や常連客たちの今年1年の人間模様を描いたハートフルな物語です。
ニュースセンターでは、冨田と元バンドマンの店主を演じる犬の心・押見、そば屋を訪れる劇団の座長役を務める犬の心・いけや、さらに、去年NSCを卒業したばかりのフレッシュなメンバー、劇団員役のコロウカン・川端とぬるぬるオータカに、演じるキャラクターや見どころについて尋ねました。
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(前列左より:犬の心・いけや賢二、押見泰憲/後列左よりぬるぬるオータカ、コロウカン・川端武志、冨田雄大)

 *  *  *  *  *  *  *

――まずは、この物語ができた経緯を教えてください。

冨田:年末のカウントダウン公演をやるということが先に決まっていて、じゃあとことんそっちに寄せようということで、大晦日をテーマにしました。年越しそばのイメージで舞台をそば屋にして、基本中の基本に行こうと。そこから考えて、うまくいった1年の人、そうでもなかった人、代わり映えしなかった人、全員含めて"1年間お疲れさまでした"という話を書こうと思いました。
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――キャストの皆さんは脚本を読まれていかがでしたか?

押見:僕は初日の本読みで涙が出ました。年齢なのか境遇なのかわからないですけど、涙が出たし、今でも稽古をしていて後半になると目が潤むので、本番までなんとかこの涙腺で行ってほしいなと思っていますね。
冨田:やりなれちゃうと困るからね。
いけや:僕はオコチャ作品もだし、神保町に出ること自体もすごく久しぶりなんです。楽しみにはしていたんですけど、台本を読んで「ああ、らしいな」と思いました。言葉の走りがオコチャ節だなっていうか。自分の役を見たら完全に気が狂った役だったので、まぁやりやすいなと思いました。
冨田:いけやさんの役が唯一のわかりやすいボケですね。
いけや:すごくいいですよね。スマートな感じでいられて、で、笑われるので。非常にやりやすいです。
川端:僕も1回目の読み合わせのときにめちゃめちゃ泣きそうになったんですけど、1年目で泣いちゃイカンと思って我慢しました。
冨田:泣いていいんだよー。
押見:いや、1年目は泣かないほうがいいな。
川端:終わったあと、押見さんが泣かれていたので「これは泣いてもよかったのかもしれない」とは思ったんですけど、よかったです。初めてこんな泣けるような作品をやれるので、すごく楽しみです。あと、僕は昨年までNSCに行っていたんですけど、いけやさんは授業でお世話になっていて。いけやさんが殺陣をつけた舞台にも立たせていただいたんですけど共演はなかったので、今回は一緒に出られることになってうれしいです。
ぬるぬるオータカ(以下、オータカ):僕は初めての本公演で不安だったんですけど、本読みさせていただいたときにめちゃくちゃいい話ですごく楽しみになって。僕もNSCのとき、(川端と)一緒の舞台に出たんですけど思いっきり動く役ではなかったので、今回いけやさんにかっこいい殺陣つけていただいてやるのがすごく楽しみです。
いけや:最後の卒業公演は、川端に主役をやらせてて。オータカはもうなんだか覚えてないですけど(笑)。
オータカ:俺は端役でしたから。

――キャラクターはある程度、アテ書きなんですか?

冨田:犬の心さんの役は、僕の中にいるおふたりに寄せて書いていましたね。そういう意味では限りなくアテ書きに近いかもしれないです。僕が笑っちゃうおふたりの部分をしっかり出したいなと。

――それもあって、押見さんはぐっとくるものがあったのかもしれませんね。

押見:より近いとあんまりよくないですよね、この役は。でもまぁオコチャの意図しているところとしてはわかりますね。カタギじゃない感じの仕事している人みんなに共通する何かがあって。わかるぞっていうことがありすぎて、それが涙の理由なんでしょうね。俺も女を泣かしてきましたからね。
川端&オータカ:ははははは!

――奥さんに迷惑かけてきたなとかいう思いでもあるんですか?

押見:奥さんにも迷惑かけてますし。だから、エライもん書いてくれたなっていうのがありますよね。今ちょうど奥さんと知り合って以来の一番大きいケンカをしている最中なので、タイミングとかも全部エグいんですよね。
冨田:おお......(笑)。
押見:この芝居、奥さんには見せられないです。
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――いけやさんはご自身と重なる部分というのは?

いけや:まぁ、でもあんな感じなんじゃないですか、俺って。かっこつけてヘンなこと言ってる、みたいな。
冨田:押見さんは困ってると面白くて、いけやさんは"そんなにかっこいいと困る"っていうぐらいかっこよくするとキマるんです。(いけや演じる)鬼ヶ島みたいな人って、わりといると思うんですよ。これをかなり薄めたような感じの人。
押見:口だけ番長みたいなね。

――川端さん、オータカさんの役の見せ所について、それぞれどう感じていらっしゃいますか?

川端:僕らの役はずっといけやさんについていってるんですけど、ひとつきっかけがあって、そこでいけやさんに対しての感じが変わるんですよね。
オータカ:そうですね。ガラッと一瞬変わるところがあって。途中まで従順だったのが変わるその瞬間は見てほしいです。
川端:あと、僕らは滑舌が大事なところがあるので、そこを頑張っていますね。
押見:難しいよな、言葉の羅列って。でも芸歴1年目は責任を感じてやっていると思うし、絶対覚えられるよ。これが5年目ぐらいになると適当にやりだすんだろうけどね。
川端:大先輩の皆さんと一緒なので、どちらかというと素直にうれしさで舞い上がっています。
オータカ:自分もそうですね。ずっと本公演に出たかったんですけど、NSCでも演技選抜には入っていなくてあんまりお芝居には自信がなくて。今回はオーディションみたいな形でこういう風に出演させていただくことになったので、うれしいです。稽古でも「うわ、すごいなぁ、こんな感じなんだ。がんばらなきゃ」って思ってます。
冨田:稽古が楽しいってとってもうれしい言葉ですね。15年ぐらいその言葉聞いてない。確かに1回目は初めてでうれしかったなって、その頃を思い出しました。
押見:ウソついているんじゃない?
川端:いやいやいや!
オータカ:なんでですか!
押見:稽古は稽古だからね。でもこういう1年目なんて、お笑いへの憧れが強くて1つひとつの仕事が楽しい時期なんだろうなぁとは思います。
いけや:教え子との共演っていうのは照れくさくはありますけど。殺陣の授業では基礎しか教えていないので、今回はバシバシっとちゃんと育てたいですね。
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――では、いけやさんと押見さんの見所は?

いけや:僕はやっぱり殺陣を見てほしいです。ふたりがついてこられる範囲でやろうかなと。手数少なく動けるようにやりたいなと思います。
冨田:殺陣の前のかっこいいセリフを見てほしいですね。
押見:いけやはオコチャ独特のセリフ回しがやりにくそうだけど。台本覚えにくいってよく言ってるよね。
いけや:うん、覚えにくい。
冨田:クセがあるみたいでね。でも、いけやさんは最後にバシッと決めてくれますから。観れば、きっと「フゥー!」っていう歓声を上げると思います。
押見:僕はこの劇場とずっと関わらせていただいていて泣くシーンもけっこうやってきましたけど、今回初めて本当の涙が流れるかもなって、自分に期待しているというか。稽古の段階では我慢しているので、本番で涙がポロリと流れたらいいなと思います。
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――冨田さんのオススメのシーンはどこでしょうか?

冨田:犬の心さんはじめ、うるとらブギーズさんとか工藤(史子)さんとか巧みな方たちと、1年目のフレッシュさの交わり具合っていうのが年末にふさわしいのかなと思います。あとは、押見さんが無駄な努力をするので......。

押見:今年2本、神保町で出ているのはどっちもオコチャの作品なんですけど、マジでその後何の役にも立たないような無駄な努力をさせるんですよ。前回はダンスで、三浦大知と欅坂46を踊って。一応、吉本坂46のオーディションがあったので踊ってみたんですけど、きっちり落とされました。今回も何かしらがある予定です。
冨田:その辺を観ていただければと思います。
押見:あと今回、工藤(史子)さんがいいですよね。もう10年以上のつきあいですけど、お互い老けたなと。でも、ちゃんと老けて、それがいい味になっているんですよ。
冨田:31日のカウントダウン公演は、その前日までとは違うわちゃわちゃバージョンになっているんです。すごくいいことを思いついていて、それができそうなのでぜひカウントダウン公演にも来ていただけたら。僕、今年40歳になったんですけど、40年の中で一番いいアイデアっていうぐらいのことができそうなんです。それをぜひ見届けてください。
押見:俺、41歳だけど、「これ最高だ!」と思ったやつがそうでもなかったりするから。だって自己新でしょ? 世間的な一番かどうかは知らないけどっていう。
冨田:そう、そうです。"40年の自己新だと思ってるものでさえ大したことないんだ"っていう感想を持ってもらってもいいですし。
押見:でも、今回の作品は本当にいいお話なので、ぜひたくさんの人に見てほしい。ただ、メンツがね、地味なんですよ。食べ物で例えると、色味は茶色いんだけど食ったらすごく旨いやつ。スクールゾーンがちょっとだけ色ついてるのかなと思ったんですけど......。
冨田:橋本は鮮やかだね。
押見:でも久しぶりに会ったら茶色くなっていました。明るい茶色と濃い茶色みたいな、それぐらいの違いです。でもおいしいです。茶色い食い物って旨いですからね。
冨田:おいしい。
押見:うるとらブギーズが一番茶色いかな。同期の中でも特に茶色いからね(稽古場にいたうるとらブギーズ・八木に「同期、誰?」と声をかけると「オリエンタルラジオです」と答える)。......ね、もうエライこっちゃでしょ?
冨田:ずっと這いつくばってきたすごさですよね。真っ茶色になっちゃった。

――(笑)。皆さん、いい味が出ているというっていうことですよね。

押見:いい味、いい味です、マジで。本当にいい味のお芝居なので、いろんな方に来ていただきたいです。
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【犬の心】【押見泰憲】【いけや賢二】【コロウカン】【川端武志】【ぬるぬるオータカ】【冨田雄大(オコチャ)】

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