最新ニュースインタビューライブレポート

インタビュー

2017年5月25日 (木)

ピース・又吉が小説第2弾『劇場』の主人公・永田について「いちばんしんどいやり方を選んでいるという部分で応援したくなる」と語る!

5月11日(木)に、ピース・又吉直樹の小説第2弾『劇場』(新潮社刊)が発売されました。

本作は劇作家・永田と女子大生・沙希との恋愛模様、幼なじみと劇団を立ち上げて劇作家としての成功を夢見る永田の理想と現実の狭間で葛藤など、ものづくりを志す若者のリアルな姿が描かれています。
今回は、単行本発売に先駆けて行われた合同取材会でのインタビューを公開します。
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 *  *  *  *  *

――まず、今作で演劇を題材にした理由を教えてください。

「演劇が好きな表現のジャンルの1つだからですね。演劇以外の設定も考えてはみたんですけど、いちばんスッと入って来たということです」

――又吉さんは芸人さんですが、役者さんの相違点ってどんなところに感じましたか?

「劇団に所属している方や演劇をやっている方とお話ししたとき、演出や演じるということに対する意識は明らかに違うなと感じました。舞台に立ってお客さんの前で何かを表現するっていう共通点はありますけど、明らかな違いがあった。それを具体的に説明するのは難しいんですけど、演劇を題材にしたのは......例えば、主人公・永田と恋人・沙希の出会い方とか東京で何かしら夢を持っている人っていうことを考えたときに、自分がいちばん(物語へ)入っていけたいうか。楽をしたということじゃなく、演劇をつくる人達がどんなふうに世界や日常の風景を見ているのかを考えるのは楽しいやろうなと思ったんです。もしかしたら、格闘家とかでも面白かったかもしれない。サッカー選手も空間の把握の仕方とか特殊なものがあるので面白いんでしょうけど、そのとき書きたいと思ったのは劇作家という設定でした」

――今作の執筆にあたってのスタート地点は?

「東京で暮らす若い男女の関係性を書いたら何か見えてくるかな、っていうところがスタートですね。それに僕、コントを作るときはコンビなので、登場人物は2人で。むちゃくちゃ変な人がいて、それに対して全うな人が正していくという関係性というよりは、変な人に対して一見真っ当そうに見えるけど、実は変な人が出てくる。そういう変な人と変な人が関わっていくほうがいびつなかたちが出て来るんで、僕は好きなんです。『火花』では先輩後輩っていう関係性を描いて見えてきたものが結構ありましたし、恋愛というのも興味が......ふふふっ、興味があるっていうと自分が妖怪か何かみたいですけど(笑)。まぁ、一度じっくり考えてみたかったということです」

――実際書いてみて、男女の関係性について魅力を感じたところは?

「僕自身、結婚もしていませんし、恋愛っていうもの自体よくわかっていないというか、すごく難しいものだと思ってるんです。基本的に人は好きですし、女性を好きになることももちろんあるですけど......なんて言うんですかね? 人間と人間が出会って知り合って関係を深めていくっていう行程は、人によってバラバラじゃないですか。そういうことも含めて面白いなと思います」

――沙希は非常に優しいというか、永田を包んでくれる女性ですよね。全てを受け入れる女性というのは、太宰治が描く女性ともイメージできますが。

「あぁ......太宰の小説に出てくる女性はいろいろといるので一概には言えないんですけど、『ヴィヨンの妻』は支える女性が描かれてますよね。でも、『キリギリス』のように女性は反撃する短編もある。太宰の短編に出てくる男女の関係性って、男性のダサいところ全部気付いてんねんぞっていうところを意識して書いているものもあると思います。太宰がああいうふうに書いているから、自分はこう書こうとは考えてなかったですね。僕は設定から入ったというよりは、男女2人の日常的な暮らしを描いている中で仕事やコンプレックスに対して我がままだったり、自己中心的な部分があったりする主人公に対して、女性が正直にどう反応するかを想像して書いていっただけ。全てを受け入れる女性として描いた訳ではないですね」

――『火花』では神谷と恋人・真樹として男女の関係を描いていましたけれど、『劇場』では前作より女性に対しての意地悪な視点――例えば部屋のオシャレに関してなど――見えにくいところも描いていたと思います。そういうのは、前作で書き足りないと感じたから描いたということはありますか。

「『火花』を書く前に、この小説の冒頭50~60枚くらいを書いて編集の方に読んでもらっていたんです。なので、書き足りなかったというよりは『劇場』のイメージみたいなものが先にあったからこそ、『火花』でああいうかたちに出たのかもしれないです」

――執筆途中に『火花』を書き上げたということですけど、『劇場』を書きあぐねていたのはどういう点だったんでしょうか。

「結末を考えずに書いていたので、2人がどうなっていくのかというところで永田などの登場人物に対して大丈夫か? っていう不安なところが、僕の視点としてあったんですかね?......そもそも、書きあぐねてたんかな? とにかくいちばんパワーを使ったのは、その辺りかもしれません」

――主人公・永田は他者に対する妬み嫉みを持っている部分がありますが、その辺の表現で難しかったところはありますか。

「永田は、徹底的に他者を認めないっていう人間ではない。周りの能力の高さとか魅力とかに気付いているからこそ苦しんでいて、認めたくないっていう部分が強い人やと思うんです。そこに感情移入していくのは大変やったんですけど、想像するとなるほどなと思う部分もありました。書いている僕も若い頃、妬み嫉みを持ったときって一瞬あったと思うんです。けど、僕自身はどっちかと言うと見ないようにしていたというか。初めから負けるって決めてたほうが楽やな、みたいな。這いつくばってますっていうスタンスのほうが、例えばたまにラッキーなことがあったときもすごく得した気持ちになれる気がしていたんです。でも、永田は甘んじない。這いつくばってますっていうのはカッコ悪いと思っているし、勝ってますって思い続けるのもカッコ悪いと思っている。そういうスタンスって相当しんどいやろうなと思うんですけど、タイプ的には嫌いじゃない。問題点はいろいろとある人ですけど、いちばんしんどいやり方を選んでいるという部分で応援したくなりますよね」

――モデルになった人は身近にいるんですか?

「いないんですけど、例えば物語の冒頭、発射台というかたちは、自分の若い頃の感覚を頼りにしたところもありましたし、僕らくらいの世代の若い頃ってどんな感覚やったかなっていうのは多少ヒントにしたというか。まぁ......割と、僕の周りにはああいうタイプの人が多いんですよ(笑)。『永田はひどいヤツや。あそこまでのヤツは見たことない』とか言うてくる友達がいるんですけど、"お前、割とそうやけどな"って思ったりしてます。もちろん、僕にもそういう部分があるでしょうし、永田ってそこまで突飛な人物ではないと思いますね」

――同棲しているという状況において性的な描写は欠かすことができないものではないかと思うのですが、今作でそういう部分の描きが少ないことについてはどう考えていますか。

「性的なものを描くっていう方法もありますよねぇ。でも、描こうと思わなかったというか、描かんとこうとも思わなかったというか。自然とこうなって......あの、別に強がる訳じゃないんですけど、描くのが恥ずかしかったとかではないですよ?(笑)」

――(笑)。

「男女が性的な意味で結ばれるのも重要なポイントではあって、描いてあってもおかしくないですもんねぇ? うーん......もしかしたら、2人がお互いのことをよくわかっていないというところから段々と日常の会話の中で距離を縮めていくという中で、裏にある2人の繋がりを想像してもらえるようには描いたんかなとは思ってますけどね」

――芥川賞を受賞されてから2作目の小説となりますが、注目される分、執筆へのプレッシャーや難しさも当然あったんじゃないかなと思います。

「『火花』でいろんなご意見をいただいて、僕の耳に直接届くものは大体誉めてくださったものやったんですけど、その誉めてくださった感想の中に意図的にやったのかわからない部分がたくさんあった。で、僕の特性ではなく、たまたまよかった部分もあったのかなとか肯定的な意見の中にもぶつかるところがあったので、次作を書くときに誉められたことをもう1回全部やろうとか批判された部分を直そうとか、ついつい考えちゃって。『火花』を書く前に書いていた50~60枚の原稿は気に入ってたんですけど、(『火花』が世の中に出て)いろんな感想をもらってからその原稿に戻ったときに、いろんな人の視点が僕の中に入ってしまって世の中の人全員がわかるものを書こうとしてしまったんです。で、始まりの場面を変えてみたり、主人公の職業を変えてみたりといろいろと試して、もっとわかりやすく小説に入っていきやすいようにしたいと考えて3回くらい書き直しました。そうやって時間をかけて書きながら1年くらい経って段々と落ち着いてきたときに、当たり前のことに気付いた。そもそも、僕はみんなに好かれている人間じゃない。ごく一部の人が頑張れって応援してくれて今まで生きてきただけなんや。なんでお前が、みんなの要望に応えようとしてるねん。好きなことをやるっていう前提を忘れてるやん、と思ったら吹っ切れた。そこで、それまで書いたものを読み直したら、やっぱり最初に書いた60枚がよかった。わかりやすさは置いといて、体重乗ってるなと思ったので――もちろん細かい部分の表現は変更してますけど――最初に書いたものを採用して続きを書きました。僕みたいなもんは、自分のできることしかやれないっていう基本的なところに戻れたのがよかったですね」

――吹っ切れた時期は、『火花』を発表してから1年後くらいだった?

「1年くらいは怯えていて、"あ、これでいけるかも"と思ったのは昨年9月くらい。割とまとまった原稿が書けた時期があって、書いている時に少なくとも僕は疑いなく好きやなとかこの世界を描いていきたいなと思えていました。まぁ、厳密に言えば、今もビビってますけどね(笑)」

――前作も今作も、才能というものがテーマとして描かれていますが、又吉さんご自身、才能を題材として描き続けるのは何か理由があるんですか。

「今36歳で、芸人になろうと思って上京したのが18歳のときでした。養成所に入ったので、400~500人くらいの人達がみんな、自分に才能があると思って集まっている中で、僕は二面性みたいなものを持っていて、"いける"って思うときと"絶対ムリや"って思うときっていう2つの思いが当時からあったんですね。で、なぜ才能の話を書きたかったのかなというと年々、自分の可能性を信じる感覚みたいなものって薄れていくと思うんです。18歳くらいのとき、もっと言えば中学生の頃ある日、突然、スーパーパワーが宿って世界の悪と戦えるようになるんじゃないかとか、急に世界の格闘家が集う大会に出て優勝する日が来るんじゃないかとかって考えていた。もちろん、そんな日は訪れないんですけど、こうしたいって思うことが実際にできないっていう......現実の落差っていうんですかね? その距離間みたいなものが、そのまま苦しみに繋がっていったりするんじゃないですか。恋愛でも、この人と付き合いたいと思っているのに付き合えないのは苦しい。僕は子供の頃からモテへんとか怒られるとか考えやすくて、さっき話したように負けから入るっていう考え方をするところがあるんですけど、それでも若い頃は才能みたいなものへの希望をもう少し持っていたと思うんです。うちの相方(綾部)がニューヨークへ行きますけど、みんなどこかで"これは無理や"って緩やかに諦めるじゃないですか。綾部はそうしてないのがすごい。例えば、さっき話したように若い頃は希望と現実の落差でもっと苦しめたんですけど、歳を重ねるとそういうことって少なくなると思う。夢を持っている若者に「できることとできひんことがあるで」とか言うおじさんとか苦手なんですけど(笑)、こと自分のことになると無理やって自己判断してしまうときもある。そういう感覚を振り返れたり、感情が伴ったりするというところから、こういう題材を選んだように思います」

――才能はなくても人生を諦めることはないというか、希望はまだまだあるんだという気持ちもありますか。

「もちろんあります。自分の能力とどう向き合っていくかって、上手な人とすごく下手な人がいますよね。だから、才能があるかないかというよりは、自分の能力や性格をどう活かしていくか。それを考えたほうが、幸福に繋がっていきやすいのかもしれないですね」
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【又吉直樹】【ピース】

2017年5月17日 (水)

吉住友里選手がスペインで行われたスカイランニングの世界大会「トランスバルカニア バーティカル・キロメーター」に初出場、大会新記録で初優勝!!

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5月11日、スペイン ラ・パルマ島で行われたスカイランニングの世界大会、VKWC(バーティカル・キロメーター・ワールド・サーキット)の第2戦「トランスバルカニア バーティカル・キロメーター」に出場した吉住友里選手が、同大会初出場にして見事初優勝という快挙を成し遂げました! 宮川花子もスペインへ同行してサポート。帰国直後の吉住選手と花子に、大会の様子や現地でのエピソードを聞きました!

頂上付近では標高1203メートルの岩山を走り抜けた吉住選手。大会前日に試走に行き、その険しさに花子も驚いたと言います。「もう恐ろしい、恐ろしい。登山道といっても日本の登山道とは違いますよ。一歩足を踏み外したら転落しそうな、ハードな山道を走るんですから」(花子)

ひとたび何か起こればドクターヘリを呼ばなければならないような山道を、本番で吉住選手は7.6キロを59分28秒というタイムで爆走! 2位のステファニー・ヒメネス選手(イタリア)を2分近く引き離し、世界初タイトルを獲得しました。加えて昨年優勝のエミー・コリンジ選手(イギリス)の記録を1分32秒上回るコースレコードに輝いたのです!

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「めっちゃうれしかったです!」と声を弾ませる吉住選手。「"バーティカル・キロメーター"の走行距離は大体5キロなので、7キロは初めてでした。花子師匠や(サポートの)郷田博基先生、(ランナーズ)小宮ひろあきさんがいてくれたから直前までリラックスできました。旅自体もすごく楽しくて気持ち的に全然違って、それが一番ありがたかったです。皆さんのサポートがあったからこその優勝だと思います。そばにいてくれているだけで、気持ちの支えが全然違いました」

レースは全体で220人が参加し、吉住選手は海外からの招待選手のグループ「エリート」でした。トップアスリートが集う中、タイムの遅い人から10秒ごとにスタート。ゼッケン11の吉住選手は最後から11番目に走り始めました。「最終の人が帰ってくるまで結果がわからないので、もうドキドキものでしたよ。でも応援もすごくて、山の上で応援してくれる人もいました」(花子)

吉住選手の優勝が決まった瞬間、感激した郷田さんが吉住選手を肩車して表彰台までの約100メートルを走ったそうです。日の丸を掲げながら肩車で吉住選手が登場という場面に、大歓声が沸き起こりました。「めっちゃ恥ずかしかったです(笑)」と笑う吉住選手ですが、日本人選手は一人だけ、島をあげてのレースとあって前日からメディアでも紹介され、スタート時も、表彰時も「友里コール」が絶えなかったそうです。「すごかったですよ。めちゃくちゃ人気で! 友里! 友里!ってみんな応援してくれて。前日に行ったレストランのお父さんもめっちゃ喜んでくれて。メディアに優勝インタビューされるとき、必ず身長と体重を聞かれてましたよ(笑)。表彰台に日の丸が揚がるのも、本当にうれしかった」と花子も、現地での状況を臨場感たっぷりに語りました。

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レース中、いつも笑顔を絶やさない吉住選手。今回も変わらず、ニコニコしながら走っていました。「なんでそんなに笑って走れるの?と、日本でもびっくりされるのですが、向こうのインタビューでも"こんなのは信じられない、どうして笑えるの?"と聞かれました。本当に、めっちゃ楽しかったんです。今回は特に、沿道の応援もすごいし、景色もきれいでしたし、しんどさよりも楽しさが勝ってました!」と吉住選手、この取材でも帰国直後に関わらず疲れを感じさせない生き生きとした表情で話をしてくれました。

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一行によるスペインへの旅は、最初から最後まで珍道中。レース直後にもちょっとしたハプニングもあったようです。「山頂でゴールしたあとは、中腹まで歩いて下りて、選手はバスに乗って下山するんですけど、バス乗り場に行くまでに道に迷ってしまって、ヒッチハイクで帰りました(笑)。ちょうど山の上で応援してくれていた人が車で通ってくれて、手を挙げたら停めてくれました。帰りにその人の家に寄って、バナナまでくれましたよ(笑)」と吉住選手。一方の下で待っている花子たちは気が気でなく、「そんなマヌケなことある!? めっちゃ心配してん!」とまさか迷子になっていたとは思いもよらなかったと話しました。

吉住選手が出場した「トランスバルカニア バーティカル・キロメーター」の模様は、以下のテレビ番組で紹介される予定です。

5月18日(木)17時〜19時 関西テレビ「みんなのニュース報道ランナー」※関西ローカル
5月20日(土)または21日(日) 17時30分~18時 フジテレビの「みんなのニュースWeekend」※全国放送

今後のメインレースは、7月28日(金)に行われる「第70回富士登山競走」で、吉住選手は富士吉田市役所から吉田口登山道を経て山頂までの21キロを走る「山頂コース」のレースに出場します。

今後の目標を尋ねると、「世界ランキングは1年で6戦全てに出ないと争えないのですが、スカイランニングはヨーロッパの大会が多いので、時間的にも、金銭的にも今年はこの1戦しか出られません。航空券を出してくれるスポンサーがいたら出られるのですが...。でも、来年になるのか、何年後になるのかわからないですけど、ワールドシリーズで世界1位を獲るのが今の一番の目標です。そこを目指してこれからやっていきたいです!」と吉住選手、世界を見据えてこれからも挑戦していきます!

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【吉住友里】【宮川花子】

「ボケ0% おしゃれ100%」 筋肉が最高の状態を閉じ込めたフォトブックリリースのレイザーラモンHGへインタビュー!

4月5日に発売されたレイザーラモンHGによるファーストフォトブック『OVERDRESS / RAZORRAMON HG』(創藝社)。
ヘッドアクセサリーを使った「誰だかわからない(笑)」(HG)表紙に始まり、鍛え抜かれた肉体美と研ぎ澄まされたファッションが堪能できる写真や自身のアートワーク、さらには浅野忠信さん、セレクトショプ「GR8」オーナーの久保光博さん、相方・レイザーラモンRGとの対談といったコンテンツで、好評を得ています。


2013年にモデル業宣言をしたHGにとって、モデルとしての実績を重ね、ひとつの集大成とも言える本書。
そこにお笑い芸人、漫才師としての姿は微塵もなく、「ボケゼロというボケ」とまで言い切るHGに、上梓までの経緯や狙い、お笑いとモデル業との兼ね合いなどについて訊きました。


     *  *  *  *  *

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――まず、『OVERDRESS / RAZORRAMON HG』が発売に至った経緯からお聞かせください。


はい。一番いい時を撮ってもらいと言って、ヌードになる女優さんがいますけど、その感覚に近いですかね。僕は若さとかではなくて、芸歴と同じくらいいろんなトレーニングをやってきて、今が筋肉的に一番いい状態なので、そこを撮ってもらいたいという考えです。
あとは、芸人が主戦場としているバラエティー番組に、いわゆるグラビアの方とかモデルさんとかが進出し、実際に活躍しているので、逆にこっちが乗り込んでやろうという感もちょっとあります(笑)。


――出版社側からオファーがあったんですか?


いえ、逆に企画を持ち込んだ形ですね。『PRODISM』(創藝社)というファッション誌の世界観が好きで、愛読しているんですが、そこの編集長にフォトブックを作ってもらいたいと思って、創藝社さんにたまたま奥さん(住谷杏奈さん)の知り合いがいて、その方に編集長を紹介してもらいました。そうして編集長に僕のアツい思いを聞いていただいて、「面白いですね」と二つ返事でOKをいただきました。


――出来栄えはどうですか?


満足しています。表紙も、パッと見、誰かわからないじゃないですか? 単なるタレント本にしたくない、おしゃれな人に手に取ってもらいたいという思いがあって、文字も減らし、帯にも芸人の推薦文とかなくしてもらって、とにかくおしゃれのために余計なものを削ぎ落とした感じです。


――表紙から裏表紙まで、芸人の顔が全くと言っていいほどありませんものね。


そうですね。『OVERDRESS』は、厚着とか着飾るみたいな意味なんですけど、僕は服に着られない、服を超えるだったり、「服を着てても主役は中身だぞ」という意味で使わせていただきました。なので、最初は実際のトレーニング風景で、次のファッションページでは、自分が好きなブランドさんとかセレクトショプさんの服を着させてもらっています。HGの衣装の写真でも、明るく楽しい部分は封印して、あとは僕のアートワークを載せているので、僕のお笑い以外を煮詰めた感じですね。カメラマンさんもファッション業界で有名な方でして、非常にやりやすく、撮っていただきました。


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――ちなみに表紙にもつけている顔のアクセサリーというのは...。


ヘッドアクセサリーなので、頭の後ろ側に流してかぶるものなんですが、あえて前に被ってみました。チャレンジですね(笑)。


――そうでしたか(笑)。それと対談ページも豪華ですね。


はい、浅野忠信さんが対談を受けていただけたのは、奇跡に近いと思います。浅野さん主演のドラマにチョイ役で一度だけ出演させてもらったことがあるだけなので。役柄のせいもあって、気難しい方と思われがちだそうですが、フランクでお話しやすい印象ですね。ご自身でブランドもやっているし、お笑いも好きらしく、ルミネtheよしもとにも見に来ることがあるらしいので、憧れの存在でもあり、知り合い以上の関係になれたかなと勝手に思っています。
久保光博さんは、僕が上京した頃から通っているセレクトショプ「GR8」のオーナーさんなんですが、同い年で誕生日が近くて、共感する部分が多いんですよ。世界中を飛び回っている方なので、こうやってゆっくり話したのは初めてでした。


――これから一緒に漫才をするような締めくくりでしたね。


バイタリティにあふれている方なんですよね。実際、僕らスニーカー同好会でイベントやった時は、スニーカー好きにしかウケないようなスニーカー漫才を作ってやったし、プロレス漫才、モデル漫才も作りましたから、そういう意味ではファッション業界のネタを盛り込んだ、ファッション業界の人がウケる漫才も出来るかなと本気で思いますよ。


――そして相方のRGさんとは、結成20周年を振り返るような対談内容でした。


スニーカー好きは有名だと思いますが、おしゃれが大好きで、楽屋に入ったら、私服のファッションチェックをしあったり、空き時間、一緒に買物に行くこともある仲です(笑)。学生の頃は、バイク好きでもあるので、革ジャンにワイルドなジーンズとブーツを履いたりだとか、バイカーファッションのようなかっこいいファッションをしていて、後輩からも憧れられる存在でしたね。今はおっさん体型になりましたけど(笑)、ぽっちゃりでも似合うファッションをしているかなと思います。


――『OVERDRESS』について、RGさんからの反応は?


聞いてないですけど、どう思っているんですかね(笑)。ちゃんと聞いてみたいです。


――次の機会までにお願いします(笑)。HGさんは、子供の頃から着るものにこだわりがあったんですか?


そうでもないですね。高校生までは、お母ちゃんが買ってきたのをそのまま着ている感じで、大学に入って一人暮らしとアルバイトをし始めてから、大学デビューというかモテたいという一心で、おしゃれに興味を持ち出しました。


――当時、ハマったファッションは?


アメ村(大阪アメリカ村)へは行ってましたね。当時は古着ブームで、ボロボロの汚いジーパンを全財産の2万円くらいを出して買った思い出があります(笑)。


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――それから現在、モデル業とお笑い業とのバランスはどのくらいですか?


モデル業は全体の数%で、お笑いがメインですよ。それでも撮られることがあると、肉体を調整しなくちゃならないので、トレーニングや体調管理のいいモチベーションになりますし、好きな服もいっぱい着られるので、今後もモデルは続けていきたいですね。


――現在のHGさんは、モデルも含めて、お好きなことを上手く仕事に組み込んで、充実しているように伺えますが、実感はありますか?


相方と奥さんが2人とも行動派なので、その影響はありますね。相方はすぐに飛びつくし、奥さんも起業してますけど、とりあえずなんでもやってみるんですよね。僕は結構慎重派で、ハードゲイをやるのでも、キャラクター設定や衣装とか、公に出すまで時間かけて練るタイプでした。でも、ある時、人の意見も聞いた方がいいと思うようになり、相方や奥さんの行動を見習うようになって、思いついたこと、好きなことを形にしていこうと考えるようになりましたね。そういう意味では、仕事は順調です。
我々、売れ方が特殊というか、ピン芸人2人みたいな状態がしばらくあって、フラフラしていたんですけど、漫才というひとつの芯を見つけられたので、漫才中心に動けていけていますしね。その漫才も好きなことをネタにするタイプなので、スニーカー漫才とかモデル漫才、あとプロレス漫才とか、他の活動が全部お笑いに昇華している感じで、非常にいいスタンスでいられますね。


――漫才と言えば、HGさんは、ザ・ぼんちの里見まさとさんから「お前めちゃくちゃ男前や」と絶賛されたことがあるんですよね。


そうですね(笑)。ザ・ぼんち師匠のお二人は、僕らをかわいがってくれまして、お二人ともおしゃれなんですよね。今もただのスーツじゃなくて、自分たちのおしゃれを楽しみながら漫才している感じで。僕は、まさと師匠がよしもと一の男前だと思っているんですけど、そのまさと師匠から男前って言われたことは、自信がつきましたね。


――モデル業進出は、まさとさんから背中を押されたのが一因だと。


確かに、それはありますね。


――モデルとしての目標はありますか?


ミラノコレクションのモデルですね。パリコレクションは細身の男性が好まれるらしいんでけど、ミラノコレクションはゴツい系のモデルが好まれるらしくて、僕にもチャンスがあるのかなと思います。


――ご活躍を楽しみにしております。最後に読者へのメッセージをお願いします。


『OVERDRESS』は、あえてボケ0%、おしゃれ100%で撮ってもらいました。ボケゼロというボケに、「何してんねん!」っていうツッコミをしていただけたらと思っています。わかりやすく言うと、オリラジの『PERFECT HUMAN』(RADIOFISH)のような、そういう楽しみ方をしていただきたいですね。


――となると、ますますRGさんの反応を知りたいですね。


「何してんねん!」って思っているのか、羨ましいと思っているのかわからないですけど、最近はあいつも走ったり、トレーニングを始めたらしく、体をアピールしてくるので、RGフォトブックを考えているかもしれないですね(笑)。


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『OVERDRESS / RAZORRAMON HG』
A4サイズ・96ページ・並製
定価:本体2,800円+税
創藝社より発売中


【レイザーラモン】【HG】

2017年5月11日 (木)

吉住友里選手がスペインで行われるスカイランニングの世界大会「トランス バルカニア 2017」に初出場!

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吉本興業のふるさとアスリート制度に登録しているマラソンランナーの吉住友里選手。ロードレースに加えて、2015年からはトレイルランニング、スカイランニングも始めています。山を走るトレイルランニングに続き、昨今、競技人口を増やしているスカイラニング。日本語で「快速登山」と言われる競技で、登山道を駆け上り、駆け下り、タイムを競います。吉住選手はスカイランニングの日本シリーズチャンピオン、アジアチャンピオンですが、2017年は世界大会で自分の実力を試したいと、5月11日(木)現地時間の18時30分から始まるスペイン ラ・パルマ島での「トランス バルカニア 2017」に出場します。世界大会へは初めての挑戦となる吉住選手に、出国前の関西国際空港でお話を聞きました。なお、吉住選手はDHFの一員、現地で応援のため宮川花子も同行しました!

--まず20歳のときに突然、マラソンを始められたそうですが、きっかけを教えてください。

知人に誘われて門真のハーフマラソンに出たのがきっかけです。初めて21キロ走ったのですが、小さい大会だったので優勝してしまって。それで面白いなと思って。

--それから10年くらいはマラソンで。

走り始めて今年で10年になるんですけど、8年くらいはマラソンだけをしていて、2年前くらいに山に連れて行ってもらったのをきっかけに山を走ることにはまって、そこからは山中心になっています。

--トレイルランニングとスカイランニングは初めてだったんですね。

はい。クロスカントリーとかはたまに長野県とかの合宿で走っていたんですけど、がっつり登山道を走るという経験はなくて。トレイルもブームになってきて、仲のいい人がやり始めていて、一緒に連れて行ってもらったのが初めてです。

--トレイルとスカイランニングって違いますよね?

スカイランニングはがっと登ってがっと下る。「快速登山」と日本語では言うんですけど、累積の高いところを駆け上る、駆け下るという感じです。トレイルは結構走りやすい尾根とかを走る感じです。

--やってみようというチャレンジ精神がすごいですね。

面白そうと思ったらとりあえずやってみようという感じは昔からあって。崖みたいなところを走ったりするので最初は怖かったりとか、下りとかすごく下手でした。最初はビビッて下りもゆっくりで1年くらいすごく苦手やったんですけど、走っていたら慣れました。

--登山道は細かったりするんですか?

結構細い道もありますね。

--追い抜く時とか、どんな感じなんですか?

追い抜く時は暗黙の了解みたいな感じで、後ろから人が来たら避けるっていうのはマナーとしてあります。誰かが前にいて、抜く前には声をかけて「右から抜きます」とか、「左から抜きます」とか。それは絶対にマナーとしてみんな分かっていることです。後ろから抜く人がいたらすっと避けて、自分が抜くときは声を掛けます。タイムを競うというのもあるんですけど、それ以上に「山を楽しむ」というのが根本にあるので、ライバルでもあるけど、お互いに励ましあって、勝った人はたたえ合って、一緒に頑張る。長いレースだと一緒に走りながらしゃべったりとか、抜く時もがんばれよってお互いに声を掛け合っています。

--ただ自分の記録出すだけではなく、連帯感や選手同士のマナーとかも大切にして。

そうですね。山は、ランナーは後から入ってきたもので、元は登山のハイカーさんとか、一般の人が登っているところだし、別に誰のものでもないところなので、ハイカーさんがレース中に登っているときもあります。そういう時は、絶対歩いて、挨拶をして、ハイカーさんの邪魔をしないという感じです。ランナーとハイカーがすれ違ったり、追い抜く時は、ハイカーさんが避けてくれたら先に行かしてもらうんですが、基本はランナーは止まってすれ違うとか、挨拶は絶対両方がします。レース中もハイカーさんがいることも結構あります。やっぱり山でいろんな人と出会って、一緒に楽しむというのがいいと思います。

--マラソンは街中を走るレースもあると思いますが、トレイルとかスカイランニングは自然の中を走るというのも、はまったきっかけですか?

そうですね。それが一番魅力です。自然の山の中を走るのは全然違いますね。

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--山を駆け上がるというのも、相当な体力と要すると思うのですが、一日のトレーニングはどんなスケジュールなんですか?

大体月間で600キロ~700キロ、走っています。1日で大体20キロ~30キロ。朝は4時過ぎからロードを走って、日中は整骨院で働いているので、そこで低酸素トレーニングとかを1時間くらいやって。

--お仕事との両立はどんな感じなんですか?

私は理学療法士で、大学も理学療法士が学べるところに行っていたんですけど、その時にランニングを始めて、働き始めてからもずっと走っていました。最初は病院で、フルタイムで働いていたんですけど、病院が忙しすぎて。もうちょっと走ることもやりたいなと思って病院を辞めて、ずっと訪問リハビリとデイサービスでリハビリをやっていたんですけど、2年前くらいから今の整骨院にトレーニングと治療とリカバリーで行かせてもらい出して、結局今年の3月からスタッフとして働きながら選手もやっています。スカイランニングってまだマイナー競技で、お金を出してくれるスポンサーとかも全然つかないし、実業団もないので、世界戦に行こうと思っても全部自腹なんです。そうなると自分で稼ぐしかないので、仕事をして働きながら、その合間で走ってという感じになります。ただ、今は走ることを中心にしたいので、仕事の時間は減らしてもらって、パートで働きながらトレーニングしています。走り始めたときから、結構大学も忙しかったし、そのあとの仕事も忙しかったので、朝に走るのが習慣になっていて。ちゃんと時間が取れるとなると朝が一番確実なので、朝練が習慣になっています。トレーニングはそんなに苦ではなくて、ごはんを食べるのと同じくらい当たり前みたいな感覚です。しんどいときもあるんですけど、それが嫌ではないし、別にそんなに苦でやっていないので、楽しいときは楽しいし、しんどくても当たり前のようにやっているような感じです。

--走っているときはどんなお気持ちですか?

山を走っているときとか、レースで走っているときとか、すごく楽しいし、しんどいときとか、めっちゃ苦しいときもあるんですけど、応援してもらったりカメラを向けられると絶対笑ってしまって。笑ったら楽しくなってきて(笑)。知り合いの人とかと走ったり、走り終わって一緒にご飯行ったり、お風呂行ったりするのも楽しいし、大会でもいろんなところに行って、そこでまたいろんな人と出会ったりとか、そういうのがすごく楽しいです。

--昨年、あべのハルカスの階段を一気に走るレースにも出場されてましたね。

そうです (笑)。123階を一段とばしでずっと一定に階段を登って行くという感じです。私は足が短いので、走ろうと思っても走れないんですよ(笑)。一段とばしで登るのが足の長さ上、精一杯です(笑)。

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--ふるさとアスリート制度に登録されていますが、この制度を利用してどういうことをやりたいとか、ビジョンがあれば教えてください。

個人的にできるのであれば、子どもさん向けの陸上教室とか、自分でやっているんですけど大人向けのランニング教室とか。あとは、これから世界に出ていこうと思うので、その経験とか話を伝える機会があれば、そういう会もできたらいいなと思ってます。もし聞いてくれる人がいれば...。そういう経験って誰もができることではないので、行ってみないと分からないこともあると思うので、そういうことをを日本の人に伝えていきたいです。


--スカイランニングの普及活動も?

そうですね。ジャパンスカイランニング連盟という組織にも入っていて、近畿のチームにも所属してそこでイベントも参加しているので、普及活動もしていこうと思います。

--吉住さんはDHF、宮川大助・花子ファミリーの一員でもありますね。

はい。本当に大助・花子師匠にはすごくお世話になっていて、マラソンの方は花子師匠のよしもとナショナルドリームズに入れてもらっているので、ロードを走る方はよしもとのチームで出て、いろんな活動、例えば復興支援の活動で去年も岩手に行かしていただいたり、沖縄のシンポジウムも一緒に行かしていただいたりしたので、そういうこともこれからも一緒に、私にできることがあったらやらせてもらいたいと思います。

--ふるさとアスリート制度にはどのような経緯で登録されたんですか?

花子師匠に出会ったのが2015年の8月なんですが、たまたま100キロのウルトラマラソンの元世界チャンピオンの宮里康和さんがやってらっしゃるお店に呼んでもらった時に花子師匠がいらして、初めてお会いして。それで「チームに入りや」って呼んでくださって。おもしろそうな子やなみたいな感じで(笑)。その後、楽屋に挨拶に行ったら、大助師匠もずーみん、ずーみんって可愛がってくれるようになって、花子師匠のチームに入ると同時に「ふるさとアスリートというのがあるからそこも登録したら」と勧められて、もう入ることになって。その日にすぐ決まってしまったという感じです。

--花子師匠との出会いとや、ふるさとアスリートに登録したことで、ランナーとして気持ちの面で変わったことはありましたか?

今までは基本的に個人で走っていたので、駅伝とかに一緒に出たりとか、大会でもみんなと一緒に出たりして。走るときは一人ですけど、チームとか、仲間とか、そういう連帯感とかがいいですし、やっぱりすごく楽しいです。よしもとのチームの人たちは当然ですがみんな面白ですし、大助・花子師匠もすごいなと思うことがいっぱいあって、行くたびにいろんなことを学ばせてもらっています。今までよりもいっぱい考えたり、経験させてもらうことが多くなって、大助・花子師匠と出会えたことはすごく大きかったし、変わりました。私は、マラソンする前からですけど、ものすごく人に恵まれているなと思うんです。すっごいいろんな人にお世話になっているし、支えてもらっているし、応援してもらっているから、それを何らかの形で返したいなと思います。

--やっぱり活躍されている姿を見るのが一番うれしいですよね。

そう言ってもらえるので、もっと頑張りたいなと思います。

--これからスペインの大会で、世界でのご自身の実力を試されるという意味もあると思いますが、今の心境はいかがですか?

めちゃくちゃ楽しみです。去年、トレイルの世界選手権でポルトガルに走りに行ったんですけど、やっぱり日本とは山が違って、景色も違うし、山の規模も違うし、めっちゃきれいで。景色が良くて。今回、バーチカルは初めてだし、国内では今のところ負けがなく、去年アジアではチャンピオンになっているので、世界で自分がどれくらい戦えるのかというのは自分でもすごく楽しみです。ヨーロッパの山を走るのも楽しみですし、今回花子師匠とか、みんな一緒に行ってくれますし、全部がめっちゃ楽しみです!

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空港で見送られ、吉住選手は笑顔で出国しました!

【吉住友里】【宮川花子】

2017年4月27日 (木)

レイザーラモン、BKBらがレスラーとタッグ漫才を披露! 5/1(月)『アイスリボンvsよしもと対抗戦vol.2』漫才稽古場レポート&インタビュー

5/1(月)、千葉県・よしもと幕張イオンモール劇場にて『アイスリボンvsよしもと対抗戦vol.2』が開催されます。

先日行われた、人気上昇中の女子プロレス団体「アイスリボン」とよしもとがタッグを組んで行われたイベント『アイスリボンvsよしもと対抗戦vol.1』の第2弾である今回はなんと、レスラー×芸人でタッグ漫才を披露することに!

前回のイベントで決まった漫才の組み合わせは、レイザーラモンHG×雪妃真矢選手、レイザーラモンRG×藤本つかさ選手、タケト×世羅りさ選手、バイク川崎バイク×テキーラ沙弥選手の4組。その漫才の稽古が行われると聞き、稽古現場を突撃し、その後、稽古を終えての感想や意気込みなども聞いてきちゃいました!

アイスリボン選手が全員コスチュームで稽古に臨むという気合の入れっぷりを示すなか、稽古がスタート。さっそくそれぞれのコンビが台本片手に読み合わせを始めますが、テキーラ選手だけがぽつんとひとり......。どうやら、BKBが遅刻をしている模様です。

それぞれの稽古はかなり順調に進んでいき、RG×藤本選手は記録用にとムービーを撮ってもらいながらネタを披露します。もともと前回のイベントからなにかといがみ合っている(?)2人のせいか、それともさすがプロレス選手だからか、藤本選手のツッコミが若干強めな気が......(笑)。
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ムービーを撮っているため、周りは静かに見守らなければならず、終わってから「なんやねんコレ! なんで見なあかんねん」「(自分たちに)練習させへんていう作戦か!?」などとHGが文句を言い出しますが、なんでも稽古はこの日の一度きりだそうで、「動画で見直したらネタを覚えやすい」ということから、結局他のコンビも記録用にと自分の携帯で動画を撮っていました。
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そうこうしているうちにBKBが登場。ヒゲも剃らず現れたBKBにタケトが「ヒゲの永久脱毛してるくせに」とイジると「永久脱毛中は一回逆にヒゲ濃くなるんですけど、なんでそのこと今ツッコむんすか」と迷惑そう。さらに帽子に入っているロゴがBKBかと思いきや、なぜかBBBだったことまでツッコまれまくるBKB。
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他の3組に遅れること約30分で始まったBKB×テキーラ選手コンビの漫才稽古は、他のコンビよりも動き重視?と思わせるアグレッシブな練習を披露していました。
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RGに「ムービー撮る?」と聞かれたタケトは「カンペキですよ? ウチは」と余裕の表情で答え、安定感のある漫才を披露。その後のHG×雪妃選手にいたっては、なんと早くも台本なしでの漫才を披露するというスピード仕上がりっぷりを見せます。
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稽古終了後、まずはレイザーラモンHG×雪妃真矢選手、レイザーラモンRG×藤本つかさ選手の2組にお話を伺いました。

*      *      *      *      *

ーー練習を終えての感想をお願いします。

雪妃真矢(以下、雪妃) いやぁ、難しいなぁと思いました。でもすごく楽しいですね。

HG まずこうやって最初の本読みというか、台本を見ながらやる漫才の稽古の段階でまさかコスチュームを着てくるとは......。やる気をすごく感じましたね。

ーー私もてっきり私服で稽古されると思ってました。

HG そうなんですよ。やっぱりやる気も感じますし、あとやっぱり舞台慣れしてるんで飲み込みも早いし、もう台本も外してだいぶ稽古できたんで、非常にいいスタートですね。
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ハードゲイ&ハードレズビアン(レイザーラモンHG&雪妃真矢)

ーーRGさんは?

RG どうなるかと思いましたけど、さすがM-1準優勝、オンエアバトルでも何回もチャンピオンになってる元ハリガネロックのユウキロックさんが書いた台本のおかげで、僕らがやりやすいように書いてくれてたので、なめらかにできたぞこのやろう(と、藤本選手に向かって)!

藤本つかさ(以下、藤本)(言い返して)このやろう! 

HG この2人はもともと仲悪くスタートしてるんで......。

藤本 そこは今も変わりませんよ。私は大っ嫌いです。

HG だからなのか、ツッコミがキツイなと思いました。
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クロウニンズ(レイザーラモンRG&藤本つかさ)

ーーそれは私も見ていて感じました(笑)。

藤本 いちいちドンッ! ドンッ!(と説明)

RG 練習であんな入れる必要ね~だろと思いましたけどね。

全員 (爆笑)。

藤本 何をおっしゃる。練習でできなきゃ本番もできないんだからね!

RG 必要ないくらいの痛さだったわ! だからもう本番はなるべく、その......よけます(笑)。

HG ツッコミよけたらあかんやん(笑)!

RG そのあたりはさすが取締役だけあって、飲み込みが早いなと思いました。ただちょっと、いろんなプライベートなところもどんどん掘っていって、、僕らなりのアドリブも付け加えて、仲は超悪いんですけど、大爆笑漫才に仕上がりました。

藤本 昨日の夜中にたまたまテレビをつけたら、(RGが)出てたんですよ。それを見たらだいぶカットされていて......(笑)。すごく心配になりました。

RG おいおいおいおい。たぶん総集編かなんかだろ。

藤本 他の人はがっつりしゃべってんのに、なんか(RGだけ)早送りされてて......(笑)。

RG それはRGあるあるだよ。

藤本 今回台本をいただいたときに、私がツッコミだったんですよ。それがすごく不安で......。プロレスって"受けの美学"って言われてるんですけど、漫才は攻めになるのかなと思って、ちょっと不安になりました。

HG RGさん、ツッコミできませんから(笑)。

藤本 でもプロレスと似てるところがあって、緩急が大事なのかなって思いました。

RG だから我々、最後のたたみかけすごいですよ。そこを楽しみにしていてください。

ーー最後に意気込みをお聞かせください。

雪妃 せっかくやるからには、勝ちたいなと思います!

HG 「ハードレズビアン」という、5年前に僕が思いついたけど持て余していたキャラクターがあるので、それを雪妃さんにあげるつもりでやってもらいますんで、新たな雪妃さんが見られると思います。

RG ほんと大っ嫌いなんで、間違えたらマジですげぇ張り手すっから。

藤本 そしたら倍返しします。私のミスはRGのミスなんで。

RG ......本番どうなるかわかりません、我々。

HG 仲ようしてや、ほんまに......。

藤本 プロレスラーがお笑いやるってことなんですけど、やるからには100%でやらないとお笑いのファンの方に失礼だと思うので、全力を出し切ってがんばりたいです。でもRGは大っ嫌いです(笑)!

RG クーッ(と悔しそうに)!!

*      *      *      *      *

続いて、時間差で練習を終えたタケト×世羅りさ選手、バイク川崎バイク×テキーラ沙弥選手の2組にもお話を伺いました。

ーー稽古してみての感想をお聞かせください。

テキーラ沙弥(以下、テキーラ) 練習に来てみたら、相方がいなくて......(笑)。どうしようかと思いました。

BKB え~!? 大変すねぇ(とトボけて)。

タケト オマエや、オマエ!

テキーラ でも、ここのコンビはテンションでなんとか乗り切れるかなって思っているので、なんとか合わせて。

BKB 僕も、遅れてきたら、他の人はみんな練習してんのに、テキーラさんがなんかひとりで悪目立ちしてるみたいになってて「あ、こんなさみしい感じになってたんや」って......(笑)。でも、テキーラさんて、もともとテンション高い方ですよね?

テキーラ はい!

BKB だからBKBにもついて来てくれて......やりやすかったです、非常に。大きな声でがんばりました(と、棒読みで)。

テキーラ(笑)。
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BKB&TST(バイク川崎バイク&テキーラ沙弥)

ーー世羅さんは?

世羅りさ(以下、世羅) そうですね、初めて漫才というものをさせていただいて、テレビで見ていたあの漫才をできるんだ!って思ってすごくうれしくて。ただ、自分たちが一番正統派な漫才をさせていただくんですけど、誰でもやってるからこそいちばん難しいと思うんですよ。キャラにも頼れないし......。

BKB まるでオレらがキャラに頼ってるかのように(笑)!

世羅 (笑)。なので、タケトさんに頼りまくって。さっきも台本を見ながら「こうしたほうがいいよ」とかアドバイスもいただいたんで、そういったことも全部含めて、完璧にして本番を迎えたいと思います。

ーー世羅さんはずっと漫才をやりたかったとか。

世羅 そうなんです。子どもの頃から吉本新喜劇を見て育って、お笑いが好きっていうのがずっとあって。東京に出て来てから、お笑いを見て笑うことしか楽しみがなくなってしまって......。話が重いんですけど(笑)。でも自分がそっち側(漫才をやる側)に立てるっていうのがうれしいです。

タケト 僕は昔、Bコースっていう3人組を組んでまして、解散してから「漫才を一生やらない」って決めてたんですけど、世羅さんとだからやろうかな、って。今日やってみて、「やっぱチャンピオンは違うな」と思いましたね。今回チャンピオンとやらせてもらうわけですから、スベるわけにはいかないなっていう。
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世羅タケト(タケト&世羅りさ)

ーーさっきも「完璧です」って言われてましたもんね。

タケト まぁ、そう言っといた方が、あとでスベったときにイジってもらえるんで。

ーー保険ですか(笑)!?

タケト (笑)。だから本番はどうなるかわからないです。

ーー稽古を見た感じ、いちばんの強敵だなと思うコンビは?

タケト いや、でも自分たち以外みんなウケそうだなって。

BKB 意外とタケトさんのとこがいちばんしっかりと笑い取れるかもしれないですよ。前回のお客さんの感じ、覚えてます? 結構しっかり聞く感じでしたよ。そんなノリで笑う感じじゃなくなかったですか?

タケト 確かに。前回のオープニングのとき思ったんですよ。「あ、ちゃんとお笑い見に来てくれてるな」って。

BKB そうなんですよ。だからオレらヤバいです。あとは出順ですよ。タケトさんたちが1番とかであっためてもらえるとオレらはやりやすいんですけど......。

ーーなるほど。では最後に意気込みをお願いします。

テキーラ 前回は、自分では思ってもなかったところで笑いが起きたので、「テキーラ沙弥が輝いた興行だったね」とすごく言われたので、第2回目も私の興行だった!と言ってもらえるようにがんばりたいです。

BKB 前回、オレ、世羅さんをチャリンコでひいたんです。バイクがバイシクルで世羅さんを......。

世羅・テキーラ ああ~、あった(笑)!

BKB そこが前回オレがいちばん輝いてた瞬間やったんですけど。もう生で体の柔らかさとかが伝わってくる感じやったんで。今回は、輝いてるテキーラさんの横でオレもヘッドライト照らせたらなと思います、バイクだけに、ブンブン! レッツゴー! どうもありがとうございました。

世羅 そうですね、私も前回いちばん輝いてたところと言ったらバイクにひかれたところだったので......。

全員 (爆笑)。

BKB お互いにね。

世羅 でも前回は結構ふざけられる試合をさせていただいて、途中ビールを飲んだりしてしまって、ちょっとふざけすぎたかな?っていうのもあったので、今回は正統派漫才をやらせていただくので、試合も漫才も真面目に取り組みたいと思います。

タケト 前回は「全員でイベントを盛り上げよう!」って気持ちでしたけど、今回は「うちのコンビだけウケよう!」って気持ちで、他に負けないようがんばりたいですね。

*      *      *      *      *

レスラー×芸人4組によるタッグ漫才が見られる『アイスリボンvsよしもと対抗戦vol.2』。それぞれの個性が生かされた、貴重な漫才をぜひ生で体験してみてください!



【レイザーラモン】【タケト】【バイク川崎バイク】

2017年4月25日 (火)

2作目にして最高傑作が誕生!? 4月26日(水)より、Amazonオリジナル『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』シーズン2の配信がスタート!

4月26日(水)より、Amazon プライム・ビデオにて、Amazon プライム・ビデオの日本オリジナル・シリーズとして最も人気の高いダウンタウン・松本人志によるバラエティ・シリーズ『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』シーズン2の見放題独占配信が開始されます。
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Amazon プライム会員は、プライム・ビデオで数多くの映画やドラマをいつでもどこでも見放題で楽しめるだけでなく、会員特典として、お急ぎ便や送料無料、100万曲以上が聴き放題の「Prime Music」や、容量無制限のフォトストレージ「プライム・フォト」などのさまざまな特典が受けられます。

本シリーズは、個性豊かな10人の芸人たちが芸人のプライドを賭け、賞金1000万円を競う"密室笑わせ合いサバイバル"。参加者は10名で、参加費は1人100万円。制限時間は6時間で、ひとつの部屋に集まった参加者同士が笑わせ合った結果、笑ってしまい、レッドカードが出たら即退場というもの。最後まで残ったひとりが賞金1000万円を獲得します。

「シーズン1」の第1話、第2話は日本におけるAmazonオリジナルの作品の中で最も多いストリーム数と最も長い視聴時間を記録したという人気シリーズでもある本作。気になるシーズン2の参加者は、シーズン1に続いての参加となる宮川大輔、FUJIWARA・藤本敏史、ジミー大西の3名と、初参加となるバナナマン・日村勇紀さん、アンジャッシュ・児嶋一哉さん、バイきんぐ・小峠英二さん、森三中・大島美幸、ダイアン・津田篤宏、平成ノブシコブシ・吉村崇、ジャングルポケット・斉藤慎二の7名。シーズン1に負けず劣らず個性豊かな芸人が勢揃いし、本気のお笑いバトルが繰り広げられました。

今回のシリーズから「出演者には1回笑わせるたびに1ポイント付与。制限時間、残り1時間となった時点でポイント数を公表。2人以上で制限時間を迎えた場合は、ポイント数がいちばん高い参加者が勝者となる」という新ルールが追加されたことも今回の見どころのひとつとなっています。

このたび、シーズン2の配信スタートを記念して、シーズン2の手応えや参加芸人、またシリーズの今後などについて、松本本人に直撃しました。
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*     *     *     *      *

ーーシーズン1の手ごたえや、周りの反響はどうでしたか?

わりと評判がいいというのは聞いてたんですけど、ただ、ルールの改正がちょっと必要かな?とは思ってたんです。シーズン1では中盤ぐらいにピークを迎えてしまっていたので、もっとピークを後半に持っていけるようにというか、最後をもっとエキサイティングさせるにはどうしたらいいかを考えた結果、シーズン2ではちょっとルールを改正して、うまくいったかなと思ってます。

ーーポイント制を導入したというところですよね。

そうですね。ボクシングじゃないですけど、アグレッシブさというか、そういうのもポイントにしていかないと、「自分からなにも仕掛けず、笑うこともなければ笑わせることもしない」という人が優勝ではさすがにちょっと盛り上がりに欠けるだろうと思ったので。

ーーそこは思惑通りうまく作用しましたか?

今回はよかったですね。そこがシーズン1と2とのいちばんの大きな違いだと思います。
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ーーシーズン2の見どころを教えてください。

どんどん尻上がりによくなっていくというか、たぶん最後あたりをいちばんのピークにうまく持ってこられたかなと思っているので、やはりそこがいちばんの見どころでしょうね。

ーー初参戦のメンバーの印象と、その方たちに期待していたことを教えてください。

こちらも意識はしたんですけど、このメンツを見ると、自分から笑いを取りにいくというか、どんどん仕掛けていく、ディフェンスよりもオフェンスが得意な人間をうまく10人選べたかなぁという印象ですね。あとは、よしもとにあまり捉われないというか、これからどんどん間口を広げていきたいなぁという気持ちもあって。ぜひ入ってほしいと思う人が何人かいたんですけど、全員参加してくれたので、非常によかったです。

ーー今回、よしもと以外の方は、バイきんぐの小峠さん、バナナマンの日村さん、アンジャッシュの児嶋さん......。

まぁ、児嶋は僕は別にどっちでもよかったんですけど(笑)。本人が変にやりたいって言うので泣く泣く受けました。
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ーー逆にシーズン1から登場されている、宮川大輔さん、FUJIWARA・藤本さん、そしてジミー大西さんはいかがでしたか?

あまりにもまったく初めての人たちばかり10人だとどうなのかなっていうところもあって。経験者が2人ぐらいいてくれた方がいいし、大輔とフジモンは前回もうまくムードを作ってくれたので、この2人に参加してもらったら面白い展開が生まれやすいかなぁということで。あとジミーはまぁ......なんでしょうか、ちょっと飛び道具というか、こういう人もひとりいるかなぁというか。まぁ、たぶん早い段階でいなくなっていくんだろうなぁとは思いますけど(笑)。
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ーーオファーがあれば、3作目もぜひやってみたいと思われますか?

あの~......、これ、あんまり言いすぎるとあれなんですけど、シーズン2の出来が結構ホントによかったので、シーズン3のオファーがあればもちろんやってみたいなとは思うんですが、シーズン2を超えることが相当難しいぞ、というか......。ちょっとそこが悩ましいとこですね。
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ーーちなみに、松本さんご自身が『ドキュメンタル』に参加されることはないんでしょうか。

いや、僕はしたかったんですよ? したいんですけど、やっぱこう......、なんなんでしょうね。周りが止めるんですよ(笑)。どういう理由で止めてるのかはわからないですけど。でもいつかはやってみたいし、もっと言えば、前にも言ったかもしれませんけど、「シーズン10」までいけばチャンピオン大会みたいこともできたら面白いとも思いますし。そういう意味では僕もどっかで参加したいんですけど、そうなると確かに芸歴がね、僕だけ急にちょっと上がってしまうので。あ、ジミーは......(と芸歴の長いジミーを思い出し)、あんなん芸歴なんてあってないようなもんですからね。ギュッとしたら2カ月くらい......(笑)。だから、ある程度の芸歴の人間が10人集まって、1回そういうシニア会みたいなのがあればぜひやってみたいですね、もっと金額上げて。

ーーシーズン1のときのインタビューでは、ジミー大西さんとは戦いたくないとおっしゃっていたんですが、もし参加するとしたら、戦いたくない相手はいますか?

確かに、ジミーは厳しいですね~。ちょっと予測不可能なとこもありますしね......。なかなか彼は強敵だと思います。ただ、ジミー本人は「僕は絶対笑わない」「笑わすことは得意やけど、絶対誰が何かやっても笑わない」って言うんですが、めちゃめちゃゲラだった(笑)っていう。だから、うまくハマればすぐ退場になるんじゃないかなとは思いますね。

ーー前作も今作もすべて芸人さんが出演者として名を連ねていらっしゃいますが、今後、タレントさんなども含めて、「こんな人がいたらシーズン3は面白くなるんじゃないか」と思う人はいますか?

あぁ~、なるほど。なくはないですよね。シーズン1、シーズン2を見てもらって、「あ~、なるほど、こういうことか」というのをある程度理解してもらえれば、確かに芸人に限らず女優さんとかミュージシャンの方が参加するのも面白いかもしれないですね。

ーーミュージシャンの方が、ツイッターで「すごく面白かった」ってつぶやいたりしているのも結構見かけますし、芸人さんに限らず今後はミュージシャンの方の参加の可能性も......。

そうですね、T.M.Revorutionなんかは風浴びといたら笑いが起こりそうですし(笑)。

これからも長く私たちを楽しませてくれそうなシリーズになる予感のする『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』。まずは4月26日(水)から配信されるシーズン2(全5話)をお楽しみください!
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©2017 YD Creation



【ダウンタウン】【松本人志】

2017年4月14日 (金)

5月17日(水)、DVD『6人のテレビ局員と1人の千原ジュニア』発売記念!  千原ジュニア×高須光聖スペシャル対談

2016年3月25日に開催された超実験的ライブ『6人のテレビ局員と1人の千原ジュニア』。チケットが即完だった話題のライブが、このたび約1年という時を経て、満を持してDVD発売されることとなりました。

人気バラエティ番組を手がける、今をときめくテレビ局のディレクターたちが千原ジュニアを自由にプロデュースするという本作。各局のディレクターが千原ジュニアを使った舞台を企画・演出し、ひとつの舞台でそれぞれ全く異なった世界を作り出します。

先日行われたDVD特典の副音声収録では、スペシャルゲストに高須光聖氏を迎え、コメンタリー収録が行われました。約10年前に行われた『6人の放送作家と1人の千原ジュニア』では作家としてジュニアと舞台を作り上げた高須氏。収録前に軽く打ち合わせをしただけの2人はさっそくブースに入り、収録がスタートします。

10年前の心境を聞かれた高須氏が、「全部自分にかかってるというのがイヤだった」と、今だから言える当時の心境を吐露したり、ライブ後にジュニアが日本テレビの土屋氏から熱いメールをもらったエピソードを披露したりと、貴重な話の連続で、かなり聞き応えのある内容となっていました。

そんなコメンタリー収録直後のお2人に、本作についてのお話を伺いました。
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(左:千原ジュニア 右:高須光聖)

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ーーコメンタリー収録を終えての感想をお聞かせください。

千原 まったく覚えてなかったですね。

ーーでは、ご自身のライブではあるけれど、今見ても新鮮というか......。

千原 そうですね。あと、だいたいわかるじゃないですか、こんだけ長いこといろいろやってると。......あの日、だいぶ調子が悪かったですね(笑)。

高須 (爆笑)。そうなん?

ーーそうですか!? 面白かったですよ!

千原 いやいや、だいぶ調子悪いなぁ。

高須 僕はジュニアと違って裏方の方なんで、しかもやったことがあるので、ディレクターの気持ちを考えて「うわぁ~1発目イヤやなぁ」とか、「ああいう感じの後のこの空気でやんのイヤやなぁ」とか、そういうのを今見てもひしひしと感じるから、この企画、絶対裏方イヤやなぁと思って。

ーーみなさん、オファーを受けた時に「どうしようかと思った」とか、「これは正直やりたくないけど、だからといって、断って他の人にこの話がいくのもイヤだ」とか、葛藤されてますもんね。

高須 やっぱり呼んでもらえるのは名誉ですからね。「お願いします」って言われたら、「千原ジュニアにそう言われたらやるけど、イヤやなぁ、おもろなかったら」と思うからねぇ。

ーーライブ後にディレクターさんたちと話はされましたか?

千原 全員で打ち上げ行ったんですよ。それはすごく面白かったですね。何人かの人は初対面でしたけど、「あそこもうちょっとこうしたらよかったんちゃう?」みたいな話になってましたし。

高須 ああ、ディレクター同士が? なにそれ!

千原 ひとつのテーブルに6局のディレクターが揃うというのも普段ないでしょうから。濃い打ち上げでしたね。

高須 それも(カメラ)回しとけばよかったのにね。

ーー当日、終わった直後はどう感じましたか?

千原 なんかねぇ、不思議なライブで、ウケたらウケたでそれぞれの演出された方の手柄やし、スベったらスベったでオレの責任やから、意外とオレ、うまみないんすよ。

高須 (笑)。ホンマやなぁ。

ーー充実感、というのではない感じですか?

千原 う~ん、まぁ、ありますけど、ホンマそうなんすよ。だから......ねぇ。思い出しました。もう二度としないです。

ーー(笑)。でも、コメンタリー収録中も「次やるとしたら」って結構おっしゃってましたし、ホントはやりたい気持ちもあるんじゃないですか?

千原 やっぱり、知らない人とものを作るっていうのは面白いですからね。

高須 だって、明らかにプロモーションになりますからね。テレビへの。各局の売れっ子ディレクターさんですから、その人たちが千原ジュニアと向かいあったときに「あ、こんなんできんのか」ってなって。こんなにしっかり1人の芸人さんと向き合うことってあんまりないので、やると、「ああ、ジュニアってこういうとこすごいなぁ」って再認識するじゃないですか。たぶん『6人の放送作家~』のときも、それまでそんなに絡んでない人も多くて、そこで「あ、ジュニアってこんな面白いねんや」ってたぶんみんな持ち帰ってるんで、そっからねぁ、これまぁ、ジュニアの結構小ずるいとこやと思うんですけど、各局の番組に出るんですよね。ジュニアさんてこういうのがいいですね、ってその6人がポロポロ言い出すんですよ。だからディレクターもたぶん、知らない人の方がええよね。藤井はよかったですけど。全然知らん人の方が、いい意味でプラスになるんちゃうかなっていう。

千原 その場のうまみはないが、のちのち......。

高須 そう。あとで回収できるんじゃないかと。

千原 なるほど~。......もっかいやりますわ(笑)。

高須 (笑)。

ーーあまり覚えていなかった中でも、特に印象深かったと思うものを挙げるとしたら、どの作品ですか?

千原 やる側で言うとやっぱりキノコの......(『daiben.com』)。めちゃめちゃ話長いんですよ。それをキュッと縮めてしゃべるって意外と難しいし、あと、キノコの名前とか、専門用語みたいなのもあるんで、それも覚えなあかんし。それですっげぇ脳みそかなり回したなっていうのを記憶してます。あと、全体のライブとしてはやっぱり藤井くんの(『ジュニアvsジュニア』)、後半全部巻き込んでいくみたいな感じがすごかったですね。

ーー確かに藤井さんの作品は、見ていて興奮してくるというか、ミラクルが起こってましたよね! ところで高須さんは、以前『6人の放送作家と1人の千原ジュニア』に参加されていましたが、今もう一度この企画をジュニアさんとやるとしたら、どんな企画をやってみたいですか?

高須 こういう企画のときって、みんな「ジュニアがこう言うんじゃないかなぁ」という想定のもと考えていくんですよね。だから、ちょっとジュニアと打ち合わせするとき、ヒントはこぼしていってると思うんですよ。「こんなことをやると思う」って。みなまで言わないまでも。それを受けたジュニアならこう動くだろうなぁっていう道しるべだけ出しといて、こっち側では3つぐらいパターンを用意して。基本はそういう作りやと思うんですよ、みんな。で、「ここだけは絶対笑いがほしい」っていうところだけは、練習はしないまでも、「もしもこうきたら、こんなことどうかな」ぐらいは言って決めていくというか......全部をちゃんとしっかり用意してない感じで作ってるのがテレビマンぽいなと思ったんですよ。TBSの藤井ともしゃべったんですけど、台本をこの人には全部見せて、この人には見せなくて、この人には違うこと教えといて、とか。そしたら現場でみんなが会った時にこういう風になるんじゃないか、っていう。(台本を)全部見せちゃうと芝居になってしまって、芸人さん(のいいところ)が死んじゃうので、死なない、いい感じでの相乗効果というか、面白いことになっていくように台本を足したり引いたりして。今回のジュニアのやつなんかは特にそういうのに長けた人たちがやってると思うし、やっぱり僕が今度作るときもそういう作りになると思うんですよ。

ーーディレクターさんぽい作り、ということですか?

高須 いやいや、(放送)作家もおんなじやと思いますよ。もちろん、宮藤(官九郎)ちゃんみたいに書く人はいますよ? ワ~っと本に仕上げて「演じてくれ!」っていうのもありますけど、僕なんかがそれをやっても絶対宮藤ちゃんの作品よりよくはならないので、ジュニアをちょっと困らして、照れ笑いするとこでも笑いが起こることはないかなぁという、バラエティの作家が考えるずる~い考えを足していって(笑)、そこかしこに保険を打つんですけど。だから今度やるものもそうしたいんですけど、ほぼほぼみんながもうやってるのでね。12人ぐらい、このパターンを。

千原 そうですねぇ。そうそう、言うの忘れてたけど、藤井くんはオレのめちゃめちゃ近い後輩で1回(シミュレーションを)やったって言ってましたね。

高須 ああ、オレもそう。オレはジュニアのそばにいた作家の松本(真一)に、「ジュニアにこんなこと言うたらどんな風になる?」て聞いて、「たぶんこんな風に言いはるんじゃないですかね」って言われて「じゃあ置いとこか」とか、「困る?」「いや、困りはりませんね。困ったとしても、こう言いはりますね」「なるほどな」とか。僕も、ジュニアに見立てた身近な放送作家に聞いて、なんとなく探りましたね。

ーーじゃあ、シミュレーションされてたんですね。

千原 向こうはね。

ーーそれにしても藤井さん、すごいですよね。準備に膨大な時間がかかったでしょうし......。

高須 あれをようやろうと思いましたよね。だって、自分がイメージする面白い言葉が実際あるかどうかもわかれへんし、全部揃ってるかどうかもわからへんのに、たぶんいけるやろなって思ってやるというのは......。

千原 それこそ40歳(『千原ジュニア40歳誕生日ライブ』)の時に、オレが昔やってる大喜利のやつ(『千原ジュニア×昔の千原ジュニア』)があったじゃないですか。あそこからみたいなところかもわかりませんね。

高須 ああ、あれか! 

千原 こっちは大喜利の答えを覚えてないんですよ。

高須 あそこからヒントを得てるかもね。

千原 あのライブ、トータルの演出藤井くんなんで。

高須 なるほど。あれで「やれるかな?」って思ったんかもしれんね。

ーー『放送作家』と『ディレクター(TV局員)』ではどんなところが違いましたか?

千原 やっぱ作家さんは「ペンを持つ」ってところですね。(台)本を書きはるという。ディレクターはやっぱり、「指示を出す人」っていう。それは如実に違いますよね。

ーーちょっと話はずれるんですけど、今、高須さんが「こんなテレビ番組をジュニアがやったらいいんじゃないか」と思うものってありますか?

高須 1回フジテレビで竹内が「ジュニア枠」っていう、ジュニアだけでいろんなことをやるというのをやってて、それを一緒にやってたんですけど、やっぱりそこでも、ちょっとジュニアを困らせたくなるようなものがいいかな、って。言っても「千原ジュニア」って、芸能界じゃもうそこそこ圧もある、それなりの年次を重ねた芸人さんなんで、なんとなく立ち位置ができあがってるというか、この辺の位置でこういうことする人やなぁというのがあるから、そうじゃない位置のジュニアが見たいなと思うので。だから今回の舞台なんかも「そんなこともすんねや」っていうのがよかったですね。だって一発芸をやらされることなんてないじゃないですか。でも芸人さんのすごいところは、意外とその空気持ち帰って、今までやったことなかったのにできるようになったりするんですよね。「できるもんやな、オレ」って、本人も再認識してることが結構あるので。だから僕はジュニア自身が「こんなことやったことない」っていう立ち位置でやってほしいですね。でも、ベースは話が中心になるのかな。VTRでロケうんぬんかんぬんていうのよりも、スタジオでの設定を決めたトーク番組の方がジュニアはいいかなぁと。それもまぁ、型にはまってるといえばはまってんねんけど。

ーージュニアさんは、「こういうのはやったことないからやってみたいな」と思う番組ってありますか?

千原 オレ自身が毎週絶対見んのが、『渡辺篤史の建物探訪』なんですよ。

ーー私も毎週見てます!

千原 あ、そうすか。

高須 オレも毎週見てるよ!

千原 あ、マジすか。あれって、ほめ大喜利じゃないですか、渡辺さんの。いかにどうでもええ家をほめるかっていう。

ーーどうでもよくはないと思いますけど......(笑)。

千原 いやいや(笑)。で、最近周りでいろいろ家を建て出してて、「ああしといたらよかった」みたいなのが結構あるっていうんですよ。だから、後悔してる部分も紹介する「建物探訪」みたいなのがめっちゃやりたいです。

高須 そんなんやりたいの?

千原 はい。

高須 人の家、好きなの?

千原 はい。オレねぇ、オヤジ設計士なんですよ。それの血が流れてるのか、建物めっちゃ好きなんですよ。

高須 なるほどね。渡辺篤史さんは、自分で家建てたんやって。でも、『建物探訪』で家を見すぎて大失敗したらしいで。

千原 え~!

高須 あれも入れようこれも入れたようと思ったんで、ごちゃごちゃしてしまったんやって。

千原 なるほどなるほど。

高須 ホントはドーンと作った方がいいねんけど、どうしても「あの家のこういうとこよかったなぁ」ってやってしまって、チェック項目がありすぎておかしな家になってんて。だから、知りすぎると辛いよね。

千原 へぇ~。だから、7ほめる、3後悔聞くっていう。

高須 なるほど。面白いね。

ーーそれこそ、渡辺さんのお家も行きたいですね。

千原 ねぇ。いや、渡辺さん、めちゃめちゃオモロいときあるから。玄関見て、「わぁ~、いい......(空を見上げて)青空だぁ」って。

高須 (笑)。

千原 もう、困ってるっていうのがね。

高須 家かぁ。面白いやん。それホンマにやろうや。

千原 やってくださいよ。めっちゃやりたいんすよ。

高須 ええやん。それええわ。

千原 で、オレ、今ロケ番組がないんで、ちょうど。

高須 ああ、そっか。

ーーぜひジュニアさんに家のロケに行ってもらいたいです! では最後に、これからDVDを見る方にメッセージをお願いします。

高須 普通にテレビを見ていて、「こんな素晴らしい、こんなすごい番組をやってる」と思う人たちが「千原ジュニア」と向き合って舞台をやったらどんな風になるのかっていうのはドキドキするし、テレビでは見られないジュニアが見れるから、僕はやっぱり貴重なDVDかなって思うので、そういうところ、ジュニアの緊張してるとこも踏まえて、アドリブというか、ドキュメンタリーが流れてるんで、そこを楽しみに見たら面白いんじゃないかなと思います。

千原 ここ10年でいちばんしんどかった日ですね、あれ。1日でいうと。それがこう、映像に収められてるのはなかなか見ものじゃないですかね。

高須 10年でいちばんて......相当疲れてるなぁ。

千原 いやぁ、前半なんか特にもう、「これどうすんねん」みたいな。でも、どうあがいていいかわからんていうか。

高須 それを思ったらもうやりたくないって思えへんの?

千原 ......なんか忘れるんですよね。アホなんでしょうね。

ーー(笑)。覚えてないっておっしゃってましたもんね。

千原 ねぇ。

高須 すごいねぇ。

ーー忘れるのも才能ですね。

高須 才能か、めちゃめちゃ頭悪いかですね(笑)。

千原 ね(笑)。

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【千原兄弟】【千原ジュニア】

『松本家の休日⑤』DVD発売! お父ちゃん・宮迫博之×演出・並木慶さんのスペシャル対談が実現!

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2014年の番組開始以来、高視聴率を記録し続ける人気番組が、朝日放送の『松本家の休日』です。放送時間も4月22日(土)からは、現在より40分早くなり、毎週土曜日深夜0:05〜0:35に繰り上げ。さらに多くの人へ笑いを届けることとなります。そんな人気番組『松本家の休日』のDVD第5弾が3月22日に発売されました。お父ちゃんを演じる宮迫博之と番組演出を手掛ける並木慶さんに、DVDの見どころや番組の魅力を語っていただきました。


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まずは誕生日を迎えたばかりの宮迫にサプライズプレゼントが。中身はオシャレな衣装ケースで、「シャレてる!」「カッコいい!」と宮迫も絶賛。和やかなムードのなか対談が始まりました。


<緊張感ゼロ、素の家族が見られる番組>

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宮迫 2014年に番組始まったんやなぁ。ほかの番組はTVショーですから、タレントであったり、スタッフも含めて、どこかで緊張感を持ってるんですけど、この番組ないです(キッパリ)。

並木 僕たちスタッフは持ってますよ(笑)!

宮迫 フラット。心電図やったら死んでる状態。ゆるいからこそ言ってしまう、出てしまう発言もよくあるし、生の声過ぎてたまに怖なることありますよ。

並木 だから、町に出て、ちょっとしたものを食べたり、何か見つけて遊んだりしてるときに、すごいリアルなりアクションで「本当に素で楽しんでいるんだな」とか「ああ今おもしろくないと思ってるんだな」とか、ほかでは見られない人間味とかがいっぱい出てるんじゃないですかね。

宮迫 ほかにもいろんな番組に出させてもらってるけど、この番組に関しては、単純にただ楽しいという。だから、カメラさんが前にいて、先行して松本さんが歩いて、横に体のでかいたむけんがおったら、必然的に僕はその間の位置に行って、本来はカメラに映らないとダメ。でも(この番組では)考えてないです。丸かぶりのときあるし。

並木 それは自分で気づくんですか?

宮迫 「ああ映ってないわ、俺」って思って、スッと移動したりとかはあるなぁ。でもそれは一番体のでかいたむけんに言いたいねん。「オマエ真ん前やったら、お母ちゃんすら映らんときあるぞ」って(笑)。ほかには、たまにカメラ追い越しそうになったりね。

並木 番組の作り方としては、こんなに筋書きのない番組もないと思ってます。でも、それは番組のスタートも本人たちのテンション、みんながやりたいからという思いがあったので、どんな環境にしたい、どんな空気で番組作りたいっていうのが、家族のみんなからバッと出てきてたから。こちらとしては、それを生かさない手はないなと。みんながやりやすい環境を作ろうと思ってるくらいで、あとは「この場所にこの家族を放ったらどうなるんかな〜?」って面白がってる感じですね。

宮迫 本当に日常に近いなぁ。松本さんとどっか旅行行こか、このメンバーで行ったらこんな感じ...っていうのに限りなく近い。ホンマにリアル。だから「もうエエわ、そんなん」とかよう言うてるし。

並木 やるとか行くとか言うといて、むっちゃヤメますよね!

宮迫 だからあれがリアル。松本さんと例えばどっか行ったとしても、「これいいじゃないですか?」「別にエエわ、それ」「じゃあヤメましょか〜?」って、当初の予定を丸々ヤメたりするからね。

並木 TVショーは本当言うたら「一応やっとこか」ですからね。

宮迫 旅行行っても、(お母ちゃんは)どっかおかしいから。グアム行って3日連続おんなじファミレス行く?って(笑)。

並木 そんな人なんですよ(笑)。

宮迫 俺はめちゃくちゃ好きよ、そのファミレス。別にエエねん、別にエエねんけど、グアムにしかない店とか、たくさんリサーチしたなか、お母ちゃんが「あのファミレスでエエよ」って言うたら、「...じゃあそうしましょうか」ってなるっていう。だからもうめちゃくちゃリアル。そういうのがそのままここ(DVD)に入ってるから。

並木 こんなにお金持ちの皆さんが庶民的なところが全く抜けてないんですよ。そういうとこからも松本家は演技でもなんでもなくて、素が出てる。

宮迫 ホンマに素やわ〜。

並木 視聴者からの意見でも「松本家で食べてておいしいって言うてるのって本当においしそう」って...こんなこと言うてエエんかな? ほかの番組がおかしなる...(笑)。

宮迫 ほかの番組もおいしいんやで。だって松本家は1万円やから。

並木 金額が限られてますからね。

宮迫 1万円のなかで4人でなんとかせなアカンっていうのは、ホンマに見てくれてる家庭の皆さまも同じ体験できるっていう。テレビって一皿1万円とかのが出てきたりするやん。そりゃうまいっていう話で。うまいねんけど...置きに行くリアクションになってまうっていうか。でもこの番組は払える値段のもんで、それでいて行列できるやつを食べさせてもらえるから。だから忘れられへんくらいうまいやつ、いっぱい出てきてるわ。

並木 宮迫さん、ロケに行った店、よく行ってはりますよね?

宮迫 すぐ行くで! この間も通天閣の下の店、すぐ行ったからね。一回目は一人で行って、その次は後輩と行って。

並木 すげ〜(笑)。

宮迫 ホンマよう行くわ。この間行った通天閣の下は、一回目はまだ番組が放送前やったから空いてて、二回目行ったら二席しか空いてへんかってん。座ったら両隣の人が「エ〜ッ! 何!? ホンマに来るやん!」って。ちゃんとテレビ見た人が来てくれてるのがうれしかったね。



<忘れられないロケの数々&食シリーズの知られざる真相!?>

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並木 行き先決めるのは、ロケ終わりに家族が「こんなとこ行ったらおもろいかな〜」って言うてるのを、こっちがそれおもろいんちゃう?って、そのまま乗っかってしまうっていうのもありますし、こちらからこんなとこに家族を放ってみたらどうなるでしょう?っていう提案もありますよね。

宮迫 この間の地獄谷とかは提案やな。

並木 そうですね。何もないと思われがちな「野田」っていう駅なんですけどね。

宮迫 あれは大ヒットやなぁ〜。あれからもう3回くらい行ってるからね。

並木 スタッフも大阪の全部の町知ってるわけじゃないんで、実際行ってみて「これ、家族好きそうやな〜!」っていうとこを...。

宮迫 そうやねん、好きやったな〜地獄谷(笑)。名前は聞いたことあったし、しかも俺あの辺に住んでたのよ。そやのに一回も行ったことなくて。損した〜!

並木 過去を悔やみながら、こんなトコあったんや〜って(笑)。

宮迫 この番組って「昔住んでたころ来てたらよかったわ」がいっぱい出てくる。そんでロケで言うたら、食シリーズの前半は好きやねん。でも味見だけでは絶対済まされへんやろ?

並木 胃袋宇宙やから(笑)。

宮迫 前半だけ宇宙。よう見ててくれたらわかるけど、俺前半ものすごいよう食べてんねん。下手したら一番食うてるんちゃうかくらい。一口がまず大きいし。それで一回調べてほしいねんけど、トータルで一番食うてへんの...絶対お母ちゃんやで。

並木 お母ちゃん食べてない疑惑(笑)!


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宮迫 ちょっとずつ食べてるけど、実は...。そんで終わってからみんなで飯行くことも考えてるから、絶対その余力を残してるはず。

並木 宮迫さんはそれを考えてないから、最初トバしてまうんですね。

宮迫 そうやねん。お母ちゃんそういやあんまり食うてないよなぁ、って思いながらちら見してんねんけどな。

並木 スタッフサイドとしては、店を多く回ってもらっても、少なくても、どっちでもいいんですよね、おもしろけりゃ。

宮迫 そりゃそうや。そんで、たむけんは店に気使ってるようやけど、あれは癒着。もし癒着じゃなかったとしても、後にロケ番組で来る可能性がある、よしエエ顔しとこって感じが満載やで。

並木 別のロケで会ったおばちゃんとかにもね。

宮迫 まあまあしゃべりこむからイラっとしてることある(笑)。俺ら知らんし。

並木 おばちゃんの肩抱いたりして。

宮迫 何肩抱いとんねん、俺ら知らんし。ホンマ、けっこう癒着多いでアイツ(笑)。



<ハワイでのウェディング!?>

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並木 これから行きたいところ...夢はありますね。そのために一生懸命貯金を貯めようとしてるんですが。

宮迫 貯まらへんね。でもそこは設定でエエんちゃうん? くじ引きかなんかで当たった、みたいなの1シーン撮っときゃ。どこでも行けるやん。

並木 ヤラセですか(笑)!

宮迫 ちゃう、設定や! 当たった〜!って、でもどこか行っても1万円しか使われへんよ、っていう。

並木 なるほどね。

宮迫 旅費とか宿泊代とかは当たったけど、向こうで使えるのは1万円だけ、っていうことね。やろうと思えばできんことないな。

並木 スケジュールがね。皆さん忙しいから、泊まりっていうのはなかなか。

宮迫 特にたむけんが一番忙しいんちゃう? いろいろやってるから。だからそこは陣内に変えて。海外ロケは陣内で(笑)。

並木 出てきそうやなぁ(笑)。

宮迫 スケジュールが取れたらワイハー行きたいな。(お母ちゃんと)新婚旅行行ってないから。

並木 結婚式もやってないですしね。ちゃんと誓いのキスとかもしてくださいよ。

宮迫 お母ちゃん、ウエディングドレス着てもろて。庄司とミキティの結婚式みたいなキレイなバックで。あんなんやりたいわぁ(笑)。

並木 それいいですね。十分おもしろくなりそう。



<DVDの見どころ>

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並木 今回のDVDに入ってる尼崎のさんさんタウンは、雷鳴ったから怖いし帰ろうってロケ終わったんですよね。

宮迫 たむけんが本気で怖がるから。

並木 怖い怖い言うて(笑)。

宮迫 あれ、マジなやつやったもん。この中やったら俺は麻婆豆腐も全部うまかったなぁ〜。ほとんどまた行ってるからね。

並木 この近くの行きやすいお店もありますしね。

宮迫 ホンマこの番組で行くとこ、全部うまいから。

並木 移動のロケバスとかでも、ぶっちゃけどこが一位みたいな話しになってますけど...。

宮迫 結局、あそこはあそこでおいしいし、みたいな感じで、決まらない。

並木 松屋町ではみんなで駄菓子屋さんの前でワンカップ飲んで終わりました(笑)。

宮迫 あれも楽しかった〜。

並木 お酒は4人とも飲みますよね。

宮迫 一番強いのはお母ちゃんちゃうかなぁ。酔った〜って言うてても、ちょっと顔が赤なってるくらいやし、ずーっとその状態。泥酔は見たことないなぁ。

並木 そして今回の特典映像、お父ちゃんは知らないと思いますけど...。

宮迫 え!? 何が入ってんの?

並木 え〜っと「放送することができなかった、宮迫お父ちゃんの未使用トークをDVDに収録!」って。

宮迫 ...大丈夫?

並木 VSヤンキーの話とか根性だめしの話とか...。


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宮迫 根性だめしって、それ●●の話やん! アカンやん、ホンマにやったやつやし。

並木 リビングトークのときにお父ちゃんが長尺ハイテンションでしゃべってくれるけど「あ、これ放送でけへんか」って、ようあるんです。こんだけしゃべって!?っていうのが何回もあるんですけど、テレビっていろんな人が見てるから、おもしれーって人もいたら、宮迫さんって野蛮だわって思う方とかもいるだろうし。それに放送では時間の都合とかもありますしね。

宮迫 俺わからんけど、ホンマにアカン話、けっこうみんなしてるで。でもそれ一番多いのお母ちゃんやで。

並木 そうかも...そうですね、ホントにアカンやつね。

宮迫 特典にも全然無理なやつ(笑)。

並木 それを一番最初にしゃべりますよね(笑)。

宮迫 最近もう無理ですよ、とも言わへんけどね。アイドリングと思って、使われへんやろなと思いつつのっかってしゃべってるけど。

並木 さだ子のトークは、前回のDVDにみんながシーンとするやつが入ってたし。

宮迫 今度たむけんの絶対アカンやつ、入れたったらエエのに。

並木 アレですか(笑)。でもまあDVDはテレビでは言えないそういうトークを好きな人ばっかりが買ってくれるんで。パクチーみたいなもんですね。

宮迫 苦手な人は絶対ダメなね。

並木 これからも特典映像はいろいろおもしろいの期待できそうですね。



<応募抽選特典の湯呑み>

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宮迫 プレゼントの湯呑み、しっかりしてるわ。

並木 松本家の家紋が入ってるんですけど、「松」と「本」で松本なんですよね。

宮迫 あ! これ本なんや。初めて知った〜。

並木 あとは錦鯉。なぜ錦鯉なのか、ってよく言われるんですけど。

宮迫 何なん?

並木 昭和の庶民的な家族っていうテーマで始めたんで。昔の家に錦鯉のカレンダーとかよく吊ってたじゃないですか?

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宮迫 庶民の憧れ、お金持ちの家の池には錦鯉がおるっていう。

並木 そういうとこから、なんとかお金持ち感を出したいと。

宮迫 あったな〜。金持ちのツレの家には錦鯉おったもんな。

並木 そんな思いも錦鯉に込めてるんですよ。そしてBGMはすべて山口百恵さんの曲なんですけど...(ここから二人の「百恵ちゃんトーク」が続く)。



<メッセージ>

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並木 DVDはオンエアでさらっと見てた部分とかも、じっくり見たらおもしろいところがいっぱい隠されてるので、二度、三度見たら、こんなことに気がついたとか、そんなとこ楽しんでもらえたらなと。今回は特に、特典映像のお父ちゃんのファンにとっては大好物のパクチートークですね。

宮迫 僕は逆に特典映像を楽しんでほしくないな、と。一回だけじゃなく、家族の誰か一人に集中して二回、三回見てると「あれ? こいつこの瞬間、全然楽しんでない」とか別行動とってるヤツとか見えてきますんで。それぞれを何度か見てみたら、また別の楽しみ方ができると思いますね。



●DVD情報 

3月22日(水) ON SALE!

『松本家の休日⑤』

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価格:3800円+税

発売;よしもとアール・アンド・シー

購入特典など最新情報は下記HPをチェック!

http://www.randc.jp/artist/matsumotoke/news/


● 番組情報

『松本家の休日』

 http://asahi.co.jp/matsumoto/



【雨上がり決死隊・宮迫博之】

2017年4月 7日 (金)

又吉直樹の宮古島旅番組「ゆっくりと景色を楽しんで!」インタビュー

Amazon日本オリジナル『これが無いなら来なかった~又吉直樹の宮古島~』全2話を、Amazonプライム・ビデオにて配信中です。
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本番組のナレーション収録前、取材に応じた又吉。
2年前、ある音楽イベントのMCとしてサルゴリラ・児玉智洋とともに訪れて以来、2度目の訪問となったそうで、「こういった番組をやりますというお話をいただいて、行ってみたいですとお引き受けしました。前回は仕事であんまりゆっくりできませんでしたけど、今回は一人旅という感じでゆっくりと風景を観ながらロケができました」と話す。
こういった旅番組は3年前、母親の故郷で収録した『又吉直樹、島へ行く。 母の故郷~奄美・加計呂麻島へ 』(BSジャパン)以来のこと。「今回、1泊だけやったんですけど、欲を言えば1週間くらい行きたかったです。半分仕事、半分休みやと最高なんですけど(笑)、知らないところを歩くのが好きなので今回、いろんなところへ行けてゆっくりと歩けたのは楽しかったです」と、散歩好きで知られる又吉は語る。

「昔は毎日、散歩をしていて、その間でたまに仕事をしているという感じでした。そういう散歩メインの人生から、人と会ったり仕事をしたりっていう感じに変わって、散歩はたまにしかできなくなっているので1人で歩ける時間があるとすごく嬉しいです。
なぜあんなに散歩が楽しいのかはわからないんですけど、すごく幸せな気持ちになるんです」と散歩への思いをつらつらと。「今回の旅では、海を見ながら宮古そばを食べたり、ジェラートや味噌、お酒を呑んだりできたのも楽しかったですね」と語る。

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番組内で紹介した宮古島グルメも絶賛。「『昔ながらのあぶらみそ』(マルキヨ味噌)はこれぞっていうもので、いくつかあったとしても僕はこれを買います。『リッコジェラート』(リッコジェラート)はのどごしがよくて爽やか。泡盛のジェラートは、大人の方にオススメです。
『うでぃさんの酒』(宮の華)っていう泡盛は、地元の方々が手前をかけてこだわってつくっているもの。いろんなお酒が集まる海外のコンクールで受賞しているものなんですけど、ストレートでいただいて美味しいなと思いました」と、それぞれの感想を語りつつ、「(番組を)観る前に買って、食べながら観るのはいいかもしれないですね」と薦めた。

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強く印象に残ったところとして挙げたのは、宮古島随一の人気観光スポットとしても知られる"砂山ビーチ"。
「普通、美しい景色を見たらがんばろうと思ったり、癒されたりするんですけど、砂山ビーチは美しくてパワーがありすぎて何もやる気が起こらなくなりました(笑)。すごすぎて『もうええかな』って。日常で感じている楽しいこととか辛いことのメモリは1とか2で、プラスになったりマイナスになったりしてるんですけど、砂山ビーチの美しさは圧倒的でメモリ100とか200の世界に感じました。
この景色に抱かれていたいなと思うくらい、いいなって思いました。美しい景色を見て、やる気がなくなったのは初めてでした」と圧倒された様子。「景色って日常と結び付くものやと思うんです。で、その1~2ヵ月前の僕の過ごし方と砂山ビーチが結び付いた結果、何もかもやる気が起きなくなったのかもしれません」とその理由について分析する。

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地元の方との触れ合いも楽しんだという又吉。「みなさん、すごく優しくて、カメラが回ってなくても『これ持っていき』って食べ切れないなと思うくらいの物を持たせてくれようとしました。あと、年配の方が集まる場所にも行かせてもらって。僕からすれば祖父母世代の人達が集まっているところでしたけど、『先生』って呼ばれてすごく恥ずかしかったです(笑)」と照れつつ、「歌と踊りでもてなしてくれたり、けん玉を見せてくれたり......。
ひたすらダジャレを言い続ける人もいたりして、みなさん明るくて楽しかったですね」と回想した。
「今からナレーションを録るので、僕もいろいろと喋りますが、音を消して観ても楽しめる番組です。集中して観るというよりは、ゆっくりと景色を楽しんでください」とアピールした。


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Amazon日本オリジナル『これが無いなら来なかった~又吉直樹の宮古島』
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【ピース】

2017年3月31日 (金)

チーモン、ライス、2700が得意なジャンルでそれぞれのネタをアレンジするライブを開催! チーモン・菊地「今までになかったライブだと思うので来てください」とアピール!!

5月1日(月)、東京・ルミネtheよしもとにて開催される『コンバート!~え! 他2組のネタを?! ライスがコントに、2700がリズムネタに、チーモンチョーチュウが漫才に変換するライブ!~』のチケットが、明日4月1日(土)より発売されます。

こちらはタイトルにもある通り、2組の持ちネタをライスがコントに、2700がリズムネタに、チーモンチョーチュウが漫才に変換するライブ。ユニットコントでもなく、ネタ提供でもなく、持ちネタをそれぞれが得意なかたちにアレンジするという画期的なライブについての詳細を、ライス(田所仁/関町知弘、チーモンチョーチュウ(菊地浩輔/白井鉄也)、2700(八十島弘行/ツネ)に聞きました。

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(向かって左から、ライス、チーモンチョーチュウ、2700)

  *  *  *  *  *  *    

――このライブを立ち上げたきっかけを、まず教えてください。

白井 僕が言い出したんですけど、不景気が続いているし、下からはどんどんといろんな芸人さんが現れる状況じゃないですか。今まではそれぞれでがんばってきましたけど、協力して一緒にこの仕事で食べていけるように......。
田所 え、このライブってそんな暗いものなんですか!?(笑)そうじゃなくて、営業で盛り上がらせるネタがないんですっていう話をしていて。
白井 そうそう(笑)。で、「僕がライスのネタを漫才にしてあげるよ」って言い出したところから始まったんです。
菊地 昨今リズムネタが流行ってますけど、うちらは持ってないんですよね。だから、2700にアレンジしてもらえるんじゃないかっていうことで、3組でやることになったんです。
白井 ......自分が決めたように話すの、やめてよぉ! 気持ち悪いっ!
田所 そうだよ。関係ないじゃん!
菊地 お前ら2人の説明じゃ、前に進まないからだよ!
田所 ははは! 元々、僕らはよく「あのネタ、漫才にすりゃあいいじゃん」とか言われていて。だけど、どうやってつくったらいいかわかんないって話していたところから、このライブは生まれた感じですね。

――それぞれの苦手分野を補おう的なことなんですね。アレンジするネタはどういう感じで、選んでいくんですか?

田所 ネタとしては提供するコンビが「これ変えてほしいんだよね」っていうのもアリだし、アレンジするコンビが「これを変えてみたい」っていうのもアリってことですよね。で、アレンジ次第では、元ネタとまったく違う可能性になるかもしれないけど、それもアリってことですよね?
菊地 そうそう。例えば、僕らだったら「鶴の恩返し」のネタを、リズムネタにしてもらうとかね。
白井 ライスの「~してくれぃ」のネタがやりやすかったら、2700はそれをリズムネタにしたり。で、2700の「桃太郎」のネタを僕らは漫才にして、それぞれに稽古も付けていくと。で、アレンジしてもらったネタは、今後ライブとか営業でやっていくっていう。
八十島 だから、だいぶカロリーの高いライブですよね。盛り上がらないと"もういいかな"ってなり兼ねないから、一発目はがんばってやらないとなとは思います。

――これまでは、それぞれのネタをどんなふうに観ていましたか?

八十島 ライスってネタはすごくしっかりしてるんですけど、僕から観ればマイナーコードで歌っているような感じなんですよ。ちょっと暗くなるというか、しっとりしちゃうというか。
菊地 『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を観たあとみたいな感じ? いいものは確実に観たんだけど......っていう。
八十島 そうです、そうです。その辺をリズムネタにすることによって、超ポップにできるんじゃないかなと思ってるんですよね。
白井 確かにライスは悲壮感漂うネタが多いんで、漫才でも明るい感じにしたほうがいいかな。
菊地 漫才にしやすいネタ、結構あるもんね。
八十島 ライスは普段ポップなんだから、そういうところを引き出してネタもポップに仕上げていきたいですよね。で、チーモンさんは曲で喩えるならロック。王道でガンガン攻めてる感じがあって。
ツネ へぇ~!
菊地 ちょっと待って(笑)。今、八十島のパートナーであるツネから「へぇ~」って言われたんだけど?
八十島 大丈夫です! ルミネでどれだけやれるかわからないですけど、菊池さんを空中浮遊させて"空中リズム"をやらせてみたい。あと、菊地さんは踊れますけど、白井さんに関しては未知。キレのある動きをしているところを観たことがないので、どうなるのか楽しみにしてほしいです。
ツネ その場合、菊地さんが八十島さんみたいに歌うの?
八十島 いや、2700のかたちが当てはまるとは限らないから、その辺は忘れてもらったほうがいい。
菊地 どっちも奏でる可能性もあるし、どっちもパフォーマンスする可能性がある訳だね。
関町 チーモンさんは普段、漫才やってますけど、コントもできますからね。
田所 実は芝居が上手いよね。漫才ってコントより演技力が必要っていうところもあるし。
関町 そうそう。コントがちゃんとできる人なので、僕らのネタをどうアレンジしてくれるのかは楽しみです。で、2700は......どうなるんだろう?
白井 漫才だと、リズムを入れながらアレンジするやり方もあるけど、コントにアレンジするのは大変かもね。
八十島 僕ら、組み立ての段階では漫才やコントのかたちにしてますし、単独ではそういうネタもたまにやってるんです。けど、2人のやりとりもできないし、演技力もないので、結局リズムネタになっちゃうんですよね。......なんか俺、やりたくなくなってきた。怖い! 俺らだけ跳ねなかったらどうしよう(笑)。
ツネ いやいや、10年の芸歴が活きるかもしれないですから、八十島さんがんばりましょうよ。
田所 そうだよ、その辺はこっちに任せてよ。たぶんリズムネタだと道具やセットを使わないだろうから、その辺もしっかり使って芝居にぐっと寄せたい。衣装もちゃんと着てね。
関町 お父さんヅラとか被ったら、きっと見せ方も変わってくるよ。
ツネ うわぁ、やってみたい!

――2700さんのツネさんのダンスは、ツネさんご自身が考えているんですか?

ツネ いえ。考えたものを、八十島さんに相談して一緒につくってます。「これ、どうですか?」「もうちょっと、こっちのほうがいいな」とか話し合いながらやってるんです。
田所 ダンスって体力が必要だよね? そこが怖いんだけど。
関町 うんうん、普通にコントやっても息上がっちゃうのに、ダンスまでってなると心配だよね。
ツネ 確かに、舞台が広ければ広いほどしんどいです。

――ライスさんのダンスってなると、違う意味でも笑いが起こりそうな......。

田所 え、何言ってるんですか?(笑)
菊地 ははは! わかりますよ、言いたいことは。僕もライスのダンス、大好きです。動画観て、腹がよじれるほど笑いましたもん。だから、なるべく練習しないで踊ってほしいですけどね。
八十島 踊れなかったら、考え直すから大丈夫。いちばん向いているかたちを提供していこうと思ってるから。
関町 歌メインになってもいい訳だもんね。

――アレンジしたネタには、アレンジしたコンビが演出も付けていくんですよね。

白井 そうですね。元ネタがわからなくても面白いなと思ってもらえるようにしなきゃいけないですからね。
菊地 例えば、ライスの漫才を普段観ていると"サンパチからそんなに離れなくても......"って思ったりしてたんで、その辺をアドバイスしたり。
八十島 みんな、それぞれのスペシャリストだし、賞レースのチャンピオンとファイナリストですから。家庭教師としては、こんな贅沢なことはないですよね。
菊地 最初に言っとくけど、漫才って10~15分くらいやることもあるから、そうなっても台詞は全部憶えてね。
田所 確かに、漫才って台詞が多いですよね。
ツネ うわっ、大変! リズムなら体に入ってくるけど、台詞は......ちょっと心配ですねぇ。
白井 あと、漫才する時の格好はどうする?
田所 それも聞きたかった。俺ら、スーツが全く似合わないんですよ。だから、ジャケットにするのか、どうするのか。衣装についても、それぞれプロデュースしてもらわないと、ですね。
八十島 リズムネタも衣装は大事だから、こだわっていきたいですね。

――では、最後によしもとニュースセンターを読んでくださっている方々へ、ライブに向けての意気込みをお願いします!

菊地 今までなかったライブだと思うので、ぜひ足を運んでください。
白井 発案者としては、このライブを踏み台にしてテレビへ企画を持っていければいいなと思ってます。
田所 メンツは一緒?
白井 いや、今回で終わりです(笑)。
田所 なんだ、それ! まぁ、実験的なライブで、この日限りしかやらないアレンジもあるかもしれないので観に来てください。
関町 漫才をやっていた人でコントをやってみたら成功したってこともあるので、それぞれのターニングポイントになるライブになればいいなと思ってます。
ツネ 普段、踊っていることが多いので、僕の声を初めて聞く人もいるんじゃないでしょうか。僕の生声をぜひ聞きに来てください!
八十島 ライス、チーモンさんのリズム芸、観たくないですか? 僕が言いたいのは、それだけです!


【チーモンチョーチュウ】【ライス】【2700】

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