はんにゃ川島も才能を発揮 『MONO-KAKI大賞』意外な大賞受賞者とは?
吉本興業が、小学館「ビッグコミックスピリッツ」、ニッポン放送「オールナイトニッポン」とタッグを組んだ『MONO-KAKI大賞』の受賞作品が決定し、神保町花月にて授賞式がとり行われた。
このプロジェクトは、プロ・アマ問わず幅広い層からモノを書く才能を募集し、作家や脚本家を目指す“金の卵”の夢をサポートするというもの。A4用紙程度の短編を募った「ショートストーリー部門」には2018作品、60分間の芝居脚本を募った「シナリオ部門」には1112作品の応募があった。
式に先立って『MONO-KAKI大賞』のオフィシャルサポーターであるはんにゃが登場。二人も「ショートストーリー部門」に作品を投稿したという話が出ると、審査員のビッグコミックスピリッツ編集長・堀靖樹氏から、川島の作品が最終審査まで残っていたという驚愕の事実が明かされた。
それを聞いた川島は「僕は本を一切読んだことがなくて、文章の書き方もわからなかったくらい。高校の卒業文集は先生から7回ダメ出しをくらって、最終的には半分以上先生が書いたんです」と、過去の自分からは考えられない出来事に驚きとニヤつきを隠せない様子。逆に金田の作品は堀氏から「覚えてない」と一蹴され、コンビのネタを書く“頭脳”の金田にとっては残念な結果となった。
いざ授賞式に入り、「ショートストーリー部門」の受賞者が壇上に迎えられると、
はんにゃの二人から「あれ!?」という疑問の声が。
なんと大賞に選ばれたのは、キュートンメンバーとしても活躍するアホマイルドのクニこと、高橋邦彦。受賞の様子を見た金田が「この状況、コントにしか見えない(笑)」と戸惑うのを尻目に、高橋は「売れない芸人をやっていて迷惑をかけた両親に“賞をもらったよ”と伝えたいです。頂いた賞金100万円は、キュートンの海外公演に使いたい。今日もキュートンの正装のブリーフ&ランニングで来たかったけど、ダメだと言われました(笑)」と、受賞の喜びと共に両親とキュートンメンバーへの感謝の気持ちを言葉にした。高橋の作品『神様の追っかけ』は、今回審査員も務めた人気漫画家・小田扉によって漫画化され、ビッグコミックスピリッツに掲載される。
また、「シナリオ部門」で大賞を受賞した戸田幸宏の作品『肉体の悪魔』は、神保町花月で公演化が決定。主演ははんにゃが務めることが発表されたが、女性教師と女子生徒の同性愛ストーリーなだけに、二人がどんな役柄で登場するのかも見ものだ。
『MONO-KAKI大賞』受賞作は以下の通り。
【ショートストーリー部門】
大賞受賞「神様の追っかけ」高橋邦彦
優秀賞受賞「最後の望み」水木ナオ
佳作「金沢から多摩堺」ポピュラー・マン
【シナリオ部門】
大賞受賞「肉体の悪魔」戸田幸宏
優秀賞受賞 該当作品なし
佳作「子宝詣」土橋章宏
「駅~STAY-TION」馬場茜
「ラストパントマイム」小林由香
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