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2010年12月24日 (金)

桂三枝の半生が漫画になって登場!『桂三枝の上方落語へいらっしゃ~い!』発売!

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12月25日(土)、桂三枝が、入門から現在までの半生を描いたコミック『桂三枝の上方落語へいらっしゃ~い!』で、芸暦44年にして漫画原作デビューを果たす。

60巻を超えるロングセラーコミックの作者、高井研一郎が作画を手がけているこちら、物語は'06年の天満天神繁昌亭オープンの模様からスタートする。繁昌亭オープンの日、桂春団治を乗せた赤い人力車を引いている途中、天神橋筋商店街の店先に掲げられた桂文枝師匠の写真を目にした三枝。その瞬間、師匠のもとへ弟子入りを申し込んだ日のことがフラッシュバック、舞台は当時26歳の青年時代へとさかのぼってゆく。

そして発売日前日の12月24日(金)、三枝がコミックに込めた心境などを語った。

「今日はサイン会もさせていただきますので、サンタクロースの格好で来ました。'07年に『コミックよしもと』が発刊されるのを機に原作を書き始めまして、そのときから作画も高井先生に描いていただいていました。そして60話くらいのエピソードを書き溜めていましたが、残念ながら、物語がちょうど僕が初舞台を踏んだ時ぐらいで『コミックよしもと』が廃刊になりまして、楽しみにしてくださっていた読者の方に申し訳ない気持ちでした。でも、高井先生が続きを描きたいと仰ってくださり、しばらくは(本として)どこにも載らないのに描いてくださいまして。何回も描き直してもらったりして、非常に手間がかかる作業を引き受けてくださって、感謝しています」。

また、この原作は漫画化だけにとどまらず、映画化も視野に入れているとのことで、“三枝役は誰にお願いしたい?”との質問に…

「福山雅治さんがいいですね!(笑)」と早くもラブコール(!?)を送った。

青春時代の悲恋や新弟子時代の苦労話、テレビやラジオでのブレイク、創作落語への精力的な取り組みなど、知られざるエピソードが満載。そして、常に夢への挑戦を忘れない姿勢に勇気をもらえること間違いない、元気が出る一冊に仕上がっている。

ほかに、創作落語『鯛』の漫画化も同時収録。こちらもぜひ、楽しんで!

●コミック情報
『桂三枝の上方落語へいらっしゃ~い!』
頁数:328頁
定価:980円(税込)
発売:12月25日