博多華丸・大吉も出演!筑後の魅力をたっぷり盛り込んだ『福岡新喜劇』を上演
2013年、創業101年目を迎えた吉本興業グループでは、今年も全国各地の自治体、企業、団体等と密接なネットワークを築き、笑いの力で地域の活性化のお手伝いをする「エリアプロジェクト」に取り組んでいます。そのひとつである『エリア新喜劇』では、これまで鳥取県、熊本県、京都府、静岡県浜松市、愛知県犬山市とともに、大阪・なんばグランド花月での公演を行ってきました。そしてこのたび、福岡県とタッグを組んでの『福岡新喜劇』公演を、1月29日(火)~2月4日(月)の期間に開催することが決定! 福岡県の観光キャンペーン「めんたい豚骨新旅行社」の一環として、九州新幹線全線開業2周年を間近に控えた「筑後船小屋」駅を舞台に、おなじみの新喜劇メンバーたちが大爆笑を巻き起こします。1月17日(木)、本番に先駆けて制作発表会見が行われ、新喜劇から烏川耕一、池乃めだか、桑原和男、さらに「めんたい豚骨新旅行社」キャンペーンの顔となっている博多華丸・大吉も加わり、賑やかにPRを行いました。
まずは福岡県商工部国際経済観光課長の武田誠一さんが挨拶を。福岡県地球温暖化対策マスコットキャラクター・エコトンと筑後市PRキャラクターであるパネコを従え、「福岡県には北原白秋の故郷である柳川や学問の神様・太宰府天満宮など見所が多く、おいしいものもたくさんあります。意外と知られていませんが、トラフグの水揚げ量No.1は福岡県。いちごのあまおうは、福岡県でしか作られていません。玉露部門で12年連続日本一になっている八女茶もあります」と数々の名産品をアピール。「そんなものを新喜劇の中でもご紹介いただければ」と期待を込めました。また、小川洋福岡県知事が華丸・大吉の大ファンであることにも触れ、「今回の舞台では共演もあるとのことで、知事も大変楽しみにしている」と明かしていました。
続いて、よしもとクリエイティブ・エージェンシー執行役員の奥谷達夫が、「土地の魅力を新喜劇の世界観とともにお届けし、PRのお手伝いをする企画。今回は『筑後船小屋』駅前を舞台とした、明るく楽しく温かい物語を作れれば」と概要を説明。あわせてなんばグランド花月1階・地下1階のよしもと47ご当地市場でも、福岡県の物産展が行われることも発表しました。
いよいよ出演者が意気込みを披露することに。烏川は「今回もぜひいいものにしたい」と決意表明しつつ、「『筑後船小屋』駅にロケハンに行ったスタッフによると、大変のどかなところだそう。きっと犯罪もない町だと思いますが、何かしら事件を起こさないとストーリーが成り立たないので……」と笑わせます。「小倉生まれなので、九州の人の気質はわかっているつもり」というのは桑原。「笑いの取り合いで弱肉強食の雰囲気がある新喜劇なので、田舎の穏やかな人情芝居にスッと入れるのかが少し心配ですが、笑いは全国どこでもいっしょ。人間の心の機微を表現できれば」と意気込みを語りました。風邪気味で声をからしているめだかには「本番までに治して」と烏川からツッコミが。「小学校の同級生が出版した県民性に関する本を読み、地域の特色などを知ってもらうためには、テレビの力が本当に大きいと感じていたところ」だというめだかは、「新喜劇を見た皆さんが行ってみたくなるような舞台にしたい。物産展にもちょっとついでに寄ってみてほしい」と呼びかけていました。
舞台にも出演する予定の華丸・大吉は、現在、小川知事とともにさまざまなPR活動を展開中。中でも一番力を入れているのが「筑後船小屋」駅でより多くの人に乗降してもらうことなのだとか。その集大成ともいえる舞台に向け、華丸は「大阪の皆さんの力を借りてPRできれば。ただ、福岡吉本に15年いた間、大阪の芸人さんをどれだけ接待してきたか! 今回は先輩方に大いにお返しをただきたいと思っています」とニッコリ。また、大吉は「『筑後船小屋』駅のコンセプトは、日本で唯一の公園の中にある新幹線駅。降りたら草原が広がっています。そこが舞台の新喜劇で起こる事件となると、天気が悪いとかしか想像がつかないんですが(笑)、僕ら自身もどんなものになるのが楽しみにしています」と期待を寄せていました。
この後、武田さんから名物・あまおうをプレゼントされた新喜劇メンバーは大喜び。早くも福岡県の大ファンになった様子でした。
なお、小川知事、華丸・大吉、そしてエコトンが出演するのは2月2日(土)の2回目公演となり、この模様は2月16日(土)放送予定の『よしもと新喜劇』(MBS/12:54~13:54)でもお楽しみいただけます。よしもと47ご当地市場での「福岡うまいもんフェア」は、1月29日(火)~2月12日(火)に開催。期間中はなんばグランド花月にぜひ足を運んで、新喜劇とグルメで福岡県の魅力を満喫してください!