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2013年1月23日 (水)

『吉本百年物語』1月公演を今いくよ・くるよが観劇! あげはの再現漫才を大絶賛

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吉本興業100周年の歴史を月替わり12本のお芝居として、昨年4月よりなんばグランド花月で上演している『吉本百年物語』。「爆発!MANZAIが止まらない」と題した1月公演では、80年代を席巻した空前の漫才ブームと、その裏側で奮闘した吉本興業の社員たちの姿を描いています。劇中では、当時の若手漫才師のネタを再現するシーンが登場。師匠の“若き日”に扮した若手芸人たちが、ネタを忠実に再現、客席を爆笑の渦に巻き込んでいます。

1月23日(水)の公演では、今いくよ・くるよが『吉本百年物語』を観劇。エンディングでステージにも登場し、思わぬサプライズに客席は大喜び! 花束を安達祐実さん、藤井隆に手渡すと、自分たちのネタを再現したあげはについて「そっくりやんかいさ!」と大絶賛。さらに安達さんの役柄のモデルになった社員について、「私の想像ですけど、こんなにかわいくなかったと思うよ(笑)」(いくよ)と言い放つなど、賑やかなトークで笑いを誘っていました。また、舞台に出演中のいくよ・くるよの弟子・サカイストは、師匠が見ているということで「緊張しました」とポツリ。するとすぐさま「ホンマに緊張してたら言葉に出ません」(いくよ)とツッコミが入るなど、終始、和気あいあいとした雰囲気で盛り上がりました。

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続いて終演後のいくよ・くるよとあげはを直撃! いくよ・くるよのふたりはお芝居を見るうち、当時のさまざまな出来事を思い出したと話します。

いくよ「やっぱりあの当時、芸人も寝てませんけど、社員の方も寝てなかったよね」
いくよ「新人のマネジャーも多かったし、本当に大変やったと思います」
くるよ「もう、未知との遭遇ですもん。明日、何があるかわからない。とにかく言われたとおりに動いてましたね。芸人もマネジャーもしんどいから、いろいろ失敗もあったなあ。車で移動中に道に迷って、マネジャーがパワーウインドウ開けて道を聞いてんけど、疲れてたんやろね……首出したまま窓閉めて、そのまま挟まったりね(笑)」
いくよ「『死ぬかと思った!』って(笑)」
くるよ「それが(バッファロー吾郎Aが演じる)玉井さんのモデルになった人です」
いくよ「芸人は目が開いたら仕事、やったよね」
くるよ「『さっき目閉じて寝たとこちゃうの?』『もう行くの?』って(笑)。女性は洗濯も自分でせなアカンし、お化粧もあるでしょ。せやのに洗濯の途中で『今すぐ来い!』って。『何やさ、それ~』って」
いくよ「それでも文句言わずに『はい!』って行きましたよ」
くるよ「徳島とうめだ花月のかけもちなんかもあったなあ。うめだ花月で漫才して、徳島に行って漫才して、また戻って。合間に2本、テレビの収録もあったりして」
いくよ「仕事終わった後は、焼肉ね! (深夜のため)開いてるお店が焼肉しかないから。でも、それが楽しみでねえ(笑)。マネジャーもみんな一緒に食べに行って」
くるよ「みんな仲間、チームやったね」
いくよ「それで、また明日も頑張ろうと思えたんやと思いますよ」

これを聞いたあげはのふたりは、「想像がつきません……」とビックリ。「漫才ブームは全然知らないの?」と、くるよから聞かれると、野絵は「私が84年で、相方が89年です」。これにはいくよ・くるよも「もう漫才ブーム終わってるやんかいさ!」と驚きを隠せません。あげははDVDを見るなどして、かなり練習を重ねたとのこと。野絵は東京、あめ子は九州の出身なので、関西弁にも苦労したそうです。

野絵「いくよ・くるよ師匠の漫才は、お互いのことをいろいろ言ってるんだけど、仲の良さが伝わってくる。私たちも仲のいいほうなんですよ」
あめ子「でも、最初にお話をいただいたときは本当にびっくりして。全然似てないし、モノマネもできないので、『なんで私たちに?』と。その後、師匠の若い頃のプロフィール写真を見せていただいたんですが、それがそっくりで。そこで、これはぜひやらせていただきたい、と思ったんです」
野絵「演じるにあたっては、先輩方にもいろいろお話をうかがいました。いくよ師匠は、常に姿勢を正しく、ずっと笑顔、と」
あめ子「私が言われたのは、くるよ師匠を演じるにはまず胸を張って歩け、ということでした」
くるよ「ほんま、そのまま! いくよちゃんは、いつもスマイルやもんな」
いくよ「自分ではわからないクセみたいなものがあるんでしょうね。すごい!」
あめ子「お腹をたたくのも、なかなかうまく音が出なくて。何度も練習しました」
くるよ「当時は叩きすぎて、私のお腹も、いくよちゃんの肩も紫色になってたんよ!」
野絵・あめ子「ええっ! そうだったんですか!」

あげはが再現した漫才については、本家のふたりが揃って太鼓判を。

くるよ「一生懸命やってくれはったのがわかる」
いくよ「ホントにうまくとらえてねえ」
くるよ「私は『かわいいな』ってお客さんに言ってもらうのがうれしいんです。(あめ子は)きっちりかわいかったもんね! もう、何かあったら代演に来てほしいわ」
いくよ「そうそう、野絵ちゃんもここまで化粧したらわからへんもん(笑)」

何かアドバイスをするとしたら?の質問には「やっぱり元気はつらつさが私たちの持ち味。ふたりにはもう言うことないわ!」と、くるよ。この言葉に、あげはのふたりは思わず涙! 「うれしいです! ありがとうございます!」と感無量の表情でした。

最後は「笑顔で元気に、と言っていただけたので、残りの舞台も突っ走ります!」(野絵)、「私たちも今いくよ・くるよ師匠みたいなコンビになれたらなとすごく思います。頑張ります!」(あめ子)と締めくくった、あげはのふたり。大先輩からの力強いエールに応えるべく、決意を新たにしていました。

『吉本百年物語 』1月公演は、1月29日(火)まで、なんばグランド花月で上演中です。当時を知る人も知らない人も、ぜひ劇場で、漫才ブームを追体験してみてください!

吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語
1月公演『爆発!MANZAIが止まらない』

公演期間:2013年1月9日(水)~29日(火) ※1月14・19・20・27日は休演。1月13日(日)は貸切公演につき一般発売はございません。
会場:なんばグランド花月
開演時間:月~木・日曜16:00(15:30開場)、金曜19:30(19:00開場)、土曜・祝日19:00(18:30開場)
料金:1階席6000円、2階席5000円(全席指定)
出演:安達祐実、川崎亜沙美、藤井隆、中村昌也、山崎銀之丞、逢坂じゅん、バッファロー吾郎A、青野敏行、酒井デンぺー(サカイスト)/酒井まさよし(サカイスト)/好井まさお(井下好井)/井下昌城(井下好井)/のえ(あげは)/キャンディ畑あめ子(あげは) ほか 
【ネタ】今いくよ・くるよ:あげは 西川のりお・上方よしお:井下好井 ザ・ぼんち、オール阪神・巨人:プラスマイナス 島田紳助・松本竜介:ウーマンラッシュアワー、にほんしゅ 
※出演スケジュールは公式サイトでご確認ください

※チケット発売中!
チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル ☎0570-036-912(10:00~19:00)
http://www.yoshimoto.co.jp/100th/monogatari/

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