「ABCお笑いグランプリ」 優勝はジャルジャル!
これまで、ダウンタウンやナインティナイン、中川家、フットボールアワーらを輩出してきた「第34回ABCお笑いグランプリ」が1月27日(日)、ABCテレビで生放送され、ジャルジャルが悲願の優勝を果たしました! 同大会はデビュー10年以内の芸人を対象とした若手芸人の賞レースで、今年は史上最多の524組がエントリー。昨日開催された準決勝出場者37組から選ばれた9組が決勝に進出しました。
優勝決定後の会見で、まずは後藤が同大会への思いを明かします。
「この大会がまだ『ABCお笑い新人グランプリ』だった2008年にも出場しましたが、その時は『優秀新人賞』で『最優秀』を取れずじまいだったのでずっと心残りだったんです。で、昨年からシステムが変わって結成10年まで出られるということになり、やっとグランプリがとれました。感無量です」。また、福徳も「昔は『ABCお笑い新人グランプリ』は成人の日に行われていたので、18歳の時にお笑いを始めた僕らの目標の1つが、20歳でこの大会に出て、成人式に出られないということでした。結局、成人式には出たんですが、10年目にしてようやく最優秀賞をもらうことができました。10年間がんばってきて良かった」と、まさに悲願達成です。
今回、ジャルジャルが決勝で披露したのは漫才。コントの印象が強い彼らですが「これまでの賞レースでも、そのタイミングで一番いい仕上がりのネタをやってきてるんですけど、今回はそれがたまたま漫才でした。年末に作ったネタです。このネタは5upよしもとの劇場でもまだ1度もやってないネタでしたが、自分たちの中では完成されていたので今日、このネタで挑みました」と後藤。福徳も「とりあえず、やりきりました。ただ、まわりもかなり面白かったので大丈夫かなという思いもありました」と不安だった胸中も。
また、賞金300万円の使い道について後藤は「300万という賞金をいただいたことがないので、使い方が分からないですね。軽いパニックになって同じ原付を2台買ってるかも(笑)」。福徳は「僕は実家が芦屋なので、よく金持ちと言われるんですが、実は金持ちじゃなくなって20年くらい経つので、実家の雨漏りを直したい」。
最後に、今後の目標は? との質問に後藤は「全国区で活躍できるような、日本に欠かせないコメディアンになって大金持ちになりたい!」。福徳は「自分たちのお笑い番組がしたい。テレビでもっともっとお笑いができればと思います」と意気込んでいました。
5upよしもと卒業を控えたジャルジャル。今後、東京を拠点に挑む2人にぜひ注目してください!