福岡・筑後を舞台にした吉本新喜劇に小川洋福岡県知事&博多華丸・大吉が登場!
今年創業101年目を迎えた吉本興業では、「エリアプロジェクト」の活動の一環として、地方自治体をタッグを組んでの「エリア新喜劇」に取り組んでいます。鳥取県、熊本県、京都府、静岡県浜松市、愛知県犬山市に続き、1月29日(火)からは、福岡県を舞台にした新喜劇『マヌケな空き巣と筑後の母』を上演。2月2日(土)の公演には、小川洋福岡県知事と博多華丸・大吉が特別出演しました!
物語の舞台は九州新幹線の「筑後船小屋」駅前。喫茶店を営む母子(桑原和男、清水けんじ)や土産物屋の店主(末成由美)らが暮らすのどかな町に、大阪から2人組の空き巣(烏川耕一、池乃めだか)がやってきて、ドタバタ劇を繰り広げます。冒頭から、船小屋温泉をはじめとする近隣の観光スポットや、明太子、八女茶といった福岡の名産品がセリフに盛り込まれ、笑いとともに福岡の魅力をアピール! 小川知事と華丸・大吉、福岡県地球温暖化対策マスコットキャラクターのエコトンが舞台に現れたのは終盤。うれしいサプライズに、客席から大きな歓声が上がります。小川知事と華丸・大吉は「めんたい豚骨新旅行社」として各地で福岡の魅力をPR中。この日は県内の情報収集に訪れたという設定で、中洲や太宰府天満宮、ヤフオクドームといった福岡の名所やラーメンなどのグルメ、さらには北九州や筑豊・筑後についても、それぞれの見どころを紹介しました。「小倉はパンチパーマ発祥の地」「B1グランプリで入賞した田川ホルモン鍋も」「あまおうをはじめ果物も豊富で……」などなど、3人の福岡愛あふれるトークがなかなか止まりません。「あまおうが大好き」という末成に、小川知事は「どうりで由美さんはいつまでも美しい!」と切り返すなど、初舞台とは思えない堂々とした役者ぶりを発揮。繰り出されるギャグには誰よりもしっかりコケて見せ、烏川ら新喜劇メンバーを心配させるほどで、最後は「魅力満載の福岡へいらしてください!」と呼びかけ、満場の拍手を浴びました。
終演後の会見では、末成からは花束が、吉本興業代表取締役会長・吉野伊佐男からは吉本グッズが小川知事に贈られました。吉野は「短いお稽古をされただけと聞いていたが、セリフを噛むこともなかった。美声の持ち主でハンサム、これで(舞台が)やみつきになられるのでは?」と感想を述べるとともに、「今日はお忙しいところをご出演いただき、大変光栄です」と感謝の言葉を。小川知事は「生まれて初めての舞台だったが、烏川さんはじめ新喜劇の皆さんにリードしていただき、福岡県の魅力を大いにPRできた。ホッとしています」とニッコリ。華丸・大吉も「今日は知事のSPとして来ましたが、何ごともなく終わってよかった!」(華丸)、「セリフで名所や名産品を紹介するたびに客席から拍手が起こって、株主総会を思わせました(笑)」(大吉)と、笑いを交えながら舞台の成功を喜びました。
一方の新喜劇メンバーたちも、小川知事の熱演に感心しきり。烏川は「稽古中はセリフを噛まれたり、覚えきれておられなかったのに、本番では間違えることもなかった。しかもあんなに見事にコケられて……」と手放しの大絶賛。さらに「セリフを聞いていて、福岡にはいいところがこんなにあるのか!と驚いた」と、福岡県の魅力を再発見した様子でした。「今回は、かなり長かった芝居をカットしてカットして短く仕上げた。それでも本番で僕がいらんことしてちょっと長くなってしまったので、(テレビでの)放送では知事の出番がなくなっているかもしれません」と話し、小川知事、華丸・大吉をあわてさせたのはめだか。末成は「今日の新喜劇はもちろんですが、今年も福岡で新喜劇を上演する予定なので、関西の人もぜひ見に来てほしい。福岡に行くというと、みんな『わー! うれしい!』って言うんですよ。おいしいものがいっぱいあるから。今回も、ぜひ泊まりでお願いします!」と熱望していました。
この後、小川知事と博多華丸は、よしもと47ご当地市場で2月12日(火)まで開催中の「九州・福岡うまいもんフェア」キャンペーンにも参加。なんばグランド花月前広場の舞台から、「博多あまおう」のおいしさを紹介するとともに、試食品の無料配布も行い、多くの来場者とふれあいました。福岡県筑後の人情味あふれる新喜劇、はたしてその結末は!? この日の舞台の模様は2月16日(土)12:54~の『よしもと新喜劇』(MBS)で放送されますので、ぜひチェックしてみてください!