最新ニュースインタビューライブレポート

« ぐっさん、酒井若菜さんを“ガン見法”『あぁ...閣議』舞台挨拶 | メイン | 前半はフランス映画、後半はおじいちゃん!? ピース・又吉主演作『タバコイ』が公開中! »

2013年3月 9日 (土)

よしもとの伝統芸も飛び出したキッズ×芸人によるワークショップ!

Bv1p3073i

3月9日(土)、10日(日)、日吉にある慶應義塾大学にて『第9回ワークショップコレクション~こどものためのワークショップ博覧会~』が開催され、その中のひとつとしてPaPaPARK!(パパパーク)では、本日9日(土)に『「でんとう」を感じるワークショップ』を行いました。

MCを務めたのは、ワッキー(ペナルティ)とくまだまさし。「みなさーん、こんにちわーー!!」と元気よく登場した二人に子供たちも笑顔です。まずは、受け継がれていくもの=“でんとう”について、さまざまに説明を行っていきます。その説明の中で、ワッキーがよしもとの伝統芸であるズッコケ=“コケ芸”を披露する場面も。

Bv1p3036i

くまだまさしは“刀を使った伝統芸”をお見せすると言い出し、おもちゃの刀を振り回します。すると……頭部がパッカーンと二つに開いてハゲが見えるというお約束芸に、子供たちも大盛り上がり。

Bv1p2552i

MCから子供たちが体験する「茶道」「和紙」「かまぼこ」の先生たち&芸人の紹介が終わったところで、子供たちは3つのグループに分かれて、それぞれの体験がスタート!

まず、遠州流茶道の“でんとう”では“綺麗さび”の世界を子供たちが体験します。それをお手伝いするのが、和装でキメたデニス。ブラジル人とのハーフである植野も和装がよく似合っていました!

Bv1p2563i

子供たちはお茶碗を手にしながら、茶碗と友達になり、茶道の基本的な一連の流れと挨拶を学んだところで、iPadの茶道ゲームで“擬似茶道体験”をします。さらに、茶室に見立てた部分に靴を脱いで上がり、実際にお茶を点ててみる子供たち。先ほどのゲームの経験が役に立ったでしょうか? 最期に自分が点てたお茶を目の前の子に出し、逆に前の子が点てたお茶を味わってみると……子供たちからは口々に「美味しい!」という声が出ていました。

Bv1p2920i

Bv1p2938i

Bv1p2950i

次の“でんとう”は“和紙”の世界です。担当するのはaeru×ボーイフレンド。

Bv1p2564i

まずは、福井在住の人間国宝・岩野市兵衛さんが漉いた越前和紙の感触を確かめてみます。和紙がどうやって作られるかの説明を受けたあとは、みんなでクレヨンを使い、和紙に色を塗ります。思い思いに好きな色を塗っていく子供たち。

Bv1p2707i_2

次に、キレイに塗られた和紙を子供たちの手で破っていきます。新聞紙等の紙とは違い、和紙ならではのちぎれ方を体験しつつ、楽しそうに作業していました。子供たちのその夢中具合にボーイフレンド。・宮川は「みんなすごい勢いだね(笑)」と一言。さらに、そのちぎった色とりどりの和紙を福井県の形が描かれた紙に貼り付けて完成! 職人の手によって生まれた和紙に、子供たちならではのアレンジが加わり、見事なアート作品が完成しました!

Bv1p2748i

Bv1p2776i

Bv1p2831i_2

そして、3つめの“でんとう”はかまぼこ。老舗『鈴廣』×イシバシハザマによる説明で、かまぼこが魚からできていることや作り方、地域性の違いなど、かまぼこについての基本情報を聞きます。

Bv1p2594i

その上で、なんと太っ腹にも、子供一人に1つのかまぼこが提供され、自分が美味しいと思う厚さに切ったかまぼこを試食します。子供たちはおいしそうに口にかまぼこを頬張っていました。

Bv1p2619i

残りのかまぼこは、型抜きをして飾り切りに挑戦。まずはお見本としてイシバシハザマの硲が星型のかまぼこを作ります。上手に出来たと先生に褒められ、ご満悦の硲。さすがパン作りが趣味なだけあります!

思い思いに飾り切りを楽しんだ子供たち、最後にはかまぼこについての本をお土産にもらっていました。

Bv1p2819i

Bv1p2662i

3つの“でんとう”に触れた子供たちはみな一様に楽しめた様子で、「茶道がいちばん楽しかった! 抹茶を泡立てるのが面白かったです。お抹茶もおいしかった」(8歳女の子)、「かまぼこが美味しかった!」(6歳男の子)、「みんなで和紙を使って図工ができて面白かった」(9歳女の子)等々、終わったあとの評判も上々でした。

日本古来からあるさまざまな“でんとう”に触れたワークショップ、芸人たちと共に笑いあり、発見あり、そして、実際に手を動かし、楽しむことができたイベントとなりました。

Bv1p3073i_2