ゴリ、平さんのムチャぶりにオロオロ 『ジャックと天空の巨人』完成披露
3月18日(月)、都内の丸の内ルーブルにて、不朽の名作「ジャックと豆の木」をモチーフにした3D映画『ジャックと天空の巨人』の完成披露試写会が行われ、上映前には日本語吹替版の声優を務めたウエンツ瑛士さん、平愛梨さん、ガレッジセール・ゴリ、スリムクラブ・真栄田賢、博多華丸・大吉の華丸が登壇しました。
客席後方から現れ、黄色い声援を受けながら舞台に上がってきた面々。
主人公のジャックの声を担当したウエンツさんは、「こんなに緑色のモノを着たのは人生初めて(笑)」と今日の衣装にも触れ、ユーモラスに挨拶をします。
プリンセス・イザベル役で、意外にも声優初挑戦となった平愛梨さんは、都内ではまだ雨が降ってなかったのにも関わらず、「今日は雨の中、あ、雨降ってなかった(笑)」とさっそくの天然ボケをかまし、ウエンツさんが「東京以外から来てる人もいるからね」とすかさずフォロー。
また平さんは、今日のスカートについて「カーテンみたいな」と表現し、ツッコミを受けます。
「他に例えられるでしょ?」とふるゴリでしたが、平さんから「ゴリさんは何に例えますか?」とまさかの逆襲を浴びます。オロオロしながらも「粉薬飲む時の…ごめん! 出ないわ。カーテンでお願いします!」とゴリ。
そんなやりとりで爆笑が生まれました。
双頭の巨人・ファロン将軍役のゴリは、作品そっくりの衣装で現れ、右肩にある顔に向かって「こちらが川田です。エンジョイプレイ!」と、お馴染みのギャグで笑いを誘います。
続く巨人フォー役の華丸は、「この度、福岡ソフトバンクホークスより、巨人入りしました」と野球ファンならではの挨拶をすれば、最後の巨人フィー役の真栄田は声を発しただけでひと笑い起きました。
続けて真栄田は、「映画史上初ですね。吹き替えに字幕がつくかもしれません。よく耳を集中させて聞いてください」と、聞き取りにくい声でアピール。
真栄田はさらに、MCへ「(衣装の)着心地聞いてもらっていいですか?」と催促しましたが、一瞬早く華丸が「ええよ!」と、真栄田の決め台詞を奪ってしまいます。
そこでゴリから「後輩のネタ、パクってもいいんですか?」と尋ねられると、「いいんです!」と川平慈英さんになりきる華丸でした。
巨人のなかでは自称イケメンというキャラの華丸は、「比較対象って大切だなって思いましたね。山ちゃん(南海キャンディーズ・山里)とせいじさん(千原兄弟・千原せいじ)のおかげ浮かび上がってます」と、同じ巨人役の声を担当している芸人仲間を上げます。しかし、「声優は初挑戦だったので、張り切っていたのですが、思いのほか、セリフ少なかったです」とちょっと物足りなかった様子。
その一方で、劇場のマナーCMも華丸が担当したそうで、そちらも注目して欲しいとのことです。
MCより「巨人の中で誰を選びますか?」という質問に対して、平さんはゴリ演じるファロン将軍と回答。
理由は、「顔が2つあるから、いつもどっちか選べそう(笑)」と無邪気に笑い、当のゴリは「やったな川田!」「やったよ」と、腹話術の要領で受け答えしていました。
最後に、ウエンツさんが持っていた豆を客席に投げ込むと、客席後方に、天井まで届きそうな巨大豆の木(バルーン)が出現。
さらに、真栄田が下腹部に隠し持っていた豆を投げ込むも、今度は何も起こらず。
ウエンツさんは豆をあと4つ持っており、ウエンツさん、平さん、ゴリ、華丸が1つずつ持ち、「伸びろー!」と叫びながら豆を投げ込むと、今度は前方に3本、豆の木が出現し、会場全体を驚かせました
ウエンツさんは、「3Dで見ていただくと迫力がある作品です。字幕だと見づらいので、僕らが頑張った吹き替えで楽しんでください」と吹き替え版をダメ押しして、舞台挨拶は終了となりました。
なお、3D映画『ジャックと天空の巨人』は、3月22日(金)より、3D、2D、吹き替え版が同時公開されます。
その他、詳しくは公式サイト(http://wwws.warnerbros.co.jp/jackthegiantslayer/)でご確認ください。