木村祐一&西方凌が大和田伸也さん初監督作『恐竜を掘ろう』大ヒット御礼舞台挨拶に出演!
4月13日(土)、東京・有楽町スバル座にて、映画『恐竜を掘ろう』の大ヒット御礼舞台挨拶が行なわれ、大和田伸也監督、木村祐一、西方凌が出演しました。
俳優・大和田伸也さんが初監督を務めた本作は、ご自身の故郷である福井県を舞台に“ふるさと”に生きる人々の姿を瑞々しく描き出した感動作。恐竜博物館、気比の松原、越前陶芸村、能楽の里など、福井県の素晴らしい名所で撮影された、ヒューマンドラマとなっています。
「公開から2週間経っているのに、たくさんの方に来ていただいてありがとうございます」と笑顔で挨拶した大和田監督。「この映画は、どこか不器用だけど優しい人たちの物語。心温まってほしいと思いながらつくりました。今日来ていただいたお2人も……まだ観ていらっしゃらないお客さんの前なので詳しいことは言えませんが、いま言ったような人々を演じてくれています」と、木村&西方を紹介します。
「役どころだけではなく、女優としても不器用さを見せてしまいまして」と切り出した西方。「NGをかなり出してしまって……8テイクもやってしまいました」と申し訳なさそうに語る彼女は、大和田監督から「そりゃあ、緊張するよね?」と優しくフォローされ、「はい。監督の渋くて素敵なお声を聞いていると、緊張してきて台詞が飛んでしまって……。目の前に松方さんがいらっしゃることで、緊張してしまいました」と反省しきりです。そんな西方に、木村が「松方さんは確かに緊張する。休憩中、板チョコ食べてるとは思えないですよね?」と同調すると、会場から笑い声が起こりました。
台本を読んで、「ぜひやりたい」とオファーを快諾したという木村。大和田監督「映画の内容に、撮影組の雰囲気も当てはまるんですかね? 監督を始め、ものすごく温かい現場でした」と撮影を振り返ります。大和田監督は「キム兄は監督もやっているからね。出てもらうシーンは緊張しましたよ。カットがかかるたびに、“どう? これでいい?”って聞いてましたね」とコメント。劇中、木村が登場するシーンでは観客から笑いが起こるそうで、「笑うとこないんですけどねぇ」と首を傾げる木村でしたが、大和田監督から「存在感があるからだよ」と誉められていました。
また、監督から「色っぽかった」と絶賛された西方は「無心でいなきゃいけないシーンがあったんですけど、私は無心というか、台詞が飛んじゃって無心になってしまって……」と申し訳なさそうに俯きます。「いや、色っぽいといえば、監督の声ですよ! “お昼はお弁当です”とか“休憩です”とか、渋い声で話されるたびに楽しくてニヤついていました」と語る木村でした。
同作は、先行上映された福井県では2ヵ月にわたるロングランヒットを記録。今後は、ニューヨークで海外される映画祭での上映も決定しているそうです。
大和田監督は、「東京ではあと1週間で終わる予定です。そのあと全国をまわりますが、いろんな世代の人に観ていただきたい。僕、この映画館に何度かそっと観に来てるんですけどね、年配の方がたくさん観に来てくれて、涙を流してくれているようで嬉しいんです。大きい映画館もいいですけど、こういう素敵な映画館で若い方にも観ていただいて、大人になったときにふと思い出していただければ。皆さんも、いろんな人に薦めていただけたら嬉しいです」と意気込みを。また、夫婦である木村と西方に「お2人、いつまでも仲よくね」と優しく声をかけていました。
●恐竜を掘ろう
監督:大和田伸也
脚本:大和田伸也、大和田健介
出演:松方弘樹、内山理名、入江甚儀、小野花梨、鈴木砂羽ほか
配給:東京テアトル
公式サイト:http://kyoryu-horou.com/
【木村祐一】