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2013年5月15日 (水)

『吉本新喜劇が彦根にやってくる!!』第3弾は滋賀大学とタッグ、学生たちが記者会見を開催

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今年、創業101年目を迎えた吉本興業では、全国47都道府県での「エリアプロジェクト」を通じ、引き続き各地の自治体、地方企業・団体等と密接なネットワークを築きながら、笑いの力で地方の活性化のお手伝いを行っています。過去2回の好評を受け第3弾が決定、先月8日に制作発表会見を行った『吉本新喜劇が彦根にやってくる!!』(6月8日ひこね市文化プラザ)もそのひとつ。前回は住民参加型をさらに発展させた「ひこね新喜劇塾」を創設しましたが、今回は滋賀大学とタッグを組んで、経済学部の授業(プロジェクト科目)「吉本新喜劇から学ぶ地域活性化プロデュース」に協力しています。既に4月から授業がスタートしており、17名の学生が、新喜劇を地域活性化に取り入れた実行委員会から運営方法を学び、弊社プロデューサーや作家から演技指導を受けているところ。役者や地元の皆さんとともに舞台を作り上げることで、単位も取得するという日本初の試みに挑戦中です。5月15日(水)には、こちらも授業の一環として学生たちによる記者会見を経済学部講堂にて開催。スタッフや学生、出演者らが出席し、授業の意図や舞台への意気込みを語りました。

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滋賀大学経済学部教授・学部長の梅澤直樹さんは、「教室で学んだことの意味が、フィールドに出て実際に携わるくことで初めてわかることもある。あるいは、そこで感じたことを教室に持ち帰ったときに『あの話はこういうことだったのか』と改めて理解できるところもある」と今回の取り組みの意義を説明。「ぜひこの機会を通じて、学生たちがいろんなことを学び、戻って来てくれたら」と期待を込めました。また、滋賀大学経済学部教授・就業力育成支援室長の中野桂さんは、授業が文科省による「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」のプロジェクト科目であることを紹介。社会で必要とされるコミュニケーション能力を身に着けるためにも、「企画運営のほか、実際に新喜劇に出演される方の後ろ姿を見せていただいたり、もちろん芝居をさせていただくことなどを通じて、五感を活用して全身でいろんなことを学んでほしい」と話しました。

これまで上演してきた「エリア新喜劇」の中でも、2011年から3年連続で、住民参加型新喜劇として開催されてきた「彦根新喜劇」。よしもとクリエイティブ・エージェンシー代表取締役副社長・泉正隆は、「公演するたびに新しい試みを加えておられるのも大きな特徴で、昨年は『ひこね新喜劇塾』の創設と旗揚げ公演、今年は滋賀大学経済学部様とのコラボレーションが実現。この機会に、滋賀大学の学生さんたちに『お笑い総合制作』という仕事や働き方を学んでいただくべく、思いきり笑って、舞台では思いきりこけていただきたい。そして役に立ついい教材になれるよう、また地域活性化の新しい形として全国に発信していけるよう、本番に向け全力で取り組んでいきたい」と挨拶。出演者として3年連続で携わっている滋賀県住みます芸人のファミリーレストランもやる気満々で、「僕なんて京都の大学に行ってたんですけど志半ばで中退してますからね。こんな僕がこんな素晴らしい大学の授業に携わらせていただくなんて、ありがたくて申し訳なくて『うれしさ、ギャー!!』」(ハラダ)、「今回は全国で初の試みということで、僕たちにとってもすごいチャンス。学生の方々にはみんなを笑顔にする喜び、また難しさなんかも体験してもらって、僕たちが舞台上でスベってるときは『あいつらスベってたなあ』なんて軽々しく言えないようになってもらいたい(笑)」(しもばやし)と、それぞれ決意表明していました。

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一方、授業の担当教員である滋賀大学経済学部特任准教授の柴田雅美さんは、この授業は今後の活動への第一歩だとも。「滋賀大学と学生は彦根の大切な地域資源。以前から、学生たちが彦根でもっと活躍できるように何かプロジェクトが組めないかとずっと考えていた。今回は社会人の方、しかもボランティアで地域に関わっておられる方と接することで、学ぶものがものすごくあるはず。地域イベントやプロデュースの方法を体感するだけでなく、これから彦根でさらに地域のプロデュースをできるような資質を身に着けてもらいたい」とエールを送りました。授業を履修している学生・中川原大樹さんも、「外に出ていくことで得られる学びはたくさんある。今回のこの授業でもそういったものをたくさん経験できたらなと思う」とコメント。履修学生だけでなく、滋賀大学の皆さんが一丸となって取り組むことを誓っていました。

新喜劇には辻本茂雄や末成由美が出演するほか、会見に出席した彦根藩主井伊直弼マスコットキャラクターのカモンちゃんも登場予定。さらにオール阪神・巨人、シンクタンク、ファミリーレストラン、桜 稲垣早希がネタで笑わせます。彦根の皆さんが力を合わせて作り上げる「彦根新喜劇」に、滋賀大学の若い力とアイデアが加わって、ますますパワーアップしそうな『吉本新喜劇が彦根にやってくる!! Ⅲ』。地元愛がたっぷり詰まったスペシャルな舞台に、どうぞご注目ください!

『吉本新喜劇が彦根にやってくる!! Ⅲ』
日時:6月8日(土) 1回目公演/13:00開演、2回目公演/17:00開演 ※開場は開演の30分前
会場:ひこね市文化プラザ・グランドホール&円形広場
出演:【吉本新喜劇】辻本茂雄、末成由美ほか 【ネタ】オール阪神・巨人、シンクタンク、ファミリーレストラン、桜 稲垣早希
料金:SS席=前売4000円、当日4500円 S席=前売3500円、当日4000円 A席=前売3000円、当日3500円(全席指定)
お問い合わせ:☎090-9819-1764 http://www.akidesign.com/yoshimoto/

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