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2013年5月20日 (月)

【ライブレポート】あわよくば小川のトークライブ「インパスをとなえた」(ゲスト:チョコレートプラネット)

5月19日(日)、渋谷のシアターDにて『あわよくば小川のトークライブ「インパスをとなえた」』が開催されました。

あわよくばの小川祐生が、新たに始めたトークライブの第1回目をレポートします。
ほぼ女性客で埋まった観客の前に、幻想的なBGMとともに登場した小川は客席を見渡し、「広いですね。一人だとこんなに広いんですね」と感慨深げに挨拶。

このライブを始めたのは、相方の西木勇貫が、名古屋のレギュラー番組で、ロケをやっている間、何か出来ないか、というのがきっかけだそうです。
ライブタイトルの「インパスをとなえた」については、人気ゲームの『ドラゴンクエスト』シリーズに出てくる呪文のひとつが“インパス”で、その呪文のようにゲストを分析するとのこと。
小川は『ドラクエ』ファンで、BGMも同ゲームにちなんだ音楽を使う凝りようでした。


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まず、小川は、最近あった出来事を一人で話し、『ウルトラソウル』を口ずさみながら壁を殴っているおじさんや、「実に面白い」が口癖の美容師などのエピソードで、さっそく笑いを誘いました。

そして、拍手に迎えられ、本日のゲスト・チョコレートプラネットの長田庄平と松尾駿が登場。
「後輩のライブに呼んでもらうことがないよ」という松尾に対して、小川は「トークライブというより、先輩を呼んで、絡むことがやりたかったんです。その練習じゃないですけど、お付き合いいただきたかった…」と失言(?)し、「練習には(チョコレートプラネットが)ちょうどええと(笑)」と長田は笑ってました。


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ゲストを迎えてのコーナー『ウィキペディアをとなえた』へと移ります。これは、タイトル通りウィキペディアでのチョコレートプラネットのページを読みながら、トークするという内容。
冒頭「同期」として、エド・はるみや上原チョーらの名前が挙がっていることに対し、「シソンヌ、パンサー向井を書いて!」とさっそくチョコプラのツッコミが入ります。

2008年の『キングオブコント』にて、チョコレートプラネットが決勝進出した話題になると、小川はNSC在学時で、その様子をテレビで見ていたそうな。
そこからNSC、そしてNSCの合宿の話題へ。「(合宿に)4万円かかるから、海に行ってました(笑)」と合宿へは不参加の小川でしたが、それを聞いた長田は「そっちの方が面白くなるっていうのはあるな。社員さんとかいるかもわかんないけど、何やるかもわかんないのに、4万円払えって。行ったら走らされてさ…」と当時の思い出を愚痴混じりにに語ります。

さらに長田は、当時の相方が不参加で、一人で合宿に参加したところ、俳優コースの女性とコンビを組むこととなり、発表会で2位になったとか。
それを見ていた松尾によると「めっちゃ面白かった!」そうです。

いよいよチョコレートプラネット結成逸話と入りますが、松尾はその合宿くらいまで長田のことが「大嫌いだった」とか。
松尾は友達が誰もおらず、最後列の席で静かに授業を受けていたそうですが、長田は「ど真ん中の最前列で、“よっしゃ、みんなおもろいことやろうや!”」とはしゃいでいたそうです。
長田は「言うてへんわ!」と否定しますが、その後、ピンになった長田とコンビ結成を誘ったのは松尾の方。
同期であるシソンヌ・長谷川から「庄ちゃん(長田)と組みなよ」と昼間に言われ、夕方には同じシソンヌ・じろうからも同じことを言われた松尾は、長田に電話したという。
松尾の誘いに「考えさせて」と一旦保留にした長田。というのも当時の松尾は、五厘刈りで、眉毛も“チョンチョン”としかなかったそうで、「そんな奴と組める?」と客席に問いかけ爆笑。

NSC時代の話を経て、長田がしていた「元陶芸教室の教師」について。アルバイトでしたが、地元の京都で陶芸の絵付け体験などを修学旅行生相手に教えていたとか。
しかし、陶器は幾つかに1個、ヒビが入ったり、割れたりすることがあるらしく、長田がそっくりにいちから作り直すこともあったそうです。

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小川はウィキペディアとは話題が離れ、十字型の不思議なビーサンを使うチョコプラのネタについて「ただの興味なんですけど、あの十字架を、ビーサンになるなと思ったんですか? そこのひらめきがめっちゃ知りたいんです!」とネタ作りに興味津々。
十字型のビーサン&サンバイザーを自作した長田は、お風呂で思いついたそうですが、なぜ思いついたかは「覚えてない」とのこと。これを聞いた小川は「天才や!」と絶賛。
ただ長田は、あのビーサンについて「どこで買ったん? あれ、売ってる?」と訊かれるのが悔しいとか。

これもウィキペディアにはない情報ですが、長田は“レジャー大佐”の異名があるほどレジャー好き。
但し、日頃は何もしない日が多く、「みんな、ちょいちょい行くでしょ、近場に。それをギュッと溜めて、蓄積させて、満期になったら(レジャーに)発散させんねん」とのことで、松尾は「バーベキューに連れてってもらいなよ。すごい楽しいよ」と小川に勧めます。
松尾によると、車での送迎に加え、音楽も用意してくれて、バーベキューの手配も全部してくれて、火起こしからバーベキュー、さらに後片付けまで長田がやってくれるので、「俺ら川で遊んでいるだけ(笑)」だとか。

長田は、一連の作業が「苦じゃないのよ。運転好きやし、焼くの好きやし、炭で火を起こすの好きやし、俺は好きなことやってるだけ」「俺が好きなことやってるところに、なんかいるっていう。オプションなの」と楽しげに語ります。

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一方、松尾の話題となり、芸名を松尾アンダーグラウンドにし、松尾駿に戻した経緯について説明。
また、特技のサッカーについては、「小学、中学やってましたし、(背番号)10番つけてました。フットサルとかやるけど、体がついていかない。リフティングとかは上手い、ここ(足元)だけでやるのは」と得意げについて語りました。
かたや長田は身体的な能力は高いそうですが、球技は苦手で、中学では野球をやっていたもののずっとランニングコーチ担当だったとか。スポーツに関しては、対照的な二人のようです。

また、小川は、松尾がよく店員さんに注意することに触れると、ラーメン店での店員の対応について大盛り上がり。
ユニクロに勤務した経験もあることから、接客について口うるさい松尾は、「こういう話をすると俺が悪者になるけど、みんなどう?」と問いかけ爆笑を誘います。

さらに松尾は、工業高校時代、何ひとついい思い出がなかったらしく、「(高校時代に)戻りたいと思ったことがない。戻れるんだったら、中3に戻って、楽しい高校に進学したい」と吐露し、これまた笑いを誘うのでした。

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小川がホストとなり、ゲストのチョコレートプラネットのプロフィールを掘り下げた今回の『あわよくば小川のトークライブ「インパスをとなえた」』は、まだまだ話し足りない様子ながら、約1時間の上演で終幕しました。
今後、定期的に開催されるとのことで、次回は7月を予定。
長田に言わせると「次回はエリートヤンキーかな?」「エリートヤンキー、ブロキャス(ブロードキャスト)、2700」というのが理想のゲストの順番だそうです。

小川のコンビ“あわよくば”としては、6月29日に単独ライブ『喋る阿保に聞く阿保』(渋谷∞ホール 13時30分〜)を行います。
最新情報は、あわよくば・小川のツイッター(https://twitter.com/awakko_ogawa)、ブログ(http://ogawa.laff.jp/)などでご確認ください。


●あわよくばの動画はこちら : http://ynn.jp/u/1347/

●チョコレートプラネットの動画はこちら : http://ynn.jp/u/871/

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