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2013年6月14日 (金)

家庭での素顔も明らかに!? 「澤田隆治プロデュース~平成名人劇場~」で西川きよし&ヘレンがぶっちゃけトーク

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1980年代、漫才ブームのきっかけを作ったと言われる超人気番組『花王名人劇場』を、30年の時を経てなんばグランド花月の舞台によみがえらせるスペシャルイベント「平成名人劇場」。名プロデューサー・澤田隆治さんが仕掛人となり、三夜限定の“劇場版”として行われた同イベントの第三夜は、西川きよしをフィーチャーした「キー坊&ヘレンのないしょ話」。6月13日(木)、やすきよ伝説から家庭での素顔まで、きよしをまさに“丸裸”にするべく、多彩なゲストがステージに集まりました。

澤田さんによる冒頭の挨拶に続き、いきなりきよしが登場、漫談で客席を爆笑の渦に巻き込みます。澤田さん、妻・ヘレンを迎えてのトークコーナーでは、秘蔵写真や映像も続々! 『花王名人劇場』を代表する大ブレイク企画「激突!漫才新幹線」でのやすきよの漫才をフルバージョンで上映したほか、きよしの芸能生活50年に隠されたマル秘エピソードも次々と飛び出しました。さらに、長男・忠志と長女・かの子も加わって、きよしの日常を暴露(?)するコーナーも。ほかにも「おそらく最初で最後」(忠志)という、きよし&忠志の親子漫才や、矢野・兵動、銀シャリによるネタ披露など、最後まで息つく間もない濃~い2時間超となりました。

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終演後の囲み会見には、澤田さんときよし、ヘレン、忠志、かの子が出席。「楽しい企画をありがとうございました!」と改めて感謝の言葉を述べたきよしは、「やすしさんに誘われて漫才師になって、本当によかった。縁とは不思議なものですね」としみじみ。以前、とある番組で「やすしさんは、今もきよしさんの後をずっとついていってますよ」と言われたというエピソードに触れ、「1人でやっていても、やすきよで漫才をしている気持ちで日々頑張っています」と話しました。ヘレンはトークコーナーで取り上げられた、『てなもんや三度笠』に出演中のきよしの写真がかなり懐かしかった様子。「約50年前を思い起こし、皆様のおかげで、病気することもなくコツコツ歩いて来れたんだなあ、ありがたいなあと感じさせていただきました」と感激の面持ちで語りました。

父との漫才を経験し、「一生の宝物が増えた」と喜んだのは忠志。同時に漫才の難しさも感じたそうで、「いい経験ができました」と笑顔を見せていました。かの子は出演者ながら「客席に座っているかのように楽しませていただきました」。きよしと忠志の漫才の稽古を毎日見ていたそうですが、「やはりセンターマイクが出てくると、マイクでしゃべり慣れている人、慣れていない人の差が出るんだなと思った。(漫才中、忠志は何度も『もっとこっちへ立て』ときよしに引き寄せられていたが)ふたりの間の空間には、きっとやすし師匠が立っていて、トリオ漫才みたいになっていたのかも」と感想を述べました。

澤田さんは、やすきよの漫才をVTRで見て観客が大いに笑っていたことに驚いたようで、「漫才も映像で見て笑えるんだな、と。落語や歌舞伎のように上映してもいいんじゃないか」と提案。「あの時代には財産がいっぱいある。映像だけでもそれを伝えられるなんてすごいこと」と興奮気味に話しました。一方で、矢野・兵動や銀シャリの漫才を目の当たりにして「若手のパワーもすごい。もっと関東にもわからせたい」とも。トークコーナーについては「言おうと思っていたことは、ヘレンさんの思い出話で全部吹っ飛んじゃった」と笑い、「いい度胸してるし、タイミングも見事」とそのセンスを絶賛していました。

ちなみに親子漫才の稽古は、約3週間にわたって西川家の洗面所で、居間で、時にはパジャマ姿で繰り広げられたとのこと。かの子から、「稽古中はふたりの前にヘレンが座り、メモを片手にダメ出しをしていた」との報告も! これを受け、きよしは「80%は僕が怒られてました……」とガックリ。“監督・ヘレン”からは「100点と言いたいが、お金を払って来ていただいているのだから、まだまだ不十分。一からやり直し!」と厳しい判定が下されていました。

今年、芸能生活50周年を迎えるきよしは、9月に記念公演「コメディ水戸黄門」を上演するなどますます意気盛んです! これからの活躍にも、どうぞご注目ください。

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