中川家・礼二、「新幹線のトイレ」を新人演歌歌手・徳永ゆうきさんに伝授
7月3日(水)、東京タワー大展望台club333にて、『徳永ゆうきデビュー発売記念イベント』が行われ、スペシャルゲストとして、中川家の礼二も登壇しました。
徳永ゆうきさんは、大阪府大阪市此花区出身の現在18歳ながら、幼少期から奄美大島出身の祖父と両親の影響により演歌歌謡曲に親しみを持ち、カラオケ喫茶やイベントで歌唱。2012年『NHKのど自慢』チャンピオン大会にて、グランドチャンピオンを受賞しました。
そして、本イベントにて、BEGINの比嘉栄昇さん提供の楽曲で、今年11月に全国デビューすることが発表されました。
MCの紹介を受け登場した徳永さんは、『のど自慢』でも歌唱した『はぐれ舟』(大川栄策)を皮切りに、『十九の春』(田端義夫)、『三線の花』(BEGIN)と3曲披露。
緊張も見えましたが、18歳とは思えぬ選曲と歌唱力で大勢のマスコミ、ギャラリーを魅了しました。
また、徳永さんは、鉄道の写真を撮ることが趣味のいわゆる“撮り鉄”だそうで、地元・阪神電車の「トーンが低くて、何を言ってるのかたまにわからなくなるベテランの車掌さん」のものまねを披露し、拍手を浴びます。すると、ワントーン高い車掌さんの声が……声の主は、中川家の礼二だったのです。
子供の頃から家族で中川家の大ファンという徳永さんは、このサプライズに「ビックリ!」と言いながらも、喜びを露わにします。
礼二はさっそく「けだるい感じが出てた」と徳永さんのものまねを評し、すぐに鉄道マニア同士ならではのトークを展開。
さらには、「新幹線のトイレを徳永くんと一緒に使っていきましょう」と鉄板の持ちネタをやり始めます。直後に徳永さんも見事やりとげ爆笑をさらうと、礼二も満足気な表情を浮かべていました。
その後、スペシャルサポーターとして、徳永さんと同じイトーカンパニーグループに所属する大村彩子さん、吹田早哉佳さん、西内ひろさん、友城ちひろさんの4名が登壇し、華やかムードに。
大村さんからは、「あったかい歌声と、新幹線のトイレのネタをひっさげて、たくさんの人に、笑顔を届けて欲しいなと思います」と、徳永さんにエールを送りました。
※写真左より、西内ひろさん、大村彩子さん、徳永ゆうきさん、中川家・礼二、吹田早哉佳さん、友城ちひろさん
フォトセッションの後に行われた囲み取材では、礼二が「18歳にして、このどっしりとした落ち着き。僕もデビュー当時からベテランみたいと言われてて、昔の自分を見ているよう(笑)。すごい親近感がありますね」と徳永さんの印象を語ります。
新幹線のトイレのものまねについては、「もうちょっと練って欲しいですね。最後の「コッ!」という部分を完璧にしていただけたら」とダメ出しするも、「舞台で100%ウケるネタですが、デビュー記念ですので、自分の身を削ってネタを差し上げました」と改めてネタの伝授を報告。
それをうれしそうに聞いていた徳永さんは、「車掌さんのものまねも面白いし、家族みんな好きなんですよ。テレビに出られていたら、家族全員で見てました。昔から大好きでした」と感慨深げ。
その後、徳永さんが一人で小田急ロマンスカーに乗ったエピソードや、礼二がラッシュ時の埼京線を勧めるなど、再び鉄道談議に。
「芸能界で長く活躍する秘訣は?」と記者から質問された礼二は、「意味もなくニコニコ。若いころ、尖った時期もありましたけど、今は意味もなくヘラヘラしてます(笑)」とアドバイス。また、「楽しくやっていったら一番いいと思います。もし、全国周る時なんか、何箇所か僕を呼んでいただければ、時間は持つと思いますよ。こういう風に自分の営業も忘れないのも大事です(笑)」と、ちゃっかり自分を売り込む一幕で、笑いを誘っていました。
氷川きよしさんや、北島三郎さんなど、「同世代でも知っている、老若男女に知ってもらえるような歌手になりたい」と目標を掲げる徳永さん。
『NHKのど自慢』出身だけに、「『NHK紅白歌合戦』の出場は目指してますか?」との質問には、「もちろんです」と力強く答えていました。
徳永さんは、11月の全国デビューに向けて、7月6日に大阪・通天閣STUDIO210、この日の会場となったclub333でのマンスリーワンマンライブなど、精力的に活動中。
詳細はオフィシャルサイト(http://www.itoh-c.com/tokunaga/index.html)、『徳永ゆうき“勇気りんりん”ブログ』(http://ameblo.jp/tokunaga-yuuki/)でご確認ください。