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2013年7月 7日 (日)

よしもと流タウンプロジェクト『よしもと芸人似顔絵コンテスト』年間最優秀作品決定!


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吉本興業創業100周年記念事業“よしもと流タウンプロジェクト”の一環として、よしもとの全芸人を対象とした、よしもとファンが描く『よしもと芸人似顔絵コンテスト』を2012年4月から2013年3月の1年間、開催してきました。月ごとには「月間優秀作品」を選出、毎月、以下の芸人のイラストが「月間優秀作品」に選ばれました。


4月:はんにゃ・金田、5月:NON STYLE、6月:キュートン
7月:桂文枝、8月:渡辺直美、9月:ケンドーコバヤシ
10月:西川きよし、11月:山田花子、12月:南海キャンディーズ
1月:たむらけんじ、2月:ナインティナイン・岡村隆史、3月:オール巨人・阪神


そして5月3日~6月2日に、一般公募にて「月間優秀作品」12作品の中から最優秀作品をメール投票していただき、「年間最優秀作品」を決定。7月7日(日)になんばグランド花月にて、女と男の司会進行の元、授賞式と副賞の賞金100万円の贈呈が行われました。

応募総数1482作品の中から見事、「年間最優秀作品」に選ばれたのは、NON STYLEを描いた5月の「月間優秀作品」。まずは作者である香川県高松市在住の28歳のOLさんに登壇いただき、作品についてお伺いしました。作品はアクリル絵の具を用いて、約1週間で制作されたそうで、NON STYLEをモデルにした理由は「ファンだから」。女と男・市川が「どちらのファン?」と尋ねると「ふたりとも」だそうです。また、百万円の遣い道は「NON STYLEのツアーなどに充てたい」とのことでした。


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授賞式のプレゼンテーターは何と、似顔絵のモデルとなった芸人!  ということでNON STYLEが舞台に登場。まず、作品に対しての感想を聞くと「すごくよく描かれていて、嬉しいですね」と井上。「素敵です。この絵は井上さんの刈り上げがまだ右側の時ですね」と石田も感心した様子でした。

続いて、受賞者に受賞の感想を尋ねましたが、NON STYLEを目の前にしたためか声にならない様子。それを見かねた井上が「緊張するなよ!」と肩を抱き寄せる場面もあり、一時騒然(!?)となりました。そして、「もしコンテスト第2弾が行われた場合、誰を描きますか?」と尋ねると、「またNON STYLEさんになるかもしれない」とのこと。それを受けて、「その時は石田か井上か、好きな方を描いてください」と石田が懇願していました。

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授賞式後を経て、作品について改めて受賞者とNON STYLEに話を聞きました。

まずはNON STYLEに、自身がモデルの似顔絵が「年間最優秀作品」に選ばれたことについて尋ねると、「吉本興業の数ある芸人さんの中から我々を描いてくれたことは本当にありがたいことですし、我々を描いてくれたことで1位になれたのは、僕らも嬉しいです」と井上。

一方、石田は「今までいろんな賞を獲って、賞金をいただきましたが、この100万円も僕らの賞金総額に入れたいですね。もう一緒に獲ったようなものです」と我がごとのような心持ち。井上が即座に「いやいや、(受賞者が)一人で獲られたものです!」とフォローしていました。

また受賞者は、「(「年間最優秀作品」に選ばれて)嬉しい気持ちと、他にも上手な方がおられたので、私でよかったのかなという気持ちがありますが、最優秀賞に選ばれてよかったです」と控えめに。授賞式でNON STYLEに直に会い「憧れの気持ちがあって、あんまり直視できない」とのことでしたが、舞台で井上に肩を抱き寄せられたことについては、「今後の人生でこういう機会はないだろうと思うので、よかったです(笑)」と、はにかみながら答えらました。

NON STYLEの似顔絵はリアリティに重きを置いたタッチで描いたそうで、参考にされたのはDVD『NON STYLE NON COIN LIVE in さいたまスーパーアリーナ』の1シーン。「ふたりの笑顔がいいシーンで一時停止して、画面を写真に撮って描きました」。それを受けて石田は「僕はそのDVDからだとすぐ分かりました!」と即答。井上も衣裳で気づいたそうです。

そして原画を目にした感想をNON STYLEに聞きました。

「見た瞬間に上手だなって、一番に思いましたね。『月間優秀作品』12作の中にはデフォルメされた作品も多かったですが、(最優秀作品は)どちらかというとまっすぐで、正統派の絵だと思います。そういう意味でも上手な絵が1位になってよかったなと思いました」と井上。

石田は、「この絵を見て、僕たちってこんなに楽しそうに漫才をやってんねんなと思って。さいたまスーパーアリーナでのDVDを選んでくれたこともすごく嬉しいですし、普段テレビで漫才をやる時はもっとピリッとした顔をしているので、生き生きした表情を描いてくれて嬉しかったです。この先もこんなに楽しそうに漫才ができるNON STYLEでありたいと、そう気づかされました」と語りました。

なお、受賞者は3年前からNON STYLEふたりのファンで、石田はネタや発想が面白いところ、井上はポジティブで元気がもらえるところがお好きだそうです。それゆえに、「本当はどちらが好き?という質問には答えかねているご様子でしたが、「最初は微妙に石田さんの方が好きだったんですが、井上さんのポジティブで前向きなところがいいなと思って、どんどん(井上の存在感も)上がってきて、結果的に同じくらいになりました」との経緯があったことを吐露。「要は僕が追いつかれた……?」と石田は、受賞者の中で追い上げてくる“井上人気”に一瞬、脅えていましたが、「いや、(互いに)切磋琢磨しています!」と前向きに捉え直していました。

そのほか、ツアーを行うことになった際には「(受賞者の絵を用いた)ポスターやチラシもいいかもしれないですね」と井上が今後のビジョンを語るなど、1枚のイラストから様々な夢も膨らみました!

『よしもと芸人似顔絵コンテスト』で選ばれた12枚の「月間優秀作品」はなんばグランド花月の2階吹き抜けスペースで展示中です。いずれも力作ぞろい、なんばグランド花月にご来場の際には、ぜひお楽しみください!

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