さやみるきーの漫才にケンコバ感心『NMB48 げいにん!THE MOVIE お笑い青春ガールズ!』初日舞台挨拶
8月1日(木)、新宿バルト9にて、この日封切りとなった『NMB48 げいにん!THE MOVIE お笑い青春ガールズ!』の舞台挨拶が行われ、NMB48の山本彩、同じく渡辺美優紀、ケンドーコバヤシの3名が登壇しました。
満席となった劇場は、舞台挨拶前から熱気に包まれ、MCの出雲阿国にも「かわいい!」という声が飛ぶほどです。そんななか、満を持して山本、渡辺、ケンコバが歓声を浴びながら登壇。
山本が「みなさん、映画どうでしたか?」と問いかけると、客席からは「面白かった―!」「泣いちゃった!」という反応が返り、「私も撮影中にウルウルしちゃうくらい感情移入できた映画なので、見ていただけてうれしいです」と笑顔を振りまきました。
渡辺は、スタッフや共演者に感謝を述べつつ、「今日はみなさん、笑ってくれましたか?」と問いかけ、「イエーイ!」という反応に満足な表情です。
そしてケンコバは、「NMB48二期生のケンドーコバヤシです。みなさんから、“ふぅちゃん”と呼んでもらってます。ふぅちゃん、男性ホルモンが増えて、ヒゲが生えてきちゃって」と、NMB48の矢倉楓子になりきり(?)自己紹介すると、終始、ケンコバには「ふぅちゃん」コールがかけられました。
本作は、お笑い部を舞台にした学園コメディドラマ『NMB48 げいにん!』シリーズ(日本テレビ系)の映画化ですが、ドラマ同様、山本と渡辺によるコンビ“さやみるきー”の漫才シーンも用意されており、「体育館みたいなところで、たくさんのエキストラの方の前でやるって、なかなかなかったのですごい緊張しました」(山本)、「(アドリブなど)したかったですけど、余裕がなくて。でも1回目で成功したんで、そこは自分たちでも誇らしかったです」(渡辺)とそれぞれ振り返りました。
その漫才を見たケンコバは、「課題は多いね。現時点でやれるものは出したと思うけども、『THE MANZAI』でどこまでいけるかって話です。去年(優勝)のハマカーンのネタを100回見て欲しい」とダメ出しし、さやみるきーもうなずきます。
ところがケンコバは、芸歴22年で漫才をまともにやったことが一度もないと明かし、「正直、感心しちゃいました」と絶賛し、さやみるきーも大喜びです。
また、「暇やったんです」という理由ながら、さやみるきーにマンツーマンで指導したとか。それに対し、山本は「私とみるきーが、壁に向かって練習してたら、ノコノコ来て…」と言いかけると、「(ゲームの)マリオの敵みたいに言うな!」とケンコバから鋭いツッコミが入り爆笑!
さらに渡辺からは「他のメンバーに下ネタばっかり言ってたんですよ」とケンコバの悪行が暴露されます。
ブーイングが起きる客席に向かい、ケンコバは「下ネタと言っても、みなさんのお叱りを受けるような、性感マッサージとかの話はしてないです。せいぜいパンチラであるとか、NMBのマネージャーのパンツ、持ってこいとか」と弁明していました。
ケンコバの虚実入り混じった悪ノリ発言に翻弄する面々ですが、ここで大喜利対決を実施。
お題は、「こんなアイドルは嫌だ! どんなアイドル?」で、最初に答えた渡辺は「メンバー全員92才以上」とし、「この後、(ハードルが上がって)キツいんじゃないですか?」と自信たっぷりです。
続いての山本は、「制服はふんどし」と独特なタッチのイラスト入りで回答するも、ケンコバは「これいたら追っかけするよ!(笑)」と嫌どころか歓迎ムード。
そしてトリのケンコバの回答は、「亭主がいぬ間に自宅不倫」とし、貫禄の大爆笑をさらいました。
出雲阿国のジャッジにより、罰ゲームの「ヘリウムガスを吸って、映画の告知」をすることになったのは、渡辺。
ところが渡辺は、ガスの吸い込みが少なかったためか、「みなさん」だけで、すぐ地声に戻ってしまいます。
そしてなぜか山本もやることになり、今度は聞き取れないほどの甲高い声で笑いを誘っていました。
フォトセッションの際、ケンコバに合わせて“元気のない表情”を一瞬で披露してみせた山本と渡辺。
舞台挨拶でも芸達者な一面を覗かせたそんな彼女たちの主演映画『NMB48 げいにん!THE MOVIE お笑い青春ガールズ!』は、8月1日(木)より、新宿バルト9、梅田ブルク7ほか、全国順次公開です。
詳細は、公式サイト(http://nmb48.com/geinin-movie/)でご確認ください。