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2013年8月 2日 (金)

【ライブレポート】「日本一テレビ~ワラチャン!U-20お笑い日本一決定戦・準決勝 大阪大会」

日本テレビ開局60周年を記念して制作・放送されている「日本一テレビ~ワラチャン!U-20お笑い日本一決定戦」。このコンテストは、未来のお笑いスターを発掘すべく、20歳以下のお笑いチャンピオンを決めるもので、全国から1278組の応募がありました。

「日本一テレビ~ワラチャン!U-20お笑い日本一決定戦」の出場資格は、2013年12月31日の時点で20歳以下なら誰でもOK。プロ、アマ問わず、また、漫才、コント、落語と何でもあり、1人でも2人でも3人でも一組における人数制限もありません。審査は1回戦がビデオ審査、2回戦が地方予選で、準決勝が東京、大阪で開催。8月1日にはなんばグランド花月にて準決勝・大阪大会が行われ、狭き門を潜り抜けてきた23組の精鋭がそろいました。

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まずはMCのかまいたちとNMB48 の小笠原茉由が登場。「ワラチャン」の優勝者には奨学金として200万円が贈られるのですが、もしもらったら…とその使い道で盛り上がる3人。小笠原は「NMBシアターのトイレを増設する」。会場から「おお~」という声が上がりました。一方、かまいたち・山内は「おっきいおっきい冷蔵庫を買う!」。一瞬、静寂が訪れました。

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そしていよいよ準決勝スタート。ネタ時間は1組3分です。

トップバッターは春太とあめりで「お医者さんになりたい」がテーマの漫才を披露しました。あめりさんは9歳と、準決勝・大阪大会の中では最年少です。が、ネタの途中にハプニングが起こってもあわてる様子もなく堂々たるもの。かまいたち・濱家もあめりさんの動じない姿に感心していました。

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続いて「バスケントンズ」。二人とも中学生です。身長差を取り入れたヤンキーと生徒のコントを披露。大小の動きでも見せつつ、巧みな会話劇でも笑いを誘っていました。


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お次は、小学生の二人による歌歌ちゃん。インド舞踊をベースにしたダンスと歌で、アニメのキャラクターに抱く不思議や疑問に答えていきます。時にはラップも取り入れと芸達者、お客さんを魅了しました。


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ぷりん亭芽りんさんは準決勝・大阪大会唯一の落語で勝負、しかも英語落語です。流暢な英語に時折、日本語を取り入れ、しっかりと伝えます。オチも抜群、分かりやすい内容で終始、お客さんを引っ張っていました。

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女の子のトリオNMR48はNMB48のメンバーによるユニット。大段舞、渋谷凪咲、中野麗来がコント「面接」を披露しました。いまどきの女の子感たっぷりの言動で、面接官の中野を振り回す大段と渋谷。MCの小笠原によると「構成作家さんなどの手を借りず、3人でネタを作ってました!」とのこと。それを聞いて濱家がまたまた「よ~作ってんな~」と感心していました。


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1ブロックの最後を飾ったのは高校2年生のコンビ、seasonです。昔話のリメイク版を漫才で。ところどころに流行語が飛び出すも、往年の漫才師のような渋みのある語りで沸かせました。

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1ブロックが終わって舞台に登場したかまいたちと小笠原。3人とも「すごいわ~」と、精度の高さに驚きを隠せない様子です。「自分の形を持ってますよね」と山内が言えば、「アドリブにも対応している」と小笠原。プロも感心するネタは、まだまだ続きます。

2ブロックの先陣を切ったのは高校生コンビのサイクロン、「父親」がテーマの漫才を繰り広げました。高校生が扮する「父と子」の姿も絶妙、スピーディーなボケとツッコミのやり取りで駆け抜けました。

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続いても高校生コンビ、IFRATで漫才を。コンビニエンスストアでの店員とお客さんのやり取りを。10代らしい勢いが感じられる二人でした。

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そしてピンの濱上直仁が登場。福岡でフーシャオ飯店というコンビで活動しています。書道講師になりきってのフリップネタで、「桜」という文字のバリエーションを。大喜利で沸かせました。

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広島から駆け上がってきたコンパクトナショナルは、童話を用いた漫才を。お芝居がかったやり取りで、その情景が伝わってきます。ボケに対して徐々に勢いを増していくツッコミも見ものでした。


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17歳のコンビ、サトちゃん・タクちゃんは元気いっぱいに漫才を披露。「大人の恋がしてみたい」から始まり、スピーディーなボケとツッコミの応酬を繰り広げました。

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2ブロック最後はラパンジール。「前世は陰陽師だった」から始まる、“陰陽師漫才”を。くるくると変わるボケの表情に、ネタを見終わった山内は「顔がすごい!」と興奮気味。「こんな顔を仕上げた20歳はおらん」とのことです。


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そして2ブロック6組のネタを見終わり、「俺らより漫才うまい! 達者ですな~、すごいわ」と濱家。舞台袖で見ながら爆笑していたそうです。

大会は3ブロック目に突入。まずはバンジージャンプが漫才を。探偵ごっこをモチーフに、しゃべくり漫才で沸かせます。かむことなく、つっかえることもなく、ハイクオリティの仕上がりでした。


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続いては尺取による漫才が。テーマは高校野球。ダイナミックなボケに対し、ツッコミもどんどん打ち返します。その相乗効果で迫力満点の漫才を披露しました。

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コント「じゃんけん同好会」で沸かせたのはガンキン。たかがじゃんけん、されどじゃんけん、じゃんけんで死闘を繰り広げる先輩と後輩のやり取りを、動きと言葉で大胆に表現していました。

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男女コンビのミナミ産地は、「阪大生(大阪大学)で芸人もやってるという二束の草鞋を履く高学歴芸人でーす!」と森田智裕が開口一番。「モテ」をテーマにしたネタで、松本結衣子が森田にことごとくダメ出しをしていました。


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お次は、漫才を披露したからし蓮根。絵本「かわいそうなぞう」をモチーフにしたネタで、奇想天外なボケがどんどん飛び出します。それを受けては返すツッコミ。その姿にかまいたちの二人は「ツッコミ、めちゃくちゃうまいな~!」と太鼓判を押していました。


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3ブロックの最後はシティブロックでコント「卒業式」。学校を卒業する生徒と、懲戒免職となった教頭先生がそれぞれ、卒業式で思い出を発表するというもので、巧妙な言葉遊びで笑わせました。


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以上、6組のネタを見たかまいたち、「面白いね~」(濱家)「なんなんですかね」(山内)「なんかイヤですね」(濱家)「迫ってきてますね」(山内)と、感心を越えて脅威に変わっているようでした。

そうしていよいよ最終ブロックへ。先陣を切ったのは男女コンビのメトロレトロで漫才を。架空のデートを繰り広げました。


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続いてピン芸人の岩永達彦が登場。スマートフォンのアプリを取り入れたコントと、モチーフのチョイスにも世代を感じさせるネタで沸かせました。

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そして舞台を自由に動き回り、漫才といえども動きで笑わせたらんま。次から次へとボケを繰り出し、スピード勝負のネタで魅せました。


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お次はコンビ、霜降り明星でも活動している粗品が登場。フリップに描かれたシュールな状況に間髪入れずにツッコむネタで爆笑を誘います。「早すぎてセンスについていけない!」とは濱家の弁。“ジェネレーションギャップ”にぐうの音も出ないといった様子でした。


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そして準決勝・大阪大会の大ラスを飾ったのはカメルーン。漫才で沸かせました。最初はベタベタな漫才でしたが、「もっとかっこよくしたい!」と決め台詞多用の“イケメン風”に。彼らもスピーディーな言葉と動きで盛り上げました。


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12月に行われる決勝進出者は、8月2日の東京大会を経た後に決定。その数たったの8組と、さらに熾烈を極めることに。終始、「うまいな~」と感心しきっていたかまいたちの言葉どおり、どのコンビが決勝に進出してもおかしくない、渾身のネタを披露しました。

決勝進出者の発表と準決勝の模様は、9月14日(土)放送の「日本一テレビ」(日本テレビ系列)内で放送されます。そして決勝大会は12月のゴールデンタイム特番として放送予定。ぜひ番組をチェックして、次世代お笑い界のホープを青田買いしてみては!?

「ワラチャン!U-20お笑い日本一決定戦」番組HP
http://www.ntv.co.jp/warachan/

かまいたちの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/603/