5upよしもと キラめきサマーフェスティバル〜ネタやら歌やらいろいろやって555大祭り〜(後編)
休憩を挟んだ後半戦の冒頭には、東京・ヨシモト∞ホールを拠点に活躍する彩〜irodori〜MemberからTOP3のジューシーズ、シソンヌ、ジャングルポケットが乱入! 「オロナミンCイロメキライブSP」と題し、彩〜irodori〜と煌〜kirameki〜が激突しました。チャレンジするのは「元気ハツラツ! フレーズ即答勝負」。両チームから1人ずつ交互に、ルーレットで出た1文字を頭文字に元気ハツラツな言葉を発するというものです。これがなかなか難しく、トップバッターを買って出たGAG少年楽団・坂本は「と」を頭文字に「とーりゃー!」という掛け声で気合いを空回りさせてしまいました。この後も珍フレーズばかりが繰り出され、天竺鼠・瀬下の「お」を頭文字にした「お茶で1週間乗り切る!」という謎すぎるフレーズには周囲から総ツッコミが。シソンヌ・じろうは「と」を出して、「友達になってください」とポツリ。ささやきのようなボリュームは「全く元気がない」とダメ出しの対象となり、再度元気に叫んでみるもまたまた大不評を買ってしまいました。ほかにもジューシーズ・赤羽の「ね」から出た「ネコいらな〜い!」(ネコがいらないほど元気、という意味らしい)など爆笑回答が飛び出し、ステージは大混乱に。最後はジューシーズ・児玉が「ぬ」からひねり出した「沼からナイストゥーミーチュー」を発端に、「1週間」発言が尾を引く瀬下との泥沼バトルに発展!? さらには次々と人が入れ替わっての乱打戦となり、結果、煌〜kirameki〜チームが辛くも勝利、両劇場で実施中の「元気ハツラツ!」キャンペーンでも1000ポイントをゲットしました。
続いては「ネタバトル3」に突入! ななまがり(赤)×矢野号(青)、プリマ旦那(赤)×タナからイケダ(青)、かまいたち(赤)×天竺鼠(青)の計6組が対戦し、それぞれ渾身のネタで笑わせました。
読売テレビで9月5日(木)25:30〜放送される『5up夏のいたずら王決定戦』とのコラボコーナーでは、キラメン7によるいたずら企画のVTRで勝負。まずはアインシュタインが登場し、キラメンたちがそれぞれ相方にいたずらを仕掛けたVTRを見て、客席の皆さんが「面白い!」と思ったものに携帯から投票するというシステムが説明されます。本編では、キラメンたちがステージに集まり、客席と一緒にVTRを鑑賞。スペシャルコメンテーターとしてジャングルポケットも加わりました。
藤崎マーケットは、ダイエット企画のロケと偽り車に乗せられた田崎を、巨大風船が襲うというもの。狭い車内で風船に圧迫され逃げ惑う田崎の姿が爆笑を巻き起こします。吉田たちは、怖いお兄さんから、突然ゆうへいのことで因縁をつけられたこうへいの「双子愛」あふれる対応に感動が。中張又張は、辛すぎる唐揚げからすっぱい水、絵の具付き布巾、さらに虫と白井へのいたずら4連発が見事に決まりました。突然の大声が苦手という宮戸が、次々と現れる刺客を前にナイスなリアクションを見せてくれたGAG少年楽団。グラマーな女性を仕掛け人としたいたずらの前に、本性をさらけだしてしまったのは、かまいたち・山内です。コマンダンテ・安田は、さまざまな人から毒霧を吹きかけられるハメに。最後の天竺鼠は、仕掛け人・川原が繰り出す“世紀のいたずら”がすべて細かすぎて伝わらず……ネタばらしをされた瀬下は「ええっ! そうやったん!?」と驚くばかりという斬新なVTRに仕上がっていました。観客が1位に選んだのは、吉田たち! こうへいが、大いに男を上げたコーナーとなりました。
イベントもいよいよ終盤、ここでお待ちかねの「チーム対抗歌ネタバトル」後半戦が幕を開けることに。まずは「モノマネメドレー対決」。赤組はMCとして、祇園&ZAZYが『CDTV』のCGキャラ風に曲紹介を。セルライトスパ・肥後はDIR EN GRAY・京さんのモノマネで『予感』を熱唱! 馬と魚は自身の作詞作曲による「aikoさんっぽく始まってASIAN KUNG-FU GENERATIONさん風に終わる」『桃太郎』というアグレッシブなネタでアピールしました。『シティーハンター』の冴羽獠のモノマネでTM NETWORKの『Get Wild』に挑戦したのはアイロンヘッド・辻井。銃弾を避けながらの歌はアクションとしても見ごたえアリ! そして赤組のトリを飾ったのはGAG少年楽団・坂本&ミルクボーイ・内海による太鼓の達人版『夏祭り』。内海が丸いシルエットを生かしてゲームに登場する太鼓キャラになりきり、坂本の華麗なバチさばきに応えていました。
一方、青組は、土佐駒・長尾の司会による『僕らの音楽』風。トップバッターの和牛・水田はX Japan・Toshiさんのモノマネで『Rusty Nail』を歌いますが、さすが元料理人、手元では大根の桂むきをやり続けるという離れ業を披露します。続く天竺鼠・瀬下は尾崎豊さんのモノマネで『15の夜』を熱唱。甘い声で魅了したのも束の間、サビになると歌を忘れて生のカボチャを素手で割るという謎のパフォーマンスを行い、客席は驚きと爆笑、そして見事に割れた際には感動に包まれました。さらに、バイク川崎バイクとカバと爆ノ介・爆ノ介は、つんく♂さん feat.飛鳥涼さんになりきっての『ハッピーサマーウェディング』、藤崎マーケット・トキは『サザエさん』のマスオさんが働いている会社・海山商事の社歌をアナゴさんのモノマネで歌うなど、超変化球なネタが続きます。
最後を飾るのは「韓流対決」です。先攻の赤組は、守谷日和、学天即・四条、アインシュタイン・稲田、ななまがり・森下、コマンダンテ・安田がBIGBANGに大変身! 観客から大きな歓声を受けすっかり気を良くした5人は、ダンスに歌に特訓の成果を見せつけました。後攻の青組は、藤崎マーケット・田崎がPSYさんに扮しての『江南スタイル』5upバージョン。バックダンサーとしてブリの白子・國松、美たんさん・光美を従えて登場した田崎は、見た目も動きもPSYさんそのもの! 芸人たちを次々と呼び込み、乗馬ダンスの輪を広げていきます。アキナ・秋山は「♪県選抜に選ばれた男〜」としてサッカーのリフティングを披露、「♪21でブラジルにサッカー留学〜」のバンビーノ・石山も加わり足技対決が繰り広げられました。次いで「♪サッカー部補欠だったけれど〜」の前振りでアイロンヘッド・毛利が現れ、お手玉でリフティングという珍プレーも。「♪リフティングスタイル!」の掛け声とともに全員でおなじみの乗馬ダンスを踊ると客席はライブ会場のような雰囲気に包まれました。ほかにも祇園・木崎による「♪ナルシストスタイル!」、アキナ・山名を呼び込んでの「♪変顔スタイル!」には天竺鼠・川原も乱入、さらにはかまいたちのふたりもムチャぶりで呼び込まれ、ダンスの輪がどんどん広がっていきます。フィナーレは田崎が「It’s田崎スタイル!」とシャウトしながら中川家・礼二の宣材写真の顔マネ! 爆笑につつまれて熱戦が終了。再び客席から拍手を募ると、今回は青組の勝利となりました。果たして最終結果はどうなるのでしょう?
長いイベントもついに最終コーナーへ。以前から劇場やネットでも投票を募ってきた「5up男前ブサイク総選挙」の結果がついに発表されました。いずれも4000票を超える有効投票があったとのことで、まずは男前の50〜11位を一気に紹介。19位、20位に並んだ吉田たちの意地の張り合いや、尼神インター・渚が女子ながら27位にランクインするなど、早くも混戦の予感!? ブサイクの50〜11位では、ランクインしたカーニバル・茜が、実は前髪を上げると見取り図・盛山にそっくりだという事実が発覚、衝撃が走りました。続いてランキングは10〜4位へ。男前4位に食い込んだ祇園・木崎は、1位ではないことに不満げ。方やブサイクでは4位という上位にカーニバル・ゆきえが入り、複雑な表情を見せていました。
気になるトップ3は、男前の1位が中張又張・高道、2位がアインシュタイン・河井、3位がトット・多田、ブサイクの1位がアインシュタイン・稲田、2位がかまいたち・山内、3位がZAZYという結果に。男前は高道が強敵・河井を破って1位をゲット! 稲田は2位に大差をつけて貫録の勝利となりました。稲田は「人はみな同じ。ということは、人はみな稲田なのかもしれません」と哲学的なコメントを。来年はどんな結果になるのか、新勢力は登場するのか、気になるあなたは引き続きご注目を!
いよいよエンディング、赤組と青組が雌雄を決する瞬間がやって来ました。結果は赤が785点、青が670点で赤の勝利! さらに、この日いちばん面白かった「MVP」には、アイロンヘッド・辻井が選ばれました。副賞は、5upよしもとで1時間のイベントが自由に行える権利です! というわけで、最後は「歌ネタバトル」での冴羽獠を“おかわり”として再演。ひときわ熱い盛り上がりと爆笑のなか、5時間55分をちょっぴりオーバーして、5upよしもとの“夏祭り”は幕を下ろしました。