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2013年9月17日 (火)

『KOYABU SONIC 2013』2日目、コヤソニ史上初! “Aチーム”による『吉本新喜劇』の上演が実現!!

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9月15日・16日にインテックス大阪で開かれた『KOYABU SONIC 2013』 。2008年の初開催以来、今年で6回目を迎える『コヤソニ』は吉本新喜劇座長・小籔千豊が主宰の音楽とお笑いが融合したロックフェスで、小籔が本当に素晴らしいと思うアーティストと芸人が集結したナイスソニックです。

今年もアーティスト、芸人のすばらしい舞台はもちろん、『コヤソニ』でしか観られないアーティストと芸人のスペシャルコラボレーションやあっと驚くシークレットゲストの出演があった中、『コヤソニ』初の企画も登場。小籔が「Aチームの芸人を集めました」と満を持してお贈りする『吉本新喜劇』が上演されたのでした。会場内では『吉本新喜劇』が始まると分かった途端、お客さんが全員総立ちに! 『吉本新喜劇』の人気の高さを伺えた一瞬でもありました。

出演は、池乃めだか、島田一の介、内場勝則、未知やすえ、Mr.オクレ、すっちー、松浦真也、清水けんじ、森田まりこ、酒井藍の10人で、内場と未知が恋人同士という設定の物語。その設定に会場からは「ヒュ~!」と冷やかしの声が上がるなど、なんばグランド花月の舞台とは異なるリアクションで大いに沸きました。また、稽古は当日の朝、移動の車中のみだったと上演後に内場が告白。その事実に会場からは拍手喝采、「皆さん、どうですか! これが吉本新喜劇です! お笑い界のジャズ!!」と小籔も興奮気味に語りかけていました。

そして舞台を終えた新喜劇メンバーと小籔千豊に話を聞きました。

小籔:『KOYABU SONIC』がもう少しええ感じになった時に上演させていただこうと思っていまして、今年は6年目とまだ半人前ですが、ご高齢の方もいらっしゃいますので、早くしないとお亡くなりになる方もいらっしゃいますので(笑)。縁起でもないことではあるんですが、こういうベテランの方々が生きていらっしゃるうちに『吉本新喜劇』を見ていただきたいとは常に思っています。もし、お亡くなりになったら、「ああ、見といたらよかったな」って必ず思うと思うんです。「大阪に住んでるけど、NGK1回も行ったことないわ。チケット取られへんやろ?」とか言う人もいるんですけど、そんなこと言ってたらベテランの人らはすぐ死ぬんでね、一度生で見ていただきたいと思います。これは冗談2割、8割本気でございますので。ミュージシャンの方々も「新喜劇見たいわ」って来てくださるんですけど、「(生で見ると)全然違うわ」っておっしゃいます。曽我部さんがNGKの楽屋にいらっしゃった時、パワースポットに訪れた時のようなポーズをされていました。一度生で感じていただきたくて、5回目という節目も過ぎたので上演させていただきました。今回、ほぼAチームに来ていただいて。これは本来ならありえないことですが、ご快諾いただき、ありがとうございました。

そして、出演者たちに普段のなんばグランド花月を飛び出して、『KOYABU SONIC』という舞台で上演したことについて、感想を聞きました。

内場:昔、新喜劇ブームというものがありまして、アメリカツアーやニューヨークとかでやって、それで安定してきたんです。今回、こういうライブの場を提供させてもらって、あの頃の流れを髣髴させるような気がしました。また一致団結して新喜劇をもっといい状態にできたらと思います。このメンバーの中には東京オリンピックが見られるかどうかという方もいらっしゃるので(笑)、いろいろがんばりたいと思います!

池乃:『KOYABU SONIC』ではコントをやったり、3年目から歌も歌わせてもらったりしているんですが、新喜劇が出るのは今回が初めてだったと聞いて。しかも小籔くんから“Aチーム”という言葉がチラッと出てきましたが、その中に入っていたことを本当にありがたく思います。まだ、もうちょっと粘ろうと思っているので、皆さんもぜひ注目していただければと思います。

なお、小籔曰く、「Aチーム」には桑原和夫、井上竜夫など、いっぱいいるそうですが『KOYABU SONIC』に来られる方でお願いしたそうです。今回、そのうちの一人となった島田一の介も続けます。

島田:これまでいろんなことをやってきましたが、こういう音楽の祭典で新喜劇をやったのは初めてです。とてもいいお客さんでやりやすかったですね。自分がどれだけいいものをやったのかはわからないですが、東京オリンピックまでにはいたいという自負もありますので、あと7年はよろしくお願いします! また楽しみにしています。

オクレ:私も毎年、出してもらっているんですけど、今回は最初の「こんにちは」が聞こえへんかったみたいで……(笑)。

内場:ほんまに気配もなかったです! 大体気配を感じるんですけど、まだやなと思って(笑)。

オクレ:最初に大失態やってもうて……(笑)、また来年もよろしくお願いします。

未知:いつもとは違うお客さんの前で新喜劇をやらせてもらって、若い人たちにも新喜劇が愛されているんやなって再確認しましたし、いつも小籔君が「新喜劇は、大阪のものだけでなく、もっともっといろんなところに発信していかなあかん大切な文化や」って言ってくれていることも肌で感じました。新喜劇のメンバーも1から気合入れてがんばってがんばって、もっともっと大きな新喜劇にしていけるように私もがんばりたいですし、またたくさんの方に見ていただきたいと思っているので、来年もよろしくお願いします!

すっちー:すごい若い、、なんばグランド花月に見に来ない世代の前でできたのかなって。これでまた若い世代が新喜劇を見にきてくださったらと思います。小籔さんがおっしゃったように、ベテランの世代がいつお亡くなりになるかわからないので、ぜひ見に来てください。

清水:森田まりこと酒井藍と、僕の3人は公私共に小籔さんにめちゃめちゃお世話になっていて、飲みに行った先でも話を聞くんですけど、大体、おいしいパスタの店とわけわからん思想って感じで。でもこんなにすごいイベントをやられていることを肌で体感して、これからちゃんとまじめにやらなあかんなって思いましたね。ベテランさんの力を借りて何とかやらせてもらっている若手のことも皆さんに見ていただきたいと思います。

森田:10人の皆さんの中にまぜていただいて本当に幸せです。若い世代の前でできたのがうれしくて、1年に1回は家族やお友達と新喜劇を見てほしいと思います。

酒井:会場にすごい人数の人がたくさんいて、本当に小籔兄さんってすごいなって思いました。あんだけの人数の人がいるからか、舞台上がめっちゃ暑くてめっちゃ汗かきました。来年は空調の方をよろしくお願いします。

そして、内場と恋人という設定に会場が盛り上がったことについて、未知に感想を聞きました。

未知:びっくりしました。もう21年目を迎えているので、みんなが(夫婦であることを)知っていらっしゃる上でああして盛り上げてくれて、私の中ではポッとハートに火がともりました。なんか祝福されてるんやと思うと、ちょっと沈みかけてた…いや、消えかけていた…もっと間違えました! (笑)やっぱりね、今まで新喜劇の座員同士で結婚した場合は、女性が辞められていた中で、こうして残していただいて、二人でこうやって恋人役、夫婦役をやらせてもらえるのは--環境が変わっているということもありますけど、感謝しないかんなって思います。これが1年に1回はないと、多分、私は持たないと思います(笑)。……(ここまで言って)それでも内場くんはまだ(私の)目を見ないというね。何なん、あの頑固さ! 

小籔:これがないと離婚してまうかもしれない? 明日の新聞の見出しは「内場、やすえ、離婚の危機!」、これで行きましょ!!(笑)

『吉本新喜劇』は、なんばグランド花月をはじめ、よしもと祇園花月、ルミネtheよしもとでも上演中です。この機会にぜひ、生の舞台をお楽しみください!

公演情報は公式サイトまで ⇒ http://www.yoshimoto.co.jp/

小籔千豊の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/628/
池乃めだかの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/657/
島田一の介の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/634/
内場勝則の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/828/
未知やすえの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/686/
すっちーの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/709/
清水けんじの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/1377/
森田まりこの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/32482/
酒井藍の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/32473/


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