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2013年10月23日 (水)

「4人のお父さんの愛を感じられて幸せ」と岡田将生さん『第26回東京国際映画祭』にて映画『オー! ファーザー』が上映!

10月17日(火)より東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズなどにて開催中の『第26回東京国際映画祭』において、本日10月23日(水)、岡田将生さん主演作『オー! ファーザー』が特別招待作品として上映。岡田さん始め、忽那汐里さん、佐野史郎さん、河原雅彦さん、村上淳さん、藤井道人監督が舞台挨拶を行ないました。

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伊坂幸太郎さんの同名小説を映像化した本作。主人公の由起夫(岡田将生さん)は4人の父親がいるというありえない環境にいながら、普通でいたいと願う高校生の男の子が、たまたま盗みの現場を目撃してしまったことから、ある事件に巻き込まれていくというユーモアあり、サスペンスあり、ミステリーあり、家族愛ありのエンターテイメント・ムービーです。

上演前に挨拶を行った出演者陣。

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「今日を迎えられてうれしいです。本当に面白い作品になったので、早く観ていただきたい気持ちが強くあります」と笑顔で語ったのは、岡田さん。「先日、初めて映画を観たんですけど、岡田さんと4人のお父さんの掛け合いが微笑ましかったです。娯楽的で明るく楽しい映画なので、みなさんも楽しんでください」と語った忽那さんに続いて、佐野さんは「最後までお楽しみいただければ」と多くを語らず。

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河原さんが「ご来場、誠にありがとうございました」と過去形で挨拶すると、佐野さんと岡田さんが吉本新喜劇のようなズッコケを披露。「え? 間違ってないよねぇ?」と飄々としながら、「僕はまだ観ていないので、これからみなさんと一緒に観させていただく予定なんです。だから、みなさんの見どころが訊きたかったんですけど、佐野さんが多くを語らないから……。撮影はとても楽しかったです」と語ります。「初号試写を観させていただきましたが、多くを語ってはダメなんですよねぇ?」と訊ねる村上さんに、大きく頷き返す佐野さん。「先輩がダメだというので、控えさせていただきます」と笑いを誘いました。

映画『SR サイタマノラッパー』など入江悠監督作品の助監督を始め、CMやPVなどの映像ディレクターとして活躍する藤井監督は、本作で初めてメガホンを執りました。
村上さんから「いくつなの?」と訊ねられると、「27歳になりました」と笑いながら返答。「4年間、この脚本を書かせていただいて、無事、上映できることになって本当に嬉しく思っています。緊張しています。本当にありがとうございます」と緊張で顔を強ばらせながらも、精一杯の思いを伝えます。撮影前にはキャスト全員と面接をしたそうで、「それぞれお話させていただくことができてよかった。まだまだ若者なんですけど、監督に抜擢してくださった(製作総指揮の)奥山由和プロデューサー、原作の伊坂幸太郎さんに感謝しながら、責任を持ってつくらさせていただきました」と丁寧に語りました。

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4人のお父さんがいる高校生・由起夫を演じた岡田さん。「こんな役柄はそうそうないですよ!」と笑いながら、「台本を読みながら、映像化したらどうなるんだろうと考えてしまうくらい魅力的なお話で。4人のお父さんの愛を感じられて幸せでした」とかなりの手応えを感じている様子でした。

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それぞれが話している人を覗き込んだり、遠くから茶々を入れたり、フォトセッション時も笑顔でお喋りしたりと、和気あいあいとしたキャストの様子が微笑ましい舞台挨拶でした。


●作品情報
オー! ファーザー
監督・脚本:藤井道人
製作総指揮:奥山由和
原作:伊坂幸太郎(『オー! ファーザー!』新潮文庫刊)
出演:岡田将生、忽那汐里、佐野史郎、河原雅彦、宮川大輔、村上淳、柄本明
製作:吉本興業株式会社
配給:ワーナーブラザース映画
©吉本興業