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2013年10月24日 (木)

よしもと×ホットスタッフ presents 第一弾「真心ブラピース~ウタとネタと小ネタの夕べ~」

本イベントは、よしもとクリエイティブ・エージェンシーとホットスタッフ・プロモーションによる共同企画イベントの第1弾。“お笑いと音楽の融合”をテーマとして、芸人とミュージシャンが1夜限りのステージを共有するというスペシャル・イベントです。

第一弾では、真心ブラザーズとピースのコラボレーションが実現しました。

前説を務めたのは、セブンbyセブン。すしざんまいの社長に扮した玉城は真心ファンらしく、歌詞を交えつつ、真心好きを熱心にアピールしました。

オープニングでは、2組によるトークが繰り広げられました。

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今年4月にこの企画が挙がってから、半年後に実現したという同イベント。打ち合わせと称して5回くらい食事会を開いたそうで、すでに仲良しの4人。綾部が何か言うたびに「さすがだねぇ!」と誉める一方、又吉をいじる真心のお2人。学生時代から大の真心ファンで、舞台の出囃子として「サティスファクション」を10年間使い続けているほど大好きなのに、アピール不足の又吉。「好きな割に全然来ない!」と茶化されていました。

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まずは、ピースがコントを。出囃子はもちろん「サティスファクション」です。この日は『キングオブコント2010』のファイナルで披露した「ハンサム男爵とバケモノ」を披露し、会場を盛り上げます。

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その後、「ピースが出囃子に使っていたサティスファクションで、勝手にPV撮っちゃいました」というテロップが映し出され、ピースが制作した「サティスファクション」のPVが流されると、いっそう沸く観客。綾部がピクニック演じる後輩的存在の人物を、鬼越トマホーク・坂井ら演じる悪者から助けるというアクションPVだったのですが、ラストで川から水浸しになった又吉が現れると、会場は驚きと笑い声に包まれました。

続いて真心ブラザーズが登場し、2人きりの弾き語りを。まずは「マイ・バック・ページ」を歌い上げます。

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「すごかったね。あんなのつくってくれてたなんて、さすがだなぁ! 又吉くんもさすが。前言撤回!」とYO-KINGさん。桜井さんは「コントも面白かったね。ピースに盛大な拍手を! 未来の喜劇王のために歌います」と、自身がボーカルを務める「僕は喜劇王」を熱唱しました。
「いいんじゃない? 出来が。桜井さんもよう声出てはるー!」とテンションを上げるYO-KINGさん。「日本青年館で歌えるのも、我々世代は嬉しいね。オリンピックで国立競技場が変貌を遂げるとともに、日本青年館もなくなるらしいよ。(その前に)ここでやれてよかった。ありがとうございます」と感謝します。一方、桜井さんはあるミュージシャンのローディを務めた若かりし頃の思い出を語っていました。
その後、「消えない絵」「サマーヌード」が披露されました。

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せっかくお笑い芸人とミュージシャンが一緒にライブをやるということで、それぞれのジャンルを挑戦してみることに。まずは真心のお2人が、「若手芸人になろう!」というコーナー企画へチャレンジしました。
まずは綾部MCのもと、ジェスチャーゲームを。成功すると、綾部が応援団長を務める茨城県産のメロンが贈られるという嬉しいサプライズも用意されていました。
「今日は楽しくてしょうがない!」と満面の笑みを浮かべるYO-KINGさんは某アミューズメントパークのパレードを細やかに再現し、拍手喝采を浴びます(かなり難解なお題ながらも、早い段階で又吉が当ててしまうという絶妙なコンビネーションを見せたことも付け加えておきます)。
が、3分間で15問クリアできなかったため、罰ゲームが執行されることに。熱々のおしぼりが顔の上に乗せられると、又吉とYO-KINGさんは「熱い! 熱い!」と悶絶。トリとなった桜井さんは「もう冷めてます!」と見事にオトすという、お笑い芸人顔負けの展開で笑いを誘います。

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さらに、大喜利にも挑戦。初めてにも関わらず、次々と答えを出していくお2人。「こんなバンドは嫌だ。どんなバンド?」では笑いを起こす真心のお2人に対し、「真心が感じられない」という答えで「おぉ〜!」という感嘆の声を起こした又吉。「……めっちゃはずいです」とはにかみます。最後のお題「真心ブラザーズが新聞に一面に。誰と、どこで、何をした?」では、「ジャイ子と」(YO-KING)「又吉宅で」(桜井さん)「優しいキスをした」(又吉)と、見事なコンビネーションで爆笑を起こしていました。

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イベントのラストには、2組によるセッションライブも披露されました。
ピースの2人はこの日のためにギターを練習。又吉は自ら購入したレスポールを持参して、このセッションに臨みました。
真心の2人から、初心者とわかるように「若葉マーク」を貼り付けられたピース。いまの状況が受け入れられなくなったのか、「人前でギターを弾くのさえ初めてなのに、なんでこんなに人が入ってるんですか?」と緊張のあまりつぶやく又吉。一旦、演奏を始めたものの、しょっぱなで「僕、なんかもう(音が)ズレてます! ズレてます!」と大パニックで演奏を制した綾部。「8回、8回」と、又吉に後押しされて、「空にまいあがれ」を熱唱します。

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演奏前は怯えていた又吉でしたが、演奏後は「こんなに気持ちいいんですね」とミュージシャン気分を満喫できた様子。「又吉くん、最後は飛びますとか言ってたけど、すっげぇ(ジャンプが)ちっちゃかったじゃん。10センチくらいしか飛んでなかったよ」とYO-KINGさんに笑われると、「自分では飛んだつもりだったんですけど……」と恥ずかしそうに返します。
「ここまで盛り上がったんだから、もういっちょ行きましょう」(桜井さん)「歴史的な興行になりましたね」(YO-KING)との言葉のあとに、「どか~ん」を熱唱。最後の締めでは、先ほどよりも高く飛ぶ又吉がいました。

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観客からの声援に応えて、アンコールで再び登場した2組。
「このイベントが2~3回続くように」という桜井さんの言葉を合図に、それぞれの特徴を取り入れたオリジナルソング「真心プラピースのテーマ」を、4人で歌い上げます。「俺たちは開拓者であり、挑戦者でしたー!」というYO-KINGさんの歌声が高らかに響き渡るその歌に、お客さんも心をわしづかみされた様子。
演奏後、全員が手をつないで観客へ挨拶すると、いっそう大きな大きな拍手が会場中に響き渡りました。


【ピース】