5upよしもとこけら落とし公演「困ったメン」出演者が大集合！
2011年1月1日にオープンした、大阪の若手芸人たちが出演する新劇場「5upよしもと」。1月はこけら落とし公演として、芸人のみのキャスティングによる芝居を上演し、第1弾のジャルジャル、モンスターエンジン、銀シャリ、スマイルらが出演した「ヘルプ！」が、先日、大盛況のうちに終了しました。そして今回、第2弾として「困ったメン」の上演が決定！ 2009年12月に東京・スペースゼロで行われ話題を呼んだ舞台に、ソーセージ、GAG少年楽団、スーパーマラドーナ、和牛、祇園らが、なんとダブルキャストで挑戦します。厳しい稽古が続くなか、1月12日（水）、会場となる5upよしもとで会見が開かれ、12組の出演者たちが意気込みを語りました。
司会のスマイル・瀬戸に続き、Aチーム（ソーセージ、和牛、ポラロイドマガジン、クロスバー直撃、学天即、ガスマスクガール）とBチーム（GAG少年楽団、祇園、見取り図、プリマ旦那、スーパーマラドーナ、かりんとう）がそれぞれ舞台へ。さらに唯一の女性キャストである女優の伊藤修子が登場し、いよいよ会見スタートです。
瀬戸から見どころを聞かれたAチーム代表のソーセージ・秋山は、「本格的なお芝居になっていて、歌って踊るミュージカル的な部分もあります」と内容を紹介。さらに「なかでも注目なのは、和牛・川西くんのラップのソロパート、そして和牛・水田くんのロボットの演技。ロボット役ではなく、演技がカチカチすぎてロボットのようだという意味です」と続けると、クロスバー直撃・渡邊から「大根役者の一歩上の“桜島大根役者”と呼ばれています」とツッコミが入り、一同大爆笑。また、BチームからはGAG少年楽団・宮戸が、「演出家の方の指示で、お互いの稽古は見ないことになっているので、自分と同じ役の人がどんな演技をしているのかわからない。僕ら自身も本番が楽しみです」と公演を前にした心境を語りました。
このあたりから、会見は稽古での裏話暴露大会の様相に。「演出家の方は大変やさしいんですが、なぜか見取り図の盛山だけが、どんなアドリブを入れても無視されている」（スーパーマラドーナ・武智）、「主役を狙っていたのに叶わなかったポラロイドマガジン・ナターシャの闘志がすごい。2分半の出番にアドリブをどんどん入れているが、いまだに一つも採用されていない」（ソーセージ・藤本）など、面白エピソードが続々と披露されました。
また、紅一点として全公演に出演する伊藤修子は、「どんなギャグが放り込まれてくるかわからないので、AとB両方見るのが楽しいんじゃないかなと思います」とコメント。さらに「ミニコントを突然仕掛けられたり、稽古も楽しく進んでいます」と笑顔で語りました。伊藤は女優としてのキャリアに加え、「ダイナマイト関西2010first」準優勝という経歴も持っており、「それを知った芸人がちょっとピリッとした空気になりました」（スーパーマラドーナ・武智）。最後には伊藤が得意の「アイーン」を披露する一幕もあり、すっかり和気あいあいとした雰囲気に。
また、質疑応答では、主役を務める2人に「目標とする役者さんは？」という質問が。GAG少年楽団・福井は「浅野忠信さんの演技をモノマネする感じで行きたい」、ソーセージ・秋山は「堤真一さん。ドラマ『やまとなでしこ』が好きなので、そのイメージで」とそれぞれ熱く語ったほか、ラブストーリー的な部分があるか聞かれた伊藤は、「おばさんの役なので、ちょっと若者に色めき立ったりしますが、さほど進展はないですね」と一言。ただ、主人公に抱きつかれるシーンはあるようなので、そちらにもご注目を。
ツイてない、モテない、金もない「困った」男たちが繰り広げる青春コメディ「困ったメン」。公演はいよいよ1月20日（木）スタートです。キャストによって、そして回を重ねるごとに、違う仕上がりを見せてくれそうなこの舞台。ぜひ何度も足を運んで、あなたの目でメンバーたちの進化を確かめてください！
5upよしもと： http://www.yoshimoto.co.jp/5up/
5upよしもと こけら落とし公演『困ったメン』
1月20日（木）～28日（金）
開場11：30 開演12：00（22日①・23日①）
開場16：30 開演17：00（22日②・23日②）
開場18：30 開演19：00（20日・21日・24日～28日）
出演：（20日・22日②・23日①・25日・27日）ソーセージ、和牛、ポラロイドマガジン、クロスバー直撃、学天即、ガスマスクガール、ほか／（21日・22日①・23日②・24日・26日・28日）GAG少年楽団、祇園、見取り図、プリマ旦那、スーパーマラドーナ、かりんとう、ほか
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