毎年恒例!3月4日は三枝の日! 三枝まつり 開催
今年も年に1度の落語バラエティショー「三枝まつりinなんばグランド花月」を、桂三枝の名前にちなんだ3月4日(さんしの日)に開催することになりました。
記者会見に臨んだ三枝は、今年は師匠に入門してちょうど45年。司会を務める『新婚さんいらっしゃい!』も丸40年。そこで『三枝まつり』では、その集大成をお見せしようと思います。
今回は落語2席と、入門した当初が1970年代のフォークブームだったので、落語の間には“フォークジャンボリー”みたいなことをしたいなと」と公演の詳細を明かしました。
フォークコーナーでは、三枝が生まれて初めてレコーディングした際に一緒だったフォークグループ「ダボーズ」と久々の共演を果たします。
「ダボーズの皆さんとは、昔よく、舞台やスタジオで一緒に歌いました。先頃、久しぶりに彼らと歌ったんです。若い時から一緒にやってきた仲間みたいなもんですから懐かしくて…ぜひ一緒にやりましょうと。曲目はまだ決めてはいないのですが、『さすらい人の子守唄』や『まわるメリーゴーランド』など、若い頃に身近にあった歌をやらしていただければ」と語りました。
そんな師匠にとって歌とは?
「意識してはないんでけど、歌いたがりのとこがあるんでしょうね(笑)。歌は一つになれるというか。忙しい時を駆け抜けてきましたから、安らぎだったんじゃないかなぁと。若い頃は身近に歌があった時代といいますか、たまたま深夜放送をやらしていただいていて、ラジオは歌が中心になりますからね。当時の歌を聞くと純粋で切ない思いが伝わってきて、歌は私の青春そのもの」と、いかにも懐かしそうでした。
一方の落語は、1940~50年代の歌謡曲がたくさん入る「涙をこらえてカラオケを」と、ウクレレの弾き語りで1960年代のハワイアンも披露する「ハワイの夜」の2席を。創作落語でも、たっぷりと美声を披露します。
また、今回のポスターには、27歳の頃と現在の写真が並んで掲載されています。これを見た三枝は、
「27歳の頃はええ男やったなぁと(笑)。そう思うと、変われば変わっていくもんやなぁ(笑)。でも、順調にトシを取ってきたなと思います。27歳の頃も楽しかったですけど、今も凄い楽しいですから」。
芸能生活45年について質問が及ぶと、
「平凡ですけど、長かったような短かったような45年。初めから落語が好きで、ずっと落語を続けたいと思いましたけど、なかなか古典落語の中に身をおいて十分納得のいく落語ができなかったんですね。じゃぁ、創作落語をということで、やり始めて。考えてみたら、300年の歴史の中で時代時代の落語家が色んな落語を作ってきたと思うんで、桂三枝という落語家の役割はそれだったのかなぁと。若い時に作ったものや、若い人向きの落語はドンドン若い人にやってもらって。50周年に向けては、今から70歳代にもできる落語を作っているので、それを完成させてきたいと思います」と今後に向けての決意を語りました。
最後に、
「『三枝まつり』は他の落語会と違って、色んな新しい試みをやりたい、チャレンジする気持ちを忘れないでやっていきたいなと。今回は特に芸能生活45年ということで、皆さんと楽しく盛り上がりたいと思います」と、早くも楽しみな様子。
普段の落語会とは、ひと味違った桂三枝の魅力をお楽しみに!
《イベント概要》
【タイトル】「三枝まつりinなんばグランド花月」
【日時】2011年3月4日(金)18:30開場・19:00開演
【会場】なんばグランド花月
【料金】前売4000円 当日4500円(全席指定)
【出演】桂三枝
【一般発売日】2011年1月15日(土)
【チケット購入方法】
◆チケットよしもと
・お電話で→0570(041)489 <Pコード:410-061>
・インターネット→http://ticket.yoshimoto.co.jp
◆よしもと各劇場窓口
◆サークルKサンクス、セブンイレブン
【お問い合わせ】チケットよしもとインフォメーション 0570(036)912
◎「なんばグランド花月」ホームページ:http://www.yoshimoto.co.jp/ngk/
【桂三枝】