5up×新喜劇のコラボレーション!「ウーイェイ新喜劇」大盛況
1月28日(金)、なんばグランド花月にて、スマイル・ウーイェイよしたかを座長に迎えての「ウーイェイ新喜劇」初公演が行われました。スマイルを中心とした5upよしもとメンバーと、よしもと新喜劇の若手俳優たちがコラボレーションするこの企画。なんと出演予定のスマイル・瀬戸が当日朝からインフルエンザに倒れるというハプニングに見舞われながらも、なんとか無事に公演の幕が開きました。
よしたかと銀シャリの2人が舞台に登場し、オープニングトークからスタート。瀬戸が舞台にいないことを不思議に思っている観客に、よしたかから休演のお知らせとお詫びが。さらに「瀬戸くんから遺言があります! あ、伝言があります!」とボケながら、相方・瀬戸からのメッセージを紹介しました。続いて新喜劇から11人の若手俳優が舞台に呼び込まれ、それぞれ自己紹介。銀シャリと同期となるNSC25期生が多く、「実は安井まさじくんと僕は、ビールズというコンビを組んでいたことがあるんです」(銀シャリ・橋本)など、知られざる逸話も飛び出しました。
5upメンバー3組(かまいたち、ツジカオルコ、銀シャリ)がそれぞれネタを披露した後、いよいよお待ちかねの本編がスタート。とある温泉旅館へ、旅番組のロケに訪れた撮影隊(AD役のよしたかを筆頭に、安井、吉田裕、いちじまだいき、酒井藍)。しかし、宿は謎めいたコンサルタント(かまいたち・山内、銀シャリ・鰻)の指示のもと迷走し、さらには借金の取り立てなども乱入して、大混乱の展開に。やがてコンサルタントが世界征服をたくらむ怪人「タヌキ男爵」だったことがわかりますが、実は撮影隊も世を忍ぶ仮の姿、正義の味方「ゴウーイェイ」だったのです。5人それぞれにボケを繰り出す攻撃で、ついに怪人を倒して大団円。劇中では橋本がカラオケで歌を披露するなど、普段は見れない演出もいっぱい。瀬戸の代役として旅館の支配人を演じた森田展義に、ことあるごとに「瀬戸くんをどこへやった!」「瀬戸くんやったらなあ」とからむ、よしたかのアドリブも、爆笑をさらっていました。
終演後、「ゴウーイェイ」を演じた5人が会見。まずは舞台の感想を聞かれ、「瀬戸くんが急に体調不良になり、残念でした。タイトルが“ウーイェイ新喜劇”で本当によかったです。瀬戸くんはいませんでしたが、面白いメンバーが集まったので、何なら瀬戸くんなしでもいけるな、と思っていました」と、よしたかがコメント。また、「メンバーの息は合ってましたか?」と聞かれたよしたかが、「合ってません」と即答すると大爆笑が。その後「でも、みんなにカバーしてもらえてありがたい」と笑顔で続けましたが、天然芸人らしい回答に、メンバーはハラハラしていました。
座長であるよしたかの印象を聞かれたメンバーは、「全然やってくれへんなという感じ(笑)。でも、おもしろさはすごい」(安井)、「このままの人です。パンチがあります」(吉田)など口々に褒めましたが、よしたかは、「座長ではありますが、誰一人そうは思ってないと思います。みんな同じ、フェアな感じでやってます」と笑わせていました。瀬戸の不在は、「正直、心細かった」(よしたか)とのことですが、無事に大役を務め、ホッとした様子。「本当は瀬戸くんが座長みたいなもんです。次回は僕が休んでるかも……」と気弱な発言で、またまたメンバーを心配させていました。
「ウーイェイ新喜劇」は、3月に第2回が予定されています。今後の展開や、出演者の顔ぶれも気になるところですね!