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2011年2月19日 (土)

撮影順調! 沖縄国際映画祭出品、地域発信型映画『謝謝OSAKA』

Jpg

2月18日(金)、大阪・桃谷で『第3回沖縄国際映画祭』(3月18日(金)~27日(日)開催)に出品する地域発信型映画『謝謝OSAKA』の記者会見が行われました。

今年より沖縄国際映画祭のメインプログラムとなったこの地域発信型映画とは、日本全国の方々が【作り手として参加】でき、多くの人に地元の素晴らしさを伝えたいという熱意を具体化させ、【必ず地域活性化につなげる】プロジェクトにすべく企画されたもの。そして、全国約30カ所の候補地の中から、特に熱意を持ち、この企画に賛同いただいた千葉県成田市、新潟県十日町など7地域が第1回目のロケ地として選定されました。大阪市も同じくロケ地として選ばれ、このたび、山田勇人監督による短編映画『謝謝OSAKA』が撮影されました。

大阪を舞台に、中国人留学生のシューロン(中江翼)と駆けだしのカメラアシスタント・西村小春(木南晴夏)を中心に、大阪市での「ある場所」を探す物語。山田監督は「沖縄国際映画祭のテーマが『ラフ&ピース』ということですが、大阪は笑いのメッカ、そして笑い=笑顔だと思っています。この作品で、大阪の良さである笑顔や人情が一番に出ればいいなと思ってます。また、笑顔は世界共通で、言葉が通じなくても気持ちは伝わるというのが、僕が掲げているメインテーマになってます。あと、大阪は水辺の再開発もしていて、そういったオシャレな場所もロケ地にしているので、下町とそういったエリアの両面を楽しんでほしいです」とポイントを語りました。

そしてヒロインを演じる木南晴夏さんは、「私も大阪出身なので、大阪をPRできる映画に出演できることになって、すごいうれしいです。久しぶりに地元に帰ってきて撮影したのですが、今回の撮影場所は初めて行くところばかりで。桃谷商店街もそうだし、空中庭園とか、自分も観光気分で楽しく回れました。観てくださる皆さんにも、大阪のいろんなところを観てもらえると思うので、楽しみにしていただければと思います」と語りました。

続いてシューロンを演じる中江翼さんは、「僕は奈良出身なんですけど、中学、高校と大阪の学校に通っていました。'08年からは台湾に住んでまして、中国語を勉強しながら芸能活動をしています。今回、自分がやってきたことがちょっとずつ実になってきていることを実感できる、とてもいい作品に巡り合えたと思っています。精いっぱい取り組んでいるので、絶対いい作品になっていると思うので、観ていただければ嬉しいです」。

また、ヒロインの母親役を演じる今くるよは、「撮影は雨の日もあったんやけど、商店街の人たちが“こっち入りよし!”言うてストーブに当たらせてくれたりとか、営業時間を過ぎても灯りをつけてくれたりとかして、ものすごいあったかい、人情あるな~思ってすごいうれしかったです。地域と一緒になって作ってる感じがありました。この映画をご覧になった方にはそんな温かみも感じてもらえると思います」と撮影エピソードを教えてくれました。

ヒロインの兄であり、美容師の西村秋彦役を演じるザ・プラン9 なだぎ武は「“ザ・大阪”というような作品に出たことがなかったので、すごく楽しくやらせてもらってます」と大阪を舞台にした作品への初出演の喜びを語った一方で、撮影で様々な観光名所を巡ったことをきっかけに……「海遊館とか、空中庭園とか、前に彼女と行ったなぁと思って、感慨深い思いになりましたね(笑)。ちょっと涙がちょちょぎれました…」と感傷的な気持ち(!?)も吐露しました。

最後に、秋彦のアシスタントである久保山保役を演じるりあるキッズ・長田融季は「この役は普段、漫才をしている僕と変わらない感じでやりやすくて、あと、台本とは別のところで、なだぎさんと一緒に“面白いこと何しようかな?”って作っていった楽しみも見つけました。今は、完成を楽しみにしていただければと思います。みんなで作った映画です」と感想を述べました。

有名な観光地からオシャレな再開発エリア、そして何より大阪の人々の優しさあふれる人情をリアルに描き出した『謝謝OSAKA』は間もなく完成。『第3回沖縄国際映画祭』での上映が待たれます!

【今くるよ】【ザ・プラン9 なだぎ武】【りあるキッズ・長田融季】

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