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2011年2月20日 (日)

【ライブレポート】『DYNAMITE BAKA SOUL』

2月19日(土)、東京・渋谷のclub asiaにて、『DYNAMITE BAKA SOUL』が開催されました。
こちらは、音楽とお笑いを融合させた新しいエンターテインメントライブ。昨年8月にスタートし、同年10月の『LIVE STAND 2010 OSAKA』以来、約4ヵ月ぶりとなる今回のチケットはソールドアウト(なかには、遠方からも足を運んでくださった方もたくさんいらしたようです)。たくさんのお客さんでぎゅうぎゅうのフロアは、開演前から熱気ムンムンです。

オープニングアクトの渡辺直美はお馴染みのピンクの衣装に身を包み、ビヨンセのあて振りを披露。豊満なボディをこれでもかと揺らしながら踊る直美に、フロアからは熱〜い声援が送られます。

続く2700は、自身のネタでもある「つま先のアイドル」「僕はこのダンスをする」を音に合わせて披露。メインフレーズの「このダンスをする〜♪」のところで、ツネと一緒に踊るお客さん。のちに歌った「右ひじ左ひじ交互に観て」も大いに盛り上がり、2人とも「まさかこんなにノってくれるとは」とビックリしていました。

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得意のボイスパーカッションで登場したのは、エハラマサヒロ。劇画タッチのPVが流れるなか、「皆さん楽しんでますか? 僕からはこの曲をプレゼントします!」とリミックスした童謡「ピクニック」を披露。その後は彼のネタでもお馴染みの「雪やこんこ」のリミックスバージョン「雪やコンコン」を歌ったのですが、2曲で終わってしまうことを残念がるお客さんから「え〜」という声が挙がると「どんだけ好きなの〜」と即答。MCでも、ネタさながらの鬱陶しいキャラクターを見せていました。

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『DYNAMITE BAKA SOUL』初登場となった、チーモンチョーチュウBreakers。チーモンチョーチュウ・菊地を中心に、げんきーず・元気☆たつやなどが得意のブレイクダンスを披露したのですが……メンバーであるはずの白井の姿が見えません。が、曲の最後に袖から急いで登場。真ん中でポーズを決めようとしたものの出遅れてしまい、曖昧なまま暗転になってしまいました。

モンスターエンジン・大林はピンネタである笑福亭仁鶴のモノマネで、3曲を披露。平坦な音程で、歌詞に仁鶴が言いそうなフレーズをアレンジしていきます。

その後、登場したのは、ヴィジュアル系のメイク&服装をしたアップダウン・阿部。「今日は僕の大好きなX JAPANの“紅”を歌います。なぜX JAPANを歌うのか、それは皆さんに魅力をわかっていただきたいからです。X JAPANというと何を連想しますか?」と語りながら、歌に入っていく阿部。すると、袖から上半身裸&首にコルセットらしきものを巻いたダイノジ・大地が。YOSHIKIに扮してエアドラムを披露した大地は、あまりに激しく首を振りすぎて、コルセットが完全に顔を覆ってしまう一幕もありました。その後、「X」を熱唱した2人は最後に倒れ込み、互いを支え合いながら舞台から去っていきました。

こりゃめでてーな・大江ことmckjは、オリジナルラップソング「ナンバー0」を披露。仕事もなく、人気もないという自身の状況を切々と歌う大江に、大声援が。「声だけは出すんだな……チョコカモン!」と後ろを向く大江。察するに、今年のバレンタインデーは悲しい結果に終わったようです。「あと1曲、盛り上がってもらえますか?」と歌った新曲「暇人」も前曲同様、物悲しさでいっぱいでした。

青い作業着姿で登場したモンスターエンジン・西森は「僕はお笑いの芸しかないんで、“say hoooo!”みたいなのもできません」と言いながら、「中小企業!」「技術!」とコール&レスポンス。「鉄工所でよく観る風景」という鉄工所のあるあるネタを披露しつつ、「鉄工所ラップ」で会場を盛り上げます。

ライブ中盤に差し掛かった頃、畑中しんじろう率いるアイドル軍団・KABUTOが登場。すると、黄色い声援が! 「すごい歓声〜! 200万人くらいいるんじゃないかなっ」と、アイドルらしい爽やかな発言をする畑中。そして、普段ハゲていることを漫才のネタにしているトレンディエンジェル・斉藤は、ここでも笑いを牽引。「ONE STEP」ではソロパートにて大きな拍手が、続く「過去未来」では誰よりも気合い入ったダンスを見せ、笑い声と声援と悲鳴が混じったカオスな空間を生み出していました。

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3度に渡って登場したのは、平成ノブシコブシ・吉村扮するヘルペス・プレスリー。口のまわりを赤く塗りたくった吉村は小咄を披露後、プレスリーの曲に合わせて激しく踊り狂います。3回目はネタ切れしたのか、パンツ一丁で登場。途中で心が折れたようで、「わかる……飽きているのが!」と言い残し、足早に去っていきました。

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2丁拳銃は修士の問いかけに小堀が答えながら日常の「丁度ええ」ものを音にのせて綴り、白いスパンコールの衣装に着替えた渡辺直美はキャンデイズとともに「なおみのいぬ」を熱唱しました。

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ラストを飾ったのは、DJダイノジ。大谷はDJを、大地はありがとう・細野やBANBANBAN・鮫島などを率いて踊りながらフロアを盛り上げます。
ハードながらもキレのある動きを見せる大地は随所でエアギターを披露したほか、豊満乃風(デッカチャン、どりあんず・平井、こりゃめでてーな・大江とのユニット)による「豊満の誓い」を熱唱するなど、マルチな活躍。

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一方、大谷はロック、J−POP、90年代の渋谷系など、さまざまなジャンルの音楽をかけて盛り上げていきます。今回初めてかけたというヴィジュアル系バンドの楽曲では、「ヴィジュアル系のノリを3分間やりましょう!」と呼びかけ。それに対して、お客さんが特有のかけ声や手の振り、ヘッドバンギングなどで応えると、一層の一体感が会場に生まれたように感じました。

最後は、全員で大谷作詞の「ダイナマイトバカソウル」を熱唱し、約2時間強のライブは終了。

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とにかく芸人と観客の距離が近いのが、『DYNAMITE BAKA SOUL』最大の特徴。音楽を介することで生まれるグルーヴと笑いの新しい可能性……。“熱狂の渦とはまさにこのことか”と思うほど、異様な盛り上がりを見せるフロアに終始、圧倒されっぱなしでした。

次回は6月4日(土)、club asiaにて開催決定。お馴染みのメンバーに加え、楽しんご♥も出演します。音楽と笑いの融合によって生まれる一体感を味わってみたいという方は、この機会に足を運んでみてください!

また、出演アーティストの楽曲は「ミュージックよしもと」ほかにて、好評配信中。気になる方は、こちらのチェックもお忘れなく!

●次回のライブ情報
『DYNAMITE BAKA SOUL』
日時:2011年6月4日(土)開場17:00/開演18:00
会場:club asia(渋谷)
料金:オールスタンディング(整理番号付)前売3,000円/当日3,300円
  ※1ドリンク別 ※未就学児入場不可
出演:
ダイノジ/渡辺直美/エハラマサヒロ/2丁拳銃/2700/阿部浩貴(アップダウン)/豊満乃風(ダイノジ・大地/デッカチャン/どりあんず・平井/こりゃめでてーな・大江)/楽しんご♥ and more…
※出演者に変更がある場合がございます。  

●チケット情報
Pコード:410-847
【一次先行】
 対象:プレミアムメンバーのみ申込可
 受付期間:2/11(金・祝)11:00〜 2/14(月)11:00
 抽選結果:2/15(火)18:00頃
【二次先行】
 対象:プレミアムメンバー&スタンダードメンバー申込可
 受付期間:2/16(水)11:00〜2/18(金)11:00
 抽選結果:2/18(金)18:00頃
【一 般】
 発売日: 2/19(土)10:00〜

お問い合わせ
チケットよしもとインフォメーション:0570-036-912
よしもと友の会:
http://tomonokai.yoshimoto.co.jp/
〔PC〕
http://tomo.yoshimoto.co.jp/〔携帯〕
※「よしもと友の会」から『チケットよしもと』抽選先行販売にお進みください。
※チケットの当選は抽選となりますので、予めご了承ください。

●公式ブログ:http://dbs.laff.jp/

●配信中の楽曲(携帯電話のみ)
豊満乃風「豊満の誓い」
渡辺直美とキャンデイズ「なおみのいぬ」
2700「右ひじ左ひじ 交互に見て」
ダイナマイトバカソウル「ダイナマイトバカソウル」
KABUTO「ONE STEP」「過去未来」

ミュージックよしもと:http://randc.fdgm.jp/
価格:各315円(税込)

【2丁拳銃】【ダイノジ】【アップダウン】【阿部浩貴】【デッカチャン】【平成ノブシコブシ】【吉村崇】【モンスターエンジン】【チーモンチョーチュウ】【どりあんず】【平井俊輔】【こりゃめでてーな】【エハラマサヒロ】【2700】【KABUTO】【渡辺直美】

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