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2011年2月21日 (月)

映画『漫才ギャング』ジャパンプレミアでひな壇式舞台挨拶に「アメトーークじゃん!」と品川監督

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2月21日(月)、東京・Zepp Tokyoにて、品川ヒロシ監督第2弾作『漫才ギャング』のジャパンプレミアが開催されました。舞台挨拶には監督の品川ヒロシを始め、主演の佐藤隆太さん&上地雄輔さん、ヒロイン役の石原さとみさん、ピース・綾部祐二、ミサイルマン・西代洋、サブMCとしてロバート・秋山竜次が出席しました。

まずは、MCの伊藤さとりさんと共にサブMCのロバート・秋山が登場。正装した秋山は、ヘアメイクさんに自らオーダーしたというオールバックのヘアスタイルが決まっています。伊藤さんから「ステキな役どころで心を鷲掴みにされました!」と言われた秋山は「マジっすか!」とかなり嬉しそう。

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その後、監督&出演者が登場したのですが……舞台の上手にはひな壇が。『漫才ギャング』は“漫才”が題材になっている作品ということで、今回はバラエティ番組を彷彿とさせる“ひな壇”に座ってトークという珍しいかたちでの舞台挨拶が敢行されたのです!

佐藤さん、上地さん、石原さんが前段に、綾部、西代が後段に立つと、いよいよ品川監督が登場。前段のお三方を追い越し、意気揚々と中央に歩を進めた品川が「あっちですよ」と指されたのは、後段の上手側の席。「俺、ここ? 監督なのに? これってただの『アメトーーク!』じゃん!」と不満を口にしながら、渋々と着席します。
一方、1人で仁王立ちするのは西代。「こんなにフラッシュ浴びたん、初めてですわ!」と興奮を抑えられない様子でしたが、「目立とうとするなよ!」と綾部にツッコまれて、ようやく着席します。

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「週初めの月曜から集まっていただいてありがとうございます。まさかのひな壇スタイルで、しかもお客さんの前で座るのは失礼なのではと思いましたが……。普段は渡されるマイクもなく、今は手持ち無沙汰です。お祭りですから、劇場では出せないくらいの大声で笑って……」と挨拶する佐藤さんに、綾部から「長くない?」とツッコミが。「“楽しんでいってください”で、もうすぐ終わるところだったのに!」と反論する佐藤さん。「軽い自己紹介でいいんですよ」と言われ、「あぁ、そう? 宜しくお願いします!」と頭を下げます。

司会者の伊藤さんから「続いてお願いします」と振られたものの、「なになに?」と聞いていない様子の上地さん。佐藤さんの丁寧な挨拶を受けて、「あんなに長い尺で喋んなきゃいけないの?」と言いながら、「今日はお忙しいなか、足を運んでいただきありがとうございます。(客席を見渡して)ここから見る限り、たいして忙しくなさそうな……(笑)。今日は楽しんで帰ってください!」と会場の笑いを誘います。

ヒロイン役の石原さんには、客席から男性の野太い声で「カワイイ〜!」という声援が。「ありがとうございます。今日はすごく楽しいですし、現場もすごく楽しかった。映画も楽しさがぎゅっと詰まっているので、楽しみにしていてください」と照れながら挨拶。そんな姿もカワイらしいです。

声援に軽く手を挙げた綾部は「さっき、さとみも言ってましたけど……」と言い出し、全員にツッコまれます。西代は「お願いします。デブタク役をやらせてもらいました。太っていることで今までいろんな仕事をもろうたんですけど、映画は今までで一番いい仕事です。今日はお台場も観光しましたし、1人でラーメンも食べました。お願いします!」とはつらつと挨拶。

品川は「お忙しいなか、ありがとうございます。まさかひな壇の上の段とは……この場で一言言わせていただければ……扱い悪くない?(笑)楽しんでいただいて、最後まで笑って帰ってください」と、会場を沸かせました。

ここから、トータライザーを使ったバラエティらしいコーナーが始まります。こちらは、出演者陣に質問したお題に対し、当てはまったらスイッチを押すという企画もの。
「芸人さんがたくさんいるという緊張感、監督を始め見守ってくれている方々がいるという安心感を持ちつつ、(芸人・飛夫を)演じた」と言う佐藤さんには『佐藤隆太は芸人に向いているか?』というお題が。結果、スイッチを押し、“向いている”と答えたのは……3人。
元相方役を演じた綾部は「僕は向いていると思います。漫才に対する熱が漫才師と同じくらいあったし、普段もボケ。めんどくさいくらいボケてくるんですよ」と話すと、秋山も「確かにプライベートはボケだね」と納得。
一方、“向いてない”と思ったのは、西代と品川。「隆にい(佐藤さん)は真面目だから向いてない。僕、エアジョーダンの靴をもらったんですよ。で、その日、泊まりやったんで、ホテルの部屋で全裸になって靴だけ履いて、大事なところを隠して撮った写真を、隆にいにメールしたんですね。そうしたらツッコんでくれずに、“そこまでしていただいて、ありがとうございます”みたいなメールを送って来たんですよ!」と暴露。「いや、ホントにすごく嬉しかったんです」とここでも真面目なコメントをする佐藤さんに、品川も「ネタへの真面目な取り組み方はいいんだけど……真面目すぎるというか。顔合わせが終わったあとに、まだ本読みもしてない状態で『帰りにネタ合わせして帰ります!』ってマネージャーさんと公園に行っちゃったんです。しかも、僕と綾部と3人で飲んだ帰りに、『綾部さん、ネタ合わせお願いします』って神社に行ったんですよ」と続けます。秋山が「今時、神社でネタ合わせする芸人いないですよ」と加えると、「監督に芸人役をやらせてもらったのに向いてないなんて……」と、すっかり落ち込んでしまった佐藤さんでした。

今回、見応えのあるアクションシーンに挑戦した龍平役の上地さん。首から下の蹴りや拳は全て体に当てていたようで、「大変だったし、ケガをしました。しかも、ドレッドヘアは臭いし、重いし、肩凝るし……。5回シャンプーしても泥だらけだった」と撮影を振り返ります。
そんな上地さんには『上地雄輔、実は不良?』というお題が。“そうだ”とスイッチを押したのは、品川と西代。
「不良というか、ヤンチャ。初めてお会いした本読みの時、スターがおるからドキドキしてたのに、上地くんは“ウ○コしたい”って書いて隆にいに見せたり、台本にハナクソをつけてきたり……」(西代)「映画監督の大事な台本にもハナクソつけたからね! 忘れもしない、8ぺージだよ!」(品川)と次々と被害を報告。そんな2人に、「それは不良と関係ないでしょ!」と応戦する上地さんでしたが、「夜遅く、車で絵コンテを描いてた俺を外から少しずつ顔を出して脅かして。驚いた俺を見て、10分くらい笑っていた」とうなだれる品川に、最後は「すみませんでした!」と謝罪していました。

佐藤さん演じる飛夫の彼女・由美子を演じた石原さんは、「等身大の彼女役という、ナチュラルな役は初めてだったので新鮮でした。初々しいシーンやキスシーンにドキドキしました」と静かに語ります。
そんな石原さんには『石原さとみは芸人の彼女向き?』というお題が。会場のファンらしき男性から「バツ!」という言葉がかけられるなか……結果、“向いている”と答えたのは3人。
綾部は「今回も誰か聞くんですか? 秘密にしないなら(トータライザーの)意味がないじゃん! 挙手でやりましょうよ」とツッコミつつも、「さとみちゃんは夢を追いかけてるっていう芸人の姿勢に理解があるんじゃないかと。芸人ですからいろいろとあるでしょうけど、全てを包んでくれるんじゃないかなって」と誉め讃えます。すると、「だけど、芸人とさとみちゃんが付き合うってイヤじゃない? もし綾部が付き合い出したら、カワイがれなくなる。憎しみしかない!」と、なぜかネガティブな発言をしてしまう品川でした。

その後、行われたフォトセッション。笑顔で答える皆さんですが……「お願いしますー!」と言われて表情を整えるたびに、客席からは笑いが起こります。「誰かが変な顔をしてる」ということで、疑われたのは秋山。

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その後も起こる笑い声に、「誰? 誰なの?」と撮影に集中できなくなる皆さんでしたが……実は西代が思いっきり変な顔を作って笑わせていたのでした。

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本作は、お笑い芸人という仕事を通して、未来を模索する若者たちの成長を描いた群像劇。笑いあり、青春あり、友情あり、アクションあり、恋愛あり……さまざまな要素が盛り込まれたエンタテインメント作品。
本日のイベント登壇者を始め、長原成樹、宮川大輔、千鳥・大悟、品川庄司・庄司、次長課長・河本、ギンナナ・金成、森三中・大島、オリエンタルラジオ・藤森、フルーツポンチ、カラテカと、たくさんのよしもと芸人も出演していることも注目です。

『漫才ギャング』は、3月19日(土)より全国ロードショー。公開を楽しみにしていてください!

『漫才ギャング』
原作・脚本・監督:品川ヒロシ(原作:リトルモア刊)
出演:佐藤隆太、上地雄輔、石原さとみ、綾部祐二(ピース)、宮川大輔、新井浩文、秋山竜次(ロバート)、笹野高史ほか
配給:角川映画
公式サイト:http://www.manzaigang.jp/
3月19日(土)より、全国公開
(C)2011「漫才ギャング」製作委員会

品川ヒロシ監督、上地雄輔さん、石原さとみさんからのメッセージが届きました!

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