辻本茂雄主演「茂造の閉ざされた少年時代」で茂造少年を演じる子役が決定!
吉本新喜劇座長・辻本茂雄演じる人気キャラクター“茂造じいさん”をフィーチャーして大好評を博した芝居「茂造〜閉ざされた過去〜」「茂造〜閉ざされた過去・完結編〜」に続く第3弾が、来たる4月25日(月)〜5月8日(日)に京橋花月で上演されます。タイトルは「茂造の閉ざされた少年時代」。前回、前々回同様に辻本自身が脚本・演出を手がけ、第1部はドタバタの新喜劇、第2部は笑って泣けるシリアスなお芝居と、2つの味が楽しめる自信作となっています。さらに今回は、茂造の少年時代を演じる子役をオーディションにて一般公募! 厳正なる審査・面接・芝居選考を経て、4月11日(月)、ついに合格者が発表されました。
子役発表記者会見の会場に、茂造に扮した辻本とともに現れたのは、京都市に住む小学3年生・玉山詩(たまやま・うた)くんと、門真市に住む小学4年生・田上夢都(たのうえ・ゆめと)くんの2人。ダブルキャストで2週間の上演に臨みます。
まずは辻本が、「これまでも夏休みに、茂造の孫オーディションを行ってきましたが、45分間の新喜劇とは違い、今回はより真剣な芝居。泣きも笑いもある演技をしっかりこなしてくれる子を選びました」と選考のポイントを説明。詩くんは第1回茂造の孫オーディションに合格し、舞台に立ったことをきっかけに、プロの役者を目指して劇団で活動中。一方の夢都くんも、市民劇団で頑張っているそうですが、「2人とも、劇団で鍛えられて演技力はもちろんあるが、一番の魅力は自然な芝居ができること」(辻本)。台本を見ながらの芝居審査で、感極まって涙するなど、オリジナリティあふれる演技を見せた夢都くん。詩くんは誰よりも声がよく出ていて、ストーリーを把握するのも早かったそうです。
続いて詩くんが「みんなでお客さんを喜ばせる舞台にしたいです」、夢都くんが「みんなをいっぱい笑わせて、楽しませたい」と、それぞれ意気込みを語りました。緊張のためなかなか言葉が出ない2人に助け船を出したり、ギャグを言うように教えたりと、辻本は早くも“師匠”としてしっかりフォロー。「夢都くんは歌舞伎ができるんですよ。詩くんは空手の型ができるんやんな」と紹介し、歌舞伎×空手という特技対決までセッティングしたことで、2人はすっかりリラックスムードに。
また、辻本の第一印象を聞かれた詩くんが「面白そうな人やなと……」と言うと、辻本は「気ィ遣わんでええで」と耳打ち。するとすぐさま「そんなに面白そうじゃなかったけど……」と言い換える詩くんに、思わずずっこける一幕も。しかしその後、「一緒に舞台に立ったら、すごい面白い人やなと思いました」と詩くんが続け、辻本もニッコリ笑顔を見せていました。
稽古はこれから2週間、みっちり行われるとのこと。本番でどんな“茂造少年”を見せてくれるのか、今から楽しみですね。GWは、おじいさんと少年という2人の茂造に会いに、ぜひご家族揃って京橋花月へお出かけください!
京橋ナイトステージ 辻本茂雄芸能生活25周年
「茂造の閉ざされた少年時代」
日時:4月25日(月)〜5月8日(日) 開場18:30/開演19:00
会場:京橋花月
料金:前売大人3800円、子供1800円/当日大人4000円、子供2000円
出演:辻本茂雄、青野敏行、高井俊彦(ランディーズ)、西川忠志、伊賀健二、平山昌雄、村上斉範、宮崎高章、今別府直之、大島和久、太田芳伸、佐藤太一郎、信濃岳夫、後藤秀樹、浅香あき恵、たかおみゆき、金原早苗、ほか新喜劇メンバー
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