長谷川純、高橋愛、あべこうじ、そして5組の芸人による、かつてない舞台!
シェイクスピアの最も有名な戯曲「ハムレット」と、その裏話である「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」が、かつてない組み合わせのキャストで5月に上演されることになりました。
それに先駆け、4月20日、稽古場でもある「シアター1010」にて舞台の制作発表・公開稽古が行われました。
この舞台は2部構成のとなっており、父を殺された恨みから狂気を装い次々と惨劇を巻き起こす1部「ハムレット」には、ジャニーズ事務所の長谷川純さんがハムレット役として、モーニング娘。の高橋愛さんがハムレットの恋人オフィーリアとして出演。さらに芸人として唯一、1部に出演するあべこうじはオフィーリアの兄役など6~7役を演じます。
2部「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」は、「ハムレット」に登場する2人組ローゼンクランツとギルデンスターンの物語。博多華丸・大吉、NON STYLE、チーモンチョーチュウ、ハイキングウォーキング、ハリセンボンが日替りで出演致します。「ハムレット」ではあっけなく死んでしまった2人を通して、裏側で何があったのかを描く物語になっています。
公演に先立ち、1部、2部それぞれの場面の公開稽古が行われました。
1部からは、ハムレットとオフィーリア2人の場面を公開。長谷川さんと高橋さんの、稽古とは思えないような演技に報道陣・スタッフも思わず見入りました。
2部の稽古では、日替わり出演者の中からNON STYLEが登場。まだこれから稽古が始まるとのことで、台本を手にしながらの稽古となりました。2人が関西弁で演技を始めるとマスコミからは早速笑いが起こり、アドリブ満載の稽古はまるで即興コントを見ているよう。NON STYLEの二人の息の合った演技をかいまみることができました。
長谷川さんは、「ハムレットは普遍的なテーマが描かれています。人間とは何か?というメッセージを、時代を超えて皆様に届けたい」、高橋愛さんは「シェークスピアを演じるのは初めて。素敵な作品なのでたくさんの人に見にきていただきたいです」とそれぞれ意気込みを語りました。
また、全身白いお笑い舞台用の衣装のNON STYLE石田は、奇遇にも全身白の舞台衣装の長谷川さんに対抗心を燃やし、「いつでも主役を狙っています。けがだけには気をつけてくださいよ~」と話して笑わせました。さらにハリセンボンの箕輪はるかも白い衣装を身に付けた高橋に「私もいつでも代役ができます」と話に乗りましたが、NON STYLE井上は
「おまえがその衣装を着たら、死装束だろ!」とかぶせ、笑わせました。
これまでにない組み合わせでの公演ということで、長谷川さん・高橋さんは「どんな舞台が作れるのか、本当に楽しみ」と言い、芸人が笑いをとろうとしている姿を真横でみていた長谷川さんは「余裕ができたらボケとツッコミを学びたい」と語りました。
悲劇なのか?喜劇なのか?芝居なのか?お笑いなのか?
制作発表・稽古からかなりの盛り上がりを見せた今回の舞台、乞うご期待です!
■公演情報■
日程 2011年5月18日(水)~29日(日)
チケット発売日 2011年4月17日(土)
会場 渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール(渋谷区桜ケ丘町23-1)
料金 S席0 A席@0(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
お問い合わせ キョードー東京 0570-064-708
公式サイト http://hamrz.com