【ライブレポート】COWCOW LIVE 2011「こどもLIVE」
2008年より毎年開催しているCOWCOW単独ライブ『COWCOW LIVE』。今年は5月1日、3日〜5日の4日間5回公演を東京・北沢タウンホールで、5月14日、15日の2日間2回公演を大阪・京橋花月にて開催されました。
今回は、5月5日(木)の昼間に開催された「こどもLIVE」の模様をレポートします!
まずはコントからスタート。ロン毛&ロックスタイルで登場した2人は、ロック調に変化させたことわざを披露していきます。多田が「まだまだ行くぜー!」と叫ぶと、客席からは「いいよー」との声が。こんなかけ声があるのも、「こどもLIVE」ならではです。
その後も、しりとりを取り入れたコント、マイナス思考をゼロにするというポジティブなコント、映画館でのマナーあるあるを取り入れたコントなど、老若男女が楽しめる印象的なネタが続きます。
漫才の冒頭では「こどもLIVEに来てくださって、ありがとうございます!」と挨拶。ネタに突入した途端、お子さんを連れて席を離れて出口へと向かう女性が。「こどもLIVEですからね。もうすぐ休憩挟みますよ〜!」と声をかけつつ、多田がお馴染みの「帰れ〜!」を披露すると、客席から歓声が挙がりました。
休憩直前に登場したのは、ゲストのおしどり。マコのアコーディオン演奏に合わせて、得意の針金芸を披露するケン。針金で作った有名キャラクターやCOWCOW2人の顔などプレゼントされ、お客さんも大喜びです。
休憩後は、山田のピンネタ「カトパン」が登場。元アナウンサーのカトパンによる「早口言葉補習授業」が行われると、大声でリピートする子ども達。山田が田中邦衛さん演じる国民的ドラマのキャラクターに扮するフリップ芸『衛会話教室』はファンお馴染みのネタということもあってか、子ども達にオチを言われてしまうハプニングも発生しました。
山田だけではなく、多田もピンネタを披露。研究員扮する山田が新生物を発見するために顕微鏡を覗くというコントでは、新生物に扮した多田が得意の一発ギャグで会場を沸かせました。
ここで、幕間のVTRでも披露した“あたりまえ体操”を、お客さんとやることに。“あたりまえ体操”とは、踊りと音楽で日常にある当たり前のことを連ねていくオリジナル体操。「踊りたい人は立ってください」(山田)「一緒に踊りませんか? せめて子ども達は立ってくださいね」(多田)と声もかけるも、子ども達はなかなか立ち上がりません。そんな様子を観た多田は「いいんですよ。僕もこういう感じになったら、立たないので」とフォロー。
その後、少しずつ増えた参加者でしたが、あまりの少なさに「4日間で一番少ないですよ! まさか子どもが座ってるなんて。なんなら、この回だけやろうか言うてたのに!」とツッコミを入れる山田でした。
コント、漫才はもちろん、それぞれのピンネタが楽しめるのも『COWCOW LIVE』の魅力。バリエーション豊かな2時間はあっという間に過ぎていきました。
終演後は、来場してくれた子ども達におまけのプレゼントが! おまけアイテムは、おしどりのケンが作った天使の羽、山田のイラスト入りのボード、コントのキャラクターがプリントされたカードなど、盛りだくさん。手渡しするCOWCOWに、多くの子ども達が集まってくれました。
『COWCOW LIVE 2011』の模様は、8月17日発売予定のDVDでも観ることができます。見逃してしまったという方は、ぜひチェックしてくださいね!
【COWCOW】