「小枝のらくご」全国ツアー決定!!
桂小枝が8月の福岡公演を皮切りに全国7カ所を回る落語のツアー「小枝のらくご」を行うことになりました。師匠の文枝が亡くなってから落語を強く意識し、自身の落語会も開いている小枝ですが、「“落語家”としてのイメージがあまりなくて…。“落語家・桂小枝”というのをみなさんに知っていただきたいと思いました。全国のみなさまに落語のおもしろさをわかっていただけたらなと思っています」と以前からの願いだった全国ツアーを実現することにしたそうです。
今回は桂小枝と桂三金、桂三四郎の三人がチームとなって全国を回ります。「小枝師匠は小さい頃からテレビで見ていた憧れの存在。師匠の落語に対する熱い気持ちが浸透するツアーになったら」と三四郎。三金は「師匠の落語会を観て落語の魅力に気づいて帰っていただくお客さんが多いので、このツアーでまた落語ファンが増えたら嬉しいです」と期待をふくらませました。
小枝はツアーでは当日のお楽しみの一席と古典落語の「小倉船」の二席を披露。毎回トリで演じる「小倉船」は最近ネタ下ろしをした噺とか。「これは痛快な噺で聞いてても楽しいし、見ても楽しい。華やかでにぎやか。踊りや立ち回りも入りますし、聞かせごたえ、見せごたえがあって、演りごたえのある噺です!」と思い入れもたっぷり。小枝は時代に合わせて古典落語のオチを “小枝風”に変えて演じていますが、今回演じる「小倉船」のオチも全く変えているそうです。自ら「ちょっとよくできています!」という自信作で、当日のお楽しみとなります。
毎回、中入り後に行われるゲストとの対談も注目です。ジャパネットたかだの高田社長(福岡)、物まねの松村邦洋(広島)、RG(愛媛)、桂文福(徳島)と小枝ならではのユニークで豪華なメンバーが登場します。舞台上に座布団を置いてすわってトークをする“対談形式”ですが、高田社長には舞台上でテレビショッピングを、松村さんには物まねを、文福さんには音頭をやっていただきたいということでこれも見逃せません!
桂きん枝と「上方落語を聴く会」を立ち上げ、毎日落語を聞いていると言うヘビーリスナーの小枝は“落語家としての使命感”とともに「弟子にしてくれた師匠・文枝へ落語で恩返しをしたい」という思いがあるということです。鳴りものが入った落語を得意としていた師匠の噺が耳に残っているし、自分も鳴りもの入りの噺が好き。いつもは鳴り物が入らない噺にも三味線などを入れて演じています。大阪の天満天神繁昌亭で開いた独演会で手ごたえを感じて今回のツアーに踏み切ったという小枝。「今回のツアーが成功すれば、これから毎年ツアーをやっていきたいです。できたらもっと場所も増やしていきたいです!」と夢も無限大です。
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「小枝のらくご」全国ツアー
8/5(金) 於・イムズホール(福岡) 開演:19:00
8/7(日) 於・今池ガスホール(名古屋) 開演:17:00
8/27(土) 於・YMCAホール(広島) 開演:19:00
8/28(日) 於・ビビットホール(愛媛) 開演:13:00
9/3(土) 於・浅草花月(東京) 開演:17:00
9/10(土) 於・オデオン座(徳島) 開演:14:00
9/22(木) 於・天満天神繁昌亭(大阪) 開演:19:00
料金 前売り3000円/当日3500円(指定席)
☆各地方でゲストあり!
問い合わせ=チケットよしもと:0570-041-356