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2011年6月18日 (土)

【ライブレポート】『ダイナマイト秒殺』

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バッファロー吾郎主催の大喜利イベント『ダイナマイト関西』と、COWCOW主催のギャグイベント『秒殺』が初コラボしたライブ『ダイナマイト秒殺』が、6月17日(金)、東京・よみうりホールにて開催されました。

まず、司会進行のザ・プラン9・浅越ゴエと、COWCOW・よしが登場し、トーナメント戦出場が決定している8名を紹介。全員が出揃ったところで、野球でいう始球式「始秒殺」が村上ショージにより行われ、応援団風のギャグで華々しく開幕しました。

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続いて、トーナメント戦の残り4枠をかけた「選抜挑戦枠決定秒殺」へと移り、中谷貴寛(ポテト少年団)、キクチケンイチ(ギンナナ)、ちゅうえい(流れ星)、熊谷岳大(ガリットチュウ)、なかやまきんに君、安達健太郎(カナリア)、ヤナギブソン(ザ・プラン9)、伊藤修子、おたこぷー(プー&ムー)、高橋健一(キングオブコメディ)、竹若元博(バッファロー吾郎)、今野浩喜(キングオブコメディ)、庄司智春(品川庄司)、椿鬼奴、お~い!久馬(ザ・プラン9)、楽しんご、中尾伸吾(ノンスモーキン)、阿部浩貴(アップダウン)、やまだひろあき、国場俊彦(南国姉妹)、家城啓之(カリカ)、しもばやし(ファミリーレストラン)、以上22名が壇上にズラリと並びました(出場順)。
各自が一発ギャグを1回×3周披露して、審査員が上位4名を選出。矢継ぎ早に秒殺が披露されるなか、トーナメント戦への出場権を得たのは、赤のビキニパンツで吠えた庄司、キレのいい動きで魅了したちゅうえいさん、独特の声質もギャグに加味された国場、滋賀県Tシャツが誇らしげのしもばやしで、出場枠もすぐに抽選で決定。
選出されなかった芸人では、自分のルックスを最大限に利用した家城啓之、自身に起きた事件を題材にした高橋健一さんの捨て身ギャグは、場内から大きな笑いとどよめきが沸きました。

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そして、トーナメント戦がスタート。ルールは『ダイナマイト関西』がベースとなっており、玄武と白虎に分かれ、秒殺(一発ギャグ)対決を1対1で行います。双方3ポイントが持ち点で、秒殺が面白ければ相手が減点されるロストポイント制です。

1回戦第1試合は、木村明浩(バッファロー吾郎)VS 原西孝幸(FUJIWARA)といういきなりの好カード。対戦直前、「正直、1回戦でこいつとやりたくなかった」と弱音を吐いていた木村でしたが、ギャガー原西を僅差で破りました。
第2試合は、世界のナベアツから落語家へと転身した桂三度と、『大秒殺』で2連覇をはたしたハブ(Bコース)。ハブが実力を出す前に、桂三度が変幻自在のギャグで押し切る結果となりました。
第3試合は、佐久間一行 VS 多田健二(COWCOW)。R-1王者と秒殺主催者というプライドをかけた一戦は佐久間が勝利し、曲者同士という点でも注目を集めた第4試合の川原克己(天竺鼠)VS 八木真澄(サバンナ)は、バリエーション豊かな川原が勝利しました。

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続くトーナメント2回戦には、前記した「選抜挑戦枠決定秒殺」を勝ち上がった4名が登場。
第1試合には、奥さんの代表曲をBGMに登場した庄司でしたが、ベテランの風格漂う木村が勝利。
第2試合は、桂三度vs国場。三度の「熱湯風呂に入るブランキージェットシティ」は、この日発表された全ギャグのなかでも、最大級の爆笑を呼び、国場を一蹴しました。
第3試合、ちゅうえいさんと佐久間一行の対戦は、お互いリズムとメロディという持ち味でぶつかり合いましたが、僅差で佐久間の勝利。
第4試合、川原克己としもばやしは、『秒殺』大阪大会で優勝の経験のある二人だけにもつれる展開となりましたが、川原が勝利。
これで「選抜挑戦枠決定秒殺」から進出した4名は、2回戦で全員姿を消す結果となりました。

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そして、準決勝第1試合。木村のモノマネで挑発する三度でしたが、動搖せずに木村の勝利。
第2試合は佐久間と川原という対照的なキャラの対戦が実現するも、佐久間の勝利。

決勝戦は、『ダイナマイト関西』主催の木村と、R-1王者という申し分のない顔合わせが実現。
時間無制限1本勝負の特別ルールということでやや緊迫したムードのなか、満を持して、「絶好調、中畑清です!」「関節大集合」という各代表ギャグも飛び出しました。

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決定打となったのは、佐久間の「迫る天井」なる秒殺で、文句なしの爆笑!
見事、佐久間一行が『ダイナマイト秒殺』王者に輝きました。

王者の証・チャンピオン刀が授与された佐久間は、「『秒殺』が出来た時から出ていたので、ホントうれしいです。自信を持って次もがんばりたいと思います。フツウ~♪」と独特の言い回しで、喜びを伝えました。

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惜しくも準優勝となった木村は、「オレはこんなイベント認めねえぞ!」と吠えるも、最後は「みんなよかったよ」とやはりフツウのコメントに。

また、優勝候補の一角とも予想されていた原西は、「(40歳以上の)オーバーエイジ枠でやって欲しいな」と、新たなイベントの提案。
初めてづくしのこのライブは2時間を越え、ラストは佐久間のウイニング秒殺ともに、出演者、観客ともに全員が笑顔でフィナーレを迎えました。

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