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2011年6月21日 (火)

桂三枝が第62回日本放送協会放送文化賞を受賞!

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 このたび、桂三枝が、第62回(平成22年度)日本放送協会放送文化賞を受賞しました。長年、上方落語の大看板として創作落語を演じながら、テレビ、舞台などで幅広く活躍してきたことが認められたもので、6月21日(火)、吉本興業本社にて贈呈式が行われました。
 式典には桂三枝、NHK大阪放送局局長の堂本光氏、吉野伊佐男弊社代表取締役会長らが出席。堂本局長は、「同賞は、放送事業、そして放送文化の向上に格段の功績の会った方々にお贈りする賞。今回の桂三枝さんの受賞はたいへんうれしく思っています」と挨拶。さらに、同局でスタートした関西発のお笑い文化発信番組『西方笑土』で三枝が司会を務めていることを紹介しつつ、「今回の受賞をきっかけに、上方落語はもちろん関西文化の発展に、ますますご尽力をいただけるよう願っています」と述べました。
 吉野代表取締役会長も、「来年、創業100周年を迎えるにあたり、三枝さんには、創作落語はもちろん、若手の育成についてもお力を貸していただきたい」と期待を込めて祝福。その後、堂本局長より賞状、トロフィーを受け取った三枝からの挨拶が。同賞は、12回目に花菱アチャコ、53回目に笑福亭仁鶴が受賞しており、弊社としては3回目の受賞。これを受けて、「今まで創作落語を中心にいろいろやってきて本当によかった。これからも一生懸命頑張って、吉本興業の100周年に向けての少しでも力になれたらと思います」と、今後ますますの精進を誓っていました。

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 式典後に行われた会見では、改めて受賞の感想を語った三枝。「過去の受賞者のお名前を見ると、本当に錚々たる方々ばかりで、自分がすごい賞をいただいたんやなと実感した」と厳粛な面持ちです。続いて「落語というのは地味な芸だし、とくに創作落語というのはしんどい作業でもあるが、こうして評価していただいて、後に続く人に少しでも励みになれば」と、後進への期待を込めました。
 放送分野では、ぜひ落語の番組を作りたいとの希望も。「次のスターとなる人は、やはりメディアに出ないと世間の人に知ってもらえないので、若い落語家が出ていけるようなテレビの番組を作っていただきたい。大喜利なら、一度に5、6人の落語家さんを出すことができるのでは」と語り、自身も先頭に立って作っていきたいと意気込みました。
 最後は「これを機会に、またたくさん落語を作りたいですし、いい舞台を務められるように頑張っていきたい」と笑顔を見せた三枝。上方の笑いを引っ張る存在として、今後ますますの活躍を期待しましょう!

【桂三枝】

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