よしもとニュースセンター

女子ボクシングミドル級でロンドン五輪出場を目指す南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代（３２）が２２日、実戦経験を積むために遠征中の韓国・木浦で、韓国の強豪選手とスパーリングを行いました。

相手は、韓国アマチュアボクシング選手権ミドル級準優勝ノ・ヒミン選手(23)。韓国の大会(地方予選含む)で９回の優勝経験があるという。身長173㎝体重74㎏。しずちゃんにとって初めて同じ階級のスパーリングとなりました。
スパーリングは、五輪ルールと同じ２分４Ｒ。
スパーリングなので勝敗はなかったが、日本アマチュアボクシング連盟の関係者は「五分五分」と“戦いぶり”を評価しました。

同級の実戦経験がないしずちゃんは試合直後、
「改めて実戦の大切さを知った。もっと同じ階級の選手と戦いたい」と一言。
試合後に取材を受けた際には、「いつも同じ課題ができない」と悔し涙を浮かべる一方、
「初めて同じ階級の女性とスパーリング出来てすごく勉強になりました。世界にはもっと強い選手がいるのでこの経験を生かしてより上を目指し、日々練習に励みたいと思います」と前向きに抱負を語りました。

また、対戦したヒミン選手は
「キャリアがないと聞いたのでやってみたらびっくりしました。私もすごく刺激を受け、いい経験をさせてもらいました。一緒に頑張りたいと思います」
と話していた。