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2011年6月26日 (日)

河内家上り丸こと銀シャリ・鰻が河内音頭初披露!

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6月26日(日)、伝統河内音頭継承者・河内家菊水丸の名誉一門として「河内家上り(のぼり)丸」と命名された銀シャリ・鰻和弘が、『河内家菊水丸 大盆踊りツアー2011出陣式』にて河内音頭を初披露しました。

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まずは菊水丸、音頭名を考えた大阪芸術大学の学生さん、そして上り丸の後見人であるハイヒールリンゴ、たむらけんじが登壇。リンゴが「鰻くんの河内音頭の筋はどうなんですか?」と菊水丸に問うたところ、「なかなか節回しがよろしいですね」と菊水丸。そして昨晩も、電話で最終稽古をして仕上げたんだそう。

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そうして、上り丸が登場。師匠・菊水丸、後見人のリンゴ、たむら、そして学生さんたちに見守られる中、菊水丸に指導を受け、稽古に稽古を重ねてきた古典「お茶ちゃづくし」を5分にわたって披露しました。上り丸の歌を聴いてリンゴは、「思っていた以上に仕上がっていた」とその出来に驚いていた様子。一方で、「歌い出し、びっくりした! なんであんなに声がガラガラやねん!」とたむら。上り丸曰く「緊張していた」そうです。ただ、たむらによると、会場にいらっしゃった方が歌が進むにつれて踊り始めたそう。菊水丸によると「あの方は河内音頭の踊りの名手。歌が上手じゃないと踊らない」そうで、早くもお墨付きをいただいた(!?)ようでした。そして、上り丸も、「もっともっと練習して、いつか櫓で歌いたい」とさらなる意欲を見せました。

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また、改めて師匠の菊水丸から初披露の舞台を終えての感想をいただきました。

「漫才の舞台を見て、その度胸は間違いないと思っていましたが、河内音頭という伝統芸能に彼がどういうふうに取り組んでいくのか、稽古でも見て、聴かせていただきましたが、きっちりネタも繰れていましたし、何よりも芸名が表すように後半になるにつれ鰻上りでよくなっていく。スロースターターですが、最後はきっちり締めていましたので、上り丸という芸名は正解だったなと思いました。リンゴちゃんも、たむらくんも、歌い出しは不安そうな顔をしていましたが、後半からはノリノリでしたしね。節もなぞれていましたし、基本的なことはクリアできていました。今度はぜひ、河内音頭の大ネタ、30分くらいのものを覚えてほしいですね」。

さきに行われた芸名発表の記者会見でも、「河内音頭では扇子をかっこよく広げたい」と言っていたほど、扇子にこだわりがあったのですが、歌の途中、菊水丸から扇子を手渡されても上手に開くことができなかった上り丸。そのことについては…

「稽古の時、(上り丸から)扇子をどう使ったらいいんですか?と聞かれていたんですが、まさか広げられないとは…(笑)。次回は扇子の広げ方もお稽古したいと思います」と、新たな課題も見えたようでした。

続いて上り丸に初披露の感想を尋ねたところ…

「それがすごい緊張して、本当に何も覚えていません。もう必死で歌うしかなかったといいますか、詩の内容とかを考える余裕もなく、無意識で口の動きに任せていたような感じでした。それぐらい緊張しておりました。ちゃんと歌えていたんでしょうか…?」

それに対して、「歌えていましたよ」と菊水丸。「記憶が飛んでいても歌えるというのは、それだけ稽古して体が覚えているということですから」とその努力も称えていました。

ちなみに、上り丸はこの舞台はかなり緊張したようで、その緊張度は『M-1グランプリ2010』決勝以上だったそうです。

また「櫓で歌ってみたい」と言う上り丸に、菊水丸から「櫓デビューの際には着流しの着物をプレゼントするんで」という約束も交わされました。いつか盆踊りの会場で「上り丸」の文字が入った着物で歌う姿も見られるかもしれませんね(!?) なお、初披露における上り丸の自己採点は100満点中95点だそうで、マイナスした5点は扇子を広げられなかったゆえの減点だそうです。歌っている時の記憶が飛び、ちゃんと歌えているかどうか不安だった割に高得点である理由は、「舞台のことは覚えていなくても、ちゃんと歌えていたから」とのこと。これまでの稽古量に対する評価だそうです。

なお、河内音頭名発表記者会見の模様はこちらをご覧ください!

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