河内家菊水丸が大阪芸術大学の講義に美容番長・シルクを招聘!
6月28日(火)、伝統河内音頭継承者 河内家菊水丸が2008年より講師を務める大阪芸術大学芸術学部芸術計画学科 日本文化史の講義に、特別講師としてよしもとの美容番長ことシルクを招聘。学生さんへの極秘サプライズ講義…だったのですが、ひょんなことから事前に知られたそうで、シルクの登場を今か今かと待ちわびる多くの学生さんたちに迎えられての特別講義が行われました。
文化・芸術のプロデューサーを目指す学生さんのために、特別に「生の芸、生身のタレント」を見てもらおうという菊水丸の計らいで年に1度、開かれるこのサプライズ講義。過去には、たむらけんじ、天津・木村、稲垣早希が教壇に立ちました。
さて今年は、“べっぴん塾”ならぬ“べっぴん講義”だったわけですが、普段の『べっぴん塾』は基本的に女性限定イベント。それだけに、男子学生にとってはまたとない絶好の機会となりました。
まずは、シルクの芸歴から。漫才師としてデビューしたのち、ピン芸人として歩み始めてから今日までの足跡を語りました。15、6年前にニューヨークで出会ったフェイストレーニングをきっかけに、美容番長への道を進み始めたシルク。アメリカ発祥のトレーニングを日本人に合うように改良に改良を重ね、現在の美容法を編み出したんだそう。その美容法を聞けば、すべて理にかなっていることばかり。女子学生たちはもちろんですが、男子学生たちからも時折、「おお~」と声が上がり、終始、感心しきった様子でした。
中にはみんなで実践する時間もあり、「朝3、4回、毎日行えば、10年後、絶対に周りの人より差が出る」という腹式呼吸の方法や、顔の法令線を薄くする方法などを学びました。また、「20代は睡眠1日7時間、午後11~午前1時の間に寝ることを心がけること」「寝る2時間前にスナック菓子を食べないこと」など、生活習慣から作る美肌術も披露しました。
公私ともに交流のある菊水丸とシルク。スイーツ仲間のふたりは、夜に甘いものを食べに行くこともあるそう。しかし、そんな日は必ず、シルクはスポーツジムへ寄るそうで、菊水丸からは年齢不詳の美しさはそういった並々ならぬ努力の賜物であるエピソードも語られました。
また、講義の前日にはちょうど、シルクが出演した人気番組『SMAP×SMAP』のオンエアがあったばかり。その時のエピソードも披露したのですが、シルクによると女性の一番の美容液は「イケメン」なんだそうです。「収録の次の日、いろんな人から肌がキレイ!と言われました!」と嬉しそうに語っていました。
その逆に一番肌に悪いのが「ストレス」。「社会に出れば嫌な上司や気の合わない人は必ず一人はいるもの。そういうときのために、自分に合ったストレス解消を考えておくことが大事」と社会人としての力強く生きていく術も伝授。そのためにも、自分のことをよく知ることが大切とのこと。そして、嫌な上司から離れる一番の方法はというと、「出世してどこかに行ってくれますように」と心から祈ること(!?)だそうです。そうすると本当に出世して同じ職場から離れていくそうで、シルクはこれまでも数々の上司を見送ってきたんだとか。上司も出世して嬉しい、自分も離れて嬉しいと、いいことづくしでおすすめとのことでした。こちらは現役の社会人のみなさんもぜひ、ご参考に…。
そうして1時間の講義はあっという間に過ぎ、最後は学生さんからの質疑応答に。「美白になるにはどうすれば?」という質問に、日焼け止めの塗り方からメラニンを生成させない方法などを矢継ぎ早に説明するシルク。次から次へとわき出てくる美の知識量に、特に男子学生から驚きの声が上がっていました。また、「自己流で顔面のマッサージをしている」という男子学生さんには、シルクのマッサージ法を伝授。シルクも、学生さんの美意識の高さに驚いているようでした。
講義終了後、菊水丸にシルクの講義の感想を聞いてみました。
「自分自身も講義を受けるような感じで、実に楽しくて、学生の人が喜ぶツボを押さえていましたね。顔面マッサージはまさに顔芸。僕が初舞台を踏んだ31年前には百面相という顔芸の諸先輩方がいらっしゃいましたが、それ以来です。表情で関心を誘い、そこに美とは何たることかという知識も入っている。新しい分野だと思います!」と、かなりの高評価。
一方シルクも、「美容が好きなだけなんです!」と言いつつ、「みんな素直に聞いてくださって嬉しかったです。いい生徒さん達でよかったです」と満足そうでした。
なお、この講義に出てきた美容体操については、現在絶賛発売中の書籍『シルクのべっぴん塾「美欲」』や『シルクのDVDべっぴん塾』およびこちらの記事もご参照ください!
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