よしもと祇園花月、7月15日(金)グランドオープン!
よしもと祇園花月が、7月15日(金)、いよいよグランドオープンしました!
京都に「花月」が復活するのは、1987年に閉館した京都花月劇場以来、24年ぶり。
この日のオープンに先駆けて、5月から週末のみプレオープンしていましたが、ついに本格始動を始めます。記念すべきこけら落とし公演直前に、記者会見と鏡開きが行われました。
まずは吉本興業株式会社代表取締役会長・吉野伊佐男より「皆さんに愛していただける劇場を目指して、スタッフ一同、がんばってまいりたいと思います」とご挨拶。
続いて、こけら落とし公演に出演するメンバーの紹介とご挨拶が行われました。
司会のロザンにまず呼び込まれたのは、銀シャリ。出順がトップということもあり、鰻は「大事な舞台なので、いつもより気合を入れてがんばりたい」とやる気満々。橋本は、「京都だけに、“きょうと”いう日を楽しみたいです」と、うまいこと言っていました。
続いてはマジシャンの小泉エリ。「生まれも育ちも、そして今も京都在住なので、劇場がオープンすることをすごく喜びに思います」と、うれしそうに語っていました。
そして、南海キャンディーズが登場。山ちゃんが「うちの相方が今、9対1ぐらいの割合でボクシングに打ち込んでいましたので、ここで舞台が一緒にできるのは本当にありがたいです」とやや自虐気味!? 浴衣を身にまとったしずちゃんは、「こんなにおめかしさせてもらって」と照れ気味に語り、女性であることを久しぶりに実感した様子でした。
アジアンも、あでやかな浴衣姿を披露。女性芸人の大先輩、今いくよ・くるよが京都出身ということに触れ、「尊敬する師匠ですから、“どやさ魂”でがんばってまいりたいと思います」と挨拶しました。
博多華丸・大吉は「僕らは九州なのでアウェーな感じがするけれど、全国から芸人が集まる場所にしたい」と語りました。
次に矢野・兵動が登場。「新鮮な気持ちで、楽しみながら劇場を盛り上げていきたいです」と意気込んでいました。
そして最後は、中田カウス・ボタンがご挨拶。「この劇場の舞台に何度かに立たせていただきましたが、非常にいい感触です」と、プレオープンでの手ごたえを述べていました。
続いて、京都府より感謝状の進呈が行われました。よしもと祇園花月は、プレオープン中に東日本大震災で被災した方々をご招待していました。このたび、このことについて、京都府より感謝状が贈られることとなりました。
舞台上に、山内修一京都府副知事が登場。そして国民文化祭・京都2011 PR隊長の、まゆまろちゃん、舞妓の涼香さん、満彩帆さんがエスコート役として出席。
代表して、中田カウスが感謝状を受け取りました。
そして山内修一京都府府知事から、「来年に創業100周年を迎えられるということで、京都から新しい歴史を刻んでいただければ」とお祝いの言葉をいただきました。さらに、門川大作京都市長が舞台上に。「笑いは人々を幸せにし、元気にする。街の中に笑顔があるのは素晴らしいこと。京都から笑いで日本を元気にしてもらいたい」と激励の言葉をいただきました。
最後は、グランドオープンを記念しての鏡開き。
記者からプレオープンで舞台に立った感想、お客様の反応を尋ねられ、カウスは「着心地のいい洋服に手を通している気分で、楽しく気持ちよく舞台をやらせていただきました。そして、お客さんの筋がいいと感じました。新京極(京都花月劇場)にいた頃と、時代がずいぶん変わったと思いましたね」と語り、ボタンは「若手も、『祇園花月はすごくやりやすい』と話してましたよ」と、プレオープンからすでに手ごたえを感じていた様子。今後の発展については、「お客さんに育てていただくというのが大事だと思います。日本の京都というより、世界の京都といいますか、この地に毎年、何千万もの観光客の方が訪れます。祇園花月には修学旅行生も訪れるのですが、僕たちが新京極で漫才をやっていた20数年前は、劇場に学生さんが来るということはほとんどなかったのでびっくりしています。この地でこの劇場が、お笑いの演芸場として根付いていくことを目指し、お客さんのお力を借りて努力していきたいと思います(カウス)」と語りました。
よしもと祇園花月では、若手からベテラン芸人まで、さまざまな芸人が出演し、毎日、本格的かつ旬の笑いを存分に発信していきます。また、古き良き時代のレトロな趣を活かした内装で、劇場には「花道」や「桟敷席」も現存。よしもとが運営する他の劇場とはひと味違う、味のある造りの舞台をお楽しみいただけます。
7月18日(月)までは、人気の若手芸人やベテラン勢が出演するこけら落とし公演を開催。19日(火)からは企画公演や週末ネタ公演などが、連日お楽しみいただけます。売店では「よしもと祇園花月の夕子」や「よしもと祇園花月のみかさどやさ」など、京都にちなんだグッズも販売中。
京都観光の際には、新名所のよしもと祇園花月におこしやす!
●よしもと祇園花月
京都市東山区祇園町北側323 祇園会館内
http://www.yoshimoto.co.jp/gion/
お問い合わせ:チケットよしもとインフォメーション 0570-036-912(10:00~19:00)
【中田カウス・ボタン】【矢野・兵動】【博多華丸・大吉】【ロザン】【アジアン】【南海キャンディーズ】【小泉エリ】【銀シャリ】