『ikenobo 花の甲子園 2011』近畿地区予選 @よしもと祇園花月
9月4日(日)、よしもと祇園花月にて『ikenobo 花の甲子園 2011』近畿地区予選が開催されました。
「ikenobo 花の甲子園は 2011」は、高等学校で池坊いけばなを学ぶ生徒三人が一チームとなって制限時間45分間内に制作した作品を発表する公開コンクールです。
この日は書類審査を通過した5校が登場し、11月13日(日)いけばな発祥の地・京都で行われる全国大会に出場するための一校を決めるコンクールが行われました。
京都の予選は「第26回 国民文化祭2011 まゆまろチャレンジ次世代・若者企画事業」として採択されたために、「まゆまろ」も登場しました。
まずは開会式の後、出場校が紹介され、その後に審査員の皆様が紹介されました。
ここで、会場であるよしもと祇園花月に出演しているのよしもとのタレントを代表して特別審査員の浅越ゴエ(ザ・プラン9)が登場し、
「初めての経験ですが非常に楽しみです。」とコメントしました。
45分間のいけこみ終了後、各学校がテーマを発表し、各作品の解説を行いました。
審査員が壇上に上がり、作品を見ながら審査を開始。
採点方法は、審査員の皆様、観客席の皆様、そして各出場高校が他のチームに一票を入れて投票の元に決定いたしました。
審査発表は池坊雅史事務局総長様より発表され、各賞の授賞式を行いました。
また、文化芸術都市推進室長の内山様とよしもと祇園花月からも、浅越ゴエより参加高校の皆様に記念品がプレゼントされました。
今回の審査員、出場校・受賞結果は下記の通りです。
審査員:
京都府文化芸術室長 国民文化祭京都府実行委員会副事務総長 藤井 貢氏
京都府教育委員会 教育長代理 前川 明範氏
京都市文化史民局 文化芸術都市推進室長 内山 修氏
京都府教育委員会 教育長代理 谷内 秀一氏
読売新聞社 京都総局 総局長 佐藤 浩氏
産経新聞社 京都総局 総局長 大久保 博司氏
京都新聞社 文化報道部 部長代理 栗山 圭子氏
ザ・プラン9 浅越ゴエ
財団法人 池坊華道会 事務総長 池坊 雅史氏
財団法人 池坊華道会 評議員 山本 美千子氏
財団法人 池坊華道会 評議員 小野 縁峯氏
財団法人 池坊華道会 評議員 中路 貴久子氏
池坊短期大学 専任講師 三浦 篤正氏
近畿地区予選出場校:
①京都光華高等学校・文明開花
テーマ:震災が起き、各地で花火大会等が自粛される中、元気を出して頂きたくてテーマを花火とし思いを込めました。
受賞:アメージング賞(高校生ならではの新しさ、独創性が素晴らしかった高校を受賞)
②金蘭会高等学校・Flower Chef
テーマ:色とりどりの思い出や復興への願い込めて元気が出るようにイメージして表現。
受賞:ハーモニー賞(花の取り合わせ、花器と花材、三作品の「調和」優れた高校を受賞。
③ノートルダム女学院高等学校・二代目京向日葵
テーマ:女子学校なので女性の持つシンデレラの様な御淑やかで力強さを表現。
受賞:地区代表高(11月13日に京都で行われる全国大会に招待)
④奈良県立添上高等学校:かわらなでしこ娘2011
テーマ:故郷の持つ素晴らしさを作品を通じて感じて頂きたい。
チームスピリット賞(三人一組の「チームワーク」を最も感じさせた高校を受賞。
⑤京都教育大学附属高等学校・京都教育大学附属高等学校
テーマ:沢山の楽しい思い出を詰め込みました。
受賞:パフォーマンス賞(制作過程やプレゼンテーションで感動を与えた高校を受賞。
最後に、池坊短期大学 専任講師の三浦様が最後に総評と閉会宣言が行われて、イベントの終了となりました。
会場は笑顔で充ち溢れ高校生のいける御花を楽しんでいました。