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2011年9月19日 (月)

【ライブレポート】YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~『歌ウマ歌ヘタ全員集合!カラオケ無茶修行!』

9月18日(日)、2日目を迎えた『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~』。ライブハウスAVENUE A☆では、『歌ウマ歌ヘタ全員集合!カラオケ無茶修行!』が行われ、“歌好きの芸人たちが集まってくるカラオケルーム”という設定で、バッファロー吾郎・木村のナレーションから始まりました。

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まず登場したのが、フルーツポンチ、POISON GIRL BAND・阿部、少年少女・坂口、ものいい・吉田。フルーツポンチ・亘以外の4人の共通点は「歌がヘタ」。自分たちはそうでもないと思っているそうで、このカテゴリー分けにはちょっと不服気味。もし全員、100点をとったら亘は罰ゲームということで、歌い始めました。まずは、フルーツポンチ・村上。尾崎豊さんの『I LOVE YOU』を熱唱。本人も「歌い上げた~!」と大満足でしたが、採点は56点。続いてPOISON GIRL BAND・阿部が海援隊の『二流の人』を。歌いながら笑ってしまうなど、若干グダグダでしたが、採点は村上より高い64点。「あんなにヘラヘラ歌った阿部に負けてるなんて」と相方の点数の低さに嘆く亘でした。次はものいい・吉田が徳永英明さん『壊れかけのRADIO』を。吉田の場合、ヘタというより何とも味わい深い声質が特徴的でした。結果は68点。最後は少年少女の坂口がJUDY AND MARYの『そばかす』を。サビでは絶叫していましたが、村上も「乙女の部分が出てた!」と高評価でした。が、採点はなんと55点と、村上に1点差で最下位に。最下位だった人は罰ゲームということで、坂口は激マズ青汁を飲むことに。そして飲みほして一言「……なんか辛い!」。どうやら辛い青汁だったようです。

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続いては歌がうまいチームのカラオケなんですが、この舞台転換の間はバッファロー吾郎・木村のDJが。先ほどの歌ヘタチームのカラオケを聞いて「彼らは歌がヘタというよりも選曲が間違ってますね。ちなみに阿部くんが歌った『二流の人』は海援隊が初めて武道館でライブをしたときに演奏した曲です」と、ちょっとしたエピソードもありました。

そして歌がうまいチームが集合。アップダウン、2丁拳銃、少年少女・阿部、モンスターエンジン・大林が登場しました。歌がうまいとはいえ、彼らにもまた罰ゲームがあり、それは「85点以下はダメ」。この点数をクリアしなければ、アップダウン・阿部によるケツバットを食らう羽目に…。まずは2丁拳銃・小堀から。TOKIOの『宙船(そらふね)』を歌いましたが、結果は67点でケツバット。アップダウン・竹森が続いてマイクを。「竹森はほんまにうまい。自分でも作れるからオリジナルしか聞いたことなくて、カラオケは珍しい」と2丁拳銃・川谷から太鼓判も押され、歌ったのはTHE YELLOW MONKEYの『バラ色の日々』。かなり上手だったのですが、点数は81点とわずかに届かずケツバット。そして川谷が登場。「言うてもCD、11枚出してますからね!」と自信たっぷりに徳永英明さんの『壊れかけのRADIO』に挑んだのですが、なんと68点。あえなくアップダウン・阿部の猛烈なケツバットに撃沈しました。そして今度は同じ「阿部」同士ということで、アップダウン・阿部と少年少女の阿部によるデュエット、鈴木聖美 with RATS&STARの『ロンリーチャップリン』を。オリジナルのアレンジも取り込み、十分に聴かせてくれたのですが71点。互いにケツバットをして終わりました。最後はモンスターエンジン・大林。サザンオールスターズの『真夏の果実』を堂々と歌い上げて、なんと87点に! これまで誰も出せなかった最高得点をはじき出し、有終の美を飾りました。転換中には木村も「ナイスソーング!ナイスソーング!」と絶賛していました。

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続いて渡辺直美がソロで登場。カラオケボックスで“ネタを練習する”というシチュエーションで、「ビブラートの強すぎる浜崎あゆみさん」「息遣いが荒い鬼束ちひろさん」「『夜もヒッパレ』でSPEEDの歌を歌う木の実ナナさん」など数々の十八番を見せてくれました。木村も「女コロッケさんですね!」と称えていました。

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次はストレスをためているという芸人がふたり、やってきました。リー5世とモンスターエンジン・西森です。カラオケで大声を出して、ストレス発散をしようというのが二人の目的で、リー5世のネタ「しばいたろか!」にかけて消費カロリーの高い方が低い方をビンタをするという罰ゲームもありました。そしてリー5世がWEEZERの『Buddy Holly』を淡々と歌って1.9キロカロリー消費。それを見た西森は「思いっきりガンっと行かんと!!」と言いつつも、自分はサザンオールスターズの『夏をあきらめて』を選曲。微動だにせず、直立不動で歌いました。しかし、消費カロリーは3.5キロカロリーとリー5世を上回り、西森がリー5世をしばいて二人のコーナーは終了しました。

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その後はエハラマサヒロのソロステージを。数々のモノマネなどネタを貫禄たっぷりに披露。特に『夜もヒッパレ』でのシーンを連発する歌ネタは大いに沸きました。締めでは映画『アラジン』でジーニーが歌う『フレンド・ライク・ミー』を歌ったのですが、一人で見事に何役も歌い分けており、会場からも「おお~」という声が上がっていました。

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最後にカラオケルームに集まったのはムーディー勝山、三瓶、レイザーラモンHGの3人。彼らに共通するのが「一世風靡した芸人」です。三瓶は2002年、 HGは2005年、ムーディーは2007年と日本中を席巻し、大フィーバーを起こしました。歌の前にそれぞれのバブル時代のエピソードを披露する彼ら、HGは森光子さんの前でお味噌のメーカーの名前+フォー!とテレビで言っただけで、そのメーカーからお味噌10キロが届いたそう。また、ムーディーは持ち歌『右から来たものを左へ』が240万ダウンロードされたそうで、1万ダウンロードで大ヒットと言われている業界において驚異の記録を残したんだとか。そして『右から来たものを左へ』(ムーディー)、『SANPEI DAYS』(三瓶)『YOUNG MAN』(HG)と、ヒットした懐かしの持ち歌を歌ったのですが、三瓶は歌の途中で「だんだん思いだしてきた!」と、どうやら忘れてしまっている部分もあったようでした。

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やがて『歌ウマ歌ヘタ全員集合!カラオケ無茶修行!』もフィナーレへ。出演者全員が集合し、「吉本といえばこれしかないでしょう!」とRe:Japanの『明日があるさ』を歌って幕を閉じました。

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●『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~』
公式サイト:http://www.wondercamp.jp/kansai/

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