よしもと芸人がスマートフォンでナビゲート!「葛城市ARナビ&ガイドブック」
全国各地の自治体、地方企業・団体とタッグを組んで進めている弊社の「エリアプロジェクト」に、このたび新たな取り組みが登場! 奈良県葛城市と共同で、いま話題の「AR」を活用したユニークな観光ガイドを誕生させました。
豊かな自然と貴重な名所・旧跡に恵まれた葛城市では、以前よりいくつものウォーキング・ルートを作成し、観光客誘致を行ってきましたが、今回、これをさらにパワーアップ。弊社との共同プロジェクトとして、スマートフォンとの連動による、まったく新しいナビシステム「葛城市ARナビ」(iPhoneアプリ)およびガイドブック「奈良県葛城市名所旧跡ウォーキングガイド」を作成しました。「AR」とは、「拡張現実」のこと。「葛城市ARナビ」を使い、ガイドブックに掲載された写真をスマートフォンで撮影すると、ディスプレイ上によしもと芸人が登場して、ガイド役を務めてくれるという仕組みです。サービス開始日となる10月6日(木)には、山下和弥葛城市市長、システムを手掛けた株式会社アーティフィスの長野稔樹代表取締役社長、弊社代表取締役会長・吉野伊佐男、そしてガイド役となった桜 稲垣早希、アルドルフ(奈良県住みます芸人)が一堂に会して、記者会見が開かれました。
葛城市は、平成16年に新庄町と當麻町が合併して誕生。「市としてはまだ新しいですが、日本最古の国道と言われる竹内街道や国宝を八つも抱える當麻寺など、文化歴史遺産が非常に多い」と山下市長は胸を張ります。そんな葛城市の魅力をもっと多くの人に知っていただき、足を運んでいただくため、「ウォーキング・ルートとスマートフォンで何かできないかと考えた」(山下市長)のがきっかけとなったそう。そこで「住みます芸人」など地域に根差した活動を展開する弊社に相談を持ちかけ、アプリ&ガイドブックが実現することに。弊社会長・吉野は、「若くて元気はつらつの市長さん。これ以外にもいろんな企画をお持ちなので、今後もお力になれれば」とコメントし、新たなプロジェクトの可能性ものぞかせました。
稲垣は、葛城市のマスコットキャラクター・蓮花ちゃんに扮してアプリに登場。会見前に完成したものを見たとのことで、「まるで3Dみたいに、画面に自分が浮き上がってきたんです! すごい!」と感激していました。撮影では、「歴史について説明するので、台本に漢字が多くて。全部にふりがなをふってもらいました(笑)」と苦労もあったようですが、蓮花ちゃんの衣装はとても気に入った様子。「袴の下にパニエが重ねてあって、とてもあったかいんです。できればこれでロケに行きたい……」と、見た目だけでなく機能性も絶賛していました。また、会見中、山下市長から「蓮花ちゃんは、(奈良県キャラクターの)せんとくんに、何度も振られ続けている」と教えられた稲垣は、「私も同じような経験があるので、なんだか自分と“シンクロ”してしまいます」と一言。シンパシーを感じたようで、「コスプレ芸人として、これからも蓮花ちゃんと一緒に頑張っていきたい」と決意を新たにしていました。
「僕、葛城市が大好きなんです」といきなり宣言したのはアルドルフ・松下。理由は「高校時代ずっと好きだった女の子が、葛城市に住んでいたから」。それゆえ並々ならぬ意気込みを感じていましたが、会見前日、彼女にメールでプロジェクト参加について知らせたところ、「すごいやん!」と言ってもらえたものの肝心の反応はイマイチ……。ちょっぴり残念な結果に、肩を落とす一幕も。一方の小野は、「アプリはダウンロード数がわかるそうなので、早希さん効果でもいいから伸びてほしい! そして半分はアルドルフ効果ということにしてください!」と切実な願いを語っていました。
アプリの使い方はとてもカンタン。iPhoneのApp Storeで「葛城市」と検索し、「葛城市ARナビ」アプリが表示されたらダウンロード(無料)。これを起動させ、葛城市役所や葛城市相撲館などで配布されている「奈良県葛城市名所旧跡ウォーキングガイド」に掲載されている写真を映すと、蓮花ちゃんや笑い飯、稲垣、アルドルフが登場して見どころを説明してくれます。「現地に行かないと見れない、シークレットの大物芸人さんによるナビもあります」(山下市長)とのことなので、ぜひiPhone片手に現地で確かめてみてください。2012年春には、Android版のアプリも登場予定です。
このほか、『ロケみつ』の大ファンだという山下市長に、稲垣がDVDをプレゼントするなど、会見は終始なごやかなムードで終了しました。10月30日(日)に當麻寺の参道で行われる『ゆめフェスタin葛城』には、おかけんた・ゆうたやへびいちご、そしてもちろんアルドルフも参加するので、この機会に葛城市を訪れてみてくださいね!
【桜 稲垣早希】【アルドルフ】