【最新ニュース】主演・藤井隆が意気込みを! 舞台『イロアセル』ゲネプロ&会見
藤井隆の主演舞台『イロアセル』が、10月18日(火)~11月5日(土)新国立劇場 小劇場にて上演。島民たちの言葉に“色”がある島を舞台に、現代のマスメディアやインターネット社会への風刺をこめた物語をお届けします。藤井が演じるのは、島の丘の設置された檻に収監される囚人の役。この囚人との会話は無色透明のため、それまでウソをつかず慎重に発言していた島の人々が、彼に面会に来て打ち明け話をしていきます。そして思わぬ展開と、衝撃のラストが!?
その初日前日の10月17日(月)、公開舞台稽古と会見が行われ、共演の島田歌穂さん、剣幸さんのとともに藤井が出席。お互いの印象や、意気込みを語りました。
まずは、藤井が、今回が初共演となるお二人の印象を。剣さんに対しては、「普段はとてもご陽気で、デニムを履かれたり、ポテチが好きだったり」と、意外な一面を発見したという藤井。「迷っているとヒントをくださるので、台本だけでは分からなかったことが理解できました」と、芝居において大きな影響を受けたそう。そして、島田さんに対しては、「最初の本読みの時から、一行一行に向き合って読んでいらっしゃって。そのストイックさの半面、ご一緒に食事に行った時の焼酎をロックでガンガン飲んでいらっしゃった姿を見て、“プロフェッショナルな方だな”と思いました」と、知られざる姿を暴露!? 島田さんは「そんなに飲んでないですよ~」と否定されていましたが、5、6人で焼酎1本がすぐに空いたとか。
続いて、お二人が藤井の印象を。「感性がすばらしくて。全ての芝居を藤井さんがひっぱって、あの小さな檻の中だけで、見事に表現してらっしゃる。引き出しの抱負な方だと感じました」(剣さん)、「大変な役を演じてらっしゃるのに、気負わず、周囲への気配りもすばらしくて」(島田さん)、と、うれしい言葉を。さらに、稽古の合間に、藤井が檻の中で少女時代のダンスを踊っていたという目撃談も飛び出し、本人は無意識だったことも判明。そんな中、囲み取材中にも突然足上げダンスを披露。「今、踊ってましたね」と突っ込まれた藤井が、「全く意識してないんですよ」という一幕もあり、笑いを誘っていました。
「出演者は大人が多くて、すごく穏やかに稽古が進み、早く本番にならないかなという声も上がっております。ぜひ、劇場にお越しください」(藤井)と、自信を持ってお送りする今作。舞台上には巨大な楕円形の円盤が吊り下がり、登場人物たちの声を様々な色と形で表現。斬新な演出と、魅力的なキャストでお届けする注目の舞台『イロアセル』は、明日10月18(火)上演スタート!
【藤井隆】