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2011年11月13日 (日)

NMB48メンバーも応援! 高校生たちが「いけばな」を競う「Ikenobo 花の甲子園2011」開催!

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日本全国の高等学校で「池坊いけばな」を学ぶ生徒たちがその腕前を競い合う「Ikenobo 花の甲子園2011」が11月13日(日)、京都・池坊会館で行われました。同大会は生徒3人が1チームとなり、制限時間45分以内に制作した作品を発表する公開コンクール。いけばな発祥の地、京都・六角堂で花をいけるという、いけばなを学ぶ者にはまさに〝聖地〟での戦いになります。

今回は、北海道地区より「北海道江別高等学校」、東北地区「秋田県立横手城南高等学校」、関東地区「朋優学院高等学校」、北信越地区「福井県立三国高等学校」、東海地区「岐阜県立大垣東高等学校」、近畿地区「ノートルダム女学院高等学校」、中国地区「広島市立広島工業高等学校」、四国地区「香川県立笠田高等学校」、九州・沖縄地区「龍谷高等学校」の全9校が全国大会に進出。各校それぞれのテーマをイメージして作品を作り上げていきます。

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9校中、3校が選ばれる第一次審査では、「えがお」をテーマにした北海道江別高等学校のチーム「燦 Sun 燦」、「三稜」をテーマにした岐阜県立大垣東高等学校のチーム「蘭女」、そして「時をかける輪」がテーマのノートルダム女学院高等学校のチーム「二代目京向日葵」の3校が通過。この3校による二次審査が始まると、同じ高校生の「NMB48」メンバー、瀧山あかね、谷川愛梨、東由樹、高野祐衣、岡田梨紗子、中川紘美、三田麻央の7人が応援に駆け付けるサプライズも。一般観覧席で、いけばなが完成していく模様を真剣な眼差しで鑑賞していました。

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二次審査は、30分間の制限時間で、花ばさみをバトン代わりに〝リレー形式〟で1作品を仕上げます。江別高等学校は「ありがとう」、大垣東高等学校は「絆」、ノートルダム女学院高等学校は「大文字」で作品を披露。審査の結果、江別高等学校が見事、最優秀校となりました。

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江別高等学校のメンバーは「私たちの高校は3年連続出場していて、昨年は先輩たちが2位でした。なので優勝旗を持って帰られることは本当にうれしいです。みなさんあっての私たちなので、これからも応援よろしくお願いいたします」と、目を潤ませながらコメント。大きな拍手に包まれながら感無量の様子でした。また、池坊次期家元・池坊由紀氏は「今回でこの大会は3回目を迎えますが、いけばなのレベルもプレゼンのレベルも上がってきたことをうれしく思います。どの作品も空間をいかし、池坊らしく明るさや楽しさを存分に表現できた作品ばかりでした。難しい花器でしたが、器のイメージに沿ったいけ方ができていたと思います。これからも、いけばなで学んだ想像力や発想力を日々の生活にいかしてがんばってください」との総評で締めくくっておられました。
日本の伝統文化に打ち込む高校生たち。今後の活躍にもご期待ください。

<大会結果>
●2部進出校
・北海道江別高等学校(北海道)
・ノートルダム女学院高等学校(京都)
・岐阜県立大垣東高等学校(岐阜県)

●最優秀校
・北海道江別高等学校(北海道)

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