笑福亭鶴笑が初の自叙伝を発売!
24歳で六代目笑福亭松鶴に弟子入り、30歳で初めての海外公演。
40歳からシンガポールやロンドンに8年間移住し、50歳でNPO法人「国境なき芸能団」
として、イラクでのボランティア活動、パキスタン・イスラム共和国、ドミニカ共和国など、
これまで世界30カ国80都市以上でオリジナルのパペット落語(人形を使ったビジュアル落語)
を披露してきた笑福亭鶴笑が、初の自叙伝『世界は広くてせまくて、やっぱり広い!~お笑い海外武者修行紀~』を11月30日に発売しました。
出版記念として、12月11日(日)に大阪・茨木にあるJICA大阪国際センターにて、イベントと記者会見が行なわれました。
イベントには、JICAの研修生である外国の方々をご招待。
「国境なき芸能団」としてイラクにボランティア活動を行った際のVTRを観賞していただき、南京玉すだれや、切り絵を披露しました。最後には鶴笑が得意とするパペット落語を披露し、会場は大盛り上がりでした。
鶴笑は初の自叙伝の出版について
「海外での様々な経験の積み重ねと、イラクでのボランティア活動を行なった際の、感動した事、奮闘した事、苦労した事をまとめました。世界30カ国、80都市以上に笑いを届けた、笑いと涙の奮闘記です!実際、現場に行ってみないと分からない事柄を、伝わるように言葉を選ぶのはとても難しかったです。挿絵も全て自分が手がけたので愛着があります。自分の子供のような本です。これから本屋で並んでいるのを見ても“頑張れよ~!”と思ってしまうんでしょうね。」と答えました。
読者の方へのメッセージとして、
「何かを始めるのに、遅すぎるということはありません。私は、自分が動けばどんどん前に進むことができました。思いを潜めるより、実際にやってみればいいと思う。この本が、少しでも読者の方の背中を押せる、勇気の出る本になれば良いと思います。」とコメントしました。
また、「笑いは本当に世界共通。笑いがあれば、皆、友達になれる。大切なもの。」と初の著作に対しての熱い思いを語りました。
『世界は広くてせまくて、やっぱり広い!~お笑い海外武者修行紀~』
定 価:1400円(税込)
発行:ヨシモトブックス
発売:株式会社ワニブックス