「吉本の秘密兵器になるかも!」矢野・兵動も期待の女性ピン芸人がNSC大阪を首席で卒業!
1982年の開校以来、ダウンタウンをはじめとする多くの人気芸人を輩出してきたNSC(吉本総合芸能学院)。その本年の卒業生による「NSC大ライブ2013」が2月12日に東京・大阪で同時開催され、大阪は35期生168組がNHK大阪ホールで白熱のネタバトルを繰り広げました。
当日は午後1時半から予選が行われ、決勝に勝ち進んだのは、ニュートリノ、潜水日和、ニジンスキー、マイティセブン、ガンバレルーヤ、ダンスピエロ、アンノウン、パーラー、ヒトフタリ、オールドリッチ、クリムゾン、メトロレトロ、ワイルドサービス、ラニーノーズ、グリードアイランド、マストビーキング、オールサウンド、ゆりやんレトリィバァ、藤原直樹、デジタル天秤の20組。漫才、コント、ピン芸と、これまでの学習成果を1本のネタに込め、各組、堂々とした姿をステージで披露していました。
そして、MCを務める矢野・兵動から発表された首席卒業生は、女性ピン芸人の「ゆりやんレトリィバァ」に。今回、彼女が決勝で披露したネタは、黒のジャケット&タイツに身を包み、好きな男性に思いをアピールするコント「好きすぎて」。その姿に兵動も「その顔は神様が与えてくれたすばらしいパーツや」と笑いを交えながらも絶賛していました。
その後の会見で、ゆりやんは「まさか自分が優勝できるとは思っていなかったのですごく驚いてます」と緊張の面持ち。芸人になろうと思ったきっかけを問われ「小学校2年生の時、吉本新喜劇を見て山田花子さんや島田珠代さんのように自分もなりたいと思いました。いま、目指しているのは、たむらけんじさんです」と話すと、兵動は驚いた様子で「店出したいんか?」と突っ込みも。そんな兵動は「今日は『R-1ぐらんぷり』の決勝も行われてますが、何年後かには彼女も出場してるんじゃないですか。その素質は十分ある逸材ですよ」と称えます。矢野も「女性ピン芸人って貴重やし、これからの彼女が楽しみ」と期待していました。
現在、関西大学文学部に在学中で、今春卒業後には芸人としての道に歩むゆりやんレトリィバァ。優勝特典として4月の予定が仕事ですべて埋まっているスケジュール帳も受け取りました。矢野・兵動も「吉本の秘密兵器になるかも!」と期待を寄せるゆりやんレトリィバァにご注目ください!