ハイキング・松田主演の、三重県いなべ市が舞台の映画『いなべ』クランクイン!
3月23日(土)~30日(土)に開催される第5回沖縄国際映画祭のプログラム「地域発信型映画」の撮影地域の一つ、三重県いなべ市にて、映画『いなべ』がクランクインしました。
撮影に先立って行われた記者会見では、まずは、いなべ市の日沖靖市長より「いなべ市で映画作りを支えるシネマいなべーションが生まれました。ボランティアの皆さんと監督をはじめ、スタッフ、出演者の皆さんとともにいなべを舞台に素晴らしい映画になることを祈念しております。また、市民の皆さんに関心を持って頂いて、改めていなべを見直して頂くきっかけになればと願っております。」と挨拶がありました。
今回いなべ市では、オールロケの地域発信型映画を撮影するにあたり、“いなべ”+“イノベーション”=“シネマいなべーション”という団体を設立、撮影現場をお手伝い頂くボランティアや、映画に出演するエキストラの募集など、映画制作を支えています。
『いなべ』のストーリーはいなべ市で働く弟(ハイキングウォーキング・松田)と17年振りに帰ってきた姉(倉田あみ)の物語。脚本も手掛けた深田晃司監督は「いなべ市を訪れて生まれた物語です。」と話し、「皆さんのいい映画を作りたいという熱意をすごく感じています。単に地元をPRするというのではなく、いい映画を作って、観た方の中に自然といなべの風景が残ればいいなと思っています。」と早くもこの映画への手ごたえを感じているようです。
また、主演のハイキングウォーキング・松田は当初マネージャーより「チョイ役の映画が入っています。」と聞いていたところ、台本を見て驚いたとのことでした。一方、相方の鈴木Q太郎の出演は本当に少しらしく、自分の場面だけ確認すると「遊びに行く」と、すぐに打ち合わせから帰ってしまったそうです。
初めていなべを訪れた松田の印象は「すごくロケーションが良く、自然がいっぱいで、実家(富山)の雰囲気にそっくりで、自分の地元に帰ってきたような気持ちで撮影に挑んでいます。」と語りました。
松田以外の出演者も、いなべの風景に自分の故郷が重なったようで、倉田あみが地元の岡山を、伊藤優衣が群馬をいなべに重ね合わせただけでなく、三重県住みます芸人の桂三輝までもが母国のカナダに似ていると話すなど、みな一様にいなべに親近感を感じているようです。そんな様子を見た、地元いなべ市出身の出演者・康光岐は「この映画は素晴らしいものになると思います。これで地元・いなべに少しは恩返しができるかなとワクワクしています。」と意気込んでいました。
会見終了後、さっそく地元の民家を借りての撮影が開始しました。天候にも恵まれ、地元の方々の協力も得て、撮影は順調に進んでいきました。
三重県・いなべ市の地域発信型映画『いなべ』は第5回沖縄国際映画祭にて上映されます。いなべが生んだ物語と素晴らしいロケーションを映画でお楽しみください。
第5回沖縄国際映画祭公式HP
ハイキングウォーキング松田の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/212
【ハイキングウォーキング】【松田洋昌】