いよいよ明日!恒例の単独ライブ『漫才攻め』を前にティーアップを直撃インタビュー
今や2月の風物詩となっている、ティーアップの単独ライブ『漫才攻め』が、2月16日(土)、なんばグランド花月にて開催されます。毎年恒例の、40分から1時間にも及ぶメドレー漫才や、前年に起こったさまざまな出来事を盛り込む漫才では話題の人物になりきるコスプレも……と、盛りだくさんな内容でファンの多い名物イベント。10回目という節目を迎えた今年は、はたしてどんな内容になるのか!? 本番前日のふたりを直撃してきました!
――2月の『漫才攻め』は、すっかり恒例イベントになりましたね。
長谷川 1回目にやったとき、「来年もやるで」って誰かが言ったんですが、その時は「えー!?」って思った。だって、しんどいですから(笑)。何回目かまでは「え!? 来年もやるの?」という状態が続いたけど……。
前田 お客さんからの声で、「去年も来た」とか「来年もこの時期なんですか?」というのがたくさんあって。僕は矢沢永吉さんのコンサートに毎年行くんですが、「あ、それと同じか」と。そこに続けていく意味があるなあ、と思うようになりました。
――確かにリピーターが多いライブですよね。
長谷川 そうなんです、ありがたいことに。
前田 花月のお客さんは「吉本」を見に来るので、自分たちだけを見に来てくださっているわけではないですよね。でも、このライブでは、僕らだけが主役で、1時間半の舞台をやるわけですから。ええオッサンがふたりで頑張れる、いい機会やと思っています。
――「気づけば」10回、それとも「やっと」10回でしょうか?
長谷川 気づけば10回目、という気持ちのほうが強いですね。7、8回目あたりからかな? それまでは「お客さんを何とか笑かさなアカン」というプレッシャーがあったんですが、2500円でティーアップだけを見に来てくれるお客さん、これは味方だ、と気づいたんです。味方であるお客さんが来てくれているのに、眉間にしわを寄せて挑むのはおかしいでしょう。それなら1年に1回のティーアップのお祭り、お客さんと僕らがお互いに楽しめる1日にしようと考えるようになりました。
――そんな中で、10回目というのは、やはり節目として意識されていますか?
前田 僕はずっと思ってましたね。10回目やからこそ、お客さんが「あ! それ知ってる!」とか「テレビで昔よくやってたな」と思うようなネタ、そして僕らが好きなネタを入れたかった。やっぱり僕の中では、いつもよりサービスがちょっとだけ(笑)あるという感じなのかも。
――10回目ならではの“お楽しみ”はあるんでしょうか。こっそりヒントだけでも教えてください!
長谷川 やっぱりネタですね。『漫才攻め』をやり始めてわかったんですけど、落語と漫才は、そう変わりがないんやな、と。それまでは漫才って同じネタをやると「それ、前に見たで」みたいな反応やと思っていたのが、実は「あのネタをもう一度見たい」という意見も多い。だから今回は、より皆さんに楽しんでいただけるネタをチョイスできたのではないかな、と。
前田 衣装も、かっこよくしています。明確なコンセプトはなかったんですが、衣装合わせをしたときも自分らで「お、結構ええやん」と言ってたんで(笑)。舞台で笑いをとるのは当たり前ですが、衣装も、ネタとネタの間のVTRも、音楽も、照明も……すべてがよりかっこよく仕上がってますので、そのあたりも見てほしいな思います。
――毎年恒例、話題の人になりきるコスプレ漫才も楽しみです。
長谷川 これはもう、当日のお楽しみですね、誰になって出てくるのか。皆さん「あの人ちゃうか」と予想して来られるみたいなんですよ。今年は当たるかなあ……。
前田 ひとりはわかると思いますが、もうひとりは「ああ、そういえば」みたいな感じでしょうか。
長谷川 こればっかりは、当日、見に来ていただかないとわかりません!
前田 しかもその格好で漫才しますからね(笑)。
長谷川 もちろん! 『漫才攻め』ですから。
――ほかに、現段階で明かせることはありますか?
長谷川 きれいな格好で来ていただいたほうがいいかもしれません。女性は身だしなみをちゃんとしておくというか……そのほうが後々いいのではないかと思います(笑)。パーティみたいな格好はしなくていいですが、薄くメイクぐらいはしておいたほうが……今、言えるのはここまでです(笑)。
前田 新作では、珍しくテンポの速い漫才をやります。僕らはよく、ゆっくりやとか、間が独特やと言われるんですが、これはかなり速いですね。
――見どころ満載ですね! なかでもおふたりが、「ここに一番注目してほしい!」というところは?
長谷川 10年というのが、いったいどれぐらいの時間なのかというのが、来ていただいたらわかると思うんです。詳しくは言えませんが、自分でも「年取ったなあ」と(笑)。10年ってすごいですよ、ほんとに。それが目の当たりにできるはずです。
前田 当日はぜひ、友達を連れてきてほしいですね。ティーアップを見たことないという方や、見たことあるけどそんなに知らないという人を、「ちょっと行ってみいひん?」って誘ってもらって。
長谷川 寄席のなかで1ネタ見るんじゃなく、いろんなバージョンの漫才が見られるので、値段のわりにはお得だと思います。カツカツでやってます(笑)。
前田 土曜日やし、見終わった後にご飯でも食べに行って、感想なんかをおしゃべりしてほしいなあ。
――では最後に、会場に来られるお客さん、そして今「行ってみようかな?」と迷っている方に、メッセージをお願いします。
長谷川 いろんなお笑いのイベントがあると思いますが、漫才だけしかやらないライブを今まで続けているのは僕らだけだと自負しています。トークやゲストやVTRでお茶を濁すのではなく、漫才師が漫才だけでストレートにお客さんと対峙するイベントです。
前田 悩んでいる方、ストレスをお持ちの方、2500円であっという間の1時間半を提供しますよ。「どうもー!」と出てきて、1分もかからずつかみますから。あとはずっと笑いだけ。「あ! もうこんなに時間がたった!」と必ず言わせる自信があります。お誘いあわせのうえ、ぜひご来場ください!
ティーアップ単独ライブ『漫才攻めX』
日時:2月16日(土) 18:40開場/19:00開演
会場:なんばグランド花月
出演:ティーアップ
料金:前売2500円 当日3000円(全席指定)
お問い合わせ:チケットよしもとお問合せ専用ダイヤル ☎0570-036-912(10:00~19:00)
ティーアップの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/34/
【ティーアップ】