『吉本百年物語』3月公演になだぎ武、ハイヒール、桂南光さんがゲスト出演!
昨年4月から、吉本興業創業100年の歴史を月替わりのお芝居として上演してきた『吉本百年物語』。現在、なんばグランド花月で上演中の3月公演「百年感謝 これからもよろしく」で、いよいよフィナーレを迎えます。
ラストとなる舞台は、吉本興業創業者・吉本吉兵衛の妻・せいの右腕となり会社を盛り立ててきた林正之助が、人生のさまざまな出来事を振り返っていくというストーリー。少年時代の不思議な出来事や天女との出会い、はたまた中国の山奥での奇妙な体験など、ファンタジックなエピソードを盛り込み、歌や踊りもふんだんに散りばめた華やかなステージを繰り広げています。
劇中には、青年時代の正之助を演じる亘健太郎(フルーツポンチ)が、日中戦争時に“わらわし隊”として中国大陸へと赴く回想シーンで、村人に扮した日替わりゲストが登場するお楽しみも。3月29日(金)はなだぎ武が登場しました!
お馴染みのキレのあるポージングを決めつつ現れたなだぎに、黒田有(メッセンジャー)扮する噺家・柳家三亀松を探してさ迷い歩く正之助が「しゃがれた声の日本人を見ませんでしたか?」と尋ねます。なだぎは何度か行きすぎるもようやく気づき、「どぅーも!」を連発して挨拶。そのまま「お疲れ様でしたー!」とはけていこうとするなど、しょっぱなから翻弄します。とにかく耳に入る言葉すべてを聞き間違える勢いで、「真面目に聞いてください!」と正之助も頭を抱えるほど。
「三亀松(みきまつ)」を「ミキプルーンですか?」「ミッキーマウス?」と次々聞き返し、ついには「ミキティですか? ミキティのことは庄司に聞いてください!」と、止まらないボケで客席を笑いの渦に巻き込みます。また、ようやく話が通じたかと思うと、「ああ、黒田ですか?」「大阪で起こったことは全部あいつが悪い!」と設定を無視した持論を展開。出演時間終了を告げるかのように音響の爆発音が激しくなっても、「演出家が怒ってんのかな?」と涼しい顔で、「じゃあ、あと10分やります!」。最後は正之助から「とっとと帰ってください!」と追い立てられて退場。それでもしっかり去り際に、ディランよろしく足を高く上げてみせるなど、大いに沸かせました。
エンディングでは、ハイヒールがスペシャルゲストとして登場。100周年のお礼を述べるうち、気づけば“黒田いじり”を繰り広げてさっそく爆笑をさらいます。寛平にも、「お兄さん、えらなったねえ」「お兄さんが司会進行してるってどういうこと?」「だってこの中で一番アホやで?」と、ふたりは言いたい放題。へびいちご・島川には「社員の方かと思ってたわ」とキツーイひとこと。へいびいちごは「天然素材の秘密兵器を言われて、ずっと秘密のままなんです……」と返して笑いを誘っていました。ほかにも亘のことを「黒田くんの弟子やと思ってた」と明かすなど、賑やかなおしゃべりで盛り上げました。
この日はもうひとりのスペシャルゲストが! ステージに現れたのは、桂南光さんです。登場するなり「桂米朝です」と大胆にボケて観客のハートをがっちりキャッチ。『吉本百年物語』はずっと見てきたそうで、「(花菱)アチャコさんと浪花千栄子さんのお話(9月公演)のときは感動して泣いたんです。今日は一回も泣かずや!」と笑わせます。もちろん「寛平さんはまさに笑いの神さんですね。出てくるなりアヘアへアヘ……あれ見て今回アカンわと思ったけど(笑)、その後、また締まった。緊張と緩和がある」と称賛の言葉も。劇中で見せる寛平と黒田のやりとりについても、「あれはコント55号を超えたね!」と大絶賛していました。
『吉本百年物語』3月公演は、4月7日(日)までなんばグランド花月で上演中。今後も毎日、豪華なゲストが続々と登場します。3月30日(土)の劇中ゲストはチュートリアル! ぜひ劇場へ足を運んで、生の舞台を体感してください。
吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語
3月公演『百年感謝 これからもよろしく』
公演期間:2013年3月20日(水・祝)~4月7日(日)
※3月25日、4月1日は休演
会場:なんばグランド花月
開演時間:月~土・祝日19:00(18:30開場)、日曜16:00(15:30開場)
料金:1階席6000円、2階席5000円(全席指定)
出演:間寛平、亘健太郎(フルーツポンチ)、黒田有(メッセンジャー)、島田珠代、林明日香、高橋智(へびいちご)、島川学(へびいちご)、菰池剛史、高橋花衣、奥山陽子、吉岡竜輝、川口凛、寺川宗汰、福栄新、仲野考輝、吉岡翔馬、石田雄一(ギタリスト)、三条史郎(和太鼓)、江口直彌、千草英子、河内家菊水丸、高田次郎
※豪華日替わりゲストあり!詳細はHPにてチェック!
※チケット発売中!
チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル ☎0570-036-912(10:00~19:00)
http://www.yoshimoto.co.jp/100th/monogatari/