『吉本百年物語』3月公演にシャンプーハット、宮川大助・花子がゲスト出演!
吉本興業創業100年の歴史を月替わりのお芝居として魅せてきた『吉本百年物語』も、いよいよ大詰め。現在、なんばグランド花月では、フィナーレを飾る3月公演「百年感謝 これからもよろしく」が上演中。残すところあと4日となり、連日、笑いと涙でいっぱいの華やかなステージを繰り広げています。
ストーリーは、吉本興業創業者・吉本吉兵衛の妻・せいの右腕となり会社を盛り立ててきた林正之助が、少年時代からのさまざまな出来事を振り返っていくというもの。旅の僧とや天女との出会い、中国の山奥での奇妙な体験など、ファンタジックなエピソード満載で展開されていきます。
劇中、亘健太郎(フルーツポンチ)扮する青年時代の正之助が、日中戦争時に“わらわし隊”として中国大陸へと赴く回想シーンでは、村人に扮した日替わりゲストが登場するお楽しみも。4月3日(水)は、シャンプーハットが登場しました!
爆撃音におびえながら、黒田有(メッセンジャー)演じる噺家・柳家三亀松を探して歩く正之助に、「大丈夫ですか?」と話しかけてきたのはてつじ。さっそく「しゃがれた声の日本人を見なかったか」と尋ねるも、「言いたいことはわかってます。この中国大陸に、なぜアラブ人がいるんやと思ってはりますね」「どこにラクダ停めてるんやと思ってるでしょ」と、てつじは自らの濃い顔立ちをネタにボケ続けます。何でも通りかかったのは、この場所である人と待ち合わせをしているからだとか。そう、少し遅れてステージに現れたのは小出水です。がっつりメイクをほどこしたその顔に、正之助が思わず「すごいメイクですね……」と言うと、おなじみのギャグ「オーマイガットトウギャザー!」で応酬。これにてつじが「これタトゥーやって言うてます」と、例によって解説を加えて笑いを誘います。続いて、なぜか悶え始めた小出水が上着の裾を持ち上げると、お腹には顔のイラストが。さらにはもうひとつのおなじみフレーズ「ワタリガニのクリームスパゲティー」も飛び出しました。一方で、アドバイスを求められると「冷静になれよ」とシリアスに語るなど、振り幅の激しい小出水。会話が成り立たず頭を抱える正之助とのやりとりは、爆笑の連続となりました。
エンディングでは、宮川大助・花子がスペシャルゲストとして登場し、お客さんを大いに喜ばせました。出てくるなりしゃべりまくる花子と、隣でなかなか話に入れない大助という図式は、いつもの漫才そのまま! 黒田には「檻の中(のシーン)がよう似合うてたわ!」、寛平には「ほんまに神様、マラソンの神様ですよ!」、へびいちご・高橋には「末成由美さんと間違えたわー」などなど、とにかく言いたい放題の花子。亘には「素敵やったわー」と称賛を贈りつつ、その後しっかり「しゃべり方が下手くそなとこもよかった!」とオチをつけて笑わせていました。大助は、「オープニングの銭太鼓で、ちょっと泣きそうになりました」とコメント。鳥取出身の大助にとって、銭太鼓や安来節は身近で思い出深いものだそうで、天女が現れる浜辺のシーンも「あんなところで大きくなりました」としみじみ語っていました。賑やかなトークで魅了した後は、花子が「吉本も、ようやく100年で一区切り。これからも、どうぞよろしくお願いします!」と力強く挨拶。大きな拍手を浴びました。
『吉本百年物語』3月公演は、4月7日(日)までなんばグランド花月で上演中。明日以降も、千秋楽まで豪華なゲストが続きます。4月4日(木)の劇中ゲストは木村祐一! ぜひ劇場へ足を運んで、生の舞台を体感してください。
吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語
3月公演『百年感謝 これからもよろしく』
公演期間:2013年3月20日(水・祝)~4月7日(日)
※3月25日、4月1日は休演
会場:なんばグランド花月
開演時間:月~土・祝日19:00(18:30開場)、日曜16:00(15:30開場)
料金:1階席6000円、2階席5000円(全席指定)
出演:間寛平、亘健太郎(フルーツポンチ)、黒田有(メッセンジャー)、島田珠代、林明日香、高橋智(へびいちご)、島川学(へびいちご)、菰池剛史、高橋花衣、奥山陽子、吉岡竜輝、川口凛、寺川宗汰、福栄新、仲野考輝、吉岡翔馬、石田雄一(ギタリスト)、三条史郎(和太鼓)、江口直彌、千草英子、河内家菊水丸、高田次郎
※豪華日替わりゲストあり!詳細はHPにてチェック!
※チケット発売中!
チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル ☎0570-036-912(10:00~19:00)
http://www.yoshimoto.co.jp/100th/monogatari/